「SEO対策でアクセス数は増えたのに、問い合わせや売上につながらない」——このような悩みを抱えていませんか?
実は、SEOで集客できても、サイトのコンバージョン率が低ければ、せっかくのトラフィックが無駄になってしまいます。逆に、コンバージョン率が高くても、そもそも訪問者が少なければビジネスの成長は見込めません。
この問題を解決するのが、SEOとCRO(Conversion Rate Optimization:コンバージョン率最適化)の両立です。本記事では、SEOとCROの違いから、両者を統合して集客とCV改善を同時に実現する具体的な方法まで、詳しく解説していきます。
SEOとCROとは?それぞれの基本を理解する
まずは、SEOとCROそれぞれの定義と目的を確認しましょう。
SEO(検索エンジン最適化)とは
SEO(Search Engine Optimization)とは、Googleなどの検索エンジンで自社サイトを上位表示させるための施策です。検索結果からの自然流入(オーガニックトラフィック)を増やすことが主な目的です。
SEOの主な施策には以下のようなものがあります。
CRO(コンバージョン率最適化)とは
CRO(Conversion Rate Optimization)とは、Webサイトに訪れたユーザーのうち、目標とする行動(コンバージョン)を取る割合を高めるための施策です。
コンバージョンとは、サイトの目的に応じて異なりますが、一般的には以下のような行動を指します。
- お問い合わせフォームの送信
- 資料請求・ホワイトペーパーのダウンロード
- 商品の購入
- 会員登録・メルマガ登録
- 電話での問い合わせ
- 来店予約
CROの主な施策には以下のようなものがあります。
- CTAボタンの最適化
- 入力フォームの改善(EFO)
- ファーストビューの改善
- ランディングページの最適化(LPO)
- A/Bテストによる継続的な改善
- ユーザー体験(UX)の向上
SEOとCROの違いを整理する
SEOとCROは、どちらもWebマーケティングにおいて重要な施策ですが、その目的と焦点は異なります。
| 観点 | SEO | CRO |
|---|---|---|
| 主な目的 | 検索エンジンからの流入を増やす | 訪問者をコンバージョンに導く |
| 対象 | 検索エンジンと潜在顧客 | サイト訪問者 |
| 焦点 | トラフィックの「量」 | トラフィックの「質」と「転換率」 |
| 主なKPI | 検索順位、オーガニック流入数、CTR | コンバージョン率、コンバージョン数 |
| 最適化の対象 | 検索エンジン向けの要素 | ユーザー行動を促す要素 |
| 成果が出るまで | 3〜6ヶ月以上 | 数週間〜数ヶ月 |
このように、SEOは「いかに多くの人をサイトに呼び込むか」に注力し、CROは「呼び込んだ人をいかに顧客に変えるか」に注力します。
なぜSEOとCROの両立が重要なのか
SEOとCROはそれぞれ単独でも効果がありますが、両者を組み合わせることで、より大きなビジネス成果を生み出せます。その理由を詳しく見ていきましょう。
理由1:トラフィック×コンバージョン率=成果
Webサイトの成果は、シンプルに以下の式で表すことができます。
成果(売上・問い合わせ数)= トラフィック × コンバージョン率
例えば、以下のケースを考えてみましょう。
| ケース | 月間訪問者数 | コンバージョン率 | 月間CV数 |
|---|---|---|---|
| 現状 | 10,000人 | 1.0% | 100件 |
| SEOのみ強化 | 20,000人 | 1.0% | 200件 |
| CROのみ強化 | 10,000人 | 2.0% | 200件 |
| SEO+CRO両立 | 20,000人 | 2.0% | 400件 |
このように、SEOとCROを両方実施することで、相乗効果により4倍の成果を得ることが可能になります。どちらか一方だけでは、このような成果は得られません。
理由2:SEO流入の価値を最大化できる
SEOは効果が出るまでに時間がかかり、コンテンツ制作にも多大な労力が必要です。せっかく時間と労力をかけて獲得したトラフィックを、低いコンバージョン率で無駄にしてしまうのは非常にもったいないことです。
