弁護士・法律事務所にWeb広告が必要な理由
弁護士・法律事務所において、Web広告は新規相談者の獲得と事務所の認知拡大に重要な手段となっています。法律サービスへのアクセスがオンライン化する中、効果的な広告戦略が案件獲得に直結します。
弁護士・法律事務所がWeb広告を活用すべき理由は、主に以下の5点です。
1. 法律問題を抱える人の検索行動
「離婚 弁護士」「相続 相談」「交通事故 慰謝料」など、法律問題を抱える人は検索で解決策を探します。この検索需要を取り込むことで、相談意欲の高い見込み客を獲得できます。
2. 高い案件単価
弁護士の案件は、報酬が数十万円〜数百万円になることも多いです。広告費をかけても1件の成約で十分にペイするビジネスモデルです。
3. 専門分野での差別化
離婚、相続、企業法務など、得意分野を広告で訴求することで、「この分野ならこの事務所」という認知を獲得できます。
4. 地域での認知拡大
地域に根ざした法律事務所として、Googleマップ広告やエリアターゲティングを活用することで、地域での認知を高められます。
5. 競合との差別化
弁護士の数が増加する中、Web広告で事務所の強み(実績、専門性、対応の丁寧さなど)を訴求し、選ばれる理由を伝えることが重要です。
本記事では、弁護士・法律事務所のWeb広告運用について、分野別の集客方法を含めて詳しく解説します。士業・専門サービスの広告運用と合わせて参考にしてください。
弁護士広告規程の遵守

弁護士の広告は、日本弁護士連合会(日弁連)の「弁護士の業務広告に関する規程」および「弁護士等の業務広告に関する規程の運用指針」を遵守する必要があります。
弁護士広告規程の基本
広告の定義
弁護士が自己の業務を広く一般に知らせるための情報の伝達および表示行為を「広告」といい、Web広告、Webサイト、SNSなども含まれます。
禁止されている広告
・事実に合致しない広告
・誤導または誤認のおそれのある広告
・誇大または過度な期待を抱かせる広告
・困惑させ、または過度な不安をあおる広告
・特定の弁護士等との比較広告
・法令または公序良俗に反する広告
・品位を損なう広告
表示すべき事項
必要的記載事項
広告には以下の事項を表示する必要があります。
・弁護士の氏名
・所属弁護士会
・法律事務所の名称、所在地
具体的な注意点
実績・解決事例の表示
・「勝訴率〇〇%」などの表示は、誤導のおそれがあるため注意
・具体的な解決事例を掲載する場合は、依頼者の同意が必要
・「必ず勝てます」などの保証は禁止
報酬に関する表示
・報酬の表示は可能だが、誤解を招かないよう注意
・「〇〇円〜」の場合は、条件を明記
・「成功報酬」の定義を明確に
専門性の表示
・「〇〇専門」の表示は、実態を伴う場合は可能
・ただし、誇大な表現は避ける
・「〇〇に注力」などの表現も選択肢
広告表現の具体例
NG例
・「必ず慰謝料を獲得します」→結果の保証
・「地域No.1の実績」→比較広告
・「今すぐ相談しないと損します」→過度な不安を煽る
・「絶対に離婚できます」→誇大広告
OK例
・「離婚問題に注力しています」
・「相続案件の豊富な経験」
・「初回相談無料。まずはお気軽にご相談ください」
・「〇〇弁護士会所属。丁寧な対応を心がけています」
弁護士・法律事務所に効果的な広告媒体

弁護士・法律事務所の集客に効果的な広告媒体を解説します。
Google検索広告
法律問題を抱える人にアプローチできる、最も効果的な広告媒体です。
特徴
・「離婚 弁護士 〇〇」「相続 相談 〇〇」などの検索に対応
・相談意欲の高いユーザーにリーチ
・地域を絞った配信が可能
キーワード例
一般検索:
・「弁護士 〇〇市」「法律事務所 〇〇」
・「弁護士 相談 〇〇」「法律相談 〇〇」
・「弁護士 無料相談 〇〇」
分野別(詳細は後述):
・離婚、相続、債務整理、交通事故、刑事事件など
Google広告の詳細については、Google広告とは?仕組みと始め方完全ガイドを参照してください。
Googleマップ広告(ローカル検索広告)
地域で弁護士を探している人にアプローチできます。
特徴
・「近くの弁護士」「〇〇市 法律事務所」などの検索に対応
