「MEO対策はGoogleビジネスプロフィールだけやっておけば大丈夫」
そう思っていませんか?確かに、日本の地図検索市場においてGoogleマップの存在感は圧倒的です。しかし、iPhoneユーザーに限って言えば、状況は少し異なります。
日本のスマートフォン市場において、iPhoneのシェアは約50%と言われています。つまり、2人に1人がiPhoneを使っているのです。そして、iPhoneには標準で「Appleマップ」がインストールされています。Siriに「近くのカフェを探して」と話しかけると、表示されるのはGoogleマップではなく、Appleマップの情報なのです。
「Appleマップなんて誰も使っていないでしょ?」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際にはiPhoneユーザーの多くが、意識せずにAppleマップを利用しています。Siriでの検索、CarPlayでのナビゲーション、カレンダーやメッセージアプリからの地図リンク…。これらはすべて、Appleマップが使われる場面です。
Googleビジネスプロフィールを最適化しても、Appleマップに正確な情報が登録されていなければ、iPhoneユーザーからの集客機会を逃している可能性があります。
そこで注目したいのが、「Appleビジネスコネクト(Apple Business Connect)」です。これは、Appleマップ上の店舗情報を無料で管理・最適化できる公式ツールです。Googleビジネスプロフィールと同様に、自店舗の情報を正確に登録し、魅力的にアピールすることができます。
この記事では、Appleビジネスコネクトの登録方法から詳細設定、活用法まで徹底解説します。iPhoneユーザーからの集客を強化したい店舗経営者・マーケティング担当者の方は、ぜひ最後までお読みください。
Appleビジネスコネクトとは
Appleマップの店舗情報を管理するツール
Appleビジネスコネクト(Apple Business Connect)は、Appleマップ上に表示される店舗情報を、オーナー自身が管理・編集できる無料のツールです。2023年1月にAppleが公開しました。
Googleビジネスプロフィールと同様の機能を持ち、以下のような情報を管理できます。
- 店舗名
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- ウェブサイト
- 写真
- カテゴリ
- Showcase(最新情報)
Appleビジネスコネクトを利用することで、Appleマップ上の自店舗情報を正確かつ魅力的に表示させることができます。
なぜAppleマップ対策が重要なのか
「Appleマップはほとんど使われていない」というイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、実際には多くのiPhoneユーザーが無意識にAppleマップを利用しています。
Appleマップが使われる場面
- Siriでの検索:「近くのコンビニ」「〇〇駅までの道」と話しかけると、Appleマップが起動
- CarPlay:車のカーナビでCarPlayを使うと、Appleマップがデフォルトで起動
- メッセージアプリ:iMessageで住所が送られてくると、タップするとAppleマップで開く
- カレンダーアプリ:予定に住所を入れておくと、タップするとAppleマップが開く
- 連絡先アプリ:連絡先に登録された住所をタップすると、Appleマップが開く
- Spotlightの検索:iPhoneのホーム画面で下にスワイプして検索すると、Appleマップの結果が表示される
つまり、iPhoneの様々な機能から、自然とAppleマップに誘導される仕組みになっているのです。Googleマップをインストールしていても、これらの場面ではAppleマップが優先されます。
日本のiPhoneシェアと潜在顧客
日本はiPhoneのシェアが世界的に見ても高い国です。スマートフォンユーザーの約半数がiPhoneを利用していると言われています。
iPhoneシェアが特に高い層
- 若年層(10代〜20代)
- 女性
- 都市部の住民
- 高所得者層
あなたの店舗のターゲット層がこれらに当てはまる場合、Appleマップ対策の重要性は特に高いと言えます。
例えば、若い女性がターゲットのカフェや美容室、都市部の高級レストランなどは、顧客の半数以上がiPhoneユーザーである可能性があります。その人たちがSiriで「近くのカフェ」と検索した時、あなたの店舗が正確に表示されているでしょうか?