CROを実施することで、SEOで獲得した各訪問者の価値を最大化できます。同じトラフィック量でも、より多くのコンバージョンを獲得できるため、SEO投資のROI(投資対効果)が向上します。
理由3:Googleもユーザー体験を重視している
近年、Googleはユーザー体験を検索順位の評価要素としてますます重視しています。Core Web Vitals(LCP、FID、CLS)の導入はその典型例です。
実は、CROで行う施策の多くは、ユーザー体験の向上にもつながります。つまり、CROを実施することで、結果的にSEO評価も高まる可能性があるのです。
具体的には以下のような関連性があります。
- ページ速度の改善:CROでも重要、SEOのCore Web Vitalsにも影響
- モバイルフレンドリー:モバイルSEOにも、スマホからのCV改善にも重要
- 直帰率の改善:ユーザー行動シグナルとして検索順位にも影響する可能性
- 滞在時間の向上:コンテンツの質の指標として評価される可能性
理由4:データに基づく改善サイクルが回せる
SEOとCROを統合的に実施すると、より包括的なデータ分析が可能になります。
例えば、「検索キーワード別のコンバージョン率」を分析することで、以下のような洞察が得られます。
- どのキーワードからの流入がコンバージョンしやすいか
- どのコンテンツが売上に貢献しているか
- どのような検索意図を持つユーザーが成約しやすいか
このデータを基に、SEOで狙うべきキーワードの優先順位を決定したり、コンバージョン率の低いページを重点的に改善したりすることができます。
SEOとCROが対立するケースと解決策
SEOとCROは相乗効果を生むことが多いですが、場合によっては対立することもあります。ここでは、よくある対立ケースとその解決策を紹介します。
ケース1:コンテンツ量 vs. シンプルなページ構成
対立のポイント
SEOでは、検索意図を網羅的に満たすためにある程度の文字数が必要とされています。一方、CROの観点からは、長すぎるコンテンツはユーザーを疲れさせ、コンバージョンまでの導線を複雑にする可能性があります。
解決策
- 目次を設置する:長いコンテンツでも、ユーザーが必要な情報にすぐアクセスできるようにする
- CTAを適切な位置に複数配置する:記事の途中にもCTAボタンを設置し、購買意欲が高まったタイミングでアクションを促す
- ページの役割を明確に分ける:情報提供型のSEOコンテンツと、コンバージョン特化型のランディングページを分け、内部リンクで繋ぐ
- アコーディオンやタブを活用する:詳細情報は折りたたみ式にし、必要なユーザーだけが展開できるようにする
ケース2:キーワード最適化 vs. 訴求力のあるコピー
対立のポイント
SEOのためにタイトルにキーワードを含める必要がある一方、CROの観点からは、ユーザーの感情に訴えかける訴求力のあるコピーが効果的な場合があります。
解決策
- タイトルタグとh1タグを使い分ける:タイトルタグはSEO重視(キーワード含む)、h1タグはユーザー向けの訴求力重視といった棲み分けも可能
- キーワードを自然に組み込む:キーワードを含めつつも、ユーザーにとって魅力的なタイトルを作成する技術を磨く
- メタディスクリプションで補完する:タイトルにキーワードを入れつつ、メタディスクリプションで訴求力を補う
ケース3:内部リンク構造 vs. コンバージョン導線
対立のポイント
SEOでは内部リンクを多く設置してサイト内の回遊を促し、クローラビリティを高めることが推奨されます。しかし、CROの観点からは、リンクが多すぎるとユーザーがコンバージョンページにたどり着く前に離脱してしまう可能性があります。
解決策
- リンクの優先順位を設計する:コンバージョンに近いリンク(CTAボタンなど)を視覚的に目立たせ、補足的な内部リンクはテキストリンクとして控えめに配置
- ユーザーの段階に応じた導線設計:情報収集段階のユーザーには回遊を促し、購買意欲の高いユーザーにはコンバージョンへの直線的な導線を用意
- サイドバーやフッターを活用する:SEO用の内部リンクはサイドバーやフッターに集約し、本文内はコンバージョン導線を優先
ケース4:ページ速度最適化の方向性
対立のポイント