・口コミ評価、写真が表示される
・電話発信への直接誘導
活用ポイント
・Googleビジネスプロフィールを充実させる
・事務所の写真を掲載
・口コミへの丁寧な返信
Yahoo!検索広告
Google以外の検索エンジンを使う層にリーチできます。
特徴
・Yahoo! JAPANのユーザーにリーチ
・年齢層がやや高めの傾向
・相続など高齢者が関わる分野で効果的
Facebook広告
詳細なターゲティングが可能で、特定の層にリーチできます。
効果的なケース
・企業法務(経営者、管理職向け)
・相続(50代以上向け)
・事務所のブランディング
LINE広告
幅広い年齢層へのリーチと継続的なコミュニケーションに効果的です。
活用ポイント
・友だち追加広告でLINE公式アカウントの友だちを獲得
・相談予約の案内
・法律コラムの配信
LINE広告の詳細については、LINE広告の特徴と始め方を参照してください。
YouTube広告
動画で弁護士の人柄や専門性を伝えられます。
効果的なコンテンツ
・事務所紹介動画
・弁護士の紹介
・法律解説動画
・よくある質問への回答
YouTube広告の詳細については、YouTube広告の種類と活用法を参照してください。
分野別の広告戦略

弁護士・法律事務所は取扱分野によって広告戦略が大きく異なります。主要な分野別に解説します。
離婚・男女問題
個人向け案件で最も需要の多い分野の1つです。
キーワード例
・「離婚 弁護士 〇〇」「離婚 相談 〇〇」
・「離婚 慰謝料 〇〇」「離婚 財産分与 〇〇」
・「離婚 親権 〇〇」「離婚 養育費 〇〇」
・「モラハラ 離婚 〇〇」「DV 離婚 〇〇」
・「不倫 慰謝料 〇〇」「浮気 慰謝料 〇〇」
ターゲット
・離婚を考えている方
・配偶者の不倫に悩んでいる方
・離婚条件(親権、養育費など)で揉めている方
訴求ポイント
・離婚問題の解決実績
・女性弁護士在籍(女性相談者向け)
・秘密厳守、プライバシー配慮
・初回相談無料
広告文の例
「離婚問題でお悩みの方へ。〇〇法律事務所では、離婚、親権、養育費、財産分与など、ご状況に応じた解決策をご提案します。初回相談無料。秘密厳守。まずはお気軽にご相談ください。」
相続・遺言
高齢化社会で需要が増加している分野です。
キーワード例
・「相続 弁護士 〇〇」「相続 相談 〇〇」
・「遺産分割 弁護士 〇〇」「相続トラブル 〇〇」
・「遺言書 作成 〇〇」「遺言 弁護士 〇〇」
・「遺留分 〇〇」「相続放棄 〇〇」
ターゲット
・相続が発生した方(相続人)
・遺産分割で揉めている方
・遺言書を作成したい方
・相続対策を考えている方
訴求ポイント
・相続案件の経験
・遺産分割調停、訴訟の対応
・税理士、司法書士との連携
・相続対策(生前)の相談
債務整理・借金問題
経済的に困窮している方向けの分野です。
キーワード例
・「債務整理 〇〇」「借金 相談 〇〇」
・「自己破産 〇〇」「個人再生 〇〇」
・「任意整理 〇〇」「過払い金 〇〇」
・「借金 返せない 〇〇」
ターゲット
・借金の返済に困っている方
・自己破産を検討している方
・過払い金の請求を考えている方
訴求ポイント
・相談無料
・秘密厳守(家族に知られたくない方向け)
・費用の分割払い対応
・解決実績
注意点
・経済的に困窮している方が対象のため、過度な費用訴求は避ける
・不安を煽る表現は厳禁
交通事故
被害者側の案件が中心です。
キーワード例
・「交通事故 弁護士 〇〇」「交通事故 相談 〇〇」
・「交通事故 慰謝料 〇〇」「交通事故 示談 〇〇」
・「むちうち 慰謝料 〇〇」「後遺障害 〇〇」
・「保険会社 交渉 〇〇」
ターゲット
・交通事故の被害者
・保険会社からの提示額に不満がある方
・後遺障害の等級認定を考えている方
訴求ポイント
・交通事故案件の実績
・弁護士費用特約対応
・慰謝料増額の実績
・後遺障害等級認定のサポート
広告文の例
「交通事故の被害に遭われた方へ。〇〇法律事務所では、慰謝料増額、後遺障害認定など、適正な賠償獲得をサポートします。弁護士費用特約対応。相談無料。」
刑事事件
緊急性の高い分野です。
