「SEO対策を始めたいけど、どれくらいの費用がかかるの?」「外注と内製、どちらがコスト効率がいい?」
SEO対策にかかる費用は、施策の種類や依頼先、サイト規模によって大きく異なります。一般的な費用相場は月額10万〜50万円ですが、大規模サイトでは月額100万円を超えるケースも珍しくありません。
また近年では、外注コストを削減するために「インハウスSEO(内製化)」を検討する企業も増えています。しかし、内製化には人件費やツール費用が発生するため、単純に「安くなる」とは限りません。
この記事では、SEO対策の費用相場を「外注」「内製」「ツール導入」の3つの観点から徹底比較し、自社に最適な投資判断ができるよう解説します。
SEO対策の費用相場【早見表】
まずは、SEO対策の費用相場を一覧で確認しましょう。
施策別の費用相場
| 施策の種類 | 費用相場 | 料金体系 |
|---|---|---|
| SEOコンサルティング | 月額10万〜50万円 | 月額固定型 |
| コンテンツSEO(記事制作) | 1記事2万〜10万円 | 記事単価型 |
| 内部SEO対策 | 10万〜100万円 | スポット型 |
| 外部SEO対策 | 月額1万〜15万円 | 月額固定型 |
| SEOサイト設計 | 10万〜100万円以上 | スポット型 |
| SEO診断・監査 | 10万〜30万円 | スポット型 |
依頼先別の費用相場
| 依頼先 | 月額費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大手SEO会社 | 50万〜100万円以上 | 実績豊富、大規模サイト向け、専門チーム体制 |
| 中小SEO会社 | 20万〜50万円 | バランス型、中規模サイト向け、柔軟な対応 |
| 小規模SEO会社 | 10万〜30万円 | コスト重視、小規模サイト向け |
| フリーランス | 5万〜20万円 | 低コスト、柔軟な対応、担当者固定 |
インハウスSEO(内製化)の費用目安
| 費用項目 | 年間費用の目安 |
|---|---|
| SEO担当者の人件費(1名) | 400万〜800万円 |
| SEOツール費用 | 12万〜200万円 |
| 教育・研修費用 | 10万〜50万円 |
| 合計 | 年間422万〜1,050万円 |
SEO対策の費用が決まる要因
SEO対策の費用は一律ではなく、様々な要因によって変動します。見積もりを依頼する前に、費用に影響する要素を理解しておきましょう。
1. サイトの規模と構造
サイトのページ数や構造の複雑さは、SEO対策の費用に大きく影響します。
小規模サイト(〜100ページ)
コーポレートサイトやサービスサイトなど、ページ数が少ないサイトは比較的低コストで対策できます。対策範囲が限定的なため、月額10万〜30万円程度が目安です。
中規模サイト(100〜1,000ページ)
オウンドメディアや中規模ECサイトなど、コンテンツ量が増えるとサイト構造の最適化や内部リンク設計、コンテンツ管理の工数が増加します。月額30万〜50万円程度が目安です。
大規模サイト(1,000ページ以上)
大手ECサイトやポータルサイト、データベース型サイトは、技術的なSEO課題も複雑になります。クロール・インデックスの最適化や、ファセットナビゲーションの対応など、専門的な対策が必要です。月額50万〜100万円以上かかることもあります。
2. 業界の競合性
競合が激しい業界ほど、上位表示の難易度が高くなり、必要な施策量も増えます。
競合性が高い業界の例
- 金融・保険(クレジットカード、ローン、投資など)
- 不動産(マンション、住宅購入など)
- 転職・求人
- 美容・健康(脱毛、ダイエット、サプリメントなど)
- 法律・士業
これらの業界では、大手企業が多額の予算をかけてSEO対策を行っているため、同等以上の投資が必要になることがあります。
3. 目標キーワードの難易度
狙うキーワードの検索ボリュームや競合状況によっても費用が変わります。
ビッグキーワード(例:「転職」「保険」)
検索ボリュームが大きく競争が激しいため、上位表示には多くの時間と費用が必要です。
ミドルキーワード(例:「転職 エンジニア」「生命保険 おすすめ」)
ある程度の検索ボリュームがありながら、ビッグキーワードより対策しやすいバランスの良いキーワードです。
ロングテールキーワード(例:「転職 30代 未経験 IT」)
検索ボリュームは小さいですが、競合が少なく、コンバージョンにつながりやすいキーワードです。比較的低コストで対策できます。
4. 現状のSEO評価
