Web制作

雑貨屋・インテリアショップのHP制作|商品の魅力だけでなく「ライフスタイル」を提案するブログ活用

「こだわって仕入れた雑貨なのに、お客様には『100均ので十分』と言われてしまう…」
「ECサイト(ネットショップ)に商品は並べたけれど、Amazonや楽天の安売り店にお客が流れている…」

雑貨やインテリアを扱うショップオーナー様にとって、最大の壁は「価格競争」「価値の伝わりにくさ」です。

スペック(サイズや素材)だけを見れば、大手量産品と変わらないかもしれません。しかし、あなたのお店には、その商品を選んだ「理由」や「物語」があるはずです。

今、売れているショップのホームページは、単なるカタログではありません。
「この雑貨があるだけで、毎日がこんなに楽しくなる」という『ライフスタイル』を提案する雑誌のようなメディアになっています。

この記事でわかること

  • ✅ 「モノ」ではなく「コト(暮らし)」を売るブログの書き方
  • ✅ Amazonには真似できない「スタッフの愛用レビュー」の威力
  • ✅ 【事例】ブログ発信で「セット買い」を誘発し客単価を上げた雑貨店
  • ✅ おしゃれなだけじゃダメ?購入率を上げる写真と導線のルール

この記事では、価格競争から抜け出し、「あなたのセンスが好き」という濃いファンを集めるためのホームページ戦略をプロが解説します。

なぜ「カタログ型」のホームページは売れないのか?

「商品名・サイズ・価格・カートボタン」。これだけの情報なら、Amazonの方が安くて配送も早いです。
個人店が勝負すべきなのは、「感情」と「憧れ」の領域です。

比較項目 カタログ型サイト(Amazon的) 提案型サイト(雑誌的)
お客様の心理 「必要なモノを探す」
(検索:マグカップ 陶器)
「素敵な暮らしを探す」
(検索:丁寧な暮らし 朝食)
掲載写真 白背景の商品単体写真。
情報としては正しいが無機質。
使用シーンの写真。
コーヒーが入っていて湯気が出ている。
文章(テキスト) スペック(直径、容量、素材)。
事実の羅列。
ストーリー(物語)。
「忙しい朝にホッとする時間を」

お客様はマグカップそのものが欲しいのではなく、「そのマグカップでコーヒーを飲んで、ほっとしている豊かな時間」が欲しいのです。
それを伝えるのがホームページ(ブログ)の役割です。

「欲しい!」と思わせるブログ・コンテンツの書き方

「新商品が入荷しました」だけではもったいないです。
その商品がお客様の生活をどう変えるのか、具体的にイメージさせましょう。

1. 「スタッフの愛用品レポート」を書く

「私も家で使っていますが、ここが便利なんです」という生の声は最強です。
「実は洗うのがちょっと大変ですが、それ以上に可愛くて許せちゃいます」といったデメリットも含めた本音は、信頼度を劇的に高めます。

2. コーディネート(組み合わせ)を提案する

雑貨は単体よりも、組み合わせることで魅力が増します。

  • 🍽 テーブルコーデ:「このお皿には、このランチョンマットと木のスプーンが合います」
  • 🛋 インテリアコーデ:「このクッションカバーは、北欧風の部屋のアクセントになります」

これをブログで紹介し、それぞれの販売ページへリンクを貼ることで、「セット買い(客単価アップ)」を自然に誘導できます。

3. ギフト提案(誰に贈るか)

「3,000円以内で、お世話になった先輩に贈るプチギフト」など、予算とターゲットを設定した記事を書きます。
ギフト選びに迷っているお客様にとって、これ以上ない「助け舟」となります。

【事例】ブログ発信で「世界観」を売り、ファンを増やした雑貨店N

立地の悪さを、Web発信による「濃いファン作り」でカバーし、遠方からも来店客が絶えない人気店になった事例です。

雑貨店N(駅からバス20分・オーナー1人)の事例

【悩み】
こだわりの作家ものやアンティークを扱っているが、通りがかりの客はゼロ。「高い」と言われて買わずに帰られることも多く、商品の価値が伝わっていないと感じていた。

