検索ボリュームの調べ方と活用法|無料ツールでできるキーワードリサーチ入門
検索ボリュームの調べ方を無料ツール中心に解説。Googleキーワードプランナー、ラッコキーワード、Ubersuggestの使い方と、検索ボリュームを活用したキーワード戦略を紹介します。
「検索ボリュームってどうやって調べるの?」 「無料で使えるツールを知りたい」 「検索ボリュームの数字をどう活用すればいい?」
キーワードの検索ボリュームを把握することは、SEO戦略の基本です。しかし、調べ方を知らない方も多いのではないでしょうか。
検索ボリュームを知ることで、どのキーワードを狙うべきか、どれくらいの流入が期待できるか、市場の規模はどの程度かを把握できます。SEO対策を効率的に進めるためには、この数値を正しく理解し、活用することが重要です。
この記事では、無料ツールを使った検索ボリュームの調べ方と、実践的な活用法を詳しく解説します。
検索ボリュームとは
定義
検索ボリュームとは、特定のキーワードが月間でどれくらい検索されているかを示す数値です。
「月間検索数」「月間検索ボリューム」「検索需要」とも呼ばれます。
例 – 「SEO対策」:月間検索ボリューム 10,000 – 「SEO対策 費用」:月間検索ボリューム 1,000 – 「SEO対策 自分で やり方 初心者」:月間検索ボリューム 50
一般的に、キーワードが短く一般的であるほど検索ボリュームは大きく、長く具体的になるほど検索ボリュームは小さくなります。
検索ボリュームの算出方法
検索ボリュームは、各ツールが独自のデータソースと算出方法で計算しています。
Googleキーワードプランナーの場合 – Google広告のデータに基づく – 過去12ヶ月の平均値を表示 – 地域・言語でフィルタリング可能
サードパーティツール(Ahrefs、SEMrushなど)の場合 – クリックストリームデータなどを使用 – 独自のアルゴリズムで推計 – ツールによって数値が異なることがある
なぜ検索ボリュームが重要か
検索ボリュームがSEO戦略において重要な理由を詳しく解説します。
1. 需要の把握
検索ボリュームが多いキーワード=需要が高いキーワードです。上位表示できれば多くの流入が期待できます。
- 検索ボリューム10,000のキーワードで1位を獲得 → 月間約3,000クリックの可能性
- 検索ボリューム100のキーワードで1位を獲得 → 月間約30クリックの可能性
2. 優先順位の判断
限られたリソースをどのキーワードに投資するか、検索ボリュームは重要な判断材料になります。
- リソースが限られている → 検索ボリューム1,000以上のキーワードを優先
- リソースに余裕がある → 検索ボリューム100未満のニッチキーワードもカバー
3. 費用対効果の予測
検索ボリュームがわかれば、上位表示した場合の流入数を予測できます。これにより、コンテンツ制作の費用対効果を事前に評価できます。
4. 市場規模の把握
関連キーワードの検索ボリュームを合計することで、その市場全体の規模感を把握できます。
5. コンテンツ計画の立案
検索ボリュームに基づいて、どのテーマでどれくらいの記事を作成するか計画できます。
検索ボリュームと検索順位の関係
検索ボリュームが同じでも、検索順位によって獲得できるクリック数は大きく異なります。
検索順位別のクリック率(CTR)目安
| 順位 | クリック率(CTR) | 検索ボリューム1,000の場合 |
|---|---|---|
| 1位 | 約28〜32% | 約280〜320クリック |
| 2位 | 約15〜18% | 約150〜180クリック |
| 3位 | 約10〜12% | 約100〜120クリック |
| 4位 | 約7〜8% | 約70〜80クリック |
| 5位 | 約5〜6% | 約50〜60クリック |
| 6〜10位 | 約2〜4% | 約20〜40クリック |
| 11位以降 | 約1%未満 | 約10クリック未満 |
※CTRはキーワードの種類、検索結果の表示形式(広告の有無、強調スニペットなど)によって変動します。
検索ボリュームの調べ方
具体的なツールと使い方を詳しく解説します。
ツール1:Googleキーワードプランナー(無料)
Googleが提供する公式ツールです。Google広告(旧Google AdWords)のツールですが、広告を出稿しなくても使用できます。
