「ショート動画の再生回数は伸びているのに、ホームページへのアクセスが増えない」
「せっかくバズったのに、売上や問い合わせにつながらない」
「動画からWebサイトへの導線って、どう作ればいいの?」
TikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsなどのショート動画を活用している企業担当者なら、一度はこのような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。
ショート動画は、認知拡大やブランディングには非常に効果的です。しかし、再生回数やいいね数だけでは、ビジネスの成果(売上、問い合わせ、会員登録など)には直結しません。
重要なのは、ショート動画から自社ホームページへの「誘導」です。
動画を見た視聴者が「もっと知りたい」「購入したい」「問い合わせたい」と思ったとき、スムーズにホームページへ遷移できる導線があるかどうかで、成果は大きく変わります。
この記事では、ショート動画からホームページへ誘導するための編集テクニックを徹底解説します。QRコードやリンクの効果的な配置方法から、プラットフォーム別の戦略、視聴者が思わず行動したくなるCTAの作り方まで、実務で使える情報を網羅しています。
なぜショート動画からHPへの誘導が重要なのか
具体的なテクニックに入る前に、ショート動画からホームページへ誘導することの重要性を理解しておきましょう。
ショート動画だけでは「認知」止まり
ショート動画は、短時間で多くの人にリーチできる強力なツールです。アルゴリズムによっておすすめに表示され、フォロワー以外にも届く可能性が高い。
しかし、15秒〜60秒の短い動画だけでは、伝えられる情報には限界があります。
・商品の詳細スペック
・サービスの料金体系
・会社の信頼性・実績
・購入・申し込みの方法
これらの情報を伝え、「購買」や「問い合わせ」というアクションにつなげるためには、ホームページへの誘導が必要です。
カスタマージャーニーにおける位置づけ
マーケティングファネルで考えると、ショート動画は主に「認知」「興味」のフェーズで効果を発揮します。
認知 → 興味 → 検討 → 購入
動画を見て興味を持った視聴者を「検討」「購入」フェーズに進めるためには、より詳細な情報を提供するホームページへ誘導する必要があります。
つまり、ショート動画は「入口」であり、ホームページは「クロージングの場」という役割分担です。
プラットフォーム依存からの脱却
SNSのアルゴリズムやポリシーは、常に変化します。昨日までバズっていた投稿が、今日から表示されなくなることも珍しくありません。
SNS上でフォロワーを増やしても、それは「プラットフォームからの借り物」です。アカウント停止やアルゴリズム変更で、一瞬にして失われる可能性があります。
一方、ホームページに来訪したユーザーは、メールアドレスの取得やLINE登録などを通じて「自社の顧客リスト」に変換できます。これは、プラットフォームに依存しない資産になります。
コンバージョン計測の観点
SNS上での「いいね」や「フォロー」は、ビジネス成果を測定しにくい指標です。
ホームページに誘導することで、以下のようなコンバージョンを計測できるようになります。
・商品購入
・問い合わせフォーム送信
・資料ダウンロード
・会員登録
・メルマガ登録
これにより、「どの動画からの流入が成果につながったか」を分析し、PDCAを回すことができます。
プラットフォーム別:HP誘導の仕組みと制約
ショート動画からホームページへ誘導する方法は、プラットフォームによって異なります。それぞれの特徴と制約を理解しておきましょう。
TikTok
【リンク設置の方法】
・プロフィールのリンク:ビジネスアカウントであれば、プロフィールにリンクを1つ設置可能
・動画内リンク:基本的に不可(一部のクリエイターや広告は例外)
・キャプション内リンク:リンクを記載してもクリックできない(テキストとして表示されるのみ)
【誘導のポイント】
・動画内で「プロフィールのリンクから」と誘導
・エンディングでプロフィールへの遷移を促すアニメーション
・QRコードを画面に表示(ただし、TikTokは基本スマホ視聴なので効果は限定的)