【実施したWeb施策】
ホームページをリニューアルし、「店主のブログ(暮らしの記録)」をメインコンテンツに据えた。

  • 「作家訪問記」を掲載:商品を仕入れるために作家の工房を訪れた様子をレポート。「どんな人が、どんな想いで作ったか」を熱く語った。
  • 「経年変化」を見せる:革製品や真鍮のカトラリーが、使い込むとどう味が出るかを「3年使用した私物」の写真で紹介。
  • YouTubeとの連携:店内のBGMやコーヒーを淹れる音など、「空気感」を伝える動画を埋め込んだ。

【結果】
ブログを読んだファンが「Nさんの選ぶものなら間違いない」と来店。
説明しなくても商品の価値を理解してくれているため接客もスムーズで、客単価は以前の2倍(約8,000円)になりました。

世界観を崩さない!雑貨店HP必須コンテンツリスト30

おしゃれなだけでなく、お客様が知りたい情報、買いたくなる情報が網羅されているかチェックしましょう。

ブランド・商品紹介

□ コンセプト(About Us)
□ 店内の雰囲気写真
□ 取り扱いブランド・作家
□ 新入荷情報(Blog/SNS)
□ カテゴリ別商品一覧
□ ギフトラッピング例
□ スタッフのおすすめ
□ オーナーのプロフィール

店舗情報・アクセス

□ 営業時間・定休日
□ 臨時休業のお知らせ
□ 所在地(Googleマップ)
□ 駐車場の有無・台数
□ 外観・目印の写真
□ 決済方法(カード/PayPay)
□ お問い合わせフォーム
□ インスタグラム連携

EC連携・その他

□ オンラインストアへのリンク
□ 通販の送料・配送日
□ 返品・交換ポリシー
□ ワークショップ情報
□ LINE公式アカウント
□ よくある質問

雑貨店HP制作のよくある質問(FAQ)

オーナー様からよくいただく、運用とデザインの悩みにお答えします。

Q1. オンラインショップ(BASE等)があれば、ホームページはいらないですか?

役割が違います。BASEなどは「カート機能」に特化しているため、ブランドの想いや店舗の雰囲気を伝えるのには限界があります。「ホームページでファンになってもらい、購入ボタンを押すとカート(BASE)に飛ぶ」という構成が、最もブランド価値を高めます。

Q2. 写真をおしゃれに撮るコツはありますか?

「自然光」と「背景」です。部屋の照明を消し、窓際でレースカーテン越しの日光で撮ると、柔らかい雰囲気になります。また、背景に生活感が出ないよう、リネンの布を敷いたり、壁紙を使ったりして世界観を統一しましょう。

Q3. 文章を書くのが苦手です。

上手く書こうとする必要はありません。「友達におすすめする時の言葉」で書いてください。「これ、すっごく便利で毎日使ってるの!」という熱量の方が、綺麗なセールストークよりも響きます。

Q4. インスタグラムのフォロワーが増えません。

インスタ内だけで頑張るのではなく、ホームページのブログ記事からインスタへ誘導する流れを作りましょう。ブログで深い内容を読んだ人は、高確率でインスタもフォローしてくれます。

あなたの「好き」が、誰かの「暮らし」を豊かにする。

雑貨屋は、単に物を売る場所ではなく、新しいライフスタイルに出会う場所です。
ホームページを通じて、あなたの「好き」という熱量が伝われば、必ず共感してくれるファンが集まります。

「世界観を大切にしたいけど、集客もしっかりしたい」
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🌿 雰囲気を壊さないデザイン

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📸 インスタ連携で自動更新

インスタに投稿した新商品が、ホームページにも自動で表示されます。二度手間の必要なし。

🛒 ネットショップへ誘導

BASEやSTORESへのリンクボタンを最適配置し、購入率を高めます。

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