メリット – Googleの公式データなので信頼性が高い – 無料で使用可能 – 関連キーワードの提案も得られる – 地域・言語でフィルタリング可能
デメリット – 広告を出稿していないと、大まかな範囲での表示(例:1,000〜10,000) – 検索ボリュームが少ないキーワードは「0」または「-」と表示されることがある
アカウント作成手順
- Google広告(https://ads.google.com/)にアクセス
- 「今すぐ開始」をクリック
- Googleアカウントでログイン
- 「エキスパートモードに切り替える」を選択(初心者モードだとキーワードプランナーが使えない)
- 「キャンペーンなしでアカウントを作成」を選択
- ビジネス情報を入力して完了
キーワードプランナーの使い方
方法1:新しいキーワードを見つける
- Google広告にログイン
- 上部メニュー「ツールと設定」→「プランニング」→「キーワードプランナー」
- 「新しいキーワードを見つける」をクリック
- 調べたいキーワードを入力(複数可)
- 「結果を表示」をクリック
- 関連キーワードと検索ボリュームが表示される
方法2:検索のボリュームと予測のデータを確認する
- 「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック
- 調べたいキーワードを入力(複数可、CSVアップロードも可)
- 「開始する」をクリック
- 各キーワードの検索ボリュームが表示される
表示されるデータ – 月間平均検索ボリューム – 競合性(低・中・高) – 入札単価(広告の参考価格) – 過去の推移グラフ
より詳細な数値を表示する方法
広告を出稿すると、「1,000〜10,000」のような範囲表示ではなく、「2,400」のような具体的な数値が表示されるようになります。
少額(数百円〜)でも広告を出稿すれば、詳細な数値が表示されます。
ツール2:ラッコキーワード(無料/有料)
日本製の無料キーワードツールです。日本語キーワードに特化しており、使いやすさが特徴です。
無料版でできること – Googleサジェストの一括取得 – 関連キーワードの取得 – Yahoo!知恵袋の質問取得 – 共起語の取得
有料版(ラッコキーワード+)でできること – 検索ボリュームの表示 – 月額440円〜
使い方
- ラッコキーワード(https://related-keywords.com/)にアクセス
- 検索窓にキーワードを入力
- 「検索」をクリック
- サジェストキーワードが一覧表示される
- 「全キーワードコピー」でExcelなどに貼り付け可能
活用のコツ
- ラッコキーワードでサジェストを収集
- 収集したキーワードをGoogleキーワードプランナーにまとめて入力
- 検索ボリュームを確認
この方法で、無料でも効率的にキーワードリサーチができます。
ツール3:Ubersuggest(一部無料)
Neil Patel氏が提供するSEOツールです。検索ボリュームを無料で確認できます(回数制限あり)。
無料版でできること – 検索ボリュームの表示 – 競合難易度(SEO Difficulty)の表示 – 関連キーワードの取得 – 競合サイトの分析(一部)
制限 – 1日3回までの検索(無料版) – 詳細データの一部は有料版のみ
有料版の価格 – 月額2,999円〜(個人プラン)
使い方
- Ubersuggest(https://neilpatel.com/ubersuggest/)にアクセス
- キーワードを入力
- 国(Japan)を選択
- 「検索」をクリック
- 検索ボリューム、SEO難易度、関連キーワードが表示される
表示されるデータ – Search Volume(月間検索ボリューム) – SEO Difficulty(SEO難易度:0〜100) – Paid Difficulty(広告の競合度) – Cost Per Click(クリック単価)
ツール4:Googleトレンド(無料)
検索ボリュームの「推移」を確認できるツールです。絶対数ではなく、相対的な人気度を表示します。
できること – キーワードの人気度推移(過去5年、1年、90日など) – 複数キーワードの比較 – 地域別の人気度 – 関連キーワードの発見
使い方
- Googleトレンド(https://trends.google.co.jp/)にアクセス
- キーワードを入力
- 期間、地域を設定
- 人気度の推移グラフが表示される
