「縦型動画を投稿しているけど、全然見てもらえない」
「横型動画と同じように編集しているけど、何か違う気がする」
「最初の数秒で離脱されてしまう」
TikTok、Instagram Reels、YouTubeショートなど、縦型動画(9:16)のプラットフォームが急成長しています。しかし、縦型動画には横型動画とは異なる、独自の編集ルールがあります。
縦型動画の世界では、視聴者は「指一本」で次の動画にスワイプできます。最初の数秒で興味を引けなければ、あなたの動画は見られることなく消えていきます。
本記事では、縦型動画特有の編集ルールを徹底解説します。最初の3秒で視聴者の指を止める仕掛けから、セーフゾーン、テロップ配置、テンポの作り方まで、詳しくお伝えします。
縦型動画の特徴と重要性
まずは、縦型動画の特徴と、なぜ今重要なのかを理解しましょう。
縦型動画とは
縦型動画とは、アスペクト比が9:16(縦長)の動画フォーマットです。スマートフォンを縦に持った状態で、画面いっぱいに表示されます。
代表的なプラットフォーム
・TikTok
・Instagram Reels / ストーリーズ
・YouTubeショート
・LINE VOOM
・Facebook Reels
縦型動画が重要な理由
1. スマホ視聴の増加
動画視聴の大半がスマートフォンで行われるようになりました。縦型動画は、スマホを縦に持ったまま、画面全体を使って視聴できます。
2. 没入感が高い
画面全体を使用するため、横型動画よりも没入感が高く、視聴者の注意を引きつけやすいです。
3. プラットフォームの成長
TikTokを筆頭に、縦型ショート動画プラットフォームが急成長しています。YouTubeもショート動画に注力しており、今後もこのトレンドは続くと予想されます。
4. 新規視聴者の獲得
ショート動画は「発見」されやすい仕組みになっており、新規視聴者の獲得に効果的です。
横型動画との違い
縦型動画と横型動画では、視聴環境や視聴者の行動が大きく異なります。
視聴環境
・横型:PC、テレビ、スマホ横向き。「座ってじっくり見る」
・縦型:スマホ縦向きのみ。「移動中、隙間時間に見る」
視聴者の行動
・横型:検索して目的の動画を見る。最初から見る意思がある
・縦型:フィードをスクロールして偶然見つける。すぐにスワイプできる
離脱のハードル
・横型:別の動画に移るには、検索し直すなどの手間がある
・縦型:指一本でスワイプするだけで次の動画に移れる
動画の長さ
・横型:数分〜数十分が一般的
・縦型:15秒〜60秒が中心(最大数分のプラットフォームもある)
最初の3秒が勝負
縦型動画では、最初の数秒が極めて重要です。ここで視聴者の興味を引けなければ、スワイプされてしまいます。
なぜ3秒なのか
様々な調査によると、縦型動画の視聴者は、最初の1〜3秒で「見続けるかどうか」を判断します。
・TikTokでは、最初の1秒で約50%の視聴者が離脱するという調査もある
・3秒見てもらえれば、最後まで見てもらえる可能性が大幅に上がる
・アルゴリズムも「最初の数秒の視聴維持率」を重視している
最初の3秒でやるべきこと
最初の3秒で視聴者の指を止めるために、以下のことを意識しましょう。
1. いきなり本題に入る
前置き、挨拶、自己紹介は不要です。いきなり最も興味を引く部分から始めましょう。
・悪い例:「こんにちは!今日は〇〇について紹介します」
・良い例:「これ知らないと損します」「衝撃の結果がこちら」
2. 視覚的なインパクトを与える
目を引く映像、動き、色で視覚的に注意を引きます。
・大きな動き、アクション
・鮮やかな色、コントラスト
・意外性のある映像
・人物の表情(特に目)
3. 疑問や期待を作る
「続きが気になる」状態を作ることで、視聴を継続させます。
