「チラシを撒いても反応がない…」
「相見積もりで、安売り業者に負けてしまう…」
リフォームや外壁塗装業界は、依然として訪問販売によるトラブルや手抜き工事のニュースが後を絶たず、お客様は「騙されたくない」という強い警戒心を持っています。
そのため、ただ「安いです」「早いです」とアピールするだけのホームページでは、かえって怪しまれてしまいます。
今、選ばれている塗装店・リフォーム会社は、「施工事例」を使って「手抜きをしない証拠」を提示しています。
この記事でわかること
- ✅ お客様が「悪徳業者かも?」と疑うホームページの特徴
- ✅ 信頼を勝ち取る「施工プロセス写真」の撮り方
- ✅ 【実例】施工日記ブログで「指名発注」を獲得した塗装店の話
- ✅ 下請けを脱却するためのWeb集客チェックリスト
この記事では、真面目に仕事をしている職人さんが損をしないよう、技術と誠実さを正しく伝えるWeb戦略をプロが解説します。
お客様はなぜ「施工事例」を見るのか?
お客様が施工事例ページを見る理由は、「どんなデザインになるか見たい」だけではありません。
もっと切実な、裏の心理があります。
お客様の心の声(不安)
- 😰 「見えないところで手を抜かれるんじゃないか?」
- 😰 「本当に3回塗ってくれるのかな?」
- 😰 「下請けに丸投げされないかな?」
- 😰 「追加料金を請求されないかな?」
つまり、施工事例ページはカタログではなく「証拠提出の場」なのです。
「うちはちゃんとやっています」と口で言うよりも、1枚の「下塗り中の写真」の方が、何倍も説得力があります。
悪徳業者と差別化する「施工事例」の見せ方
「ビフォーアフターの写真を並べて終わり」にしていませんか?
信頼される優良業者と、怪しまれる業者の事例ページには決定的な違いがあります。
| 比較項目 | 怪しまれる事例(NG) | 信頼される事例(OK) |
|---|---|---|
| 写真の内容 | 完成後のきれいな全景写真のみ。 (遠くから撮った1枚だけ) |
施工中のプロセス写真がある。 (高圧洗浄、養生、下地補修、下塗り、中塗り…) |
| 費用の表記 | 「要相談」や「〜」という曖昧な表記。 または記載なし。 |
「総額〇〇万円」と明記。 (足場代や付帯工事費込みかどうかまで記載) |
| 解説文 | 「きれいに仕上がりました」という小学生のような感想のみ。 | 「なぜその塗料を選んだか」「どこが難所だったか」というプロの視点。 |
| 職人の姿 | 人が写っていない。 またはフリー素材のモデル。 |
自社の職人が作業している姿が写っている。 (丸投げではない証明) |
信頼を勝ち取る「プロセス公開」のテクニック
特に外壁塗装や屋根工事の場合、完成してしまえば中身は見えません。
だからこそ、「隠れてしまう部分」をどう見せるかが勝負です。
1. 「下地処理」こそ最高のアピール
塗装の持ちを左右するのは、塗る前の「ケレン(サビ落とし)」や「ひび割れ補修(コーキング)」です。
地味な作業ですが、この写真をアップで載せ、「うちは見えない下地こそ丁寧にやります」と宣言しましょう。
2. 塗料缶の「空き缶」を並べて撮る
手抜き業者は塗料を薄めて使います。それを防ぐため、「今回のお宅で使い切った塗料缶」を並べて撮影し、「規定の缶数をしっかり使い切りました」と証明します。これは最強の信頼コンテンツです。
3. 現場交換日記(日報)の公開
お客様との交換日記や、LINEでの報告内容を(許可を得て)公開します。「毎日進捗を教えてくれるので安心できた」というお客様の声は、新規客の背中を強く押します。
【事例】「現場ブログ」で下請け脱却したG塗装店
「営業は苦手。でも真面目な仕事ぶりだけは誰にも負けない」
そんな職人気質の社長が、ブログ一つで地域No.1店になった事例です。