Googleビジネスプロフィールとの違い
Appleビジネスコネクトは、Googleビジネスプロフィールと似た機能を持っていますが、いくつかの違いがあります。
主な違い
- 口コミ機能:Appleマップには、Googleのような口コミ投稿機能がない(Yelpなど外部サービスの口コミが表示されることがある)
- 投稿機能:Googleの「投稿」に相当する機能として「Showcase」がある
- 写真の扱い:ユーザー投稿写真は限定的。オーナーが管理しやすい
- インサイト:分析機能は存在するが、Googleほど詳細ではない
- 検索アルゴリズム:順位決定の仕組みはGoogleとは異なる
Googleビジネスプロフィールで効果があった施策が、そのままAppleマップで効果があるとは限りません。それぞれのプラットフォームの特性を理解した上で、最適化を行う必要があります。
Appleビジネスコネクトの登録方法
登録の前提条件
Appleビジネスコネクトに登録するには、以下の条件を満たす必要があります。
登録の前提条件
- Apple ID:Appleのサービスを利用するためのアカウント(無料で作成可能)
- 実店舗を持っていること:物理的な所在地がある事業が対象
- Appleマップに店舗が存在すること:まだ登録されていない場合は、先に追加申請が必要
Apple IDを持っていない場合は、まずApple IDを作成してください。iPhoneやMacを使っていなくても、WindowsやAndroidからでもApple IDは作成できます。
ステップ1:Appleビジネスコネクトにアクセス
まず、Appleビジネスコネクトの公式サイトにアクセスします。
アクセス方法
- ブラウザで「Apple Business Connect」と検索、または直接URLにアクセス(businessconnect.apple.com)
- 「今すぐ始める」または「Get Started」をクリック
- Apple IDでサインイン
ステップ2:ビジネスの検索と請求
サインイン後、自分の店舗を検索し、オーナー権限を請求します。
手順
- 店舗名や住所で検索
- 該当する店舗を選択
- 「このビジネスを請求する」をクリック
- 確認プロセスに進む
検索しても店舗が見つからない場合は、「新しいビジネスを追加する」オプションから、新規登録を申請します。
ステップ3:オーナー確認(認証)
店舗のオーナーであることを確認するプロセスがあります。Googleビジネスプロフィールの「オーナー確認」と同様の仕組みです。
確認方法の種類
- 電話確認:登録されている電話番号に自動音声で確認コードが通知される
- 書類確認:事業に関する書類(登記簿謄本など)をアップロードして確認
通常は電話確認が最も簡単です。店舗の電話番号に電話がかかってくるので、通知されるコードを入力することで確認が完了します。
ステップ4:基本情報の設定
オーナー確認が完了すると、店舗情報を編集できるようになります。以下の情報を正確に設定しましょう。
設定すべき基本情報
- 店舗名:正式名称を登録。余計なキーワードは入れない
- 住所:正確な所在地。Googleビジネスプロフィールと一致させる
- 電話番号:お客様が連絡できる番号
- ウェブサイト:公式サイトのURL
- 営業時間:通常の営業時間、特別営業時間(祝日など)
- カテゴリ:業種に合ったカテゴリを選択
これらの情報は、Googleビジネスプロフィールに登録した情報と一致させることが重要です。異なる情報が登録されていると、ユーザーを混乱させるだけでなく、検索エンジンからの評価にも影響する可能性があります。
外部サイトからの「サイテーション」が崩れる原因:NAP不一致の恐怖で解説しているように、店舗名・住所・電話番号(NAP情報)の一貫性は非常に重要です。
Appleビジネスコネクトの詳細設定
写真の設定
Appleビジネスコネクトでは、店舗の写真を登録できます。魅力的な写真は、ユーザーの来店意欲を高めます。
登録できる写真の種類
- ロゴ:店舗のロゴマーク
- カバー写真:店舗を代表するメイン写真
- その他の写真:店内、外観、商品、メニューなど
写真の推奨仕様
- 高解像度(最低でも1920×1080ピクセル以上推奨)