【制約】
・動画から直接外部リンクに飛ばせない
・プロフィールのリンクは1つのみ
・「Linktree」などのリンクまとめサービスで複数ページへの導線を作る方法もある
Instagram Reels
【リンク設置の方法】
・プロフィールのリンク:リンクを設置可能(ビジネスアカウントは複数可)
・ストーリーズのリンクスタンプ:ストーリーズにはリンクを設置可能
・リール内リンク:基本的に不可
【誘導のポイント】
・動画内で「プロフィールのリンクから」と誘導
・リールを見た後、ストーリーズでリンク付き投稿を見せる導線
・キャプションで「詳細はプロフィールのリンクから」と明記
【制約】
・リール動画から直接外部リンクに飛ばせない
・ストーリーズは24時間で消えるため、ハイライトに保存が必要
Instagramリールの編集については、Instagramリール:世界観を壊さず「保存」を増やす!文字入れと余白のデザインルールも参考になります。
YouTube Shorts
【リンク設置の方法】
・説明文(概要欄)のリンク:クリック可能なリンクを設置可能
・チャンネルページのリンク:概要タブにリンクを複数設置可能
・動画内リンク:Shorts動画では終了画面やカードが使えない(通常動画のみ)
【誘導のポイント】
・動画内で「説明文のリンクから」と誘導
・チャンネル登録を促し、通常動画(長尺)でより詳細にリンク誘導
・コメント欄にリンクを記載(ただし、コメントはスクロールしないと見えない)
【制約】
・Shortsでは終了画面(エンドスクリーン)が使えない
・カード機能も使えない
・説明文を見るためにはスワイプ/タップが必要
LINE VOOM
【リンク設置の方法】
・投稿内リンク:投稿文にURLを記載可能(クリック可能)
・プロフィールリンク:LINE公式アカウントへの誘導が可能
【誘導のポイント】
・投稿文にリンクを直接記載
・LINE公式アカウントへの友だち追加を促す
・友だち追加後、リッチメニューからHPへ誘導
【制約】
・ユーザー数・リーチはTikTokやInstagramに比べて限定的
・主にすでにLINEでつながっているユーザー向け
各プラットフォームの比較まとめ
| プラットフォーム | 動画内リンク | 説明文/キャプションリンク | プロフィールリンク |
|—|—|—|—|
| TikTok | × | × (テキストのみ) | ○ (1つ) |
| Instagram Reels | × | × (テキストのみ) | ○ (複数可) |
| YouTube Shorts | × | ○ | ○ |
| LINE VOOM | × | ○ | ○ |
このように、ショート動画から直接外部リンクに飛ばすことは、どのプラットフォームでも難しいのが現状です。そのため、「動画内での誘導」+「プロフィールや説明文への導線」という二段階の設計が必要になります。
動画内でのCTA(行動喚起)の作り方
プラットフォームの制約を踏まえた上で、動画内でどのようにホームページへの誘導を組み込むかが重要です。
CTAとは何か
CTA(Call To Action)とは、視聴者に特定の行動を促すメッセージや要素のことです。
・「プロフィールのリンクをチェック」
・「詳細はホームページで」
・「今すぐ公式サイトへ」
ショート動画では、このCTAをいかに自然に、かつ効果的に組み込むかがポイントです。
CTAを入れるタイミング
ショート動画は尺が短いため、CTAを入れるタイミングが重要です。
【冒頭(最初の3秒以内)】
冒頭にCTAを入れることは基本的に避けた方が良いです。視聴者はまだ動画の価値を理解していないため、「いきなり宣伝?」と感じて離脱されます。
ただし、「最後に○○を紹介します」という予告は有効です。
【中盤(価値を提供した直後)】
有益な情報やエンタメ価値を提供した直後にCTAを入れると、視聴者は「この人の言うことは信頼できる」と感じているため、行動に移しやすくなります。
例:「この方法をさらに詳しく解説した記事をホームページに用意しています」
【終盤(ラスト5〜10秒)】
