「検索結果にFAQを表示させる方法がわからない」
「FAQ構造化データって何?どうやって実装するの?」
「リッチリザルトを獲得してクリック率を上げたい」
Google検索結果で、ページの下にQ&A形式で質問と回答が表示されているのを見たことがあるでしょうか。これは「FAQリッチリザルト」と呼ばれ、構造化データを実装することで表示させることができます。
FAQリッチリザルトを獲得すると、検索結果での占有面積が増え、クリック率(CTR)の向上が期待できます。また、強調スニペットと組み合わせることで、検索結果での存在感をさらに高めることができます。
本記事では、FAQ構造化データの実装方法を徹底解説します。基本的な概念から、JSON-LDでのコード記述、WordPressでの設定方法、効果測定まで、FAQリッチリザルトを獲得するために必要な知識をすべてお伝えします。
FAQ構造化データとは
まず、FAQ構造化データの基本的な概念を理解しましょう。
構造化データの基礎知識
構造化データとは、Webページの内容を検索エンジンが理解しやすい形式で記述したデータのことです。
構造化データの役割として、ページの内容を検索エンジンに明確に伝える、リッチリザルト(拡張された検索結果)の表示を可能にする、検索エンジンのコンテンツ理解を助けるなどがあります。
構造化データは、Schema.org(スキーマ・オルグ)という標準規格に基づいて記述され、GoogleやBing、Yahoo!などの主要な検索エンジンがサポートしています。
FAQ構造化データとは
FAQ構造化データ(FAQPage Schema)は、「よくある質問」ページの内容を構造化して記述するためのマークアップです。
FAQスキーマの特徴として、質問(Question)と回答(Answer)のペアを記述する、複数のQ&Aを1つのページに含められる、Googleが認識すると検索結果にFAQが表示されるなどがあります。
FAQリッチリザルトとは
FAQリッチリザルトとは、FAQ構造化データを実装したページが、Google検索結果で特別な形式で表示されることです。
FAQリッチリザルトの表示形式として、検索結果のページタイトル・URL・説明文の下に、質問と回答のリストが展開形式で表示されます。ユーザーは検索結果ページ上で質問をクリックして回答を見ることができます。
FAQリッチリザルトのメリット
FAQリッチリザルトを獲得することで、以下のメリットがあります。
メリット1:検索結果での占有面積の増加として、通常の検索結果より多くのスペースを占めるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
メリット2:クリック率(CTR)の向上として、目立つ表示により、クリックされやすくなる傾向があります。
メリット3:ユーザー体験の向上として、検索結果上で回答が見られるため、ユーザーは求める情報に素早くアクセスできます。
メリット4:ブランド認知の向上として、専門性のある回答を表示することで、サイトの信頼性・専門性をアピールできます。
メリット5:音声検索への対応として、FAQの回答が音声アシスタントで読み上げられることがあります。
FAQ構造化データが使えるケース
FAQ構造化データを使用できるケースと、使用すべきでないケースを理解しましょう。
使用が適切なケース
FAQページとして、サイト内の「よくある質問」「Q&A」ページにFAQ構造化データを実装できます。
記事内のFAQセクションとして、ブログ記事や解説ページの中に含まれるFAQセクションにも実装できます。
製品・サービスページのQ&Aとして、製品やサービスに関するよくある質問をまとめたセクションに実装できます。
Googleのガイドライン
Googleは、FAQ構造化データの使用に関するガイドラインを定めています。
適切な使用として、ページの運営者自身が作成した質問と回答、ユーザーの疑問に答える目的のコンテンツなどがあります。
不適切な使用として、ユーザー生成コンテンツ(掲示板やフォーラムの投稿など)への使用は推奨されません。この場合はQAPage構造化データを使用すべきです。広告目的のみのコンテンツ、不適切・違法なコンテンツへの使用も不適切です。
FAQとQAの違い
Schema.orgには「FAQ」と「QA」の2種類のスキーマがあります。
FAQPageとして、ページ運営者が用意した質問と回答に使用します。1人の著者(サイト運営者)が質問と回答の両方を作成しています。
QAPageとして、ユーザーが質問し、複数のユーザーが回答を投稿する形式のコンテンツに使用します。Yahoo!知恵袋や掲示板のような形式です。
本記事では、一般的に使用されるFAQPage構造化データについて解説します。
FAQ構造化データの記述方法
FAQ構造化データの具体的な記述方法を解説します。
記述形式の種類
構造化データには、主に3つの記述形式があります。
JSON-LD(推奨)として、JavaScriptのオブジェクト形式で記述します。HTMLのhead内またはbody内にscriptタグで配置します。Googleが推奨する形式で、実装・管理が容易です。
Microdataとして、HTML要素に直接属性を追加する形式です。HTMLと密結合になるため、管理が複雑になりやすいです。
RDFaとして、HTMLに属性を追加する別の形式です。あまり使用されていません。
本記事では、Googleが推奨するJSON-LD形式での実装方法を解説します。
JSON-LDの基本構造
FAQ構造化データのJSON-LDの基本構造は以下のようになります。
基本構造:
<script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "質問1のテキスト", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "回答1のテキスト" } }, { "@type": "Question", "name": "質問2のテキスト", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "回答2のテキスト" } } ] } </script>
各要素の説明
@contextとして、Schema.orgの規格を使用することを宣言します。必ず「https://schema.org」を指定します。
@type: “FAQPage”として、このページがFAQページであることを示します。
mainEntityとして、ページのメインコンテンツ(質問と回答のリスト)を含む配列です。
@type: “Question”として、質問を表すオブジェクトです。
nameとして、質問のテキストを記述します。
acceptedAnswerとして、質問に対する回答を含むオブジェクトです。
@type: “Answer”として、回答を表すオブジェクトです。
textとして、回答のテキストを記述します。
実際のコード例
具体的な例を示します。
SEOに関するFAQの例:
<script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "SEOとは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、Googleなどの検索エンジンで自社のWebサイトを上位表示させるための施策全般を指します。コンテンツの質の向上、技術的な最適化、被リンクの獲得などが含まれます。" } }, { "@type": "Question", "name": "SEO対策にはどれくらいの期間がかかりますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "SEO対策の効果が現れるまでには、通常3〜6ヶ月程度かかります。ただし、キーワードの競合状況、サイトの現状、施策の内容によって異なります。長期的な視点で継続的に取り組むことが重要です。" } }, { "@type": "Question", "name": "SEO対策は自分でできますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "基本的なSEO対策は自分で行うことができます。キーワード選定、コンテンツ作成、内部リンクの最適化などは、知識があれば自社で対応可能です。ただし、専門的な技術が必要な施策や、大規模なサイトの場合は、専門家への依頼を検討することをおすすめします。" } } ] } </script>
回答にHTMLを含める場合
回答にリンクやリストなどのHTMLを含めることも可能です。
HTMLを含む回答の例:
{ "@type": "Question", "name": "おすすめのSEOツールは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "おすすめのSEOツールには以下があります。<ul><li>Googleサーチコンソール(無料)</li><li>Googleアナリティクス(無料)</li><li>Ahrefs(有料)</li><li>SEMrush(有料)</li></ul>詳しくは<a href='https://example.com/seo-tools'>SEOツールの選び方</a>をご覧ください。" } }
使用できるHTMLタグとして、リンク(a)、リスト(ul、ol、li)、段落(p)、太字(b、strong)、改行(br)、見出し(h1〜h6)などがあります。
FAQ構造化データの配置場所
作成したJSON-LDコードをページに配置する方法を解説します。
配置場所の選択肢
JSON-LD形式の構造化データは、HTMLの以下の場所に配置できます。
headタグ内として、ページのhead要素内に配置する方法です。ページの読み込み時に早く認識されます。
bodyタグ内として、ページのbody要素内に配置する方法です。コンテンツの近くに配置できるため、管理しやすい場合があります。
bodyの最後として、closingタグの直前に配置する方法です。ページの読み込みパフォーマンスへの影響を最小限にできます。
Googleはどの場所でも認識しますが、管理のしやすさを考慮して選択しましょう。
HTMLへの実装例
headタグ内に配置する例:
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>SEOに関するよくある質問</title> <meta name="description" content="..."> <script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [...] } </script> </head> <body> ... </body> </html>
複数の構造化データを含める場合
1つのページに複数の構造化データ(例:FAQとArticle)を含める場合は、それぞれ別のscriptタグで記述します。
<script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "Article", "headline": "SEO対策の完全ガイド", ... } </script> <script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [...] } </script>
WordPressでのFAQ構造化データ実装方法
WordPressでFAQ構造化データを実装する方法を解説します。
方法1:SEOプラグインを使用する