キーワード例
・「刑事事件 弁護士 〇〇」「逮捕 弁護士 〇〇」
・「痴漢 弁護士 〇〇」「窃盗 弁護士 〇〇」
・「示談 弁護士 〇〇」「保釈 弁護士 〇〇」
・「前科 つけたくない 〇〇」
ターゲット
・逮捕された方のご家族
・在宅事件で起訴を避けたい方
・示談を成立させたい方
訴求ポイント
・24時間対応、即日接見
・不起訴、示談の実績
・迅速な対応
・秘密厳守
注意点
・24時間対応を訴求する場合は、実際に対応できる体制を整える
・結果の保証(「必ず不起訴」など)は禁止
労働問題
キーワード例
・「労働問題 弁護士 〇〇」「不当解雇 〇〇」
・「残業代 請求 〇〇」「パワハラ 弁護士 〇〇」
・「退職 トラブル 〇〇」「労働審判 〇〇」
ターゲット
・不当解雇された方
・残業代を請求したい方
・ハラスメントに悩んでいる方
訴求ポイント
・労働問題の解決実績
・労働審判、訴訟の対応
・会社との交渉代行
企業法務
法人向けの分野です。
キーワード例
・「企業法務 弁護士 〇〇」「顧問弁護士 〇〇」
・「契約書 弁護士 〇〇」「会社 法律相談 〇〇」
・「債権回収 弁護士 〇〇」「労務 弁護士 〇〇」
ターゲット
・経営者、管理職
・法務担当者
・顧問弁護士を探している企業
訴求ポイント
・企業法務の経験
・顧問契約の内容、料金
・対応分野(契約、労務、M&Aなど)
ターゲティング戦略

弁護士・法律事務所の広告で効果的なターゲティング戦略を解説します。
エリアターゲティング
法律事務所は地域性がありますが、分野によって商圏は異なります。
設定の目安
・一般的な個人案件:事務所から半径10km〜30km
・専門性の高い案件:より広いエリア(県全体など)
・企業法務:都市部、ビジネスエリア
分野別のエリア設定
・離婚、相続:地域密着(通いやすさ重視)
・債務整理:やや広め(費用面で遠方からも来る)
・刑事事件:警察署、裁判所の所在地を含む
・企業法務:都市部中心
年齢・デモグラフィックターゲティング
分野別の目安
・離婚:25歳〜55歳
・相続:40歳〜70歳
・債務整理:25歳〜60歳
・交通事故:20歳〜65歳
・刑事事件:全年齢(家族向けも)
・労働問題:25歳〜55歳
・企業法務:30歳〜60歳(経営者、管理職)
リターゲティング
法律問題は検討期間が長いため、リターゲティングが効果的です。
活用方法
・サイトを訪問したが相談予約しなかったユーザー
・特定の分野ページを見たユーザー
・弁護士紹介ページを見たユーザー
相談予約への導線
弁護士・法律事務所のWeb広告では、相談予約への導線設計が重要です。
相談の種類
初回無料相談
・多くの事務所で採用
・相談のハードルを下げる
・時間制限を設ける場合も(30分、60分など)
有料相談
・相談料を設定(30分5,000円など)
・より本気度の高い相談者が来る傾向
電話相談
・来所が難しい方向け
・刑事事件など緊急性が高い場合に有効
オンライン相談
・ビデオ通話での相談
・遠方の相談者にも対応可能
広告での訴求
訴求ポイント
・「初回相談無料」
・「電話でのご相談も可能」
・「オンライン相談対応」
・「土日祝も相談可能」(対応している場合)
・「秘密厳守」
予約フォームの最適化
必要最小限の項目
・氏名
・連絡先(電話、メール)
・希望日時
・相談内容の概要(任意または選択式)
配慮すべきポイント
・詳細な事情は初回相談時に伺う旨を記載
・秘密厳守であることを明記
・シンプルで入力しやすいフォーム
フォーム最適化の詳細については、フォーム最適化(EFO)で離脱を防ぐを参照してください。
相談から受任への流れ
初回相談の内容
・事情のヒアリング
・法的な見通しの説明
・解決方法の提案
・費用の説明
受任率を高めるポイント
・丁寧な対応、傾聴
・わかりやすい説明
・費用の明確な説明
・無理な受任はしない
広告クリエイティブのポイント

弁護士・法律事務所の広告で成果を出すためのクリエイティブ制作のポイントを解説します。
写真撮影のポイント
事務所の撮影
・清潔感、信頼感のある空間
・明るい照明で撮影
・相談室、応接室
・プライバシーに配慮した空間
弁護士の撮影