サイトの現状によって、必要な施策量が変わります。
- 新規サイト:ドメインパワーがゼロからのスタートとなるため、成果が出るまでに時間がかかります
- 既存サイト(SEO未対策):基礎的な内部対策から始める必要があります
- 既存サイト(SEO対策済み):現状分析の上で、改善ポイントを絞り込めます
- ペナルティを受けたサイト:回復施策に時間と費用がかかります
5. 依頼する施策の範囲
SEO対策を一括で依頼するか、部分的に依頼するかによっても費用が変わります。
- 戦略立案のみ:コンサルティングで方針を決め、実装は自社で行う
- 戦略+実装支援:施策の実行までサポートしてもらう
- フルアウトソース:コンテンツ制作から実装まですべて依頼する
SEO対策の外注費用を詳しく解説
SEOコンサルティングの費用相場
SEOコンサルティングは、Webサイトの調査・分析から戦略立案、施策の実行支援、効果測定までを包括的にサポートするサービスです。
費用相場:月額10万〜50万円
大規模サイトや競合が激しい業界では、月額50万〜100万円以上かかることもあります。
SEOコンサルティングに含まれる主な業務
1. 現状分析・競合調査
- サイトの技術的な課題の洗い出し
- 現在の検索順位・流入状況の把握
- 競合サイトのSEO状況分析
- 改善の優先順位付け
2. 戦略立案
- キーワード戦略の策定
- コンテンツ戦略の策定
- サイト構造の改善提案
- KPI・目標設定
3. 施策実行支援
- コンテンツ企画・編集ディレクション
- 内部対策の実装指示書作成
- 外部リンク獲得支援
4. 効果測定・レポーティング
- 順位・アクセス解析レポート
- 月次ミーティング
- 改善提案・PDCAサイクル
費用が変動する要因
- サイト規模:ページ数が多いほど分析・改善の工数が増加
- ミーティング頻度:週次か月次か、レポートの詳細度
- 支援範囲:戦略立案のみか、実装支援まで含むか
- 担当者のスキル:シニアコンサルタントが担当するほど高額
コンテンツSEO(記事制作)の費用相場
コンテンツSEOは、検索上位を狙う記事コンテンツを制作し、オーガニック流入を増やす施策です。現在のSEOにおいて最も重要な施策の一つです。
費用相場:1記事あたり2万〜10万円
月額で契約する場合は、月10万〜50万円程度(月5〜10本程度)が一般的です。
記事制作費用の内訳
| 項目 | 費用目安 | 内容 |
|---|---|---|
| キーワード調査 | 5,000円〜1万円 | 検索ボリューム・競合調査 |
| 構成作成 | 5,000円〜1万円 | 見出し構成・検索意図分析 |
| 記事執筆(3,000〜5,000字) | 1万〜5万円 | 本文ライティング |
| 専門家監修 | 5,000円〜3万円 | 医師・弁護士・有資格者など |
| 画像作成・挿入 | 3,000円〜1万円 | オリジナル図解・アイキャッチ |
| CMS入稿・公開作業 | 2,000円〜5,000円 | WordPress等への入稿 |
記事単価の目安(文字数・品質別)
| 品質レベル | 文字数 | 単価目安 |
|---|---|---|
| エントリー(クラウドソーシング) | 2,000〜3,000字 | 5,000円〜1万円 |
| スタンダード | 3,000〜5,000字 | 2万〜4万円 |
| プロフェッショナル | 5,000〜8,000字 | 4万〜7万円 |
| エキスパート(専門家執筆) | 5,000字以上 | 7万〜15万円 |
費用が変動する要因
- 記事の文字数:長文ほど執筆工数が増加
- 専門性:医療・法律・金融などYMYL分野は割高
- 監修の有無:E-E-A-T対策で専門家監修を入れると費用増
- 取材・インタビュー:オリジナル情報の収集には追加費用
- リサーチ難易度:ニッチな分野ほど調査に時間がかかる
内部SEO対策の費用相場
テクニカルSEOとも呼ばれる内部SEO対策は、サイトの技術的な課題を改善し、検索エンジンに正しく評価されるようにする施策です。
費用相場:10万〜100万円(スポット)
サイト規模や課題の複雑さによって大きく変動します。大規模ECサイトやポータルサイトでは100万円を超えることもあります。
内部SEO対策の主な施策と費用目安
| 施策 | 費用目安 | 内容 |
|---|---|---|
| SEOサイト診断 | 10万〜30万円 | 技術的課題の洗い出し・レポート作成 |
| title・meta description最適化 | 5万〜20万円 | 全ページのメタタグ改善 |