・質問を投げかける:「〇〇って知ってますか?」
・結果をほのめかす:「最後に衝撃の展開が…」
・対比を見せる:「ビフォー」だけ見せて「アフター」を期待させる
4. テキストで補強する
音声なしで見ている視聴者も多いため、テキスト(テロップ)で内容を伝えます。
・冒頭に大きなテキストでフックを入れる
・「この方法で〇〇できました」など、ベネフィットを明示
冒頭で避けるべきこと
最初の3秒で以下のことは避けましょう。
・長い挨拶や自己紹介
・「今日は〇〇について話します」という説明
・静止画や動きのない映像
・何の動画か分からない映像
・音声なしでは内容が分からない構成
フック(引き)のパターン
視聴者の興味を引く「フック」のパターンを紹介します。
1. 結果先出し
最も興味を引く結果を最初に見せ、「どうやって?」という疑問を作ります。
・「このたった1分の方法で、肌が激変しました」
・「この料理、3分で完成します」(完成品を見せる)
2. 意外性・ギャップ
予想外の展開や、常識とのギャップで興味を引きます。
・「実は〇〇は間違いでした」
・「プロがやらない〇〇」
3. 共感・あるある
視聴者が「あるある!」と思う内容で共感を得ます。
・「〇〇な人、絶対見て」
・「これやってる人、多いけど…」
4. 緊急性・限定性
「今すぐ見ないと」という気持ちを作ります。
・「知らないと損する〇〇」
・「今だけの裏技」
5. 数字・具体性
具体的な数字で信頼性と興味を高めます。
・「3つの方法」「5選」「-10kg」「100万円」
・「たった30秒で」「1週間で変わる」
セーフゾーンを意識する
縦型動画では、画面の一部にプラットフォームのUI(ユーザーインターフェース)が表示されます。この領域を避けて、重要な要素を配置する必要があります。
セーフゾーンとは
セーフゾーンとは、UIに覆われない、コンテンツを安全に配置できる領域のことです。この領域外に重要な要素を配置すると、UIに隠れて見えなくなってしまいます。
プラットフォーム別のUI配置
各プラットフォームで、どこにUIが表示されるかを確認しましょう。
TikTok
・右側:いいね、コメント、共有、プロフィールアイコン
・下部:キャプション、音楽情報、ユーザー名
・上部:検索アイコン、その他のUI
Instagram Reels
・右側:いいね、コメント、共有、音楽
・下部:キャプション、ユーザー名、音楽情報
・上部:カメラ、検索など
YouTubeショート
・右側:いいね、コメント、共有、リミックス
・下部:タイトル、チャンネル名、音楽情報
・上部:検索、通知など
セーフゾーンの目安
一般的なセーフゾーンの目安は以下の通りです。
・上部:画面上端から約10〜15%を避ける
・下部:画面下端から約15〜20%を避ける
・右側:画面右端から約10〜15%を避ける
・左側:比較的自由だが、端ギリギリは避ける
解像度1080×1920pxの場合の目安
・上部:上端から約150〜200pxを避ける
・下部:下端から約250〜350pxを避ける
・右側:右端から約100〜150pxを避ける
セーフゾーン内に配置すべきもの
以下の重要な要素は、必ずセーフゾーン内に配置しましょう。
・メインのテロップ(字幕)
・重要なテキスト情報
・人物の顔(特に目と口)
・商品や見せたいもの
・CTA(Call to Action)
編集ソフトでの確認方法
編集ソフトによっては、セーフゾーンを表示するガイド機能があります。
Premiere Pro
プログラムモニター → 設定(レンチアイコン) → セーフマージン
DaVinci Resolve
タイムラインビューア → オーバーレイ → セーフエリア
ガイド機能がない場合は、テンプレートにセーフゾーンの枠を作成しておくと便利です。
