SEOキーワード選定の完全ガイド|検索ボリュームと競合を見極める5ステップ
SEOキーワード選定の完全ガイド。検索ボリュームの調べ方、競合分析、検索意図の把握、優先順位の決め方まで、成果を出すキーワード戦略を5ステップで解説します。
「どんなキーワードを狙えばいいの?」 「キーワードの検索ボリュームってどうやって調べる?」 「競合が強すぎて勝てる気がしない…」
SEOで成果を出すには、キーワード選定が最も重要です。間違ったキーワードを選ぶと、どんなに努力しても成果につながりません。
実際、多くの企業がSEOで失敗する最大の原因は、「キーワード選定の間違い」です。検索ボリュームが大きいキーワードを狙いすぎて競合に勝てなかったり、ビジネスに関係ないキーワードでアクセスだけ集めて売上につながらなかったり…。
正しいキーワード選定ができれば、限られたリソースでも効率的に検索流入を獲得し、コンバージョンにつなげることができます。
この記事では、効果的なキーワード選定を5つのステップで詳しく解説します。
キーワード選定が重要な理由
キーワード選定とは
キーワード選定とは、SEO対策でターゲットとするキーワードを決定するプロセスです。どのキーワードで検索結果の上位表示を目指すかを決める、SEOの最初のステップです。
キーワード選定は、家を建てる際の「土地選び」に例えられます。どんなに立派な家を建てても、土地(キーワード)の選び方を間違えると、成功には至りません。
キーワード選定の失敗パターン
多くの企業がキーワード選定で失敗しています。代表的な失敗パターンを見てみましょう。
失敗1:検索ボリュームが少なすぎる
月間10回しか検索されないキーワードで1位を取っても、ほとんど流入は見込めません。
例えば「〇〇株式会社 住所」のようなキーワードで上位を取っても、自社を知っている人しか検索しないため、新規顧客の獲得にはつながりません。
失敗2:競合が強すぎる
大手企業が独占しているキーワードでは、中小企業が勝つのは非常に困難です。
例えば「クレジットカード」「保険」「転職」といったキーワードは、年間数億円のSEO予算を持つ大手メディアが独占しています。新規サイトがここに参入しても、上位表示はほぼ不可能です。
失敗3:ビジネスに結びつかない
アクセスは増えても、問い合わせや購入につながらないキーワードでは意味がありません。
例えば、美容室のサイトが「髪型 芸能人」で上位表示されても、そのユーザーが来店する確率は低いでしょう。「地域名 + 美容室」の方が、実際の来店につながります。
失敗4:検索意図とコンテンツのミスマッチ
キーワードの検索意図を正しく理解していないと、ユーザーが求める情報とコンテンツがずれてしまいます。
例えば「SEO 意味」で検索する人は、SEOの定義を知りたいのに、SEO対策サービスの営業ページを見せられても、すぐに離脱してしまいます。
失敗5:自社都合のキーワード選定
自社が狙いたいキーワードと、ユーザーが実際に検索するキーワードは異なることがあります。
例えば、専門用語をキーワードにしても、一般ユーザーはその言葉で検索しないかもしれません。
正しいキーワード選定とは
正しいキーワード選定は、以下の3つの要素をバランスよく評価します。
検索ボリューム × 競合難易度 × ビジネス関連性
| 要素 | 説明 | 評価ポイント |
|---|---|---|
| 検索ボリューム | どれくらい検索されているか | 多すぎず少なすぎず |
| 競合難易度 | 上位表示の難しさ | 勝てる見込みがあるか |
| ビジネス関連性 | 自社ビジネスとの関連度 | CVにつながるか |
この3つのバランスが取れたキーワードを選ぶことが、SEO成功の鍵です。
キーワード選定がSEOに与える影響
キーワード選定は、SEO戦略全体に影響を与えます。
1. コンテンツ戦略への影響
選定したキーワードに基づいて、作成するコンテンツが決まります。キーワードが間違っていると、すべてのコンテンツが無駄になります。
2. サイト構造への影響
キーワードの階層構造に基づいて、サイト全体の構造が決まります。ピラーページとクラスターページの関係も、キーワード選定に依存します。
3. リソース配分への影響
どのキーワードに注力するかによって、予算や人員の配分が変わります。
4. 成果までの期間への影響
競合が強いキーワードを選ぶと成果が出るまで時間がかかり、競合が弱いキーワードを選べば早期に成果が出ます。