ページ速度はSEOにおいて重要ですが、CROのためにインタラクティブな要素(チャットボット、動画、アニメーションなど)を追加すると、ページが重くなることがあります。
解決策
- 遅延読み込み(Lazy Loading)を活用する:画像や動画はスクロールに応じて読み込むことで、初期表示速度を維持
- 必要な要素を見極める:A/Bテストで、各要素がコンバージョンに与える影響を測定し、効果のない要素は削除
- CDNやキャッシュを活用する:技術的な最適化で、リッチな要素を含めつつも速度を維持
- Core Web Vitalsを定期的にチェック:改修のたびに速度への影響を確認し、悪化した場合は対策を講じる
SEOとCROを両立させる具体的な施策
ここからは、SEOとCROの両方に効果がある、あるいは両立を実現できる具体的な施策を紹介します。
施策1:検索意図を満たしながらCVに導くコンテンツ設計
検索意図(サーチインテント)を理解し、それを満たすコンテンツを作成することは、SEOの基本です。同時に、この考え方はCROにも応用できます。
実践方法
- 検索意図を分析する:ターゲットキーワードで検索するユーザーが何を求めているかを把握
- 検索意図を満たす情報を提供:ユーザーの疑問や課題に対する回答をコンテンツで提供
- 次のステップを提示:情報を得たユーザーに対して、「次に何をすべきか」を明確に提示(これがCTA)
- 検索意図とCTAの整合性を取る:情報を探しているユーザーには資料ダウンロード、比較検討しているユーザーには無料相談など、段階に応じたCTAを設置
例:「SEO 費用」で検索するユーザーへのアプローチ
- 検索意図:SEO対策にかかる費用相場を知りたい
- コンテンツ:SEO対策の費用相場を詳しく解説
- CTA:「自社に最適なSEO対策の見積もりを無料で作成します」→ 問い合わせフォームへ誘導
施策2:ユーザー体験(UX)を軸にした最適化
ユーザー体験(UX)の向上は、SEOにもCROにも効果があります。Googleはユーザー体験を重視しており、ユーザーが満足するサイトは検索順位も上がりやすくなります。同時に、使いやすいサイトはコンバージョン率も高くなります。
UX改善の具体的なポイント
- ページ表示速度の改善:3秒以上かかると53%のユーザーが離脱するというデータもある
- モバイルフレンドリーの徹底:スマホからの閲覧が過半数を占める現在、モバイル体験は最重要
- ナビゲーションの明確化:グローバルナビゲーションやパンくずリストで、ユーザーが迷わない設計に
- 読みやすいコンテンツ:適切なフォントサイズ、行間、段落分けで可読性を向上
- アクセシビリティへの配慮:誰もが使いやすいサイト設計
施策3:ランディングページの最適化(SEO×LPO)
従来、ランディングページ(LP)はSEOに弱いとされてきました。しかし、工夫次第でSEOとLPOを両立させることは可能です。
SEOに強いLPの作り方
- 十分なテキスト量を確保:画像だけでなく、検索エンジンが理解できるテキストコンテンツを含める
- 見出し構造を整える:h1〜h3タグを適切に使い、コンテンツの構造を明確にする
- 関連コンテンツへのリンク:LPから関連するブログ記事や詳細ページへリンクを設置
- 表示速度を維持:画像を最適化し、Core Web Vitalsの基準を満たす
- モバイル対応を徹底:スマホでの表示・操作性を最適化
コンバージョン率を高めるLPの要素
- ファーストビューの最適化:最初に目に入る部分で価値提案を明確に伝える
- ベネフィットの訴求:機能ではなく、ユーザーが得られるメリットを強調
- 社会的証明:導入事例や顧客の声を掲載して信頼性を向上
- 明確なCTA:目立つボタンで行動を促す
- フォームの最適化:入力項目を最小限にし、離脱を防ぐ
施策4:CTAの戦略的配置
CTAの配置は、SEOとCROの両方に影響を与える重要な要素です。
効果的なCTA配置のポイント
- ファーストビューに1つ目のCTA:すでに購買意欲の高いユーザーのために、すぐにアクションできる導線を用意
- コンテンツの区切りにCTA:各セクションの終わりなど、自然な位置にCTAを配置
- 記事の結論部分にCTA:情報を得て納得したユーザーに、次のアクションを促す
- 固定表示のCTA:スクロールしても常に表示されるヘッダーやフッターにCTAを設置(ただし、ユーザー体験を損なわないよう注意)