- 明るく鮮明な画像
- 店舗の雰囲気が伝わるもの
- ロゴや過度なテキストの埋め込みは避ける
MEOで差がつく写真術を参考に、魅力的な写真を用意しましょう。Googleビジネスプロフィールで使用している写真を流用することも可能ですが、Appleマップの表示形式に合わせて最適化するとより効果的です。
営業時間の詳細設定
営業時間は、ユーザーが来店を判断する重要な情報です。正確に設定しましょう。
設定できる営業時間
- 通常の営業時間:曜日ごとの開店・閉店時間
- 特別営業時間:祝日、年末年始、臨時休業など
- 24時間営業:該当する場合はチェック
特に重要なのは、祝日や特別な日の営業時間です。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などは、通常と異なる営業時間になることが多いです。事前に設定しておくことで、ユーザーの「行ったら閉まっていた」というがっかり体験を防げます。
アクションボタンの設定
Appleビジネスコネクトでは、ユーザーがワンタップでアクションを起こせる「アクションボタン」を設定できます。
設定可能なアクションの例
- 電話をかける:タップすると電話が発信される
- ウェブサイトを見る:公式サイトに遷移
- 予約する:予約ページや予約システムに遷移
- 注文する:オンライン注文ページに遷移
- メニューを見る:メニューページに遷移
自店舗のビジネスモデルに合わせて、最も効果的なアクションボタンを設定しましょう。飲食店であれば「予約する」「注文する」、小売店であれば「ウェブサイトを見る」「電話をかける」などが考えられます。
Showcaseの設定
Showcase(ショーケース)は、Appleマップ上で最新情報やプロモーションを表示できる機能です。Googleビジネスプロフィールの「投稿」機能に相当します。
Showcaseで発信できる内容
- 期間限定のキャンペーン
- 新商品・新メニューの告知
- イベントの案内
- 季節のお知らせ
- 営業に関する重要なお知らせ
Showcaseの設定方法
- Appleビジネスコネクトの管理画面にアクセス
- 「Showcase」セクションを選択
- 「新しいShowcaseを作成」をクリック
- タイトル、説明文、画像を設定
- 表示期間を設定(開始日・終了日)
- アクションボタン(任意)を設定
- 公開
Showcaseは、Appleマップの検索結果や店舗詳細ページで目立つ位置に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすいです。定期的に更新することで、「活気のある店舗」という印象を与えることができます。
Appleマップの「Showcase」:最新キャンペーンをiPhoneユーザーに届けるで詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
カテゴリの最適化
カテゴリは、ユーザーが検索した時に店舗が表示されるかどうかを左右する重要な設定です。
カテゴリ設定のポイント
- メインカテゴリ:店舗の主要な業種を選択
- サブカテゴリ:関連するカテゴリがあれば追加
- 正確性:実際の業種と一致するカテゴリを選ぶ
例えば、イタリアンレストランの場合、「イタリア料理店」「レストラン」「ピザ店」など、複数のカテゴリに該当する可能性があります。最も正確なカテゴリをメインに設定し、関連するカテゴリをサブとして追加します。
ただし、関連性のないカテゴリを追加するのはNGです。「パン屋」と「美容室」のように、まったく関係のないカテゴリを設定すると、ユーザー体験を損ない、ペナルティの原因にもなりかねません。
Appleマップでの表示を最適化するコツ
NAP情報の一貫性を保つ
NAP(Name, Address, Phone)情報は、すべてのプラットフォームで一貫している必要があります。
一貫性を保つべきプラットフォーム
- Appleビジネスコネクト
- Googleビジネスプロフィール
- 公式ウェブサイト
- SNS(Facebook、Instagramなど)
- ポータルサイト(食べログ、ホットペッパーなど)
- その他の地図サービス(Yahoo!マップなど)
特に注意すべきは、表記の揺れです。