活用のコツ – 季節変動があるキーワードの把握 – トレンドが上昇中か下降中かの確認 – 複数キーワードの人気度比較
ツール5:Ahrefs(有料)
プロ向けの高機能SEOツールです。検索ボリュームの精度が高いことで知られています。
特徴 – 高精度な検索ボリュームデータ – クリック数の予測 – 親キーワードの特定 – 競合分析機能 – 被リンク分析
検索ボリューム関連の機能 – Keywords Explorer:キーワードの検索ボリューム、難易度を表示 – Content Gap:競合がランクインしていて自社がいないキーワードを発見 – Organic Keywords:競合サイトがランクインしているキーワード一覧
価格 – Lite:月額約12,500円 – Standard:月額約25,000円 – Advanced:月額約50,000円
ツール6:SEMrush(有料)
Ahrefsと並ぶプロ向けSEOツールです。
特徴 – 検索ボリューム、難易度の表示 – 競合分析機能 – 広告分析機能 – コンテンツ分析
価格 – Pro:月額約14,000円 – Guru:月額約28,000円 – Business:月額約56,000円
ツール比較表
| ツール | 料金 | 検索ボリューム精度 | 使いやすさ | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| Googleキーワードプランナー | 無料 | ○(範囲表示) | ○ | ★★★★☆ |
| ラッコキーワード | 無料/有料 | △(有料版のみ) | ◎ | ★★★★★ |
| Ubersuggest | 一部無料 | ○ | ○ | ★★★★☆ |
| Googleトレンド | 無料 | △(相対値) | ◎ | ★★★☆☆ |
| Ahrefs | 有料 | ◎ | ○ | ★★★★★ |
| SEMrush | 有料 | ◎ | ○ | ★★★★☆ |
検索ボリュームの目安
検索ボリュームの大小を判断する目安を解説します。
一般的な分類
| 分類 | 月間検索ボリューム | 特徴 |
|---|---|---|
| ビッグキーワード | 10,000以上 | 競合激しい、上位表示困難 |
| ミドルキーワード | 1,000〜10,000 | バランスが良い、狙い目 |
| スモールキーワード | 100〜1,000 | 比較的狙いやすい |
| ロングテール | 100未満 | ニッチ、CVRが高い傾向 |
業種・ビジネスモデル別の目安
業種やビジネスモデルによって、「多い」「少ない」の基準は異なります。
BtoC(一般消費者向け)の場合
| 分類 | 月間検索ボリューム |
|---|---|
| ビッグ | 50,000以上 |
| ミドル | 5,000〜50,000 |
| スモール | 500〜5,000 |
| ロングテール | 500未満 |
例:「ダイエット」「転職」「クレジットカード」などは10万以上の検索ボリューム
BtoB(法人向け)の場合
| 分類 | 月間検索ボリューム |
|---|---|
| ビッグ | 5,000以上 |
| ミドル | 500〜5,000 |
| スモール | 100〜500 |
| ロングテール | 100未満 |
例:「勤怠管理システム」「法人向けクラウドサービス」などは、検索ボリューム1,000でも十分に大きい
地域ビジネスの場合
| 分類 | 月間検索ボリューム |
|---|---|
| 大きい | 500以上 |
| 中程度 | 100〜500 |
| 小さい | 100未満 |
例:「渋谷 美容室」「新宿 税理士」などは、検索ボリューム500でも十分
検索ボリュームと競合難易度の関係
一般的に、検索ボリュームが大きいほど競合も激しくなります。
| 検索ボリューム | 競合難易度 | 上位表示の難易度 |
|---|---|---|
| 10,000以上 | 高い | 非常に困難 |
| 1,000〜10,000 | 中〜高 | 困難〜やや困難 |
| 100〜1,000 | 低〜中 | やや容易〜普通 |
| 100未満 | 低い | 比較的容易 |
検索ボリュームの活用法
検索ボリュームのデータを実際にどう活用するか、具体的な方法を解説します。
活用法1:キーワードの優先順位付け
検索ボリューム、競合難易度、ビジネス関連性を総合的に評価し、優先順位をつけます。
優先順位付けの評価基準