テロップ・テキストの配置
縦型動画では、テロップの配置が横型動画とは大きく異なります。
縦型動画のテロップ配置の基本
中央〜中央やや上が基本
横型動画では画面下部にテロップを配置することが多いですが、縦型動画では下部にUIが表示されるため、中央〜中央やや上に配置するのが基本です。
1行あたりの文字数を少なく
縦型は横幅が狭いため、1行あたりの文字数を少なくする必要があります。
・目安:1行10〜15文字程度
・長いテキストは2〜3行に分ける
フォントサイズは大きめに
スマホの画面サイズを考慮し、横型動画よりも大きめのフォントサイズを使用します。
・1080×1920pxの場合:56〜72px程度がメイン
・強調:72〜96px以上
テロップデザインのポイント
視認性を最優先
どんな背景でも読めるように、縁取りや影、背景ボックスを活用します。
・白文字に黒の縁取り(最も視認性が高い)
・半透明の背景ボックス
・ドロップシャドウ
アニメーションで注目を集める
テロップにアニメーションを加えることで、視聴者の注目を集められます。
・ポップイン(弾むように表示)
・スライドイン(横から入ってくる)
・タイプライター(1文字ずつ表示)
・強調部分のハイライト
色で強調する
重要なキーワードは、色を変えて強調します。
・通常のテキスト:白
・強調:黄色、赤など
見やすいテロップ(字幕)の入れ方|フォント・サイズ・色の視認性ルールも参考にしてください。
縦書きテロップの活用
縦型動画では、縦書きテロップも効果的に使えます。
縦書きのメリット
・画面の横幅を活かせる
・インパクトがある
・和風、伝統的な雰囲気を出せる
縦書きの注意点
・長文には向かない
・英数字の扱いに注意(回転させる必要がある場合も)
・読みにくくならないように配慮
テンポとカット割り
縦型動画は、横型動画よりもテンポの速い編集が求められます。
なぜテンポが重要なのか
縦型動画の視聴者は、少しでも退屈を感じるとスワイプしてしまいます。常に「次に何が起こるか」という期待を持たせ続ける必要があります。
カット割りの目安
縦型動画では、1〜3秒に1回程度のペースでカットを入れるのが一般的です。
カットのタイミング
・話の区切り
・動作の切り替わり
・強調したいポイント
・BGMのビート
カットの種類
・ジャンプカット:同じアングルで不要な部分をカット
・カットアウェイ:別の映像を挿入
・ズームイン/アウト:擬似的なカットとして使用
テンポを作るテクニック
1. 不要な間を徹底的に削除
「えー」「あー」などの言い淀み、無意味な沈黙は完全に削除します。
2. ズームで変化を作る
実際にカットしなくても、ズームイン/アウトで視覚的な変化を作れます。
・強調したい部分でズームイン
・場面転換でズームアウト
3. BGMに合わせる
BGMのビートに合わせてカットを入れると、リズム感のある動画になります。
4. テロップでアクセント
テロップの表示/非表示でも視覚的な変化を作れます。
5. 効果音を活用
効果音でテンポを強調し、メリハリをつけます。
視聴維持率が変わる!プロが教える「カット」と「間」の編集テクニックも参考にしてください。
テンポの緩急
常にハイテンポだと、逆に疲れてしまいます。適度に緩急をつけましょう。
・冒頭:速いテンポでインパクト
・中盤:やや落ち着いて情報を伝える
・オチ/クライマックス:再びテンポアップ
音声と音楽
縦型動画における音声と音楽の使い方を解説します。
音声なしでも伝わる設計
縦型動画は、音声なし(ミュート)で視聴されることが多いです。公共の場所や、音を出せない環境で見る視聴者も多くいます。
音声なしでも伝わる工夫
・テロップで内容を伝える
・視覚的な説明を増やす
・字幕を必ず入れる
・音声に頼らない構成にする
