皮膚科・美容皮膚科にWeb広告が必要な理由
皮膚科・美容皮膚科において、Web広告は自費診療の集患と医院の認知拡大に重要な手段となっています。特に美容皮膚科は自費診療が中心となるため、効果的な広告戦略が収益に直結します。
皮膚科・美容皮膚科がWeb広告を活用すべき理由は、主に以下の5点です。
1. 自費診療の高い収益性
シミ取り、医療脱毛、ヒアルロン酸注入などの自費診療は、1件あたりの単価が数万円〜数十万円になります。広告費をかけても十分にペイする収益構造です。
2. 悩みを持つユーザーの検索行動
「シミ 治療」「ニキビ跡 治したい」「医療脱毛 〇〇」など、肌の悩みを持つユーザーが検索で解決策を探しています。この検索需要を取り込むことで、来院意欲の高い患者を獲得できます。
3. ビフォーアフターの訴求力
皮膚科・美容皮膚科の治療は、施術前後の変化を視覚的に伝えやすいです。適切な形でビフォーアフターを見せることで、「自分もこうなりたい」という来院動機を作れます。
4. 競合との差別化
美容皮膚科は競争が激化しています。Web広告で自院の強み(専門性、使用機器、症例数など)を訴求し、選ばれる理由を伝えることが重要です。
5. 若年層へのリーチ
美容皮膚科のメインターゲットである20代〜40代女性は、Instagram利用率が高い層です。SNS広告を活用することで、ターゲット層に効率的にリーチできます。
本記事では、皮膚科・美容皮膚科のWeb広告運用について、自費メニューの集患を中心に詳しく解説します。クリニック・医療機関の広告運用と合わせて参考にしてください。
医療広告ガイドラインの遵守
皮膚科・美容皮膚科の広告を行う際には、医療広告ガイドラインを遵守する必要があります。特に美容医療は規制が厳しいため、注意が必要です。
医療広告ガイドラインの基本
医療法に基づく医療広告ガイドラインでは、患者を誤認させる広告や、過度な期待を抱かせる広告が規制されています。
禁止されている広告表現
・虚偽広告:事実と異なる内容
・比較優良広告:「日本一」「No.1」「最高の効果」など
・誇大広告:事実を不当に誇張した表現
・体験談:患者の体験談を広告として使用
・ビフォーアフター:治療前後の写真のみの掲載(詳細な説明なしの場合)
美容医療広告の特別な注意点
美容医療は、医療広告ガイドラインで特に注意が必要な分野として位置づけられています。
特に注意すべき点
・「安全」「安心」「痛くない」などの断定表現は避ける
・「〇〇効果」「〇〇に効く」などの効果の保証は禁止
・費用を強調しすぎる広告(「激安」「格安」など)は避ける
・未承認医薬品、未承認医療機器の広告は制限あり
自費診療の広告における必須記載事項
自費診療を広告する場合は、以下の情報を記載する必要があります。
・治療内容
・費用(税込の総額または目安)
・治療期間、回数の目安
・主なリスク、副作用
ビフォーアフター写真の掲載条件
治療前後の写真を掲載する場合は、以下が必要です。
・治療内容の詳細な説明
・費用
・治療期間、回数
・リスク、副作用の説明
・「※治療結果には個人差があります」等の注記
広告表現の例
NG例
・「シミが必ず消える」→効果の保証
・「痛くない脱毛」→断定的表現
・「当院が一番」→比較優良広告
・「患者様の声」→体験談(条件なしの場合)
OK例
・「シミ・そばかすの改善を目指す治療」
・「痛みに配慮した施術を心がけています」
・「〇〇学会認定専門医が担当」
・「シミ取りレーザー〇〇円〜(税込)」+リスク説明
皮膚科・美容皮膚科に効果的な広告媒体

皮膚科・美容皮膚科の集患に効果的な広告媒体を解説します。