| 見出し構造最適化 | 5万〜15万円 | h1〜h6タグの適正化 |
| 内部リンク最適化 | 10万〜30万円 | リンク構造の設計・実装 |
| 構造化データ実装 | 10万〜50万円 | schema.orgマークアップ |
| 表示速度改善 | 10万〜50万円 | Core Web Vitals対策 |
| モバイル対応最適化 | 10万〜30万円 | レスポンシブ対応・UX改善 |
| クロール最適化 | 10万〜30万円 | robots.txt・XMLサイトマップ |
| canonical設定 | 5万〜15万円 | 重複コンテンツ対策 |
外部SEO対策の費用相場
外部SEO対策は、被リンクの獲得やサイテーション(言及)の増加を目指す施策です。
費用相場:月額1万〜15万円
外部SEO対策の主な施策
- リンクアーニング戦略の立案
- 被リンク獲得につながるコンテンツ制作支援
- プレスリリース配信
- インフルエンサー・メディアへのアプローチ支援
- 既存被リンクの分析・改善
重要な注意点
被リンクの「購入」はGoogleのガイドライン違反となり、ペナルティのリスクがあります。外部SEO対策を依頼する場合は、リンク購入ではなく、質の高いコンテンツを通じた自然なリンク獲得(リンクアーニング)を支援してくれる会社を選びましょう。「被リンク◯本保証」などの謳い文句には注意が必要です。
SEOサイト設計の費用相場
新規サイト立ち上げやリニューアル時に、SEOの観点からサイト全体の構造を設計するサービスです。
費用相場:10万〜100万円以上
主な内容
- サイト全体のカテゴリ構造設計
- URL設計・ディレクトリ構造
- 内部リンク設計
- SEO要件定義書の作成
- ワイヤーフレームへのSEO要件反映
- CMS選定・設定のアドバイス
サイトリニューアル時にSEO設計を行わないと、既存の検索評価を失うリスクがあります。リダイレクト設計なども含めて、専門家に相談することをおすすめします。
SEO対策の料金体系
SEO対策の料金体系は、主に以下の3つのタイプがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選びましょう。
月額固定型
毎月決まった金額を支払い、契約範囲内の業務を継続的に行ってもらう方式です。現在最も一般的な料金体系です。
費用目安:月額10万〜50万円
メリット
- 毎月の予算が明確で計画が立てやすい
- 継続的な改善・PDCAサイクルが回せる
- 長期的な信頼関係を構築しやすい
- 施策の幅が広く、総合的なSEO対策が可能
デメリット
- 成果が出なくても費用が発生する
- 契約期間の縛りがある場合が多い(6ヶ月〜1年)
- 業者によっては施策内容が不透明な場合も
向いているケース
- 中長期的にSEOに取り組みたい企業
- 継続的なコンテンツ制作・改善が必要な場合
- SEOを事業成長の柱として位置づけている場合
成果報酬型
特定のキーワードで上位表示された場合にのみ費用が発生する方式です。
費用目安:1キーワードあたり月額1万〜30万円(順位による)
メリット
- 成果が出なければ費用が発生しない
- 初期費用を抑えられる
- 成果に対して費用が連動するため納得感がある
デメリット
- 上位表示されると費用が高額になる可能性
- ブラックハットSEO(不正手法)のリスク
- 検索ボリュームの少ないキーワードに誘導されるケースも
- サイト全体の改善よりも特定キーワードに偏りがち
注意点
成果報酬型は2026年現在では少なくなっています。Googleのアルゴリズムが進化し、テクニックだけでは上位表示が難しくなったためです。成果報酬型を選ぶ場合は、以下の点を確認しましょう。
- 成果の定義(何位以内で課金か)
- 計測方法(どのツールで順位を測定するか)
- 対象キーワードの選定方法
- 施策内容の開示(ブラックハットでないか)
スポット型(一括支払い型)
特定の課題解決や単発の施策に対して、一括で報酬を支払う方式です。
費用目安:10万〜100万円(施策内容による)
メリット
- 必要な施策だけを依頼できる
- 長期契約の縛りがない
- 費用対効果を測定しやすい
- 複数社に分散して依頼できる
デメリット
- 継続的な改善には不向き
- 施策ごとに見積もりが必要
- 全体最適化より部分最適になりがち
向いているケース
- サイトリニューアル時のSEO設計
- 内部SEOの一括改善
- SEO診断・監査レポート
- 特定の技術課題の解決
インハウスSEO(内製化)の費用