トレンドのBGMを活用
TikTokやReelsでは、トレンドのBGMを使用することで、発見されやすくなります。
トレンドBGMのメリット
・アルゴリズムに優遇される可能性
・その音楽で検索した視聴者に届く
・トレンドに乗っている印象を与える
トレンドBGMの見つけ方
・TikTokのトレンドページ
・人気の動画で使われている音楽をチェック
・Reelsの音楽ライブラリで人気の音楽を確認
オリジナル音声の重要性
一方で、オリジナルの音声(自分の声、撮影した音)を使うことも重要です。
オリジナル音声のメリット
・差別化ができる
・自分の声で信頼感を与える
・著作権の心配がない
音声のクオリティ
音声のクオリティは、動画全体の印象に影響します。
・クリアで聞き取りやすい音声
・ノイズを除去
・適切な音量
BGM・効果音(SE)の使い方|聴き疲れさせない音量調整とタイミングも参考にしてください。
ループを意識した構成
縦型動画プラットフォームでは、動画が自動的にループ再生されます。このループを意識した構成が効果的です。
ループ再生が重要な理由
アルゴリズムへの影響
視聴者が動画を複数回再生すると、アルゴリズムは「この動画は面白い」と判断し、より多くの人におすすめします。
視聴時間の増加
ループ再生されることで、総視聴時間が増加します。
ループを促す構成テクニック
1. 終わりと始まりをつなげる
動画の終わりが、始まりに自然につながるように設計します。
・終わりの映像/音声と、始まりの映像/音声を似たものにする
・「もう一度見たい」と思わせる終わり方
2. 短く、何度も見たくなる内容
複雑な内容ではなく、短くてインパクトのある内容にすると、何度も見たくなります。
3. 見逃した部分を確認したくなる
テンポが速い、情報が多いなど、1回では全て把握できない構成にすると、再度見る動機が生まれます。
4. オチを最後に持ってくる
オチや結論を最後に持ってきて、「そういうことか!」という驚きを与えると、冒頭から見直したくなります。
TikTok:最初の0.5秒で離脱させない!「ループ再生」を狙う編集の仕掛けも参考にしてください。
プラットフォーム別の最適化
同じ縦型動画でも、プラットフォームによって最適な設定や傾向が異なります。
TikTok
基本仕様
・アスペクト比:9:16
・解像度:1080×1920px推奨
・動画の長さ:最大10分(15〜60秒が推奨)
・ファイルサイズ:最大287MB(iOS)、72MB(Android)
TikTokの特徴
・トレンドが非常に重要
・エンタメ性が高い動画が好まれる
・若年層が中心
・音楽の使用がほぼ必須
最適化のポイント
・トレンドの音楽、ハッシュタグを活用
・最初の0.5〜1秒でインパクト
・カジュアルで親しみやすいトーン
・15〜30秒程度がベストの長さ
Instagram Reels
基本仕様
・アスペクト比:9:16
・解像度:1080×1920px推奨
・動画の長さ:最大90秒
・ファイルサイズ:最大4GB
Instagramの特徴
・世界観、美しさが重視される
・フィードとの統一感が重要
・ファッション、美容、ライフスタイルが強い
・TikTokよりやや高い年齢層
最適化のポイント
・ビジュアルの美しさを重視
・アカウント全体の世界観と統一
・プロフィールグリッドでの見え方を意識
・15〜30秒程度がベスト
Instagramリール:世界観を壊さず「保存」を増やす!文字入れと余白のデザインルールも参考にしてください。
YouTubeショート
基本仕様
・アスペクト比:9:16
・解像度:1080×1920px推奨
・動画の長さ:最大60秒
・ファイルサイズ:制限は特になし(通常のYouTube動画と同様)
YouTubeショートの特徴