Google検索広告
肌の悩みを持つユーザーにアプローチできる、最も効果的な広告媒体です。
特徴
・「シミ 治療 〇〇」「医療脱毛 〇〇」などの検索に対応
・悩みを持つユーザーにリーチ
・地域を絞った配信が可能
キーワード例
シミ・そばかす:
・「シミ取り 〇〇」「シミ レーザー 〇〇」
・「そばかす 治療 〇〇」「肝斑 治療 〇〇」
・「シミ 皮膚科 〇〇」
ニキビ・ニキビ跡:
・「ニキビ 皮膚科 〇〇」「ニキビ跡 治療 〇〇」
・「大人ニキビ 〇〇」「ニキビ 保険 〇〇」
医療脱毛:
・「医療脱毛 〇〇」「医療脱毛 安い 〇〇」
・「全身脱毛 医療 〇〇」「VIO 医療脱毛 〇〇」
・「ヒゲ脱毛 医療 〇〇」
美容注射・注入:
・「ヒアルロン酸 〇〇」「ボトックス 〇〇」
・「ほうれい線 治療 〇〇」「しわ 治療 〇〇」
その他美容:
・「毛穴 治療 〇〇」「たるみ 治療 〇〇」
・「ピーリング 〇〇」「ダーマペン 〇〇」
・「ハイフ 〇〇」「美肌 治療 〇〇」
一般皮膚科:
・「皮膚科 〇〇駅」「皮膚科 〇〇区」
・「アトピー 皮膚科 〇〇」「湿疹 〇〇」
Google広告の詳細については、Google広告とは?仕組みと始め方完全ガイドを参照してください。
Instagram広告
美容皮膚科と最も相性の良い広告媒体です。
特徴
・写真や動画で施術効果を見せられる
・20代〜40代女性のユーザーが多い
・美容に関心の高いユーザーにリーチ
効果的なコンテンツ
・ビフォーアフター(ガイドライン準拠)
・施術の様子、院内の雰囲気
・使用機器の紹介
・ドクターの紹介
注意点
ビフォーアフターを掲載する場合は、治療内容、費用、リスクの説明が必須です。
Instagram広告の詳細については、Instagram広告のクリエイティブ作成術を参照してください。
Googleマップ広告(ローカル検索広告)
地域の皮膚科・美容皮膚科を探しているユーザーにアプローチします。
特徴
・「近くの皮膚科」「〇〇駅 美容皮膚科」などの検索に対応
・口コミ評価、写真が表示される
・電話発信、予約への直接誘導
LINE広告
幅広い年齢層へのリーチと継続的なコミュニケーションに効果的です。
活用ポイント
・友だち追加広告でLINE公式アカウントの友だちを獲得
・キャンペーン、新メニューの案内
・予約リマインド
LINE広告の詳細については、LINE広告の特徴と始め方を参照してください。
YouTube広告
動画で施術内容や院の雰囲気を詳しく伝えられます。
効果的なコンテンツ
・クリニック紹介動画
・施術の流れ説明
・ドクターによる解説
・よくある質問への回答
YouTube広告の詳細については、YouTube広告の種類と活用法を参照してください。
TikTok広告
若年層へのリーチに効果的です。
効果的なケース
・医療脱毛(若年層がターゲット)
・ニキビ治療
・美容施術の啓発
TikTok広告の詳細については、TikTok広告の可能性と始め方を参照してください。
メニュー別の広告戦略
皮膚科・美容皮膚科はメニューによって広告戦略が異なります。主要なメニュー別に解説します。
シミ取り・そばかす治療
美容皮膚科で需要の高いメニューの1つです。
ターゲット
・シミ、そばかすが気になる方(30代以上が中心)
・紫外線ダメージが気になる方
・肝斑に悩む方
キーワード例
・「シミ取り 〇〇」「シミ レーザー 〇〇」
・「そばかす 治療 〇〇」「肝斑 治療 〇〇」
・「シミ 皮膚科 〇〇」「シミ 費用 〇〇」
訴求ポイント
・使用するレーザー機器
・症例数、実績
・費用(1回あたり、コース)