G塗装店(親子2名経営・地方都市)の事例
【悩み】
元請けからの仕事がメインだったが、単価が安く利益が出ない。自社で集客したかったが、訪問販売のような強引な営業はしたくない。
【実施したWeb施策】
ホームページを開設し、社長自らがスマホで撮った写真を「現場ブログ」として毎日アップし始めた。
- ✅ 雨の日の対応を公開:「今日は湿気が高いので塗装は中止します。無理に塗ると剥がれる原因になるからです」と、プロとしての判断を発信。
- ✅ 失敗談も正直に:「少し塗りムラが出たので、納得いかず自費でもう一度塗り直しました」という記事が、逆に信頼を集めた。
- ✅ 顔が見える安心感:休憩中に息子とお弁当を食べている写真など、人柄が伝わる投稿を増やした。
【結果】
ブログの読者だった主婦層から「Gさんなら嘘をつかない」と問い合わせが殺到。
相見積もりになっても「少し高くてもGさんに頼みたい」と言われるようになり、1年で完全元請け化(直請け100%)に成功しました。
信頼度チェック!リフォームHP必須コンテンツリスト30
お客様は騙されることを恐れています。以下の情報を網羅し、ガラス張りの経営を見せることが成約への近道です。
会社への信頼性
施工実績・メニュー
アクション誘導・その他
リフォーム業のHP制作に関するQ&A
現場に出ている職人社長からよくある質問にお答えします。
Q1. 忙しくて現場の写真を撮るのを忘れてしまいます。
「工程ごとの写真撮影」を業務マニュアルに組み込みましょう。「下塗りが終わったら写真を撮ってLINEで報告しないと、次の工程に進んでいけない」というルールにする会社も増えています。それくらい写真は重要です。
Q2. 料金を載せると、ライバル店に安く真似されませんか?
価格競争は避けられませんが、料金を隠すとお客様は怖がって問い合わせしてくれません。対抗策は「松竹梅」を作ることです。安いプラン(梅)は見せ球にしつつ、主力である「高耐久プラン(竹・松)」のメリットをしっかり伝えることで、単価アップが狙えます。
Q3. LINEで見積もりはできますか?
はい、非常に有効です。「家の写真を撮って送るだけで概算見積もり」というサービスは、訪問されるのを嫌がるお客様に大人気です。まずはLINEで信頼関係を作り、その後に現地調査へつなげるのが現代の勝ちパターンです。
Q4. 協力業者(応援)も使っているのですが、自社職人として紹介していいですか?
嘘はいけません。「信頼できるパートナー職人」として紹介しましょう。お客様は「誰が来るかわからない」のが不安なので、協力業者であっても顔写真を載せておくことが大切です。
正直な職人が、正しく評価される時代へ
「いい仕事をしていれば、いつか分かってもらえる」
その職人魂は素晴らしいですが、Webを使えば、その「いい仕事」を何千人もの見込み客に瞬時に伝えることができます。
現場で汗を流すあなたの誠実さを、OmniWebが形にします。
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「信頼の証」となるサイトを構築
📸 現場からLINEで更新
スマホで撮った写真を送るだけで、ブログや施工事例を即日更新。パソコンを開く必要はありません。
👷 職人のかっこよさを表現
テンプレートっぽさを排除し、現場の臨場感と技術力が伝わるデザインを提案します。
🏠 地域密着のSEO対策
「〇〇市 外壁塗装」で検索上位を狙い、地元の優良顧客からの問い合わせを増やします。
💰 コストをかけずに集客
高額なポータルサイトへの掲載料や、訪問販売の人件費をカットし、利益率を高めます。
悪徳業者に負けない、本物の技術を。
地域一番店を目指すリフォーム店・塗装店様を全力でサポートします。