・信頼感を与える表情
・スーツ着用
・プロフェッショナルな印象
・親しみやすさも両立
動画コンテンツの活用
効果的な動画パターン
・事務所紹介動画
・弁護士紹介
・法律解説(分野別)
・よくある質問への回答
動画広告の詳細については、動画広告の制作ポイントとフォーマットを参照してください。
広告コピーのポイント
効果的なキャッチコピーの例
寄り添う姿勢:
・「お一人で悩まず、まずはご相談ください」
・「あなたの問題解決をサポートします」
・「丁寧にお話を伺います」
専門性訴求:
・「離婚問題に注力する弁護士事務所」
・「相続案件の豊富な経験」
・「交通事故被害者のための法律事務所」
サービス訴求:
・「初回相談無料」
・「土日祝も相談可能」
・「秘密厳守」
・「〇〇駅徒歩5分」
Google検索広告の広告文例
離婚
見出し1:離婚問題に注力|〇〇法律事務所
見出し2:初回相談無料・秘密厳守
見出し3:〇〇駅徒歩5分
説明文:離婚、親権、養育費、財産分与など、離婚問題でお悩みの方へ。〇〇弁護士会所属の弁護士が丁寧にお話を伺い、解決策をご提案します。初回相談無料。まずはお気軽にご相談ください。
相続
見出し1:相続問題のご相談|〇〇法律事務所
見出し2:遺産分割・遺言・相続放棄
見出し3:初回相談無料
説明文:相続でお悩みの方へ。遺産分割、遺言書作成、相続放棄など、相続に関するあらゆるご相談に対応。税理士、司法書士との連携も可能。まずはお気軽にご相談ください。
ランディングページのポイント
法律事務所LPの構成
1. ファーストビュー
・事務所名、キャッチコピー
・弁護士の写真
・相談予約ボタン、電話番号
2. こんなお悩みありませんか?
・分野別の悩みを列挙
・共感を得る
3. 当事務所の特徴
・強み、選ばれる理由
・対応分野
・実績(広告規程に注意)
4. 弁護士紹介
・経歴、所属弁護士会
・専門分野
・メッセージ
5. 解決までの流れ
・相談から解決までのステップ
6. 費用
・相談料
・着手金、成功報酬の目安
・費用の説明
7. 事務所情報
・所在地、アクセス
・営業時間
8. 相談予約
・フォーム、電話番号
9. よくある質問
・相談の流れ、費用など
LP作成の詳細については、広告用LPの作り方と構成の基本を参照してください。
MEO対策との連携

弁護士・法律事務所においても、MEO対策とWeb広告の連携は重要です。
Googleビジネスプロフィールの最適化
基本情報の設定
・事務所名(正式名称)
・カテゴリ(法律事務所、弁護士)
・住所、電話番号
・営業時間
・Webサイト
詳細情報の設定
・対応分野
・属性(駐車場、バリアフリーなど)
・ビジネスの説明文
口コミの管理
注意点
・弁護士の場合、依頼者に口コミを依頼することは慎重に
・守秘義務に抵触しないよう注意
・口コミへの返信も一般的な内容に留める
返信例
「ご依頼いただきありがとうございました。今後もお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。」
効果測定と改善
弁護士・法律事務所の広告効果を測定し、継続的に改善する方法を解説します。
見るべき指標
広告段階の指標
・表示回数、クリック数、CTR、CPC
・電話発信数
・サイト訪問数
相談段階の指標
・相談予約数
・相談予約獲得単価(CPA)
・来所率(予約→来所)
受任段階の指標
・受任数
・受任率(相談→受任)
・受任単価(案件の報酬額)
最終成果の指標
・広告経由の売上(報酬総額)
・ROAS(広告費用対効果)
・顧客獲得単価(CAC)
分野別のROAS
弁護士案件は単価が高いため、ROASが非常に高くなることがあります。
計算例(離婚案件)
・広告費:30万円/月
・相談予約数:20件
・相談予約獲得単価:15,000円
・来所数:16件(来所率80%)
・受任数:6件(受任率37.5%)
・平均報酬額:50万円
・広告経由の売上:300万円
・ROAS:1,000%
コンバージョン計測の設定
計測すべきコンバージョン
・相談予約完了
・電話発信(通話コンバージョン)
・LINE友だち追加
・問い合わせフォーム送信