ステップ1:キーワードの洗い出し
まずは、候補となるキーワードを幅広く洗い出します。この段階では、絞り込みよりも「漏れなく」が重要です。
1-1. 軸キーワードの設定
自社のビジネスに関連する「軸キーワード」を設定します。軸キーワードとは、ビジネスの中心となるキーワードのことです。
軸キーワードの見つけ方
1. 自社のサービス・商品名から – 提供しているサービスの一般的な呼び方 – 商品カテゴリ名 – 業界で使われる用語
2. 顧客の悩み・課題から – 顧客がどんな問題を解決したいか – どんな言葉で課題を表現するか
3. 競合サイトから – 競合がどんなキーワードをターゲットにしているか
例:Webデザイン会社の場合
軸キーワード: – ホームページ制作 – Webサイト制作 – Web制作 – ウェブデザイン – Webデザイン – HP制作
例:税理士事務所の場合
軸キーワード: – 税理士 – 確定申告 – 記帳代行 – 税務顧問 – 法人設立 – 相続税
例:美容室の場合
軸キーワード: – 美容室 – ヘアサロン – 美容院 – カット – カラー – パーマ
1-2. 関連キーワードの拡張
軸キーワードから関連キーワードを拡張します。この作業で、何百〜何千ものキーワード候補を洗い出します。
方法1:Googleサジェスト
Googleの検索窓にキーワードを入力すると表示される候補です。これは実際にユーザーが検索しているキーワードに基づいています。
活用手順 1. 軸キーワードを入力 2. 表示されるサジェストをメモ 3. 「あ」「い」「う」…「a」「b」「c」…を追加して、さらにサジェストを収集 4. 数字「1」「2」「3」も試す
方法2:関連検索キーワード
検索結果ページ下部に表示される「他のキーワード」です。これも実際の検索行動に基づいています。
方法3:キーワードツール
ツールを使うと、効率的にキーワードを収集できます。
無料ツール
| ツール | 特徴 |
|---|---|
| ラッコキーワード | 日本語に強い、サジェスト一括取得 |
| Googleキーワードプランナー | 検索ボリュームも表示(要広告アカウント) |
| Ubersuggest | 一部無料、検索ボリューム表示 |
| Googleトレンド | トレンドの推移を確認 |
有料ツール
| ツール | 特徴 | 月額料金目安 |
|---|---|---|
| Ahrefs | 被リンク分析も強い | $99〜 |
| SEMrush | 競合分析に強い | $119〜 |
| Moz | ドメインオーソリティ確認 | $99〜 |
方法4:Q&Aサイト
Yahoo!知恵袋、教えて!goo、Quoraなどで、ユーザーが実際にどんな質問をしているかを調べます。
方法5:SNS
Twitter(X)、Instagram、Facebookで、ターゲット顧客がどんな言葉を使っているかを調べます。
方法6:社内リソース
- 営業担当への聞き取り(顧客からよく聞かれる質問)
- カスタマーサポートへの問い合わせ内容
- 過去の問い合わせメール
方法7:競合サイト分析
競合サイトがどんなキーワードで流入を得ているかを調べます(Ahrefsなどのツールを使用)。
1-3. キーワードの分類
洗い出したキーワードを、以下のように分類します。分類することで、コンテンツの方向性が明確になります。
検索意図による分類
検索意図(Search Intent)とは、ユーザーがそのキーワードで検索する目的のことです。
| 分類 | 意図 | キーワード例 | コンテンツの方向性 |
|---|---|---|---|
| Know(知りたい) | 情報を得たい | 「SEOとは」「ホームページ 作り方」 | 解説記事、ガイド |
| Do(したい) | 行動したい | 「ホームページ 制作」「SEO対策 方法」 | ハウツー、手順解説 |
| Go(行きたい) | 特定サイトへ | 「Facebook ログイン」「Amazon」 | 公式ページ |
| Buy(買いたい) | 購入したい | 「ホームページ 制作会社 おすすめ」「SEO 費用」 | サービスページ、比較記事 |
ビジネス関連性による分類
| 分類 | 説明 | キーワード例 |
|---|---|---|
| 直接関連 | 自社サービスに直結 | 「ホームページ制作 費用」 |