| 評価項目 | 配点 | 説明 |
|---|---|---|
| 検索ボリューム | 1〜5点 | 大きいほど高得点 |
| 競合難易度 | 1〜5点 | 低いほど高得点 |
| ビジネス関連性 | 1〜5点 | 高いほど高得点 |
| 合計 | 3〜15点 | 高いキーワードを優先 |
評価シートの例
| キーワード | 検索ボリューム | SV点 | 難易度 | 難易度点 | 関連性 | 関連性点 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SEO対策 | 10,000 | 5 | 高 | 1 | 高 | 5 | 11 |
| SEO対策 初心者 | 1,000 | 3 | 中 | 3 | 高 | 5 | 11 |
| SEO対策 費用 | 500 | 2 | 中 | 3 | 高 | 5 | 10 |
| SEOツール 比較 | 300 | 2 | 低 | 5 | 中 | 3 | 10 |
SEOキーワード選定の完全ガイド|検索ボリュームと競合を見極める5ステップも参考にしてください。
活用法2:流入予測
検索ボリュームから、上位表示した場合の流入数を予測できます。
計算式
予測流入数 = 検索ボリューム × 想定CTR
計算例
| 順位目標 | 検索ボリューム | 想定CTR | 予測流入数/月 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 1,000 | 30% | 300 |
| 3位 | 1,000 | 10% | 100 |
| 5位 | 1,000 | 5% | 50 |
| 10位 | 1,000 | 2% | 20 |
注意点 – 実際のCTRは、検索結果の表示形式(広告、強調スニペットなど)によって変動 – 季節変動があるキーワードは、時期によって流入数が変わる – あくまで予測であり、実績値とは異なる可能性がある
活用法3:コンテンツ計画の立案
検索ボリュームに基づいて、コンテンツ制作の優先順位を決めます。
計画の立て方
- ピラーコンテンツ(検索ボリューム大)
- サイトの主要テーマをカバーする記事
- リソースをかけて高品質に仕上げる
- 例:「SEO対策の完全ガイド」
- クラスターコンテンツ(検索ボリューム中)
- ピラーを補完する詳細記事
- ピラーへの内部リンクを設置
- 例:「SEO対策 費用」「SEO対策 ツール」
- ロングテールコンテンツ(検索ボリューム小)
- ニッチなニーズに応える記事
- CVRが高いキーワードを狙う
- 例:「SEO対策 自分で 始め方」
活用法4:市場規模の把握
関連キーワードの検索ボリュームを合計することで、市場全体の規模を把握できます。
例:「ホームページ制作」市場の規模感
| キーワード | 検索ボリューム |
|---|---|
| ホームページ制作 | 5,000 |
| ホームページ制作 費用 | 2,000 |
| ホームページ制作会社 | 1,500 |
| ホームページ 作成 | 3,000 |
| Webサイト 制作 | 1,000 |
| 合計 | 12,500 |
市場全体で月間12,500回以上の検索がある→それなりの市場規模がある
活用法5:トレンドの把握
Googleトレンドを併用することで、検索ボリュームの推移(季節変動、トレンドの上昇・下降)を把握できます。
季節変動の例
| キーワード | 季節変動 |
|---|---|
| エアコン | 夏に増加 |
| 確定申告 | 1〜3月に増加 |
| 年賀状 | 11〜12月に増加 |
| ダイエット | 1月、4月に増加 |
活用方法 – 季節変動があるキーワードは、ピーク前にコンテンツを準備 – トレンドが上昇中のキーワードは、早めに参入 – トレンドが下降中のキーワードは、注力を控える
活用法6:広告との組み合わせ
検索ボリュームが大きく競合が強いキーワードは、SEOだけでなく広告(リスティング広告)との組み合わせも検討します。
判断基準
| 検索ボリューム | 競合難易度 | 推奨施策 |
|---|---|---|
| 大 | 高 | SEO + 広告 |
| 大 | 低 | SEO優先 |
| 小 | 高 | 広告(SEOは後回し) |
| 小 | 低 | SEO優先 |
検索ボリュームの注意点
検索ボリュームを活用する際の注意点を解説します。
注意1:数字を過信しない