コンバージョン計測の詳細については、Meta広告のピクセル設定とコンバージョン計測を参照してください。
改善のPDCAサイクル
週次で確認すること
・予算消化状況
・クリック数、CTR、CPC
・相談予約数、電話発信数
・分野別、キーワード別の効果
月次で確認すること
・月間の成果まとめ
・分野別の受任数、受任率
・売上への貢献
・翌月の予算/施策検討
改善アクション例
・効果の高い分野/キーワードに予算を集中
・効果の低い広告を停止
・広告文のABテスト
・LP、相談予約フォームの改善
効果測定の詳細については、SNS広告の効果測定と改善方法を参照してください。
弁護士・法律事務所広告の成功事例
弁護士・法律事務所のWeb広告活用事例を紹介します。
事例1:離婚専門法律事務所(Google検索広告)
課題
離婚案件に注力しているが、認知が広がらず相談数が伸び悩んでいた。
施策
・「離婚 弁護士 〇〇」「離婚 慰謝料 〇〇」などで検索広告
・「離婚問題に注力」「初回相談無料」を訴求
・女性弁護士在籍をアピール(女性相談者向け)
・分野特化のLPを作成
結果
・月間相談予約数:25件
・相談予約獲得単価:12,000円
・受任率:35%
・月間受任数:8〜9件
・離婚案件の売上が前年比200%
事例2:相続に強い法律事務所(Google + Yahoo!検索広告)
課題
相続案件を増やしたいが、高齢者層へのリーチが難しかった。
施策
・Google検索広告に加え、Yahoo!検索広告も出稿
・「相続 弁護士 〇〇」「遺産分割 〇〇」などで配信
・税理士、司法書士との連携をアピール
・「ご家族でのご相談も歓迎」を訴求
結果
・月間相談予約数:15件
・Yahoo!経由の相談:全体の30%
・50代以上の相談者が増加
・相続案件の受任数が2倍に
事例3:交通事故被害者専門(Google検索広告 + リターゲティング)
課題
交通事故案件を専門としているが、競合が多く費用対効果が悪化していた。
施策
・「交通事故 弁護士 〇〇」「交通事故 慰謝料 〇〇」で検索広告
・「弁護士費用特約対応」「相談無料」を強調
・サイト訪問者へのリターゲティング
・交通事故の解決事例(依頼者の同意済み)をLPに掲載
結果
・月間相談予約数:30件
・相談予約獲得単価:10,000円(改善前より30%削減)
・リターゲティング経由の相談:全体の20%
・受任率:45%
まとめ:弁護士・法律事務所のWeb広告で分野別に集客を最適化

弁護士・法律事務所の広告運用戦略について詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。
【弁護士広告規程の遵守】
・禁止表現を避ける(誇大広告、結果の保証など)
・必要的記載事項を表示(氏名、所属弁護士会、事務所名・所在地)
・品位を損なわない広告を心がける
【効果的な広告媒体】
・Google検索広告:法律問題を抱える人にリーチ
・Yahoo!検索広告:高齢者層にもリーチ
・Googleマップ広告:地域での認知を高める
・LINE広告:友だち獲得、継続的なコミュニケーション
【分野別の戦略】
・離婚:秘密厳守、女性弁護士を訴求
・相続:税理士等との連携、高齢者層へのリーチ
・債務整理:相談無料、費用分割を訴求
・交通事故:弁護士費用特約対応を強調
・刑事事件:24時間対応、迅速性を訴求
・企業法務:経営者向けにリーチ
【相談から受任への導線】
・初回相談無料で相談のハードルを下げる
・複数の予約方法を用意
・丁寧な対応で受任率を高める
【効果測定】
・相談予約数、CPAを主要指標に
・受任率、受任単価を重視
・分野別にROASを分析
弁護士・法律事務所のWeb広告は、案件単価が高いため費用対効果が合いやすい業種です。弁護士広告規程を遵守しながら、得意分野を明確に訴求し、信頼される法律事務所としての集客を実現しましょう。
士業・専門サービスの広告運用については士業・専門サービスの広告運用、地域ビジネスの広告については地域ビジネス・店舗のWeb広告活用法、Web広告の基本についてはWeb広告とは?種類と特徴を徹底比較もあわせてご覧ください。