・YouTube本編への導線として活用できる
・YouTubeの既存視聴者にリーチ
・教育、ハウツー系も強い
・収益化の仕組みがある
最適化のポイント
・本編動画への誘導を意識
・チャンネル登録を促す
・タイトルとハッシュタグ「#Shorts」を活用
・15〜30秒程度がベスト
YouTubeショート:関連動画からの流入を増やす!「続きは本編で」へ繋げる編集術も参考にしてください。
マルチプラットフォーム展開
1つの動画を複数のプラットフォームに投稿する場合の注意点です。
そのまま投稿のデメリット
・各プラットフォームの雰囲気に合わない可能性
・TikTokの透かし(ウォーターマーク)が入っていると、他プラットフォームで不利になる場合がある
・最適なハッシュタグ、キャプションが異なる
プラットフォームごとの調整
・元データから各プラットフォーム向けに書き出す
・キャプション、ハッシュタグはプラットフォームごとに最適化
・トレンドの音楽はプラットフォームで異なる場合がある
横型素材を縦型に変換する方法
横型(16:9)で撮影した素材を、縦型(9:16)に変換する方法を解説します。
変換の方法
1. クロップ(切り抜き)
横型映像の一部を切り抜いて、縦型にする方法です。
・メリット:シンプルで簡単
・デメリット:映像の多くが失われる、画質が劣化する可能性
2. 上下に余白を追加
横型映像を縦型の画面の中央に配置し、上下に余白(背景)を追加する方法です。
・メリット:映像全体を使える
・デメリット:画面全体を使えない、没入感が低下
3. ハイブリッド
横型映像を中央に、上下にテキストや追加要素を配置する方法です。
・メリット:情報を追加できる、空白を有効活用
・デメリット:デザインのセンスが必要
変換時の注意点
重要な部分が切れないように
クロップする場合、人物の顔や重要なオブジェクトが切れないように、位置を調整しましょう。
キーフレームで追従
人物が動く場合、キーフレームを使ってクロップ位置を動かし、常に人物を中央に捉えます。
最初から縦型で撮影がベスト
可能であれば、縦型動画は最初から縦型(9:16)で撮影するのがベストです。横型からの変換は、あくまで応急処置と考えましょう。
縦型動画の撮影のコツ
編集だけでなく、撮影時から縦型を意識することで、より良い動画が作れます。
フレーミング
被写体を中央に
縦型では、被写体(人物など)を中央に配置するのが基本です。左右に寄せると、UIに隠れる可能性があります。
上下の空間を意識
セーフゾーンを考慮し、上下に余裕を持たせて撮影します。特に頭上は少し余白を取りましょう。
縦の動きを活かす
縦型は縦の動きを活かせます。上から下へ、下から上へ、という動きを取り入れましょう。
カメラの持ち方
両手で安定させる
スマホを縦に持って撮影する場合、両手で安定させましょう。
ジンバルの活用
動きながら撮影する場合は、スマホ用ジンバルを使うと、滑らかな映像が撮れます。
照明
顔に光を当てる
人物が映る場合、顔に十分な光が当たるようにしましょう。窓際やリングライトを活用します。
背景との差を作る
人物と背景の明るさに差をつけると、人物が引き立ちます。
縦型動画のコンテンツ企画
縦型動画で成功するためには、編集技術だけでなく、コンテンツの企画も重要です。
バズりやすいコンテンツの特徴
縦型プラットフォームでバズりやすいコンテンツには、共通の特徴があります。
1. 共感・あるある系
視聴者が「分かる!」と共感できる内容は、いいねやシェアを得やすいです。
・「〇〇あるある」
・「〇〇な人の特徴」
・日常の何気ないシーンへの共感
2. ハウツー・Tips系
短時間で役立つ情報を得られるコンテンツは、保存されやすいです。
・「〇〇のやり方」
・「〇〇のコツ3選」