表記揺れの例
- 「株式会社」と「(株)」
- 「1-2-3」と「1丁目2番3号」
- 「03-1234-5678」と「0312345678」
- 「東京都渋谷区」と「渋谷区」
どの表記を使うかを決め、すべてのプラットフォームで統一しましょう。
写真のクオリティを高める
Appleは、デザインやビジュアルの美しさを重視する企業文化を持っています。Appleマップに表示される写真も、高品質なものが好まれる傾向があります。
Appleマップ向け写真のポイント
- 高解像度:低画質の写真は避ける
- 明るく清潔感のある画像:暗い写真は印象が悪い
- プロフェッショナルな印象:できれば一眼レフやミラーレスで撮影
- 店舗の魅力が伝わる構図:何を見せたいかを明確に
iPhoneユーザーは、日常的に高品質なビジュアルに触れているため、低品質な写真には敏感です。競合店との差別化のためにも、写真のクオリティには妥協しないようにしましょう。
レビューの活用(外部サービス連携)
Appleマップ自体には口コミ投稿機能がありませんが、Yelpなどの外部サービスの口コミが表示されることがあります。
対策のポイント
- Yelpにビジネス情報を登録し、最適化する
- 外部サービスでの口コミ対応も怠らない
- ネガティブな口コミには誠実に対応する
Googleビジネスプロフィールでの口コミ対策と同様に、外部サービスでの評判管理も重要です。
定期的な情報更新
Appleマップでも、情報の鮮度は重要です。定期的に情報を更新することで、正確な情報を提供し、ユーザーの信頼を得られます。
更新すべきタイミング
- 営業時間の変更時
- 住所・電話番号の変更時
- 新しいサービス・商品を開始した時
- 季節の変わり目(季節メニュー、営業時間の変更など)
- 年末年始、ゴールデンウィークなどの前
また、Showcaseは定期的に新しいコンテンツを投稿することで、「活気のある店舗」という印象を与えることができます。月に1〜2回は更新することをおすすめします。
多店舗展開企業のAppleビジネスコネクト運用
一括管理の方法
複数の店舗を展開している企業の場合、店舗ごとに個別に管理するのは大変です。Appleビジネスコネクトには、多店舗を一括管理するための機能があります。
一括管理の方法
- CSV/Excelでの一括インポート:店舗情報をスプレッドシートにまとめて一括登録
- API連携:自社システムとAppleビジネスコネクトを連携
- データアグリゲーター経由:Yext、Gyro-nなどのツールを使って一括管理
店舗数が10店舗以上ある場合は、一括管理ツールの導入を検討した方が効率的です。
複数の地図メディアを一括更新する「Yext」や「Gyro-n」の導入基準で詳しく解説していますので、参考にしてください。
ブランドの統一性を保つ
多店舗展開の場合、ブランドの統一性を保つことが重要です。
統一すべき要素
- 店舗名の表記:「〇〇 渋谷店」「〇〇 池袋店」のように統一したフォーマット
- ロゴ:すべての店舗で同じロゴを使用
- カバー写真のテイスト:ブランドイメージに合った統一感のある写真
- 営業時間の表記:フォーマットを統一
一方で、店舗ごとの個性を出すことも可能です。例えば、各店舗の内装の違いが分かる写真を掲載したり、店舗限定メニューをShowcaseで紹介したりすることで、「この店舗に行きたい」という動機を作れます。
店舗ごとの担当者への権限付与
多店舗展開の場合、各店舗の担当者に管理権限を付与することで、情報更新のスピードを上げることができます。
権限付与のポイント
- 本部で「編集できる範囲」を決めておく
- 店舗名、住所、ロゴなど、ブランドに関わる情報は本部が管理
- Showcaseや営業時間の一時変更は、店舗担当者に権限を付与
- 定期的に本部でチェックし、情報の正確性を確認
権限を分散させることで、情報更新の迅速化と、ブランドの統一性の両立を図りましょう。
AppleビジネスコネクトとGoogleビジネスプロフィールの併用戦略
両方を運用すべき理由
「Googleビジネスプロフィールだけでいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、両方を運用することで、より多くの潜在顧客にリーチできます。