最も簡単な方法は、SEOプラグインの機能を利用することです。
Yoast SEOとして、Yoast SEO(無料版でも可)では、ブロックエディタ(Gutenberg)でFAQブロックを使用できます。
使用方法:
- 記事編集画面で「ブロックを追加」をクリック
- 「Yoast FAQ」ブロックを検索して追加
- 質問と回答を入力
- 自動的にFAQ構造化データが生成される
Rank Mathとして、Rank Mathでも同様にFAQブロックが用意されています。
使用方法:
- 記事編集画面で「ブロックを追加」をクリック
- 「FAQ by Rank Math」ブロックを検索して追加
- 質問と回答を入力
- 自動的にFAQ構造化データが生成される
方法2:専用プラグインを使用する
FAQ構造化データに特化したプラグインもあります。
代表的なプラグインとして、Schema & Structured Data for WP & AMP、WP SEO Structured Data Schema、Jebratt FAQなどがあります。
これらのプラグインを使用すると、プラグインの設定画面からFAQを管理し、自動的に構造化データを出力できます。
方法3:テーマのfunctions.phpに追加
プラグインを使用せずに、テーマのfunctions.phpにコードを追加する方法もあります。
コード例:
function add_faq_schema() { if (is_single()) { // 投稿ページのみ // FAQデータを定義 $faq_data = array( "@context" => "https://schema.org", "@type" => "FAQPage", "mainEntity" => array( array( "@type" => "Question", "name" => "質問1", "acceptedAnswer" => array( "@type" => "Answer", "text" => "回答1" ) ) ) ); echo '<script type="application/ld+json">' . json_encode($faq_data, JSON_UNESCAPED_UNICODE) . '</script>'; } } add_action('wp_head', 'add_faq_schema');
注意点として、この方法は技術的な知識が必要で、子テーマを使用することをおすすめします。
方法4:カスタムフィールドを使用する
ACF(Advanced Custom Fields)などのプラグインを使用して、カスタムフィールドでFAQを管理する方法もあります。
メリットとして、記事ごとに異なるFAQを簡単に設定できる、管理画面から編集しやすい、テンプレートと連携しやすいなどがあります。
実装の検証方法
FAQ構造化データが正しく実装されているかを検証する方法を解説します。
リッチリザルトテストツール
Googleが提供する「リッチリザルトテスト」ツールで検証できます。
使用方法:
- リッチリザルトテスト(https://search.google.com/test/rich-results)にアクセス
- URLまたはコードを入力
- 「テスト」をクリック
- 結果を確認
確認すべきポイントとして、エラーがないか、警告がないか、FAQが正しく認識されているか、質問と回答の内容が正しいかなどがあります。
Schema.orgバリデーター
Schema.orgの公式バリデーターでも検証できます。
使用方法:
- Schema Markup Validator(https://validator.schema.org/)にアクセス
- URLまたはコードを入力
- 検証結果を確認
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールで、FAQの検出状況を確認できます。
確認方法:
- サーチコンソールにログイン
- 「拡張」→「FAQ」を選択
- 有効なアイテム数、エラー、警告を確認
確認できる情報として、FAQが検出されたページ数、エラーのあるページ、警告のあるページ、個別のページのステータスなどがあります。
実際の検索結果で確認
最終的には、実際のGoogle検索結果でFAQリッチリザルトが表示されるかを確認します。
注意点として、構造化データを実装しても、必ずリッチリザルトが表示されるとは限りません。Googleのアルゴリズムが表示を判断します。
FAQ構造化データのベストプラクティス
FAQ構造化データを効果的に活用するためのベストプラクティスを解説します。
コンテンツとの一致
構造化データの内容は、ページに表示されているコンテンツと一致している必要があります。
重要なポイントとして、ページ上に質問と回答のテキストが実際に表示されていること、構造化データとページ上のテキストが一致していること、隠しコンテンツ(display: noneなど)に構造化データを付けないことなどがあります。
Googleのガイドラインに違反すると、リッチリザルトが表示されなくなる可能性があります。
質問と回答の質
質問と回答の内容の質も重要です。
良い質問の特徴として、ユーザーが実際に持つ疑問、具体的で明確な質問、検索されやすいフレーズなどがあります。
良い回答の特徴として、質問に直接答える内容、簡潔でわかりやすい説明、正確で最新の情報、必要に応じて詳細へのリンクを含むなどがあります。
適切な質問数
1ページに含めるFAQの数には、適切な範囲があります。
推奨される数として、3〜10個程度が一般的、多すぎると読み込みに影響する可能性、ページの内容に関連する質問に限定するなどがあります。
E-E-A-Tを意識した回答
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識した回答を作成します。