SEOを外注せずに自社で行う「インハウスSEO」は、長期的なコスト削減とノウハウ蓄積が期待できます。しかし、内製化にも相応のコストがかかることを理解しておく必要があります。
インハウスSEOの費用構造
1. 人件費
SEO担当者の年収は、スキルや経験によって異なりますが、400万〜800万円が目安です。
| 経験レベル | 年収目安 | 期待できるスキル |
|---|---|---|
| 未経験〜1年 | 300万〜400万円 | 基本的な内部対策、記事執筆 |
| 経験3年程度 | 400万〜550万円 | 戦略立案、コンテンツディレクション |
| 経験5年以上 | 550万〜800万円 | 大規模サイト対応、チームマネジメント |
| SEOスペシャリスト | 700万〜1,000万円以上 | テクニカルSEO、アルゴリズム分析 |
※実際には社会保険料や福利厚生費を含めると、年収の1.3〜1.5倍程度のコストがかかります。年収500万円の担当者であれば、会社負担は650万〜750万円程度になります。
2. SEOツール費用
効果的なSEO対策には、各種ツールの導入が必要です。
| ツールカテゴリ | 主なツール | 年間費用目安 |
|---|---|---|
| 順位計測ツール | GRC、Nobilista、Rank Tracker | 6,000円〜18万円 |
| 被リンク分析ツール | Ahrefs、SEMrush、Moz | 12万〜50万円 |
| キーワード調査ツール | Googleキーワードプランナー、ラッコキーワード、Ubersuggest | 無料〜6万円 |
| アクセス解析ツール | GA4、Search Console | 無料 |
| ヒートマップツール | Clarity、Hotjar | 無料〜12万円 |
| コンテンツ分析ツール | ミエルカ、パスカル | 36万〜120万円 |
ツール費用の組み合わせ例
- 最小構成(無料ツール中心):年間1万〜5万円
- 標準構成(有料ツール1〜2つ):年間20万〜50万円
- 充実構成(複数有料ツール):年間50万〜150万円
3. 教育・研修費用
SEO担当者のスキルアップや最新トレンドのキャッチアップには、継続的な教育投資が必要です。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| SEOセミナー・カンファレンス参加 | 1回1万〜5万円 |
| オンライン講座・資格取得 | 5万〜20万円 |
| 書籍・情報収集 | 年間2万〜5万円 |
| 外部コンサルへのスポット相談 | 1回5万〜20万円 |
インハウスSEOの年間コスト試算
パターン1:最小構成(1名体制・未経験者)
| 項目 | 年間費用 |
|---|---|
| 人件費(年収350万円×1.3) | 455万円 |
| ツール費用(最小構成) | 5万円 |
| 教育費用 | 10万円 |
| 合計 | 約470万円 |
パターン2:標準構成(1名体制・経験者)
| 項目 | 年間費用 |
|---|---|
| 人件費(年収500万円×1.3) | 650万円 |
| ツール費用(標準構成) | 40万円 |
| 教育費用 | 15万円 |
| 合計 | 約705万円 |
パターン3:充実構成(2名体制)
| 項目 | 年間費用 |
|---|---|
| 人件費(年収500万円×1.3×2名) | 1,300万円 |
| ツール費用(充実構成) | 100万円 |
| 教育費用 | 30万円 |
| 合計 | 約1,430万円 |
インハウスSEOのメリット・デメリット
メリット
- 外注費の削減:長期的に見ると外注よりコストを抑えられる可能性
- ノウハウの蓄積:社内にSEO知識が残り、継続的な改善が可能
- PDCAの高速化:外部とのやり取りが不要で、意思決定が早い
- 業界知識の活用:自社の専門性を活かしたコンテンツ制作が可能
- 柔軟な対応:アルゴリズム変動への即時対応が可能
デメリット
- 人材確保の難しさ:SEO経験者の採用は競争が激しい
- 育成コスト:未経験者の場合、戦力化まで時間がかかる
- 属人化リスク:担当者が退職すると知識が失われる
- 最新情報のキャッチアップ:自力でトレンドを追い続ける必要がある
- 視野の狭さ:他社事例やベストプラクティスの知見が不足しがち
セミインハウスという選択肢
完全な内製化と完全な外注の中間として、「セミインハウス」という形態もあります。
セミインハウスのパターン
- 戦略は外注、実行は内製:コンサルタントに戦略立案を依頼し、コンテンツ制作や実装は自社で行う
- コンテンツは内製、技術は外注:記事執筆は自社で行い、テクニカルSEOは専門家に依頼