・ダウンタイムの説明
広告文例
「シミ・そばかすの改善を目指す。〇〇皮膚科では最新のQスイッチレーザーを使用。1回〇〇円〜(税込)。無料カウンセリング受付中。※治療結果には個人差があります。リスクとして赤み・かさぶたが生じる場合があります。」
医療脱毛
若年層を中心に需要が高いメニューです。
ターゲット
・ムダ毛処理に悩む方(10代後半〜40代)
・エステ脱毛からの乗り換え
・永久脱毛を希望する方
キーワード例
・「医療脱毛 〇〇」「医療脱毛 安い 〇〇」
・「全身脱毛 医療 〇〇」「VIO 医療脱毛 〇〇」
・「ヒゲ脱毛 医療 〇〇」「メンズ医療脱毛 〇〇」
訴求ポイント
・使用するレーザー機器
・エステ脱毛との違い(永久脱毛)
・費用(部位別、全身、コース)
・痛みへの配慮(麻酔など)
・通院回数の目安
広告文例
「医療脱毛なら〇〇クリニック。厚生労働省承認機器を使用。全身脱毛〇〇円〜(税込・5回)。無料カウンセリング受付中。※治療結果には個人差があります。リスクとして赤み・毛嚢炎が生じる場合があります。」
ニキビ・ニキビ跡治療
若年層から需要の高いメニューです。
ターゲット
・ニキビに悩む方(10代〜30代が中心)
・ニキビ跡、クレーターに悩む方
・大人ニキビに悩む方
キーワード例
・「ニキビ 皮膚科 〇〇」「ニキビ治療 〇〇」
・「ニキビ跡 治療 〇〇」「クレーター 治療 〇〇」
・「大人ニキビ 〇〇」「ニキビ 保険診療 〇〇」
訴求ポイント
・保険診療と自費診療の選択肢
・治療方法(内服、外用、レーザーなど)
・ニキビ跡への対応
・ダーマペン、ピーリングなどの自費メニュー
美容注射・注入治療
ヒアルロン酸、ボトックスなどの注入治療です。
ターゲット
・しわ、たるみが気になる方(30代以上)
・ほうれい線が気になる方
・小顔になりたい方
キーワード例
・「ヒアルロン酸 〇〇」「ボトックス 〇〇」
・「ほうれい線 治療 〇〇」「しわ 注射 〇〇」
・「エラボトックス 〇〇」「小顔注射 〇〇」
訴求ポイント
・使用する製剤(厚労省承認品など)
・施術時間、ダウンタイム
・費用
・効果の持続期間
毛穴・美肌治療
ターゲット
・毛穴の開き、黒ずみが気になる方
・肌質改善したい方
・ハリ、ツヤがほしい方
キーワード例
・「毛穴 治療 〇〇」「毛穴 皮膚科 〇〇」
・「ピーリング 〇〇」「ダーマペン 〇〇」
・「ハイドラフェイシャル 〇〇」「美肌 治療 〇〇」
訴求ポイント
・治療方法の選択肢
・即効性とメンテナンス
・ダウンタイムの有無
たるみ・リフトアップ治療
ターゲット
・顔のたるみが気になる方(40代以上が中心)
・フェイスラインを引き締めたい方
・メスを使わない治療を希望する方
キーワード例
・「たるみ 治療 〇〇」「リフトアップ 〇〇」
・「ハイフ 〇〇」「サーマクール 〇〇」
・「糸リフト 〇〇」
訴求ポイント
・使用する機器、技術
・ダウンタイムの説明
・効果の持続期間
・費用
一般皮膚科
保険診療を中心とした一般皮膚科の集患も重要です。
キーワード例
・「皮膚科 〇〇駅」「皮膚科 〇〇区」
・「アトピー 皮膚科 〇〇」「湿疹 〇〇」
・「蕁麻疹 〇〇」「水虫 〇〇」
訴求ポイント
・診療時間(土日、夜間)
・アクセスの良さ
・専門医資格
ターゲティング戦略
皮膚科・美容皮膚科の広告で効果的なターゲティング戦略を解説します。
エリアターゲティング
設定の目安
・一般皮膚科:クリニックから半径2km〜3km
・美容皮膚科(自費診療):クリニックから半径5km〜10km
・専門性の高い治療:より広いエリア
エリア設定のポイント