ポイントとして、専門的な知識に基づく回答、信頼できる情報源の引用、最新の情報への更新、著者の専門性を示すなどがあります。
重複の回避
同じサイト内で、同じ質問と回答を複数のページに実装しないようにします。
注意点として、重複コンテンツの問題につながる可能性がある、各ページに固有のFAQを用意する、共通のFAQは1つの専用ページにまとめるなどがあります。
業種別のFAQ例
業種別の具体的なFAQ例を紹介します。
ECサイト
ECサイトでよく使われるFAQ例を紹介します。
FAQ例として、「送料はいくらですか?」「返品・交換はできますか?」「届くまでにどれくらいかかりますか?」「支払い方法は何がありますか?」「ラッピングは対応していますか?」などがあります。
BtoB企業
BtoB企業のサービスページでよく使われるFAQ例を紹介します。
FAQ例として、「導入までの流れを教えてください」「料金体系はどうなっていますか?」「無料トライアルはありますか?」「サポート体制について教えてください」「契約期間に縛りはありますか?」などがあります。
医療機関
医療機関のWebサイトでよく使われるFAQ例を紹介します。
FAQ例として、「予約は必要ですか?」「初診時に必要なものは何ですか?」「駐車場はありますか?」「クレジットカードは使えますか?」「オンライン診療は対応していますか?」などがあります。
注意点として、医療に関するFAQはYMYL領域に該当するため、情報の正確性に特に注意が必要です。
不動産
不動産会社のWebサイトでよく使われるFAQ例を紹介します。
FAQ例として、「仲介手数料はいくらですか?」「内見の予約方法を教えてください」「入居までの流れを教えてください」「ペット可の物件はありますか?」「初期費用の目安を教えてください」などがあります。
教育・スクール
教育機関や学習サービスでよく使われるFAQ例を紹介します。
FAQ例として、「体験レッスンはありますか?」「入会金はいくらですか?」「どのようなカリキュラムですか?」「オンラインでの受講は可能ですか?」「途中で退会することはできますか?」などがあります。
FAQ構造化データの効果測定
FAQ構造化データ実装後の効果を測定する方法を解説します。
Googleサーチコンソールでの測定
Googleサーチコンソールで、FAQリッチリザルトの効果を測定できます。
確認方法:
- 「検索パフォーマンス」を開く
- 「検索での見え方」でフィルタリング
- 「FAQのリッチリザルト」を選択
- 表示回数、クリック数、CTRを確認
測定すべき指標として、FAQリッチリザルトの表示回数、クリック数、CTR(クリック率)、実装前後の変化などがあります。
実装前後の比較
FAQ構造化データ実装前後の変化を比較します。
比較すべき項目として、対象ページのCTRの変化、対象ページのクリック数の変化、対象キーワードの順位変動、オーガニック流入の変化などがあります。
効果が現れるまでの期間
FAQ構造化データを実装しても、すぐにリッチリザルトが表示されるとは限りません。
目安として、Googleによるクロール・インデックスまで数日〜数週間、リッチリザルト表示まで数週間〜数ヶ月、効果測定は1〜3ヶ月程度の期間で行うなどがあります。
リッチリザルトが表示されない場合
構造化データを実装してもリッチリザルトが表示されない場合があります。
考えられる原因として、構造化データにエラーがある、Googleのガイドラインに違反している、ページの品質が十分でない、競合が多く表示されない、Googleが表示を選択しなかったなどがあります。
対処法として、リッチリザルトテストでエラーを確認、ガイドラインを再確認、コンテンツの品質を向上、しばらく待って再確認などがあります。
FAQ構造化データに関するよくある質問
FAQ構造化データに関するよくある質問にお答えします。
Q1. FAQ構造化データを実装すれば必ずリッチリザルトが表示されますか?
A. いいえ、必ず表示されるとは限りません。
Googleは、構造化データの実装を「リッチリザルト表示の候補」として認識しますが、表示するかどうかはGoogleのアルゴリズムが判断します。ページの品質、検索クエリとの関連性、競合状況などが影響します。
Q2. 1ページにいくつまでFAQを含められますか?
A. 技術的な上限はありませんが、3〜10個程度が推奨されます。
多すぎると、ページの読み込み速度に影響したり、リッチリザルトが表示されにくくなったりする可能性があります。ページの内容に関連する質問に絞りましょう。
Q3. 回答に画像を含めることはできますか?
A. 回答のテキスト内にHTMLで画像タグを含めることは可能ですが、リッチリザルトに画像が表示されるかはGoogleの判断によります。
現時点では、FAQリッチリザルトは主にテキストベースで表示されます。
Q4. FAQページ以外のページにも実装できますか?
A. はい、ブログ記事や製品ページなど、FAQセクションを含むページにも実装できます。
ただし、ページの内容と関連したFAQを実装することが重要です。また、ページ上にFAQのコンテンツが実際に表示されている必要があります。
Q5. 多言語サイトの場合はどうすればいいですか?
A. 各言語版のページに、その言語でFAQ構造化データを実装します。
多言語サイトの場合、日本語ページには日本語のFAQ、英語ページには英語のFAQを実装します。
Q6. FAQ構造化データとHowTo構造化データは併用できますか?
A. はい、1つのページに複数の構造化データを実装することは可能です。
ただし、それぞれ別のscriptタグで記述する必要があります。ページの内容に応じて、適切な構造化データを選択しましょう。
Q7. WordPressのクラシックエディタでも実装できますか?