- 定期的なアドバイザリー:月1回程度のコンサルティングを受けながら、日常業務は自社で行う
セミインハウスは、コストを抑えながらも専門家の知見を活用できるバランスの良い選択肢です。
外注と内製のコスト比較
外注と内製、どちらが費用対効果が高いかは、様々な条件によって変わります。ここでは具体的なシミュレーションを行います。
年間コスト比較
| 項目 | 外注(月額30万円の場合) | 内製(経験者1名の場合) |
|---|---|---|
| 月額費用 | 30万円 | 約59万円(年間705万円÷12) |
| 年間費用 | 360万円 | 705万円 |
| 初期費用 | 0〜30万円 | 採用費用50万〜100万円 |
| 契約期間 | 6ヶ月〜1年 | 無期限 |
単純な年間コストだけを見ると、外注の方が安くなるケースが多いです。しかし、長期的な視点や成果の質を考慮する必要があります。
5年間のコスト比較シミュレーション
| 年数 | 外注(月額30万円) | 内製(経験者1名) |
|---|---|---|
| 1年目 | 360万円 | 805万円(採用費100万円含む) |
| 2年目 | 720万円(累計) | 1,510万円(累計) |
| 3年目 | 1,080万円(累計) | 2,215万円(累計) |
| 4年目 | 1,440万円(累計) | 2,920万円(累計) |
| 5年目 | 1,800万円(累計) | 3,625万円(累計) |
この比較だけを見ると外注が有利に見えますが、以下の要素を考慮する必要があります。
- 施策量:内製の場合、担当者が専念できるため施策量を増やせる
- 複数サイト:内製の場合、複数サイトを1人で対応可能
- ノウハウ蓄積:内製の場合、社内に知識が残る
- 即応性:内製の場合、緊急対応が容易
外注が向いているケース
- SEOに割ける社内リソースがない
- 短期間で成果を出したい
- 専門家の知見をすぐに活用したい
- 社内にSEO人材を採用・育成する余力がない
- SEOが事業の主軸ではない
内製が向いているケース
- 長期的にSEOに投資する方針がある
- 社内にノウハウを蓄積したい
- 複数のWebサイトを運営している
- 自社の専門性を活かしたコンテンツが必要
- 迅速な意思決定・施策実行が求められる
SEOツールの費用一覧
SEO対策には様々なツールが必要です。無料ツールだけでも基本的な対策は可能ですが、本格的に取り組む場合は有料ツールの導入も検討しましょう。
無料で使えるSEOツール
| ツール名 | 主な機能 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| Google Search Console | 検索パフォーマンス分析、インデックス管理 | ★★★★★(必須) |
| Google Analytics 4 | アクセス解析、ユーザー行動分析 | ★★★★★(必須) |
| Googleキーワードプランナー | キーワード調査、検索ボリューム確認 | ★★★★☆ |
| Lighthouse | ページ速度・SEO監査 | ★★★★☆ |
| Microsoft Clarity | ヒートマップ、セッション録画 | ★★★★☆ |
| ラッコキーワード | 関連キーワード・サジェスト取得 | ★★★★☆ |
有料SEOツールの費用比較
総合SEOツール
| ツール名 | 月額費用 | 主な機能 |
|---|---|---|
| Ahrefs | 約15,000円〜 | 被リンク分析、キーワード調査、競合分析 |
| SEMrush | 約17,000円〜 | キーワード調査、競合分析、サイト監査 |
| Moz Pro | 約14,000円〜 | DA分析、キーワード調査、サイト監査 |
順位計測ツール
| ツール名 | 月額費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| GRC | 495円〜 | Windows専用、低コスト |
| Nobilista | 990円〜 | クラウド型、自動計測 |
| Rank Tracker | 約1,500円〜(年額) | Mac対応、多機能 |
コンテンツ分析ツール
| ツール名 | 月額費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| ミエルカ | 要問い合わせ | コンテンツ分析、競合調査 |
| パスカル | 約5万円〜 | 上位サイト分析、施策提案 |