ツールによって検索ボリュームの数値が異なることがあります。目安として活用し、過信しないようにしましょう。
ツール間の差異の例
| キーワード | Googleキーワードプランナー | Ahrefs | Ubersuggest |
|---|---|---|---|
| SEO対策 | 1,000〜10,000 | 8,500 | 6,600 |
| ホームページ制作 | 1,000〜10,000 | 5,200 | 4,400 |
同じキーワードでも、ツールによって数値が異なります。絶対値ではなく、相対的な比較として使いましょう。
注意2:ボリュームだけで判断しない
検索ボリュームが多くても、以下の場合は注意が必要です。
競合が強すぎる場合 – 検索ボリューム10,000でも、大手企業ばかりの検索結果では上位表示は困難
ビジネスに結びつかない場合 – 検索ボリュームが多くても、コンバージョンにつながらないキーワードは優先度を下げる
検索意図が合わない場合 – 自社のサービスと検索意図が合わないキーワードは、上位表示しても効果が薄い
注意3:検索ボリューム「0」でも諦めない
検索ボリュームが表示されない、または「0」と表示されるキーワードでも、実際には検索されている場合があります。
理由 – ツールのデータ収集範囲外 – 検索ボリュームが小さすぎて表示されない – 新しいキーワードでデータが蓄積されていない
対処法 – 実際にSearch Consoleで流入があるか確認 – Googleトレンドで検索されているか確認 – 類似キーワードの検索ボリュームを参考にする
ロングテールキーワードとは?ニッチなキーワードで上位表示を狙う戦略も参考にしてください。
注意4:季節変動を考慮する
検索ボリュームには季節変動があるキーワードがあります。年間の平均値だけでなく、月別の変動も確認しましょう。
Googleキーワードプランナーでの確認方法 – キーワードを選択し、「過去の指標」を確認 – 月別の検索ボリュームグラフが表示される
注意5:地域差を考慮する
同じキーワードでも、地域によって検索ボリュームが異なります。
例 – 「ラーメン」:全国で検索ボリューム大 – 「博多ラーメン」:福岡で検索ボリューム大、他地域では小
地域ビジネスの場合は、ターゲット地域でフィルタリングして検索ボリュームを確認しましょう。
注意6:過去のデータであることを理解する
検索ボリュームは過去のデータに基づいています。急上昇中のトレンドキーワードは、実際の検索数よりも低く表示されることがあります。
Googleトレンドを併用して、現在のトレンドを確認しましょう。
検索ボリューム0のキーワードの扱い方
検索ボリュームが「0」または表示されないキーワードは、本当に狙う価値がないのでしょうか。
検索ボリューム0でも狙う価値があるケース
1. BtoB・ニッチ業界のキーワード
BtoB向けや専門性の高い業界では、検索ボリュームが小さくても、1件のコンバージョンが大きな価値を持つことがあります。
2. 具体的な悩み・質問形式のキーワード
「〇〇 できない 原因」「〇〇 エラー 解決方法」など、具体的な悩みを持つユーザーが検索するキーワードは、検索ボリュームが小さくてもCVRが高い傾向があります。
3. 新しい製品・サービス名
新しい製品やサービスは、まだ検索ボリュームのデータが蓄積されていないことがあります。先行してコンテンツを作成することで、検索ボリュームが増えた時に優位に立てます。
4. 複合キーワード
「〇〇 〇〇 〇〇」のような3語以上の複合キーワードは、ツールで検索ボリュームが表示されなくても、実際には検索されていることがあります。
検索ボリューム0のキーワードの判断基準
| 判断基準 | 狙う価値あり | 狙う価値なし |
|---|---|---|
| ビジネス関連性 | 高い | 低い |
| CVR | 高そう | 低そう |
| 競合 | 少ない | 多い |
| 作成コスト | 低い | 高い |
業種別の検索ボリューム活用例
Web制作会社の場合
ターゲットキーワードと検索ボリューム
| キーワード | 検索ボリューム | 優先度 |
|---|---|---|
| ホームページ制作 | 5,000 | 高(ピラー) |
| ホームページ制作 費用 | 2,000 | 高 |
| ホームページ制作会社 | 1,500 | 高 |
| ホームページ制作 流れ | 500 | 中 |
| ホームページ制作 自分で | 300 | 中 |