| 間接関連 | 潜在顧客が検索 | 「集客方法 中小企業」 |
| 情報収集 | 業界知識を求めている | 「SEOとは」 |
カスタマージャーニーによる分類
| 段階 | 状態 | キーワード例 |
|---|---|---|
| 認知 | 課題に気づいていない | 「売上 上げ方」 |
| 興味 | 解決策を探している | 「ホームページ 集客」 |
| 検討 | 具体的に比較中 | 「ホームページ制作会社 比較」 |
| 購入 | 決定直前 | 「〇〇(社名) 評判」 |
ステップ2:検索ボリュームの調査
洗い出したキーワードの検索ボリューム(月間検索回数)を調査します。
2-1. 検索ボリュームの調べ方
Googleキーワードプランナー
Google広告のアカウントがあれば、無料で検索ボリュームを調べられます。
使い方 1. Google広告にログイン 2. 「ツールと設定」→「キーワードプランナー」 3. 「新しいキーワードを見つける」または「検索のボリュームと予測のデータを確認する」 4. キーワードを入力して検索
注意点 – 広告を出稿していないと、大まかな範囲での表示(例:1万〜10万) – 実際に広告を出稿すると、より詳細な数値が表示 – 日本語キーワードは「日本」を地域に設定
Ubersuggest
一部無料で検索ボリュームを確認できます。
使い方 1. Ubersuggestにアクセス 2. キーワードを入力 3. 言語と地域を「日本語」「日本」に設定 4. 検索ボリューム、SEO難易度などを確認
Ahrefs / SEMrush
有料ですが、より正確な検索ボリュームと詳細なデータを取得できます。
ラッコキーワード + 検索ボリューム取得
ラッコキーワードでサジェストを取得し、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べるのが効率的です。
2-2. 検索ボリュームの目安
検索ボリュームによって、キーワードは以下のように分類されます。
| 分類 | 月間検索ボリューム | 特徴 | 上位表示難易度 |
|---|---|---|---|
| ビッグキーワード | 10,000以上 | 競合激しい | 非常に難しい |
| ミドルキーワード | 1,000〜10,000 | バランスが良い | 難しい |
| スモールキーワード | 100〜1,000 | 競合少なく狙いやすい | 中程度 |
| ロングテール | 100未満 | ニッチだがCVRが高い | 比較的容易 |
業界による違い
検索ボリュームの基準は、業界によって異なります。
- BtoC(消費者向け):ボリュームが大きい傾向
- BtoB(企業向け):ボリュームが小さい傾向
例えば、BtoB業界では月間100回の検索ボリュームでも「多い」と判断されることがあります。
2-3. 検索ボリュームだけで判断しない
検索ボリュームが大きいキーワードが良いとは限りません。
検索ボリュームの罠
| キーワード | 月間検索数 | 競合度 | CVR | 現実的な選択 |
|---|---|---|---|---|
| SEO | 100,000 | 極めて高い | 低い | ✕ |
| SEO対策 方法 | 5,000 | 高い | 中 | △ |
| SEO対策 中小企業 費用 | 100 | 低い | 高い | ◎ |
検索ボリュームが小さくても、競合が弱く、CVRが高いキーワードの方が、実際のビジネス成果につながりやすいです。
「検索ボリューム0」のキーワード
キーワードツールで検索ボリュームが表示されない(0または「-」)キーワードでも、実際には検索されている場合があります。
確認方法 – Googleサジェストに表示される → 需要あり – 検索結果に関連ページがある → 需要あり – Q&Aサイトで質問されている → 需要あり
2-4. 検索トレンドの確認
検索ボリュームは、季節や時期によって変動します。Googleトレンドで確認しましょう。
季節変動の例 – 「確定申告」:1〜3月に急増 – 「お中元」:6〜7月に急増 – 「クリスマス プレゼント」:11〜12月に急増
トレンドの例 – 新しいサービス・技術:徐々に増加 – 古い技術:徐々に減少
ステップ3:競合分析
キーワードの競合難易度を分析します。いくら検索ボリュームがあっても、競合が強すぎると上位表示は困難です。