CTAの文言最適化
- 具体的な行動を示す:「送信」よりも「無料で資料を受け取る」の方が効果的
- ベネフィットを含める:「問い合わせる」よりも「専門家に相談する(無料)」
- 緊急性や限定性を加える:「今すぐ」「期間限定」などの言葉を適切に使用
施策5:フォーム最適化(EFO)
フォーム最適化(Entry Form Optimization:EFO)は、CROにおいて最も効果が出やすい施策の一つです。
EFOの具体的な施策
- 入力項目を最小限にする:本当に必要な項目だけに絞る(項目数が1つ増えるごとに離脱率が上がる)
- 入力しやすいフォーム設計:適切な入力欄サイズ、自動入力への対応、エラー表示の明確化
- プログレスバーの表示:複数ステップのフォームでは、進捗を可視化してユーザーの不安を軽減
- セキュリティの明示:SSL対応であること、個人情報の取り扱いについて明記
- スマホでの操作性:タップしやすいボタンサイズ、適切なキーボード表示(電話番号入力時は数字キーボードなど)
施策6:データ分析と継続的な改善
SEOとCROの両立には、データに基づいた継続的な改善が不可欠です。
活用すべきツールと見るべき指標
- Googleアナリティクス(GA4):
- オーガニック検索からの流入数
- ページ別・流入元別のコンバージョン率
- ユーザー行動フロー
- 離脱率の高いページ
- Googleサーチコンソール:
- 検索クエリ別の表示回数・クリック数・CTR
- ページ別のパフォーマンス
- インデックス状況
- ヒートマップツール:
- ユーザーのクリック位置
- スクロール深度
- 注目されている要素
改善サイクルの回し方
- データ収集:上記ツールでデータを定期的に収集
- 分析:パフォーマンスの良いページ/悪いページの特徴を分析
- 仮説立案:「〇〇を改善すれば、△△が向上するのでは?」という仮説を立てる
- 施策実行:A/Bテストなどで仮説を検証
- 効果測定:施策の効果を数値で確認
- 次の改善へ:結果を基に次の改善点を特定
SEOとCROの統合戦略:フェーズ別アプローチ
SEOとCROの両立は、一度に完璧にできるものではありません。ここでは、段階的に取り組むためのフェーズ別アプローチを紹介します。
フェーズ1:基盤構築(1〜3ヶ月目)
SEOの取り組み
- キーワードリサーチを実施し、狙うべきキーワードを特定
- サイト構造を見直し、SEOに強い設計に
- テクニカルSEOの基本を整備(サイト速度、モバイル対応、SSL化など)
- GoogleサーチコンソールとGA4の設定
CROの取り組み
- コンバージョンポイントの明確化(何をCVとするか定義)
- 現状のコンバージョン率を測定(ベースラインの確立)
- 主要な導線の確認と問題点の洗い出し
- CTAの配置を確認・最適化
フェーズ2:コンテンツ強化(4〜6ヶ月目)
SEOの取り組み
- SEOに強いコンテンツを計画的に作成
- 既存コンテンツのリライト・改善
- 内部リンク構造の最適化
- E-E-A-Tを意識したコンテンツ品質の向上
CROの取り組み
- ファーストビューの改善テスト
- フォームの最適化(EFO)
- ヒートマップ分析に基づくUI改善
- A/Bテストの開始
フェーズ3:拡大・最適化(7〜12ヶ月目)
SEOの取り組み
CROの取り組み
- ページ別のコンバージョン率分析と改善
- ユーザーセグメント別の最適化
- 継続的なA/Bテストサイクルの確立
- パーソナライゼーションの検討
フェーズ4:統合と洗練(13ヶ月目以降)
統合的な取り組み
- SEOデータとCROデータを統合した分析
- キーワード別のコンバージョン率を基にしたSEO戦略の調整
- 高CVRページの特徴を他ページに横展開
- ユーザージャーニー全体の最適化
業種別:SEOとCRO両立のポイント
業種によって、SEOとCROの最適なバランスや注力すべきポイントは異なります。ここでは、代表的な業種別のアプローチを紹介します。
BtoB企業・サービス業
特徴
- 検討期間が長く、複数の意思決定者が関わる
- コンバージョンは「問い合わせ」「資料請求」が主
- 専門性の高い情報が求められる
SEO×CROのポイント