併用のメリット
- iPhoneユーザーへのリーチ:Siri、CarPlayなどでAppleマップが使われる
- Androidユーザーへのリーチ:Googleマップがデフォルト
- リスク分散:一方のプラットフォームに問題が起きても、もう一方で集客できる
- NAP情報の強化:複数のプラットフォームで一貫した情報があると、検索エンジンからの評価が高まる
情報の同期方法
GoogleビジネスプロフィールとAppleビジネスコネクトで、情報を同期させることが重要です。
同期すべき情報
- 店舗名(表記を統一)
- 住所(表記を統一)
- 電話番号
- 営業時間
- ウェブサイトURL
- カテゴリ(可能な限り近いものを選択)
同期の方法
- 手動での更新:一方を更新したら、もう一方も更新する
- チェックリストの活用:更新時に確認するリストを作成
- 一括管理ツールの利用:Yext、Gyro-nなどを使って自動同期
店舗数が少ない場合は手動でも管理できますが、10店舗以上ある場合は一括管理ツールの導入を検討しましょう。
それぞれの強みを活かす
GoogleビジネスプロフィールとAppleビジネスコネクトには、それぞれ強みがあります。その強みを活かした運用を行いましょう。
Googleビジネスプロフィールの強み
- 口コミ機能が充実
- 投稿機能が多機能
- インサイト(分析機能)が詳細
- Q&A機能がある
- ユーザー数が多い
Appleビジネスコネクトの強み
- iPhoneのエコシステムとの統合
- Siri、CarPlayとの連携
- ユーザー投稿写真が少なく、オーナーがビジュアルを管理しやすい
- 高所得者層、若年層へのリーチ
- Showcaseで目立つプロモーションが可能
例えば、口コミの獲得はGoogleビジネスプロフィールで、ビジュアル重視のプロモーションはAppleマップのShowcaseで、といった使い分けが考えられます。
Appleビジネスコネクトの活用事例
事例1:カフェでのShowcase活用
状況
都内のカフェ。若い女性がメインターゲット。iPhoneユーザーが多いと想定。
施策
- Appleビジネスコネクトに登録し、基本情報を最適化
- 高品質な店内写真、ラテアートの写真をアップロード
- Showcaseで季節限定メニューを定期的に告知
- 「予約する」アクションボタンを設定
結果
Siriでの検索からの来店が増加。「Showcaseを見て来ました」という声も。
事例2:美容室での予約導線強化
状況
郊外の美容室。CarPlayでのナビを使って来店するお客様が多い。
施策
- Appleビジネスコネクトに登録し、住所・営業時間を正確に設定
- 駐車場の位置が分かる写真をアップロード
- 「予約する」アクションボタンにオンライン予約システムをリンク
- 新規客向けのクーポンをShowcaseで告知
結果
「Appleマップで見つけた」という新規客が増加。CarPlayのナビで迷わず来店できるようになり、口コミでも「行きやすい」という評価が増えた。
事例3:飲食チェーンでの一括管理
状況
全国に50店舗を展開する飲食チェーン。店舗ごとの情報管理が煩雑。
施策
- Yextを導入し、Googleビジネスプロフィールとappleビジネスコネクトを一括管理
- 本部で店舗名、ロゴ、基本情報を統一
- 各店舗の店長にShowcaseの投稿権限を付与
- 店舗ごとの限定メニューをShowcaseで告知
結果
情報の一貫性が保たれ、NAP不一致によるトラブルが解消。各店舗からのShowcase投稿が活発になり、「今日のおすすめ」などのリアルタイム情報が発信されるようになった。
よくある質問(FAQ)
Q:Appleビジネスコネクトは無料ですか?
A:はい、無料で利用できます。登録、情報の編集、Showcaseの投稿など、すべての機能が無料です。
Q:iPhoneを持っていなくても登録できますか?
A:はい、登録できます。Apple IDがあれば、WindowsパソコンやAndroidスマートフォンからでも、ブラウザ経由でAppleビジネスコネクトにアクセスし、管理できます。
Q:Googleビジネスプロフィールとどちらを優先すべきですか?