3-1. 実際に検索してみる
ターゲットキーワードで実際にGoogle検索し、上位10サイトを確認します。これが最も重要な競合分析です。
チェックポイント
1. どんなサイトが上位にいるか – 大手企業・メディア → 競合度高い – 中小企業・個人ブログ → 競合度低め – Wikipedia、公的機関 → 特定クエリは難しい
2. コンテンツの質・量 – 文字数はどれくらいか – 情報は網羅されているか – 画像・図解はあるか – 更新頻度はどうか
3. ドメインの強さ – 運用年数は長いか – 被リンクは多いか – 専門性は高いか
3-2. 競合サイトの詳細分析
上位表示されているサイトを詳しく分析します。
分析項目と確認方法
| 項目 | 確認方法 | 目的 |
|---|---|---|
| 文字数 | 文字数カウントツール | コンテンツボリュームの目安 |
| 見出し構成 | ページソース確認 | コンテンツ構成の参考 |
| 網羅性 | 目視でチェック | カバーすべきトピックの把握 |
| 被リンク数 | Ahrefs、Moz | 必要な被リンクの目安 |
| ドメインオーソリティ | Moz、Ahrefs | ドメイン強度の比較 |
| ページオーソリティ | Moz | ページ単位の強度 |
| 更新日 | ページ内の日付 | 情報の鮮度 |
競合分析シートの作成例
| 順位 | サイト名 | DA | 文字数 | 被リンク | 更新日 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 大手メディアA | 85 | 8,000 | 500 | 2024/10 | 強い |
| 2位 | 大手企業B | 75 | 5,000 | 300 | 2024/08 | 強い |
| 3位 | 中堅メディアC | 55 | 6,000 | 100 | 2024/06 | 中程度 |
| 4位 | 個人ブログD | 30 | 3,000 | 20 | 2023/12 | 弱い |
3-3. 勝てるかどうかの判断
競合分析の結果から、勝てる見込みがあるかを判断します。
勝ちやすい条件
- 上位に中小企業や個人ブログが含まれる
- コンテンツの質にばらつきがある
- 情報が古い、または不十分なサイトがある
- 自社のドメインパワーが競合と近い
- 競合が見落としている検索意図がある
勝ちにくい条件
- 上位すべてが大手企業・メディア
- 高品質なコンテンツが揃っている
- ドメインオーソリティが圧倒的に高い
- 被リンク数が数千〜数万
- YMYL領域で権威性が必要
判断の目安
| 自社DA | 競合DA | 判断 |
|---|---|---|
| 30 | 80以上 | 現時点では難しい |
| 30 | 50〜60 | 努力次第で可能 |
| 30 | 30以下 | 十分勝てる見込み |
3-4. 競合分析ツール
無料ツール
- MozBar(Chrome拡張):DA/PA確認
- Ubersuggest:キーワード難易度
有料ツール
- Ahrefs:キーワード難易度、被リンク分析
- SEMrush:競合のキーワード分析
- Moz Pro:ドメイン/ページオーソリティ
ステップ4:キーワードの優先順位付け
洗い出し、検索ボリューム調査、競合分析を経て、最終的にターゲットとするキーワードの優先順位を決めます。
4-1. 評価基準
以下の基準でキーワードを評価します。
| 評価項目 | 配点(例) | 評価のポイント |
|---|---|---|
| 検索ボリューム | 1〜5点 | 多すぎず少なすぎず |
| 競合難易度 | 1〜5点 | 低いほど高得点 |
| ビジネス関連性 | 1〜5点 | 自社サービスとの関連度 |
| コンバージョン期待度 | 1〜5点 | CVにつながりやすいか |
| コンテンツ作成難易度 | 1〜5点 | 作りやすいほど高得点 |
評価シートの例
| キーワード | 検索Vol | 競合度 | 関連性 | CV期待 | 作成難度 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SEO対策 中小企業 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 19 |
| SEO対策 方法 | 4 | 2 | 4 | 3 | 3 | 16 |