A. はい、可能です。
クラシックエディタの場合、「テキスト」モードでJSON-LDコードを直接入力するか、プラグインを使用して実装できます。ブロックエディタ用のFAQブロックは使用できないため、別の方法を選択する必要があります。
まとめ:FAQ構造化データでリッチリザルトを獲得しよう
本記事では、FAQ構造化データの実装方法について徹底解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。
FAQ構造化データのメリット
検索結果での占有面積が増える、CTRの向上が期待できる、ユーザー体験が向上する、ブランド認知が向上するなどのメリットがあります。
実装のポイント
JSON-LD形式で記述する、質問と回答のペアを正しく構造化する、ページ上のコンテンツと一致させる、Googleのガイドラインに従うなどがポイントです。
検証と効果測定
リッチリザルトテストで検証する、サーチコンソールで効果を測定する、実装前後のCTRを比較するなどを行いましょう。
FAQ構造化データは、比較的簡単に実装できる上、リッチリザルト獲得の可能性を高められる効果的な施策です。本記事で紹介した方法を参考に、ぜひ実装してみてください。
関連記事として、構造化データとは、強調スニペットの獲得方法、Googleサーチコンソールの使い方も合わせてご覧ください。
FAQ構造化データの詳細なコード例
さまざまなパターンのFAQ構造化データのコード例を紹介します。
基本的なFAQ(3問)
最もシンプルな3問のFAQ構造化データの例です。
<script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "サービスの料金はいくらですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "基本プランは月額5,000円からご利用いただけます。プランの詳細は料金ページをご確認ください。" } }, { "@type": "Question", "name": "無料トライアルはありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "はい、14日間の無料トライアルをご用意しています。クレジットカードの登録なしでお試しいただけます。" } }, { "@type": "Question", "name": "解約はいつでもできますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "はい、いつでも解約可能です。解約手続きはマイページから簡単に行えます。日割り計算での返金にも対応しています。" } } ] } </script>
リンクを含むFAQ
回答内にリンクを含めるパターンです。
{ "@type": "Question", "name": "SEOについて詳しく学ぶにはどうすればいいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "SEOを学ぶには、まず基礎から理解することをおすすめします。当サイトの<a href='https://example.com/seo-guide'>SEO完全ガイド</a>では、初心者向けにわかりやすく解説しています。また、<a href='https://example.com/seo-tools'>おすすめのSEOツール</a>も参考にしてください。" } }
リストを含むFAQ
回答内にリストを含めるパターンです。
{ "@type": "Question", "name": "申し込みに必要なものは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "申し込みには以下のものが必要です。<ul><li>本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)</li><li>メールアドレス</li><li>電話番号</li><li>クレジットカードまたは銀行口座情報</li></ul>詳細は申し込みページをご確認ください。" } }
長い回答のFAQ
詳細な説明が必要な回答のパターンです。
{ "@type": "Question", "name": "SEO対策の効果が出るまでにどれくらいかかりますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "SEO対策の効果が現れるまでの期間は、いくつかの要因によって異なります。<br><br>一般的には、施策開始から3〜6ヶ月程度で効果が見え始めることが多いです。ただし、以下の要因によって期間は変動します。<br><br><strong>影響する要因:</strong><ul><li>キーワードの競合状況</li><li>サイトの現在の評価</li><li>施策の内容と規模</li><li>業界の特性</li></ul>長期的な視点で継続的に取り組むことが、SEO成功の鍵です。" } }
FAQ構造化データのトラブルシューティング
FAQ構造化データでよくある問題と解決方法を解説します。
エラー:必須フィールドが不足しています
原因:必須のプロパティ(name、text)が欠けている
解決方法として、Questionには「name」プロパティが必須、Answerには「text」プロパティが必須、すべての必須フィールドが含まれているか確認するなどがあります。
エラー:値が空です
原因:nameやtextの値が空になっている
解決方法として、質問と回答のテキストが正しく入力されているか確認、空白文字のみになっていないか確認するなどがあります。
警告:コンテンツがページに表示されていません
原因:構造化データの内容がページ上に表示されていない
解決方法として、構造化データの質問と回答が、ページ上に実際に表示されていることを確認、隠しコンテンツ(display: none)に構造化データを付けないなどがあります。
リッチリザルトが表示されない