・「知らないと損する〇〇」
3. ビフォーアフター系
変化を見せるコンテンツは、視覚的なインパクトがあります。
・ダイエット、美容の変化
・部屋の片付け、模様替え
・料理の調理過程と完成品
4. エンタメ・コメディ系
笑える、面白いコンテンツは、シェアされやすいです。
・ネタ、コント
・意外な展開、オチ
・ペット、子供の面白い瞬間
5. トレンド乗っかり系
トレンドの音楽やチャレンジに参加することで、発見されやすくなります。
・流行りのダンス
・チャレンジ動画
・トレンドの音楽を使った投稿
シリーズ化のすすめ
1回限りの動画ではなく、シリーズ化することでフォロワー獲得につながります。
シリーズ化のメリット
・「続きが見たい」でフォローにつながる
・コンテンツのネタ切れを防げる
・認知されやすくなる
シリーズ化の例
・「〇〇レビューシリーズ」
・「今日の一言シリーズ」
・「〇〇チャレンジ Day1〜」
・「〇〇あるある第1弾、第2弾…」
投稿タイミングの最適化
縦型動画の投稿タイミングも、視聴数に影響します。
一般的に効果的な時間帯
・朝:7〜9時(通勤時間)
・昼:12〜13時(昼休み)
・夜:19〜22時(帰宅後、就寝前)
最適な時間の見つけ方
・各プラットフォームのインサイト機能で、フォロワーのアクティブ時間を確認
・複数の時間帯でテストして比較
・ターゲット層の生活リズムを考慮
縦型動画の分析と改善
データを分析し、継続的に改善することが成功の鍵です。
見るべき指標
視聴完了率
動画を最後まで見た人の割合。高いほど良い動画とみなされます。
平均視聴時間
視聴者が平均で何秒間視聴したか。離脱ポイントの特定に役立ちます。
エンゲージメント率
いいね、コメント、シェア、保存の割合。視聴者の反応を測る指標です。
フォロワー獲得数
その動画をきっかけにフォローした人の数。
分析からの改善サイクル
1. データを確認
各プラットフォームのインサイト機能で、パフォーマンスを確認します。
2. 問題点を特定
視聴完了率が低い場合、どこで離脱されているかを確認します。
・冒頭で離脱 → フックが弱い
・中盤で離脱 → テンポが悪い、内容が薄い
・終盤で離脱 → 長すぎる、オチがない
3. 改善を実施
問題点に対する改善を次の動画で実施します。
4. 効果を検証
改善後の動画のパフォーマンスを確認し、効果を検証します。
このサイクルを繰り返すことで、継続的に動画のクオリティを向上させられます。
よくある失敗と改善方法
縦型動画編集でよくある失敗と、その改善方法を紹介します。
失敗1:冒頭が遅い
原因
横型動画と同じ感覚で、挨拶や前置きから始めている。
改善方法
・いきなり本題から始める
・最もインパクトのあるシーンを冒頭に
・最初の0.5〜1秒で視覚的なフックを入れる
失敗2:テロップがUIに隠れる
原因
セーフゾーンを意識せず、画面端にテロップを配置している。
改善方法
・セーフゾーンを確認してからテロップを配置
・実際にアプリで表示を確認
・テンプレートにセーフゾーンのガイドを入れる
失敗3:テンポが遅い
原因
横型動画と同じテンポで編集している。
改善方法
・1〜3秒に1回のカットを目安に
・不要な間を徹底的に削除
・ズームや効果音でアクセントをつける
失敗4:音声なしで意味が分からない
原因
音声に頼った構成で、ミュート視聴者のことを考えていない。
改善方法
・必ずテロップを入れる
・視覚的な説明を増やす
・音声なしでプレビューして確認
失敗5:横型素材をそのまま使っている
原因
横型で撮影した素材を、変換せずにそのまま使っている(上下に黒帯)。
改善方法
・クロップして縦型に変換
・上下の余白にテキストや要素を追加
・次回から縦型で撮影する
よくある質問

Q1. 縦型動画の最適な長さは?