| SEO とは | 5 | 1 | 3 | 2 | 4 | 15 |
4-2. 優先順位の決め方
短期的に狙うキーワード(3〜6ヶ月)
- 競合が弱く、早く成果が出せるもの
- ロングテール・ニッチキーワード
- すでに順位がついているキーワード
- コンバージョンに近いキーワード
中期的に狙うキーワード(6〜12ヶ月)
- 競合は中程度だが、ビジネスインパクトが大きいもの
- ミドルキーワード
- 短期キーワードで実績を積んでから挑戦
長期的に狙うキーワード(1年以上)
- 競合が強いが、獲得できれば大きなインパクト
- ビッグキーワード
- ドメインパワーが上がってから本格的に挑戦
4-3. キーワードマップの作成
選定したキーワードを整理し、サイト構造に落とし込みます。
キーワードマップとは
キーワードとページの対応を整理した表です。どのキーワードをどのページで狙うかを明確にします。
キーワードマップの例(Web制作会社)
トップページ:ホームページ制作 会社
├─ サービスページ │ ├─ 費用ページ:ホームページ 費用 相場 │ ├─ 流れページ:ホームページ 制作 流れ │ └─ 業種別ページ │ ├─ 飲食店 ホームページ 制作 │ ├─ 美容室 ホームページ 制作 │ └─ 不動産 ホームページ 制作 │ ├─ 事例ページ:ホームページ 制作実績 │ └─ ブログ(コラム) ├─ SEOとは 初心者 ├─ ホームページ 作り方 初心者 ├─ ホームページ 集客方法 └─ …
キーワードマップ作成のポイント
1. 1ページ1キーワードの原則
基本的に、1つのページには1つのメインキーワードを設定します。
2. キーワードの重複を避ける
同じキーワードを複数ページで狙うと、カニバリゼーション(共食い)が発生します。
3. 内部リンク構造を意識
親子関係のあるキーワードは、内部リンクでつなぎます。
4-4. キーワードリストの管理
選定したキーワードは、スプレッドシートで管理します。
管理項目
- キーワード
- 検索ボリューム
- 競合難易度
- 対象ページURL
- 現在の順位
- 目標順位
- 優先度
- ステータス(未着手/作成中/公開済み)
- 更新日
ステップ5:継続的な見直し
キーワード選定は一度で終わりではありません。継続的に見直し、改善していく必要があります。
5-1. 定期的な効果測定
Googleアナリティクス4(GA4)の導入方法|ホームページのアクセス解析の基本を参考に、定期的にキーワードの成果を確認しましょう。
主な確認ツール
| ツール | 確認できること |
|---|---|
| Google Search Console | 検索順位、表示回数、クリック数、CTR |
| Google Analytics | 流入数、滞在時間、CV数 |
| 順位チェックツール | 特定キーワードの順位推移 |
Search Consoleでの確認方法
- Search Console > 検索パフォーマンス
- クエリタブでキーワード一覧を確認
- 期間を設定して推移を確認
チェック項目
| 項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 検索順位 | 目標順位に近づいているか |
| 表示回数 | インプレッションは増えているか |
| クリック数 | 実際のクリックは増えているか |
| CTR | クリック率は適切か(低い場合はタイトル改善) |
| 平均掲載順位 | 上昇傾向にあるか |
5-2. キーワードの追加・変更
検索トレンドやビジネスの変化に合わせて、キーワードを見直します。
追加のタイミング
- 新サービス・商品の追加
- 季節・イベントに合わせた対策
- 競合の動向変化
- Search Consoleで新しいクエリを発見
- 業界のトレンド変化
変更のタイミング
- 効果が出ないキーワードの見直し
- 検索トレンドの変化
- アルゴリズム更新後
- 競合状況の変化
5-3. 定期的な見直しサイクル
月次 – Search Consoleで順位・クリック数確認 – 新しいクエリの発見
四半期 – キーワードリストの見直し – 優先順位の再評価 – 新規キーワードの追加
年次 – 全体戦略の見直し – 競合状況の再分析 – 大幅なキーワード再選定
業種別キーワード選定のポイント
BtoB企業の場合