・最寄り駅を中心に設定
・住宅街、オフィス街を含める
・自費診療は商圏を広げる
年齢・性別ターゲティング
メニュー別の目安
・シミ取り:30歳〜60歳女性
・医療脱毛(女性):18歳〜40歳女性
・医療脱毛(男性):20歳〜45歳男性
・ニキビ治療:15歳〜35歳
・美容注射:30歳〜55歳女性
・たるみ治療:40歳〜60歳女性
興味関心ターゲティング
効果的な興味関心
・美容、スキンケア
・コスメ、化粧品
・ファッション
・健康、ウェルネス
・ヨガ、フィットネス
シーズンに応じた配信
秋冬(9月〜2月)
・シミ取り、レーザー治療の需要増
・紫外線が弱いため治療に適した季節
・「秋冬はシミ治療のベストシーズン」
春夏前(3月〜5月)
・医療脱毛の需要増
・「夏までにツルスベ肌」
・美白、毛穴ケアの需要
年間を通じて
・ニキビ治療、美容注射など
リターゲティング
美容皮膚科は検討期間が長いため、リターゲティングが非常に効果的です。
活用方法
・サイトを訪問したが予約しなかったユーザー
・特定の治療ページを見たユーザー
・料金ページを見たユーザー
広告クリエイティブのポイント

皮膚科・美容皮膚科の広告で成果を出すためのクリエイティブ制作のポイントを解説します。
ビフォーアフターの活用
美容皮膚科ではビフォーアフターが効果的ですが、ガイドライン遵守が必須です。
ビフォーアフター掲載時の必須事項
・治療内容の詳細
・費用(税込)
・治療期間、回数
・リスク、副作用
・「※治療結果には個人差があります」
撮影時の注意点
・同条件で撮影(照明、角度、距離)
・過度な加工は禁止
・患者の同意を得る
写真撮影のポイント
クリニック内の撮影
・清潔感のある空間
・明るい照明で撮影
・最新設備、施術室
・リラックスできる雰囲気
撮影すべきカット
・外観
・受付、待合室
・施術室
・使用機器
・ドクター、スタッフ
動画コンテンツの活用
効果的な動画パターン
・クリニック紹介動画
・施術の流れ説明
・ドクターによる解説
・使用機器の紹介
・よくある質問への回答
動画広告の詳細については、動画広告の制作ポイントとフォーマットを参照してください。
広告コピーのポイント
効果的なキャッチコピーの例
悩み訴求:
・「シミ・くすみでお悩みの方へ」
・「毛穴の開きが気になる方に」
・「繰り返すニキビにお悩みなら」
専門性訴求:
・「〇〇学会認定専門医が担当」
・「〇〇症例以上の実績」
・「最新の〇〇レーザー導入」
サービス訴求:
・「〇〇駅徒歩3分」
・「完全予約制、個室対応」
・「無料カウンセリング受付中」
費用訴求:
・「シミ取り〇〇円〜(税込)」
・「医療脱毛〇〇円〜」
・「初回限定プランあり」
Google検索広告の広告文例
シミ取り
見出し1:シミ取りレーザー治療
見出し2:〇〇皮膚科|〇〇駅徒歩3分
見出し3:無料カウンセリング受付中
説明文:シミ・そばかすの改善を目指す治療。Qスイッチレーザー使用。1回〇〇円〜(税込)。皮膚科専門医が診察。※治療結果には個人差があります。リスクとして赤み・かさぶたが生じる場合があります。
医療脱毛
見出し1:医療脱毛なら〇〇クリニック
見出し2:全身脱毛〇〇円〜(税込・5回)
見出し3:無料カウンセリング受付中
説明文:厚労省承認機器使用の医療脱毛。永久脱毛を目指す方へ。痛みに配慮した施術。※治療結果には個人差があります。リスクとして赤み・毛嚢炎が生じる場合があります。
ランディングページのポイント
美容皮膚科LPの構成
1. ファーストビュー
・クリニック名、キャッチコピー
・メイン画像
・予約ボタン
2. こんなお悩みありませんか?