考えられる原因と対処法として、構造化データにエラーがある場合はリッチリザルトテストでエラーを確認して修正、ページがインデックスされていない場合はサーチコンソールでインデックス状況を確認、ページの品質が低い場合はコンテンツの質を向上させる、競合が多い場合は時間をおいて再確認するなどがあります。
JSONの構文エラー
JSON形式の構文エラーは、構造化データが認識されない原因になります。
よくある構文エラーとして、カンマの付け忘れ・余計なカンマ、引用符の閉じ忘れ、括弧の対応が合っていない、日本語の文字化けなどがあります。
対処法として、JSONバリデーターで構文をチェック、エディタの構文ハイライト機能を活用、コピー&ペースト時の文字化けに注意するなどがあります。
FAQ構造化データと他の構造化データの併用
FAQ構造化データと他の構造化データを併用する方法を解説します。
Article + FAQ
ブログ記事にFAQセクションがある場合、ArticleとFAQの両方を実装できます。
<!-- Article構造化データ --> <script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "Article", "headline": "SEO対策の完全ガイド", "author": { "@type": "Person", "name": "著者名" }, "datePublished": "2025-01-01", "dateModified": "2025-01-10" } </script> <!-- FAQ構造化データ --> <script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": "SEOとは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "SEOとは..." } } ] } </script>
Product + FAQ
商品ページにFAQがある場合、ProductとFAQの両方を実装できます。
活用例として、商品の仕様に関する質問、使い方に関する質問、保証・返品に関する質問などがあります。
LocalBusiness + FAQ
店舗ページにFAQがある場合、LocalBusinessとFAQの両方を実装できます。
活用例として、営業時間に関する質問、アクセスに関する質問、予約に関する質問などがあります。
HowTo + FAQ
手順解説ページにFAQがある場合、HowToとFAQの両方を実装できます。
注意点として、それぞれ別のscriptタグで記述する、内容が重複しないようにする、ページの構成と一致させるなどがあります。
CMSごとのFAQ構造化データ実装方法
主要なCMSでのFAQ構造化データ実装方法を解説します。
WordPress
WordPressでは、複数の実装方法があります。
方法1:Yoast SEO / Rank Mathのブロックとして、ブロックエディタでFAQブロックを追加するだけで、自動的に構造化データが生成されます。
方法2:専用プラグインとして、Schema Pro、WP SEO Structured Data Schemaなどのプラグインを使用します。
方法3:手動実装として、テーマのfunctions.phpやカスタムHTMLブロックでJSON-LDを追加します。
Shopify
ShopifyでFAQ構造化データを実装する方法を紹介します。
方法1:アプリを使用として、JSON-LD for SEO、SEO Manager、Schema Plusなどのアプリを使用します。
方法2:テーマのコードを編集として、テーマのLiquidファイルにJSON-LDコードを追加します。
Wix
WixでFAQ構造化データを実装する方法を紹介します。
方法として、Wixにはネイティブの構造化データ機能がありますが、FAQは限定的です。カスタムコードを追加するか、SEOアプリを使用することで実装できます。
静的サイト・カスタムCMS
静的サイトやカスタムCMSでは、HTMLに直接JSON-LDコードを追加します。
実装のポイントとして、テンプレート化して管理を容易にする、CMSの管理画面からFAQを編集できるようにする、自動生成する仕組みを構築するなどがあります。
FAQ構造化データの運用・管理
FAQ構造化データを継続的に運用・管理する方法を解説します。
定期的な更新
FAQの内容は、定期的に更新することが重要です。
更新すべきタイミングとして、サービス・製品の変更時、料金・仕様の変更時、よくある質問の傾向が変わった時、情報が古くなった時などがあります。
新しい質問の追加
ユーザーからの問い合わせやアクセス解析をもとに、新しい質問を追加します。
追加の基準として、実際に問い合わせが多い質問、検索されている質問(サーチコンソールで確認)、競合サイトにあって自サイトにない質問などがあります。
パフォーマンスの監視
FAQ構造化データのパフォーマンスを定期的に監視します。
監視すべき項目として、サーチコンソールでのFAQの検出状況、エラー・警告の有無、リッチリザルトの表示状況、CTRの変化などがあります。
ドキュメント化
FAQ構造化データの管理をドキュメント化しておきます。
ドキュメントに含める内容として、実装しているページのリスト、各ページのFAQ内容、更新履歴、担当者などがあります。
FAQ構造化データとSEO戦略の連携
FAQ構造化データを、全体的なSEO戦略と連携させる方法を解説します。
コンテンツSEOとの連携
コンテンツSEOの一環として、FAQ構造化データを活用します。
連携のポイントとして、記事作成時にFAQセクションを計画に含める、検索意図に合わせたFAQを作成する、リライト時にFAQを追加・更新するなどがあります。
キーワード戦略との連携
キーワード選定と連携して、FAQを設計します。
連携のポイントとして、ターゲットキーワードに関連する質問をFAQに含める、ロングテールキーワードを質問形式で取り込む、「People Also Ask」に表示される質問を参考にするなどがあります。