| ホームページ制作 WordPress | 200 | 中 |
税理士事務所の場合
ターゲットキーワードと検索ボリューム
| キーワード | 検索ボリューム | 優先度 |
|---|---|---|
| 確定申告 やり方 | 10,000 | 高(情報提供) |
| 税理士 東京 | 2,000 | 高(集客) |
| 税理士 費用 | 1,500 | 高 |
| 相続税 計算 | 1,000 | 中 |
| 法人税 節税 | 500 | 中 |
美容室の場合
ターゲットキーワードと検索ボリューム
| キーワード | 検索ボリューム | 優先度 |
|---|---|---|
| 渋谷 美容室 | 3,000 | 高(集客) |
| 縮毛矯正 | 5,000 | 中(情報提供) |
| 髪質改善 | 2,000 | 中 |
| 渋谷 美容室 カット | 500 | 高 |
| 縮毛矯正 渋谷 | 200 | 高 |
検索ボリューム調査のチェックリスト
調査前の準備
- ターゲットとなるキーワードのリストを作成したか
- 使用するツール(キーワードプランナー、ラッコキーワードなど)の準備ができているか
- 調査対象の地域、言語を設定したか
調査時
- 複数のツールで数値を確認したか(ツール間の差異を把握)
- 関連キーワード、サジェストも収集したか
- 検索ボリュームの季節変動を確認したか(Googleトレンド)
- 競合難易度も合わせて確認したか
調査後
- 検索ボリューム、競合難易度、ビジネス関連性で優先順位をつけたか
- キーワードマップに整理したか
- コンテンツ計画に反映したか
よくある質問
Q1. 無料で検索ボリュームを調べるベストな方法は?
A: ラッコキーワードでサジェストを収集し、Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを確認する方法がおすすめです。両方無料で使え、効率的にキーワードリサーチができます。
Q2. Googleキーワードプランナーで詳細な数値を表示するには?
A: 少額でもGoogle広告を出稿すると、「1,000〜10,000」のような範囲表示ではなく、具体的な数値が表示されるようになります。
Q3. 検索ボリュームはどれくらいあれば狙う価値がある?
A: 業種によって異なりますが、一般的には月間100以上あれば検討の価値があります。BtoBやニッチ業界では、月間10〜50でも十分な場合があります。
Q4. 検索ボリュームが大きいキーワードから狙うべき?
A: 必ずしもそうではありません。検索ボリュームが大きいキーワードは競合も激しいため、まずは検索ボリューム100〜1,000程度のミドル・スモールキーワードから狙い、実績を積んでからビッグキーワードに挑戦するのが効果的です。
Q5. 検索ボリュームの信頼性はどのくらい?
A: ツールによって数値が異なるため、絶対値としての信頼性は高くありません。ただし、相対的な比較(AよりBの方が検索ボリュームが大きい)には十分使えます。複数のツールで確認し、目安として活用しましょう。
まとめ
検索ボリュームの調べ方と活用法を解説しました。
この記事のポイント
検索ボリュームとは – 月間の検索回数を示す数値 – 需要の把握、優先順位の判断、流入予測に活用
無料ツール – Googleキーワードプランナー:Google公式、範囲表示 – ラッコキーワード:サジェスト収集に便利 – Ubersuggest:検索ボリューム + 難易度表示 – Googleトレンド:トレンド、季節変動の把握
有料ツール – Ahrefs:高精度、プロ向け – SEMrush:高機能、競合分析
検索ボリュームの目安 – ビッグ:10,000以上(競合激しい) – ミドル:1,000〜10,000(狙い目) – スモール:100〜1,000(狙いやすい) – ロングテール:100未満(CVR高い)
活用法 – キーワードの優先順位付け – 流入予測 – コンテンツ計画の立案 – 市場規模の把握 – トレンドの把握
注意点 – 数字を過信しない – ボリュームだけで判断しない – 検索ボリューム0でも諦めない – 季節変動、地域差を考慮
ロングテールキーワードとは?ニッチなキーワードで上位表示を狙う戦略も参考に、効果的なキーワード戦略を立てましょう。
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