最も一般的なCTAの位置。動画を最後まで見た視聴者は、すでに興味を持っているため、行動に移る可能性が高い。
例:「気になった方は、プロフィールのリンクからチェックしてください」
【ベストプラクティス】
・中盤で軽くCTAに触れ、終盤で明確なCTAを入れる
・CTAは1つの動画につき1つのアクションに絞る
・繰り返しすぎると「宣伝ばかり」と思われる
言葉でのCTA
ナレーションや話し言葉でCTAを伝える方法です。
【効果的なCTAのフレーズ】
・「詳しくはプロフィールのリンクから」(定番)
・「ホームページでさらに詳しく解説しています」
・「公式サイトで限定情報を公開中」
・「気になった方は概要欄のリンクをチェック」(YouTube)
・「今すぐ○○で検索」(検索誘導)
【CTAを自然に聞こえさせるコツ】
・視聴者のメリットを伝える:「ホームページでは、今日紹介しきれなかったテクニックも全部公開しています」
・限定感を出す:「ホームページ限定で特典を用意しています」
・続きを匂わせる:「続きはホームページで」
テロップ・テキストでのCTA
音声をオフで視聴する人も多いため、テロップでCTAを表示することも重要です。
【テロップCTAの表示方法】
・動画の最後に数秒間表示
・画面下部にテロップとして常時表示
・アニメーションで注目を集める
【テロップCTAのデザインポイント】
・目立つ色(背景とコントラストをつける)
・読みやすいフォント
・矢印やアイコンで誘導
・短く端的に(10文字以内が理想)
例:「詳細はプロフィール↓」「続きは公式サイト→」
テロップの効果的な入れ方については、見やすいテロップ(字幕)の入れ方|フォント・サイズ・色の視認性ルールを参照してください。
視覚的な誘導(矢印・アニメーション)
言葉だけでなく、視覚的な要素で誘導することも効果的です。
【矢印の活用】
・画面下部を指す矢印(プロフィールへの誘導)
・画面外を指す矢印(リンク先への誘導)
・動く矢印アニメーションで注目を集める
【その他の視覚的要素】
・点滅するボタン風のグラフィック
・「TAP」「CLICK」などの文字
・スマホ画面のモックアップ(「ここをタップ」という視覚的説明)
QRコードの活用方法
QRコードは、オフラインとオンラインをつなぐツールとして有効ですが、ショート動画では使い方に工夫が必要です。
ショート動画でQRコードを使うべきシーン
QRコードは「スマホでQRコードを読み取る」という行動が必要なため、視聴者が別のデバイスを持っている状況でないと効果がありません。
【QRコードが効果的なシーン】
・PCやタブレットで動画を視聴している場合(スマホで読み取れる)
・大画面(テレビ、プロジェクター)で再生されている場合
・展示会やイベントで動画を流している場合
・店頭のデジタルサイネージで再生している場合
【QRコードが効果的でないシーン】
・スマホで視聴している場合(自分のスマホでQRコードを読み取れない)
TikTokやInstagramの視聴者の大部分はスマホユーザーなので、QRコード「だけ」に頼るのは非効率です。QRコードは補助的な手段として位置づけ、他の誘導方法と組み合わせましょう。
QRコードの作成方法
【無料のQRコード作成ツール】
・QRコードジェネレーター(qr-code-generator.com)
・QR Code Monkey(qrcode-monkey.com)
・Canva(デザインツール内でQRコード生成可能)
【QRコード作成時のポイント】
・短縮URLを使用(長いURLはQRコードが複雑になる)
・UTMパラメータをつけて流入元を計測
・テストして正しく読み取れることを確認
・適度なサイズ(小さすぎると読み取れない)
QRコードのデザインと配置
【QRコードのデザイン】
・ブランドカラーを使ったカスタムQRコード
・中央にロゴを配置したQRコード
・ただし、デザインしすぎると読み取りにくくなるので注意
【動画内での配置】
・画面の隅(邪魔にならない位置)
・CTAテロップの横
・エンディングで大きく表示
【表示時間】
・最低3秒以上表示(読み取る時間が必要)
・できれば5秒以上が理想
QRコードと他の誘導方法の組み合わせ
QRコードは万能ではないため、他の誘導方法と組み合わせることが重要です。