- BtoB向けのコンテンツマーケティングで、検討段階に応じた情報を提供
- ホワイトペーパーや事例集のダウンロードをCVポイントに設定
- E-E-A-T(専門性・権威性)を示すコンテンツで信頼を獲得
- 問い合わせフォームの敷居を下げる(「まずは相談だけでもOK」などの訴求)
ECサイト・小売業
特徴
- 商品数が多く、SEOの対象ページが膨大
- コンバージョンは「購入」が主
- 価格競争が激しい
SEO×CROのポイント
店舗型ビジネス(飲食・美容・医療など)
特徴
- 地域密着型の集客が重要
- コンバージョンは「予約」「来店」「電話」など
- 口コミの影響が大きい
SEO×CROのポイント
士業・コンサルティング
特徴
- 専門性と信頼性が最重要
- コンバージョンは「相談予約」「問い合わせ」
- 「誰に依頼するか」が重視される
SEO×CROのポイント
SEOとCRO両立のよくある失敗と対策
最後に、SEOとCROを両立させる際によくある失敗パターンと、その対策を紹介します。
失敗1:SEOだけに注力し、CVを後回しにする
症状
トラフィックは増えているのに、問い合わせや売上が増えない。
対策
- SEO施策と並行して、主要ページのコンバージョン導線を整備
- GA4でコンバージョン計測を早期に設定し、データを蓄積
- トラフィックの「質」(CVにつながっているか)も指標として追跡
失敗2:CROのためにSEO要素を削りすぎる
症状
コンバージョン率は高いが、そもそもの流入が少なく、成果が頭打ち。
対策
- LPとは別に、SEO用のコンテンツページを作成
- コンテンツページからLPへの導線を設計
- SEO要素を維持しながらCVRを高める方法を模索(本記事の施策を参照)
失敗3:A/Bテストをせずに「感覚」で改善する
症状
改善したつもりが、逆効果になっている。あるいは、効果があったのかわからない。
対策
- A/Bテストツールを導入し、変更の効果を数値で確認
- 一度に複数の変更を行わず、一つずつテストして因果関係を明確に
- 統計的に有意な結果が出るまでテストを継続
失敗4:モバイルユーザーを軽視する
症状
PCでは良好なCVRだが、スマホからのCVRが極端に低い。
対策
- モバイルファーストでサイト設計を見直し
- スマホでのフォーム入力のしやすさを重点的に改善
- タップしやすいボタンサイズ、適切な文字サイズを確保
- モバイルフレンドリーテストを定期的に実施
失敗5:短期的な成果を求めすぎる
症状
1〜2ヶ月で結果が出ないと判断し、施策を中断してしまう。
対策
- SEOは3〜6ヶ月以上かかることを理解し、長期的な視点を持つ
- 短期的なKPI(CTR改善、フォーム送信率など)と長期的なKPI(検索順位、総CV数)を分けて管理
- 小さな改善の積み重ねが大きな成果につながることを組織内で共有
まとめ
本記事では、SEOとCRO(コンバージョン率最適化)の違いから、両者を統合して集客とCV改善を同時に実現する方法まで、詳しく解説しました。
重要なポイントをまとめると
- SEOは「集客」、CROは「転換」:両者は異なる目的を持つが、相互に補完し合う関係
- トラフィック×コンバージョン率=成果:両方を最適化することで、相乗効果が生まれる
- ユーザー体験(UX)が共通の軸:UXを高めることで、SEOにもCROにも効果がある
- データに基づく継続的な改善が重要:感覚ではなく、数値で効果を確認しながら改善を続ける
- 対立する場面では創造的な解決策を:両立できない場面でも、工夫次第で両方の効果を得られる
SEOで集客したユーザーを、CROで確実にコンバージョンに導く。この両輪がそろって初めて、Webサイトはビジネスの成長エンジンとして機能します。
まずは現状のサイトを分析し、SEOとCROの両面から改善点を洗い出すことから始めてみてください。
オムニウェブでは、SEO対策からコンバージョン改善まで、Webマーケティング全般をトータルでサポートしています。「集客はできているがCVが増えない」「どこから手をつければよいかわからない」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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