| tami-co | 約3万円〜 | 構成作成支援 |
ツール導入の優先順位
Phase 1:必須ツール(無料)
- Google Search Console
- Google Analytics 4
- Googleキーワードプランナー
Phase 2:基本ツール(月1万円以下)
- 順位計測ツール(GRC or Nobilista)
- ラッコキーワード(有料版)
Phase 3:本格ツール(月2〜5万円)
- Ahrefs or SEMrush(最低プラン)
Phase 4:プロフェッショナルツール(月5万円以上)
- コンテンツ分析ツール
- 上位プランへのアップグレード
SEO対策の費用対効果を最大化するポイント
1. 明確な目標設定
SEO対策を始める前に、具体的な目標を設定しましょう。
良い目標設定の例
- 「6ヶ月後にオーガニック流入を2倍にする」
- 「主要10キーワードで検索10位以内に入る」
- 「SEO経由の問い合わせを月20件獲得する」
避けるべき目標設定
- 「SEOをがんばる」(曖昧すぎる)
- 「すべてのキーワードで1位になる」(非現実的)
- 「来月から成果を出す」(短期的すぎる)
2. 適切な予算配分
限られた予算を効果的に配分することが重要です。
予算配分の目安
| 施策 | 配分目安 | 理由 |
|---|---|---|
| コンテンツ制作 | 40〜50% | SEOの核となる施策 |
| 内部対策 | 20〜30% | 基盤整備として重要 |
| コンサルティング・戦略 | 15〜25% | 方向性を誤らないため |
| ツール・分析 | 5〜15% | 効果測定に必須 |
3. 段階的な投資
最初から大きな予算を投下するのではなく、段階的に投資を増やすアプローチが効果的です。
段階的投資の例
- Phase 1(1〜3ヶ月):現状分析・戦略立案に集中(月10〜20万円)
- Phase 2(4〜6ヶ月):内部対策・コンテンツ制作開始(月20〜30万円)
- Phase 3(7〜12ヶ月):成果を見ながら投資を拡大(月30〜50万円)
4. 効果測定の徹底
投資対効果を把握するために、定期的な効果測定が欠かせません。
測定すべき指標(KPI)
- 順位:主要キーワードの検索順位推移
- 流入:オーガニック検索からの訪問者数
- CV:問い合わせ・購入などのコンバージョン数
- ROI:投資額に対する収益
効果測定の頻度
- 順位:毎日〜週次
- 流入・CV:週次〜月次
- ROI:四半期〜半年
5. 長期的な視点を持つ
SEOは即効性のある施策ではありません。成果が出るまでに3〜6ヶ月、安定した成果を出すには1年以上かかることを理解しておきましょう。
SEO成果の目安
- 1〜3ヶ月:インデックス、軽微な順位変動
- 3〜6ヶ月:順位の本格的な上昇が始まる
- 6〜12ヶ月:流入増加、CV増加が見えてくる
- 1年以上:安定した成果、ROIがプラスに
SEO会社の選び方
SEO対策を外注する場合、会社選びが成否を分けます。費用だけでなく、以下のポイントをチェックしましょう。
1. 実績と専門性
- 自社と同じ業界での実績があるか
- 具体的な成功事例(数値付き)を提示できるか
- 担当者のSEO経験年数
- Googleのガイドラインに準拠した施策を行っているか
2. 施策内容の透明性
- 具体的な施策内容を説明してくれるか
- 月次レポートの内容は充実しているか
- ブラックハットSEO(不正手法)を使っていないか
- 被リンク購入などのリスクがある施策を提案していないか
3. コミュニケーション体制
- 定期的なミーティングがあるか
- 担当者は固定か、頻繁に変わるか
- 質問への対応スピードは適切か
- 専門用語をわかりやすく説明してくれるか
4. 契約条件
- 最低契約期間はどれくらいか
- 解約条件は明確か
- 追加費用が発生する条件は何か
- 成果保証の内容(ある場合)は現実的か
5. 見積もり比較のポイント
複数社から見積もりを取る際は、以下の点を比較しましょう。
- 月額費用に含まれる施策の範囲
- コンテンツ制作本数(別料金か含まれるか)
- ミーティング頻度とレポート内容
- 担当者のスキルレベル
- 成果が出なかった場合の対応
避けるべきSEO会社の特徴
- 「確実に1位になれます」など過度な保証をする
- 施策内容を詳しく説明しない
- 被リンク◯本保証などをアピールする
- 成果報酬型のみで契約を迫る
- Googleのガイドラインに反する手法を使う
- 契約を急かす、解約条件が不明確
よくある質問(FAQ)
Q1. SEO対策の費用相場はいくらですか?