・「スマホの方はプロフィールのリンクから、PCの方はこちらのQRコードから」
・「○○で検索、またはQRコードをスキャン」
「検索誘導」という選択肢
直接リンクやQRコードだけでなく、「検索させる」という誘導方法も有効です。
検索誘導のメリット
・プラットフォームの制約を受けない
・視聴者が自分でアクションを起こすため、意欲の高いユーザーが流入する
・記憶に残りやすい
検索誘導を成功させる条件
【検索ワードの設計】
・短く、覚えやすい:3〜4文字程度が理想
・ユニークである:検索結果で自社が1位に表示される
・読み間違いが起きにくい
例:「○○ 公式」「○○ で検索」
【事前のSEO対策】
誘導する検索ワードで、自社サイトが上位表示されていることを確認しましょう。
・社名やサービス名での検索で1位になっているか
・競合やネガティブ情報が上位に表示されていないか
検索誘導の伝え方
・「○○で検索」と明確に伝える
・テロップで検索ワードを大きく表示
・検索窓のモックアップを画面に表示
・「Googleで」「Yahoo!で」などの具体的な指示
プロフィール・説明文の最適化
動画からの誘導先となる「プロフィール」や「説明文」も最適化しておく必要があります。
プロフィールのリンク設定
【単一リンクの場合】
最も重要なページ(トップページ、LP、商品ページなど)へのリンクを設置。
【複数リンクを設置したい場合】
「Linktree」「lit.link」などのリンクまとめサービスを活用。
・複数のリンクを1ページにまとめられる
・どのリンクがクリックされたか計測可能
・デザインをカスタマイズ可能
【リンク先ページの最適化】
リンク先のページも最適化しておくことが重要です。
・スマホ対応(レスポンシブデザイン)
・ページ読み込み速度が速い
・動画で言及した内容とリンク先の内容が一致している
・次のアクション(購入、問い合わせ等)への導線が明確
説明文・キャプションの書き方
YouTubeの説明文やInstagramのキャプションも、誘導に活用できます。
【効果的な説明文の構成】
1. 動画の要約(1〜2行)
2. リンク(最も重要なものを最初に)
3. 補足情報
4. ハッシュタグ
【リンクの記載方法】
・YouTubeの場合:クリック可能なURL
・Instagramの場合:「プロフィールのリンクから」というテキストと、リンクの内容説明
・TikTokの場合:同上
【UTMパラメータの活用】
リンクにUTMパラメータをつけることで、Google Analyticsでの流入元分析が可能になります。
例:https://example.com/?utm_source=tiktok&utm_medium=social&utm_campaign=short_video
誘導効果を高める動画編集テクニック
CTAの内容だけでなく、動画の編集そのものがHP誘導の効果に影響します。
「続きが気になる」構成
動画の中で「すべてを伝えきらない」ことで、HPへの誘導動機を生み出します。
【オープンループの活用】
動画内で「答え」をすべて明かさず、「続きはホームページで」という構成。
例:「この方法を使った結果、売上が○倍に…詳しいデータはホームページで公開しています」
【ティーザー(予告編)形式】
動画自体を「予告編」として位置づけ、本編(詳細情報)はHPで、という構成。
例:「この商品の全機能を紹介した動画は、公式サイトでご覧いただけます」
【注意点】
情報を出し惜しみしすぎると、視聴者の不満を招きます。動画単体でも価値を提供しつつ、「さらに詳しく知りたい人はHPへ」というバランスが重要です。
信頼性を高める編集
視聴者がHPに行くかどうかは、動画で「信頼」を獲得できているかに左右されます。
【信頼性を高める要素】
・実績や数字の提示
・お客様の声・事例
・専門性のアピール
・顔出しでの説明(顔が見えると信頼されやすい)
・プロフェッショナルな映像クオリティ
【避けるべき要素】
・大げさな煽り
・根拠のない主張
・「怪しい」印象を与える演出
ブランドの一貫性
動画とホームページのトーン&マナーを一致させることで、スムーズな遷移体験を提供できます。
