オフページSEOとは?被リンク獲得以外にも効果的な外部施策の全貌
オフページSEO(外部SEO)を徹底解説。被リンク獲得だけでなく、サイテーション、SNS活用、ブランド認知など、自社サイト外で行う施策の全貌と実践方法を紹介します。
「オフページSEOって被リンクを集めることでしょ?」 「被リンク以外にも外部でできることはあるの?」 「自然に被リンクを獲得する方法を知りたい」
オフページSEOは被リンク獲得が中心ですが、それだけではありません。この記事では、オフページSEOの全貌と、被リンク以外の効果的な施策を解説します。
オフページSEOとは
オフページSEOの定義
オフページSEO(Off-Page SEO)とは、自社Webサイト以外の場所で行うSEO対策の総称です。「外部SEO」「オフサイトSEO」とも呼ばれます。
SEO対策の種類を完全解説|内部対策・外部対策・コンテンツSEOの違いと優先順位で解説した「外部対策」に該当します。
オフページSEOの重要性
Googleは、サイトの評価を決める際に「外部からどう見られているか」を重視しています。
いくら自社サイトで「うちは素晴らしい」と主張しても、それだけでは信頼性がありません。第三者からの評価(被リンクやメンション)があって初めて、その主張が裏付けられるのです。
オフページSEOの主な施策
1. 被リンク(バックリンク)の獲得
オフページSEOの中心となる施策です。
被リンクとは
被リンクとは、他のWebサイトから自社サイトへ向けられたリンクのことです。Googleは「多くの質の高いサイトからリンクされているサイトは価値がある」と判断します。
質の高い被リンクの特徴
- 関連性:自社と同じ業界・テーマのサイトからのリンク
- 権威性:信頼性の高いサイト(政府機関、教育機関、大手メディア)からのリンク
- 自然さ:自然な文脈で貼られたリンク
- 多様性:様々なドメインからのリンク
被リンク獲得の方法
1. リンクされる価値のあるコンテンツを作る
最も確実な方法は、他サイトが「リンクを貼りたい」と思うコンテンツを作ることです。
- 独自の調査・統計データ
- 業界の網羅的なガイド
- 便利なツールやテンプレート
- インフォグラフィックス
2. プレスリリースの活用
新サービスのリリース、調査結果の発表などをプレスリリースで配信し、メディアに取り上げてもらいます。
3. ゲスト投稿(寄稿)
業界メディアやブログに記事を寄稿し、著者プロフィールから被リンクを獲得します。
4. 壊れたリンクの活用
他サイトで404エラーになっているリンクを見つけ、代わりに自社コンテンツをリンクしてもらうよう提案します。
5. 専門家としてのコメント提供
メディアの取材に対して専門家としてコメントを提供し、引用と共にリンクを獲得します。
避けるべき被リンク施策
以下はGoogleのガイドライン違反となり、ペナルティのリスクがあります。
- ❌ 被リンクの購入
- ❌ 低品質なディレクトリサイトへの大量登録
- ❌ 自作自演のサテライトサイトからのリンク
- ❌ 過度な相互リンク
- ❌ リンクファーム(リンク交換ネットワーク)への参加
2. サイテーション(引用・言及)
サイテーションとは
サイテーションとは、リンクを伴わない自社ブランドの言及のことです。
例えば、あるブログで「〇〇株式会社のサービスが便利だ」と書かれていても、リンクが貼られていない場合があります。これがサイテーションです。
サイテーションの重要性
Googleは、リンクがなくてもブランド名の言及を認識し、サイトの評価に反映していると言われています。
特にローカルSEO(MEO対策とは?ホームページとGoogleマップ連携で店舗集客を倍増させる方法参照)では、NAP情報(Name, Address, Phone)のサイテーションが重要です。
サイテーションを増やす方法
- ビジネスディレクトリへの登録(Googleビジネスプロフィール、Yahoo!プレイスなど)
- 業界団体・協会への加盟
- プレスリリースの配信
- イベント・セミナーの開催
- 口コミサイトでの露出
3. ブランド認知の向上
ブランド検索とSEO
「会社名」「サービス名」で検索される回数が多いほど、Googleはそのブランドを認知し、評価します。
ブランド検索が増えることで: – サイト全体の評価が向上 – 関連キーワードでも上位表示されやすくなる – 検索結果でのクリック率が向上
ブランド認知を高める方法
- SNSでの継続的な情報発信
- オンライン広告(認知目的)
- PR活動・メディア露出
- イベント・セミナーの開催
- コンテンツマーケティング
4. SNSの活用
SNSとSEOの関係
SNSのリンクは基本的に「nofollow」属性がついており、直接的なSEO効果はありません。しかし、間接的な効果は大きいです。
間接的なSEO効果 – コンテンツの拡散 → 被リンク獲得の機会増加 – ブランド認知の向上 – サイトへのトラフィック増加 – ユーザーエンゲージメントの向上
効果的なSNS活用
- 新しいコンテンツを公開したらSNSで告知
- 業界のインフルエンサーとの関係構築
- ユーザーとの積極的なコミュニケーション
- シェアされやすいコンテンツの作成
5. レビュー・口コミの獲得
レビューの重要性
特にローカルビジネスでは、Googleビジネスプロフィールのレビューがランキングに影響します。
また、ポジティブなレビューが多いと: – クリック率が向上 – コンバージョン率が向上 – ブランド信頼性が向上
レビューを増やす方法
- 満足した顧客にレビューを依頼
- レビュー依頼のフローを業務に組み込む
- ネガティブなレビューにも誠実に対応
- レビューサイトへの登録
6. ローカルSEO(MEO)
ローカルSEOとは
地域に根ざしたビジネスにとって、Googleマップでの上位表示は非常に重要です。
店舗集客の救世主!MEO対策とは?SEOとの違いと今すぐ始めるべき理由で詳しく解説しています。
ローカルSEOの主な施策
- Googleビジネスプロフィールの最適化
- NAP情報の統一
- ローカルサイテーションの獲得
- 口コミの獲得と返信
- 地域に関連したコンテンツの作成
7. インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーとSEO
業界のインフルエンサーとの協力は、以下のSEO効果をもたらします。
- インフルエンサーのサイト/SNSからの被リンク
- ブランド認知の向上
- コンテンツの拡散
- サイテーションの増加
実践方法
- 業界の影響力のある人物をリストアップ
- 価値のあるコンテンツを提供
- コラボレーション企画の提案
- 長期的な関係構築
オフページSEOの効果測定
オフページSEOの効果を測定するには、以下の指標をチェックします。
被リンクの指標
- 被リンク数:リンクしているドメイン数
- ドメインパワー:Ahrefs、Moz等のツールで測定
- 参照ドメインの多様性
- アンカーテキストの分布
ブランド指標
- ブランド検索数:Google Search Consoleで確認
- SNSでのメンション数
- レビュー数・評価
ツール
- Google Search Console(被リンクの確認)
- Ahrefs、Moz、SEMrush(被リンク分析)
- Googleアラート(ブランドメンションの監視)
まとめ
オフページSEOは被リンク獲得だけではありません。
この記事のポイント
- 被リンクは重要だが、質と自然さが大切
- サイテーション(リンクなしの言及)も効果あり
- ブランド認知の向上がSEO全体に好影響
- SNSは間接的なSEO効果がある
- レビュー・口コミはローカルSEOで特に重要
- インフルエンサーとの協力も有効
オフページSEOは自分でコントロールしにくい分、時間がかかります。まずはオンページSEOとは?自社サイト内でできる17の最適化施策チェックリストを固めた上で、オフページ施策に取り組みましょう。