強調スニペットとの連携
強調スニペット獲得と、FAQ構造化データを組み合わせます。
連携のポイントとして、強調スニペットを狙う記事にFAQも追加、質問形式の見出しとFAQの両方を活用、検索結果での存在感を最大化するなどがあります。
テクニカルSEOとの連携
テクニカルSEOの観点から、構造化データを最適化します。
連携のポイントとして、サイト全体の構造化データ戦略を策定、ページ速度への影響を考慮、定期的な検証と監視を行うなどがあります。
FAQ構造化データに関する追加FAQ
FAQ構造化データに関する追加の質問にお答えします。
Q. FAQ構造化データはモバイルでも表示されますか?
A. はい、モバイル検索結果でもFAQリッチリザルトは表示されます。
むしろ、モバイルでは画面の占有率が高くなるため、効果的です。ただし、表示形式はPCと若干異なる場合があります。
Q. FAQ構造化データを削除すると順位に影響しますか?
A. 構造化データ自体は、直接的なランキング要因ではないとされています。
ただし、FAQリッチリザルトがなくなることで、CTRが下がり、間接的に影響する可能性はあります。
Q. 同じFAQを複数のページに実装しても良いですか?
A. 推奨されません。
同じ質問と回答を複数のページに実装すると、重複コンテンツの問題につながる可能性があります。共通のFAQは、1つの専用ページにまとめることをおすすめします。
Q. FAQ構造化データの質問数に上限はありますか?
A. 技術的な上限はありませんが、Googleが表示する数には制限があります。
検索結果に表示されるFAQの数は、通常2〜4個程度です。ページには10個のFAQがあっても、すべてが表示されるわけではありません。
Q. FAQ構造化データはAMP対応していますか?
A. はい、AMPページでもFAQ構造化データを実装できます。
AMPでも通常のHTMLと同様にJSON-LD形式で実装します。
Q. FAQ構造化データとチャットボットは連携できますか?
A. 直接的な連携機能はありませんが、同じFAQコンテンツをチャットボットとWebサイトの両方で活用することは可能です。
FAQデータを一元管理し、構造化データとチャットボットの両方に反映させる仕組みを構築すると効率的です。
FAQ構造化データの将来展望
FAQ構造化データの今後の展望について解説します。
AI検索との関係
AI検索(SGE)の登場により、検索結果の表示形式が変化しています。
影響として、AIが質問に直接回答するケースが増える、従来のリッチリザルトの表示機会が変化する可能性、ただし、構造化データはAIの情報源として活用される可能性があるなどがあります。
音声検索との関係
音声検索の普及に伴い、FAQの重要性は高まっています。
重要なポイントとして、音声アシスタントがFAQの回答を読み上げることがある、質問形式のコンテンツは音声検索と相性が良い、簡潔でわかりやすい回答が重要などがあります。
今後も重要な理由
FAQ構造化データは、今後も重要な施策であり続けると考えられます。
理由として、構造化データはウェブの標準的な技術、検索エンジンのコンテンツ理解に貢献、ユーザー体験の向上に寄与、他のチャネル(音声、AI)への対応にも活用できるなどがあります。
FAQ構造化データ実装チェックリスト
FAQ構造化データを実装する際のチェックリストをまとめます。
実装前チェック
ページにFAQコンテンツが表示されているか確認してください。Googleのガイドラインを確認したか確認してください。質問と回答は正確で最新か確認してください。適切な質問数(3〜10個程度)か確認してください。
コード作成チェック
JSON-LD形式で記述したか確認してください。必須プロパティ(name、text)が含まれているか確認してください。JSON構文にエラーがないか確認してください。特殊文字のエスケープは適切か確認してください。
実装後チェック
リッチリザルトテストでエラーがないか確認してください。サーチコンソールでFAQが検出されているか確認してください。ページ上のコンテンツと構造化データが一致しているか確認してください。
運用チェック
定期的にエラーを確認しているか確認してください。FAQの内容を最新に保っているか確認してください。パフォーマンス(CTR)を監視しているか確認してください。
本記事で紹介した方法を参考に、FAQ構造化データを実装して、リッチリザルトの獲得を目指してください。正しく実装することで、検索結果での存在感を高め、クリック率の向上につなげることができます。
FAQ構造化データの活用事例
FAQ構造化データを効果的に活用している事例を紹介します。
事例1:サービスサイトのFAQページ
状況:SaaSサービスの料金・機能に関する問い合わせが多く、FAQページを作成
実施内容として、よくある質問10個をFAQページに掲載、FAQ構造化データを実装、各質問に詳細ページへのリンクを含めました。
結果として、FAQリッチリザルトが表示されるようになった、対象キーワードのCTRが35%向上、問い合わせ前にFAQで解決するユーザーが増加しました。
事例2:ブログ記事へのFAQセクション追加
状況:SEO解説記事の検索順位は良いが、CTRが低い
実施内容として、記事末尾にFAQセクション(5問)を追加、FAQ構造化データを実装、「People Also Ask」に表示される質問を参考にしました。
結果として、FAQリッチリザルトが表示された、CTRが20%向上、記事の滞在時間も改善しました。
事例3:ECサイトの商品カテゴリページ
状況:商品の選び方や比較に関する質問が多い
実施内容として、カテゴリページに「よくある質問」セクションを追加、選び方、サイズ、素材などの質問を掲載、FAQ構造化データを実装しました。
結果として、リッチリザルト表示により目立つ検索結果に、コンバージョン率が15%向上、カスタマーサポートへの問い合わせが減少しました。