A:両方を運用することをおすすめします。日本ではGoogleマップのシェアが高いため、Googleビジネスプロフィールは必須です。しかし、iPhoneユーザーへのリーチを考えると、Appleビジネスコネクトも重要です。まずはGoogleビジネスプロフィールを最適化し、その後Appleビジネスコネクトに取り組むのが現実的です。
Q:Appleマップの検索順位を上げる方法は?
A:Appleマップの検索アルゴリズムは公開されていませんが、以下の要素が影響すると考えられています。
- 情報の正確性と完全性
- NAP情報の一貫性(他のプラットフォームとの整合性)
- 写真のクオリティ
- Showcaseの更新頻度
- 外部サービス(Yelpなど)での評価
- ユーザーの行動(検索、クリック、ナビゲーション利用など)
Q:オーナー確認ができない場合はどうすればいいですか?
A:電話確認ができない場合は、書類確認を試してください。登記簿謄本や公共料金の請求書など、事業の所在地を証明できる書類をアップロードすることで確認できる場合があります。それでも難しい場合は、Appleのサポートに問い合わせてください。
Q:多店舗の場合、店舗ごとに登録が必要ですか?
A:はい、店舗ごとに登録が必要です。ただし、一括管理機能やデータアグリゲーター(Yext、Gyro-nなど)を使うことで、効率的に管理できます。
まとめ:iPhoneユーザーを逃さない
ここまで、Appleビジネスコネクトの登録方法から詳細設定、活用法まで詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。
Appleマップ対策は「やらない理由がない」
Appleビジネスコネクトは無料で利用できます。登録に大きな手間はかかりません。それでいて、日本のスマートフォンユーザーの約半数であるiPhoneユーザーにリーチできる可能性が広がります。
GoogleビジネスプロフィールだけではカバーできないiPhoneユーザーからの集客機会を、取りこぼしている可能性があります。Appleビジネスコネクトに登録するだけで、その機会を捉えることができるのです。
NAP情報の一貫性が鍵
AppleビジネスコネクトとGoogleビジネスプロフィール、その他のプラットフォームで、NAP情報(店舗名、住所、電話番号)を一貫させることが重要です。情報の不一致は、ユーザーを混乱させるだけでなく、検索エンジンからの評価にも影響します。
表記揺れに注意し、すべてのプラットフォームで統一した情報を登録しましょう。
Showcaseを活用してプロモーション
AppleビジネスコネクトのShowcase機能は、iPhoneユーザーに最新情報やプロモーションを届ける強力なツールです。季節限定メニュー、キャンペーン、イベントなど、定期的に更新することで、「活気のある店舗」という印象を与えられます。
Googleビジネスプロフィールの投稿と同様に、継続的な発信を心がけましょう。
今日からできること
「やることが多くて大変そう」と感じた方は、以下の3ステップから始めてみてください。
- Appleビジネスコネクトにアクセス:Apple IDでログインし、自店舗を検索
- オーナー確認を完了:電話確認または書類確認でオーナー権限を取得
- 基本情報を設定:店舗名、住所、電話番号、営業時間を正確に登録
ここまでできれば、最低限のAppleマップ対策は完了です。その後、写真の追加、Showcaseの投稿など、徐々に充実させていきましょう。
Google依存からの脱却
Googleビジネスプロフィールは非常に重要ですが、Googleだけに依存するのはリスクです。アルゴリズムの変更、アカウントの停止など、予期せぬ事態が起きた時に、集客の手段がなくなってしまいます。
AppleビジネスコネクトをはじめとするGoogle以外のプラットフォームも活用することで、リスクを分散し、より安定した集客基盤を築くことができます。
Appleマップ、Yahoo!マップも重要?Google以外の地図アプリ対策も参考に、Google以外のプラットフォームへの取り組みを進めましょう。
MEO対策の基本を押さえた上で、Appleマップ対策にも取り組むことで、あらゆる経路からの集客を実現できます。iPhoneユーザーを独占するチャンスを、ぜひ活かしてください。