【一貫性を持たせる要素】
・ロゴの表示
・ブランドカラーの使用
・フォントの統一
・BGMやジングルの統一
・話し方やトーンの一貫性
動画とHPのデザインが大きく異なると、「本当にこの会社のサイト?」と不安を感じさせてしまいます。
ブランディングについては、動画編集でブランディング!会社ロゴやトンマナを統一する重要性も参考になります。
シリーズ化による誘導
単発の動画ではなく、シリーズ化することで、継続的な誘導が可能になります。
【シリーズ化のメリット】
・視聴者がファン化しやすい
・「次も見たい」という期待が生まれる
・シリーズのまとめページとしてHPを位置づけられる
例:「○○講座シリーズ、全10回の詳細なテキスト版はホームページで公開しています」
LP(ランディングページ)との連携
ショート動画からの誘導先として、LP(ランディングページ)を用意することで、コンバージョン率を高められます。
動画専用LPの作成
通常のトップページではなく、動画からの流入に特化したLPを用意する方法です。
【動画専用LPの要素】
・動画で言及した内容との連続性
・動画を見た人向けのメッセージ(「動画をご覧いただきありがとうございます」)
・動画では伝えきれなかった詳細情報
・明確なCTA(購入、問い合わせ、登録など)
・モバイルファースト設計
ファーストビューの最適化
リンクをクリックした視聴者が最初に目にする「ファーストビュー」が重要です。
【ファーストビューに含めるべき要素】
・動画との関連性がわかるビジュアル
・主要なベネフィット
・次のアクションへの誘導
LPのファーストビューについては、ホームページのファーストビューで決まる!離脱を防ぐキャッチコピーと画像の選び方で詳しく解説しています。
動画の埋め込み
LP内にショート動画(または関連動画)を埋め込むことで、滞在時間を延ばし、理解を深めてもらえます。
【動画埋め込みのポイント】
・ショート動画と同じ動画を埋め込む場合:「動画を見逃した方はこちら」
・別の動画を埋め込む場合:より詳細な解説動画、お客様の声動画など
・自動再生は避ける(ユーザー体験を損なう)
動画の埋め込み効果については、ホームページに動画を埋め込むメリット|YouTube活用で滞在時間を延ばすSEO効果を参照してください。
効果測定と改善
ショート動画からHPへの誘導効果を測定し、継続的に改善していくことが重要です。
測定すべき指標
【動画側の指標】
・再生回数
・視聴完了率(最後まで見た人の割合)
・エンゲージメント(いいね、コメント、シェア)
・プロフィールへの遷移数(一部プラットフォームで確認可能)
【HP側の指標】
・動画経由のセッション数(UTMパラメータで計測)
・直帰率
・滞在時間
・コンバージョン数(問い合わせ、購入など)
・コンバージョン率
Google Analyticsでの計測設定
【UTMパラメータの設定】
各プラットフォームや動画ごとに異なるUTMパラメータを設定することで、どの動画からの流入が最も成果につながっているかを分析できます。
例:
・TikTokからの流入:utm_source=tiktok
・Instagramからの流入:utm_source=instagram
・特定のキャンペーン動画:utm_campaign=summer_sale
【コンバージョン設定】
Google Analyticsでコンバージョン(目標)を設定し、動画経由の流入がどれだけ成果につながっているかを計測します。
A/Bテストの実施
どのようなCTAや誘導方法が効果的かを検証するために、A/Bテストを行いましょう。
【テストすべき要素】
・CTAのフレーズ(「プロフィールから」vs「リンクから」)
・CTAのタイミング(中盤vs終盤)
・テロップのデザイン(色、サイズ、アニメーション)
・誘導先ページ(トップページvs専用LP)
【テストの進め方】
・1つの要素だけを変えて比較
・十分なサンプルサイズを確保
・結果を記録し、ナレッジを蓄積
改善のサイクル
1. 動画を投稿
2. 効果を測定(動画の視聴データ、HPへの流入、コンバージョン)
3. 課題を特定(どの段階で離脱しているか)
4. 仮説を立てる(CTAが弱い?リンク先が悪い?)