特徴 – 検索ボリュームが小さい – 専門用語が多い – 購買までのリードタイムが長い
ポイント – 業界特有の用語をカバー – 「比較」「選び方」「費用」など検討段階のキーワードを重視 – ロングテールキーワードを多数狙う
ECサイトの場合
特徴 – 商品数が多い – 競合が多い – 季節変動が大きい
ポイント – 商品カテゴリ × 属性でキーワードを展開 – 「おすすめ」「ランキング」「比較」を狙う – 季節・イベントキーワードを計画的に対策
店舗ビジネスの場合
特徴 – ローカルキーワードが重要 – Googleマップも意識 – 来店が目的
ポイント – 「地域名 + 業種」を最優先 – MEO対策も同時に実施 – 「近くの」「〇〇駅」などのキーワードを狙う
キーワード選定でよくある失敗と対策
失敗1:ビッグキーワードだけを狙う
問題 最初からビッグキーワードだけを狙うと、成果が出ずに挫折しがちです。
対策 ロングテールから始めて、徐々にステップアップしましょう。ロングテールキーワードとは?ニッチなキーワードで上位表示を狙う戦略も参考にしてください。
失敗2:検索ボリュームだけで判断する
問題 検索ボリュームが多くても、自社ビジネスに関係なければ意味がありません。
対策 検索ボリューム × 競合難易度 × ビジネス関連性の3軸で評価しましょう。
失敗3:一度決めたら放置する
問題 キーワードは定期的に見直す必要があります。市場環境や検索トレンドは常に変化しています。
対策 月次・四半期・年次での見直しサイクルを設定しましょう。
失敗4:競合分析を省略する
問題 競合分析をせずにキーワードを決めると、勝てないキーワードに時間を浪費します。
対策 必ず実際に検索して、上位サイトを確認してから決定しましょう。
失敗5:検索意図を無視する
問題 検索意図に合わないコンテンツを作っても、上位表示できません。
対策 キーワードの検索意図を分析し、それに合ったコンテンツを作成しましょう。
よくある質問
Q1. キーワード選定にどれくらい時間をかけるべき?
A: 本格的なキーワード選定には、1〜2週間程度かけることをおすすめします。この段階で手を抜くと、その後のすべての作業が無駄になる可能性があります。
Q2. キーワードツールは有料のものを使うべき?
A: 最初は無料ツール(ラッコキーワード + キーワードプランナー)で十分です。本格的にSEOに取り組む場合は、Ahrefs や SEMrush の導入を検討しましょう。
Q3. 検索ボリュームがゼロのキーワードは無視すべき?
A: 必ずしも無視すべきではありません。Googleサジェストに表示されるキーワードは、実際に検索されています。特にニッチな業界では、検索ボリュームゼロでも価値のあるキーワードがあります。
Q4. 競合が強いキーワードは完全に諦めるべき?
A: 諦める必要はありませんが、優先順位を下げましょう。まずはロングテールで実績を積み、ドメインパワーが上がってから挑戦することをおすすめします。
Q5. キーワードはいくつ選ぶべき?
A: サイトの規模や更新頻度によりますが、最初は50〜100キーワード程度をリストアップし、優先順位をつけて段階的に対策することをおすすめします。
まとめ
SEOキーワード選定の5ステップを解説しました。
この記事のポイント
ステップ1:洗い出し – 軸キーワードの設定 – 関連キーワードの拡張(サジェスト、ツール、Q&Aサイト) – 検索意図によるキーワードの分類
ステップ2:検索ボリューム調査 – ツール(キーワードプランナー、Ubersuggest等)で検索ボリュームを確認 – ボリュームだけで判断しない – 検索トレンドも確認
ステップ3:競合分析 – 実際に検索して上位サイトを確認 – 競合サイトの詳細分析(DA、文字数、被リンク) – 勝てるかどうかを判断
ステップ4:優先順位付け – 複数の基準(検索ボリューム、競合難易度、ビジネス関連性)で評価 – 短期・中期・長期のキーワードを分類 – キーワードマップを作成
ステップ5:継続的な見直し – 定期的な効果測定(Search Console、GA4) – 必要に応じてキーワードの追加・変更 – 月次・四半期・年次の見直しサイクル
キーワード選定は、SEO成功の土台です。時間をかけて丁寧に行いましょう。
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