FAQ作成のベストプラクティス
効果的なFAQを作成するためのベストプラクティスを紹介します。
ユーザーの実際の疑問を反映する
FAQは、ユーザーが実際に持つ疑問に答えるものでなければなりません。
質問を見つける方法として、カスタマーサポートへの問い合わせ内容を分析、サーチコンソールで検索されているクエリを確認、SNSやレビューでのユーザーの声を収集、競合サイトのFAQを参考にする、「People Also Ask」に表示される質問を確認するなどがあります。
質問は具体的に
曖昧な質問ではなく、具体的な質問を設定します。
良い例として、「送料はいくらですか?」「返品は何日以内にできますか?」「無料トライアルの期間は何日ですか?」などがあります。
悪い例として、「サービスについて」「料金について」「その他」などがあります。
回答は簡潔かつ十分に
回答は、質問に直接答える簡潔な内容でありながら、十分な情報を提供します。
ポイントとして、最初の1〜2文で質問に直接回答、必要に応じて詳細を追加、具体的な数字や条件を含める、詳細ページへのリンクを提供するなどがあります。
検索意図を意識する
検索意図を意識したFAQを作成します。
考慮すべきポイントとして、ユーザーがどのような状況で質問を持つか、質問の背景にある本当のニーズは何か、回答後にユーザーが取りたい行動は何かなどがあります。
定期的に更新する
FAQは一度作成したら終わりではなく、定期的に更新します。
更新のタイミングとして、サービス・製品の変更時、新しい質問が増えた時、既存の質問への関心が低下した時、情報が古くなった時などがあります。
FAQ構造化データのSEO効果を最大化するコツ
FAQ構造化データのSEO効果を最大化するためのコツを紹介します。
ページの品質を高める
構造化データだけでなく、ページ全体の品質を高めることが重要です。
品質向上のポイントとして、E-E-A-Tを意識したコンテンツ作成、網羅的で詳細な情報の提供、読みやすい構成とデザイン、信頼できる情報源の引用などがあります。
適切なページに実装する
すべてのページにFAQ構造化データを実装するのではなく、適切なページに限定します。
実装すべきページとして、専用のFAQページ、FAQセクションを含むコンテンツページ、製品・サービスの詳細ページ、ユーザーの疑問が生じやすいページなどがあります。
他のリッチリザルトと組み合わせる
FAQだけでなく、他の構造化データも組み合わせて実装します。
組み合わせの例として、Article + FAQ、Product + FAQ、LocalBusiness + FAQ、HowTo + FAQなどがあります。
モバイルを意識する
モバイル検索結果でのFAQリッチリザルトの表示を意識します。
ポイントとして、モバイルでも読みやすい回答の長さ、モバイルファーストインデックスへの対応、ページ速度の最適化などがあります。
継続的な効果測定と改善
実装後は継続的に効果を測定し、改善を行います。
測定・改善のサイクルとして、サーチコンソールでパフォーマンスを確認、CTRの変化を分析、質問内容の見直しと更新、新しい質問の追加などがあります。
FAQ構造化データの注意点とリスク
FAQ構造化データを実装する際の注意点とリスクを解説します。
ガイドライン違反のリスク
Googleのガイドラインに違反すると、リッチリザルトが表示されなくなる可能性があります。
違反になる可能性がある行為として、ページに表示されていないFAQを構造化データに含める、広告目的のみのFAQを作成する、不適切・違法なコンテンツをFAQに含める、ユーザー生成コンテンツにFAQPageスキーマを使用するなどがあります。
過度な期待は禁物
FAQ構造化データを実装しても、必ずリッチリザルトが表示されるとは限りません。
理解しておくべきこととして、表示はGoogleのアルゴリズムが判断する、競合状況によって表示されないこともある、すべてのクエリで表示されるわけではないなどがあります。
メンテナンスの負担
FAQ構造化データは、継続的なメンテナンスが必要です。
負担を軽減する方法として、CMSやプラグインで管理を効率化、更新スケジュールを設定、チームで役割分担するなどがあります。
ページ速度への影響
多数のFAQを含めると、ページの読み込み速度に影響する可能性があります。
対策として、FAQの数を適切に制限(10個程度まで)、JSON-LDコードを最適化、ページ全体のパフォーマンスを監視するなどがあります。
まとめ:FAQ構造化データでリッチリザルトを獲得しよう
本記事では、FAQ構造化データの実装方法について徹底解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。
FAQ構造化データのメリット
検索結果での占有面積が増える、CTRの向上が期待できる、ユーザー体験が向上する、音声検索にも対応できるなどのメリットがあります。
実装のポイント
JSON-LD形式で記述する、質問(name)と回答(text)を正しく構造化する、ページ上のコンテンツと一致させる、Googleのガイドラインに従うなどがポイントです。
検証と効果測定
リッチリザルトテストで検証する、サーチコンソールでエラーと効果を確認する、CTRの変化を継続的に監視するなどを行いましょう。
運用のポイント
定期的にFAQの内容を更新する、ユーザーの実際の疑問を反映する、他の構造化データと組み合わせる、継続的に効果測定と改善を行うなどが重要です。
FAQ構造化データは、比較的簡単に実装できる上、リッチリザルト獲得の可能性を高められる効果的な施策です。本記事で紹介した方法を参考に、ぜひ実装してみてください。
関連記事として、構造化データとは、強調スニペットの獲得方法、Googleサーチコンソールの使い方も合わせてご覧ください。