A. 一般的な費用相場は月額10万〜50万円です。サイト規模、業界の競合性、施策の範囲によって変動します。小規模サイトなら月額10万円程度から、大規模サイトでは月額100万円以上かかることもあります。
Q2. SEO対策で成果が出るまでどれくらいかかりますか?
A. 一般的に3〜6ヶ月で順位の変動が見え始め、安定した成果を出すには6ヶ月〜1年程度かかります。SEOは中長期的な施策であり、即効性を期待するのは適切ではありません。
Q3. 成果報酬型と月額固定型、どちらがおすすめですか?
A. 現在は月額固定型が主流で、おすすめです。成果報酬型は初期費用を抑えられますが、ブラックハットSEOのリスクや、上位表示後の高額請求などのデメリットがあります。中長期的にSEOに取り組むなら月額固定型を選びましょう。
Q4. SEOは自社でもできますか?
A. 可能です。ただし、SEOの知識習得、ツール導入、継続的な施策実行のためのリソース確保が必要です。未経験から始める場合は、最初はコンサルタントのサポートを受けながら進めることをおすすめします。
Q5. インハウスSEOと外注、どちらがコスト効率がいいですか?
A. 一概には言えません。短期的には外注の方が低コストになることが多いですが、長期的かつ複数サイトを運営している場合は内製の方が費用対効果が高くなる可能性があります。自社の状況に合わせて判断しましょう。
Q6. SEO会社の見積もりで確認すべきポイントは?
A. 月額費用に含まれる施策の範囲、コンテンツ制作の本数と費用、ミーティング頻度、レポート内容、最低契約期間、解約条件を確認しましょう。複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。
Q7. 格安SEOサービスは効果がありますか?
A. 月額数千円〜1万円程度の格安サービスは、効果が限定的か、リスクのある手法を使っている可能性があります。SEOには専門知識と工数が必要なため、適正価格のサービスを選ぶことをおすすめします。
Q8. SEOツールは有料のものが必要ですか?
A. 基本的な対策はGoogle Search ConsoleやGA4など無料ツールでも可能です。ただし、競合分析や被リンク調査を本格的に行う場合は、AhrefsやSEMrushなどの有料ツールが効果的です。サイト規模や取り組みの本気度に応じて判断しましょう。
Q9. SEO対策の予算はどれくらい確保すべきですか?
A. 目安として、Webマーケティング予算全体の20〜30%をSEOに配分する企業が多いです。具体的な金額は、業界の競合性やサイト規模によって異なりますが、最低でも月額10万円程度の予算がないと本格的な成果を出すのは難しいでしょう。
Q10. SEO対策を途中でやめるとどうなりますか?
A. 一度獲得した順位は、すぐには下がりません。しかし、競合が施策を継続している場合、時間とともに順位は下がっていきます。SEOは継続的な取り組みが重要です。
まとめ
SEO対策の費用は、施策の種類、依頼先、サイト規模によって大きく異なります。本記事のポイントを整理します。
費用相場のまとめ
- SEOコンサルティング:月額10万〜50万円
- コンテンツSEO:1記事2万〜10万円
- 内部SEO対策:10万〜100万円(スポット)
- インハウスSEO:年間470万〜1,400万円(人件費・ツール費用込み)
費用対効果を高めるポイント
- 明確な目標設定とKPI管理
- 段階的な投資と効果測定の徹底
- 長期的な視点(成果には6ヶ月〜1年かかる)
- 自社の状況に合った外注・内製の選択
- 信頼できるパートナー選び
SEO会社選びのポイント
- 実績と専門性の確認
- 施策内容の透明性
- 適切な料金体系(月額固定型推奨)
- 複数社からの見積もり比較
SEOは、正しく投資すれば長期的に大きなリターンが期待できる施策です。費用相場を把握した上で、自社の目標・予算・リソースに合った最適な投資判断を行いましょう。
SEO対策の戦略立案や費用についてのご相談は、オムニウェブのSEO対策サービスまでお気軽にお問い合わせください。現状分析から最適なプランのご提案まで、丁寧にサポートいたします。