5. 改善策を実行
6. 再度測定
このサイクルを回すことで、継続的に誘導効果を高めていけます。
業種別:誘導戦略のポイント
業種によって、効果的な誘導戦略は異なります。
EC・物販
誘導先:商品ページ、カテゴリページ、LP
ポイント:
・動画で商品の魅力を伝え、「詳細を見る」「購入する」に誘導
・期間限定のキャンペーンやクーポンをHPで提供
・在庫状況や価格はHPで確認するよう誘導
ECサイトの動画活用については、【ECサイト】Amazonや楽天で売れる商品紹介動画|最初の5秒で魅せる編集術も参考になります。
サービス業(BtoC)
誘導先:予約ページ、お問い合わせフォーム、店舗情報ページ
ポイント:
・動画でサービスの雰囲気や強みを伝える
・「予約はプロフィールのリンクから」と明確に誘導
・地域名を含めたローカルSEOとの連携
BtoB企業
誘導先:資料ダウンロードページ、問い合わせフォーム、サービス紹介ページ
ポイント:
・動画で専門知識や課題解決力をアピール
・「詳しい資料はホームページからダウンロード」と誘導
・リードマグネット(ホワイトペーパー、チェックリスト等)を用意
BtoB企業の動画活用については、【B2Bサービス】難しい製品を「アニメーション動画」でわかりやすく解説するコツも参考になります。
飲食店・店舗
誘導先:予約ページ、メニューページ、店舗情報(アクセス)ページ
ポイント:
・シズル感のある動画で「行きたい」を喚起
・「予約はプロフィールのリンクから」「○○(店名)で検索」
・Googleマップ(MEO)との連携
飲食店のMEO対策については、MEO対策とは?ホームページとGoogleマップ連携で店舗集客を倍増させる方法を参照してください。
よくある失敗と対策
ショート動画からHPへの誘導でよくある失敗パターンと、その対策を紹介します。
失敗1:CTAが弱すぎる・なさすぎる
症状:動画は再生されているが、HPへの流入がない
対策:
・明確なCTAを動画に含める
・CTAを言葉とテロップの両方で伝える
・視聴者のメリットを伝える
失敗2:CTAが多すぎる・強すぎる
症状:「宣伝ばかり」と思われて敬遠される
対策:
・CTAは1動画1アクションに絞る
・価値を提供した後にCTAを入れる
・煽りすぎない、自然なトーンで
失敗3:誘導先とのミスマッチ
症状:HPに来たが、すぐ離脱される(直帰率が高い)
対策:
・動画の内容と誘導先ページの内容を一致させる
・動画専用のLPを用意する
・モバイル対応を確認する
失敗4:リンクが見つからない
症状:視聴者がリンクを探せず、離脱する
対策:
・プロフィールのリンクを目立つ位置に
・動画内で「どこにリンクがあるか」を具体的に伝える
・リンクまとめページを整理する
失敗5:計測ができていない
症状:効果があるのかないのかわからない
対策:
・UTMパラメータを設定する
・Google Analyticsでコンバージョンを設定する
・定期的にデータを確認する習慣をつける
まとめ
この記事では、ショート動画からホームページへ誘導するための編集テクニックを解説しました。
ポイントを改めて整理します。
【プラットフォームの理解】
・TikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsは、動画から直接外部リンクに飛ばせない
・プロフィールや説明文のリンクを活用
・プラットフォームごとの制約を理解した上で戦略を立てる
【CTA(行動喚起)の作り方】
・CTAは中盤〜終盤に入れる
・言葉とテロップの両方で伝える
・視聴者のメリットを伝える
・1動画1アクションに絞る
【QRコードと検索誘導】
・QRコードはPCや大画面視聴時に有効
・スマホ視聴には「プロフィールのリンク」が有効
・「○○で検索」という誘導も選択肢
【プロフィール・LPの最適化】
・プロフィールのリンクを整理
・動画専用LPの作成も検討
・モバイルファースト設計
【効果測定と改善】
・UTMパラメータで流入元を計測
・コンバージョンを設定
・A/Bテストで改善
ショート動画は「認知」の入口として非常に強力ですが、ビジネス成果につなげるためにはホームページへの誘導が不可欠です。この記事で解説したテクニックを活用して、再生回数を「売上」や「問い合わせ」に変換しましょう。
OMNIWEBでは、ショート動画マーケティングからホームページ制作まで、トータルでサポートしています。「動画からの集客を強化したい」というご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。
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