プラットフォームや内容によりますが、一般的には15〜30秒がベストとされています。長くても60秒以内に収めることをおすすめします。短すぎると内容が伝わらず、長すぎると離脱されます。
Q2. 縦型と横型、どちらを優先すべきですか?
目的とターゲットによります。新規視聴者の獲得やSNSでの拡散を狙うなら縦型、じっくり見てもらいたいコンテンツや既存ファン向けなら横型が適しています。両方を使い分けるのがベストです。
Q3. TikTokで作った動画を他のプラットフォームに投稿していいですか?
可能ですが、TikTokの透かし(ウォーターマーク)が入っていると、他プラットフォームでは不利になる可能性があります。元データから書き出して投稿するか、透かしを削除するツールを使用しましょう。
Q4. 縦型動画の編集に適したソフトは?
以下のソフトがおすすめです。
・スマホ:CapCut(無料、高機能)、InShot、VLLO
・PC:Premiere Pro、DaVinci Resolve、Final Cut Pro
・ブラウザ:Canva(簡易的な編集)
Q5. 縦型動画で顔出しは必要ですか?
必須ではありませんが、顔出しすることで親近感や信頼感が生まれ、エンゲージメントが高まる傾向があります。顔出しなしの場合は、視覚的に魅力的なコンテンツ(料理、製品、風景など)や、テキストベースの構成で補いましょう。
Q6. 縦型動画の投稿頻度はどのくらいがいいですか?
プラットフォームにもよりますが、TikTokやReelsでは毎日投稿、または週に3〜5回以上の投稿が推奨されています。頻度が高いほど、アルゴリズムに有利に働く傾向があります。
縦型動画編集のチェックリスト
本記事で解説した内容をチェックリストとしてまとめます。
冒頭のチェックリスト
□ 最初の1〜3秒でインパクトがあるか
□ いきなり本題に入っているか
□ 視覚的なフックがあるか
□ テキストでフックを入れているか
レイアウトのチェックリスト
□ セーフゾーン内に重要な要素があるか
□ テロップがUIに隠れていないか
□ 人物の顔が中央付近にあるか
□ 実際のアプリで表示を確認したか
テンポのチェックリスト
□ 不要な間を削除したか
□ 1〜3秒に1回程度の視覚的変化があるか
□ 退屈な部分がないか
□ 最後まで見たくなる構成か
音声のチェックリスト
□ 音声なしでも内容が伝わるか
□ テロップを入れているか
□ BGMは適切か
□ 音声のクオリティは十分か
まとめ
縦型動画特有の編集ルールをまとめます。
最初の3秒が勝負
・いきなり本題に入る
・視覚的なインパクト
・疑問や期待を作る
・テキストで補強
セーフゾーンを意識
・上部10〜15%、下部15〜20%、右側10〜15%を避ける
・重要な要素はセーフゾーン内に
・実際のアプリで確認
テロップの配置
・中央〜中央やや上に配置
・1行10〜15文字程度
・大きめのフォントサイズ
・視認性を最優先
テンポを速く
・1〜3秒に1回の視覚的変化
・不要な間を徹底削除
・ズーム、効果音でアクセント
ループを意識
・終わりと始まりをつなげる
・何度も見たくなる構成
・短くインパクトのある内容
縦型動画は、横型動画とは異なるルールで成り立っています。本記事で紹介したテクニックを実践し、視聴者の指を止める動画を作りましょう。
動画編集に関する他の記事も、ぜひ参考にしてください。
・TikTok:最初の0.5秒で離脱させない!「ループ再生」を狙う編集の仕掛け
・Instagramリール:世界観を壊さず「保存」を増やす!文字入れと余白のデザインルール
・YouTubeショート:関連動画からの流入を増やす!「続きは本編で」へ繋げる編集術
・見やすいテロップ(字幕)の入れ方|フォント・サイズ・色の視認性ルール
・視聴維持率が変わる!プロが教える「カット」と「間」の編集テクニック
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