・治療に関する悩みを列挙
・共感を得る
3. 当院の特徴
・専門医資格、実績
・使用機器、技術
・治療へのこだわり
4. 治療メニュー
・各メニューの説明
・費用、回数
5. 治療の流れ
・カウンセリングから施術完了まで
6. 症例紹介(ガイドライン準拠)
・ビフォーアフター
・治療内容、費用、期間、リスクを記載
7. 料金
・治療費用(税込)
・支払い方法
8. ドクター紹介
・経歴、資格
・治療への想い
9. よくある質問
・痛み、ダウンタイム、費用など
10. クリニック情報
・所在地、アクセス
・診療時間
11. 予約フォーム
・電話番号も表示
LP作成の詳細については、広告用LPの作り方と構成の基本を参照してください。
カウンセリングから治療への導線
美容皮膚科では、無料カウンセリングで来院してもらい、治療につなげる導線が重要です。
無料カウンセリングの設計
内容
・肌の状態の確認
・悩みのヒアリング
・治療方法の提案
・費用、回数の説明
・リスクの説明
・質問への回答
所要時間
30分〜60分程度
広告での訴求
訴求ポイント
・「無料カウンセリング受付中」
・「まずは相談だけでもOK」
・「無理な勧誘なし」
・カウンセリング内容、所要時間を明記
予約フォームの最適化
必要最小限の項目
・氏名
・連絡先(電話、メール)
・希望日時
・気になる症状/希望メニュー(任意)
フォーム最適化の詳細については、フォーム最適化(EFO)で離脱を防ぐを参照してください。
カウンセリングから治療決定へ
ポイント
・患者の悩み、希望を丁寧にヒアリング
・複数の治療選択肢を提示
・費用、回数、期間を明確に説明
・リスク、ダウンタイムも正直に説明
・無理な勧誘はしない
リピーター獲得と継続治療
美容皮膚科では、継続的な治療やメンテナンスによるリピートが重要です。
LINE公式アカウントの活用
活用方法
・予約確認、リマインド
・次回施術の案内
・新メニュー、キャンペーンの案内
・スキンケア情報の配信
配信内容
・次回施術のおすすめ時期
・季節のスキンケアアドバイス
・新しい機器、メニューの案内
・キャンペーン情報
LINE広告の詳細については、LINE広告の友だち追加広告で顧客リストを構築する方法を参照してください。
継続治療の提案
美容皮膚科の多くの治療は、複数回の施術で効果を発揮します。
提案のポイント
・コース契約の案内(複数回でお得)
・次回施術の最適なタイミング
・メンテナンス治療の重要性
紹介制度
満足した患者からの紹介は、質の高い新規患者を獲得できます。
設定例
・紹介者:次回施術〇〇円OFF
・被紹介者:初回カウンセリング時に〇〇%OFF
・紹介カードの配布
効果測定と改善
皮膚科・美容皮膚科の広告効果を測定し、継続的に改善する方法を解説します。
見るべき指標
広告段階の指標
・表示回数、クリック数、CTR、CPC
・電話発信数
・サイト訪問数
予約段階の指標
・予約数(Web予約、電話予約)
・予約獲得単価(CPA)
・来院率(予約→来院)
治療段階の指標
・治療決定数
・治療単価
・成約率(カウンセリング→治療決定)
最終成果の指標
・広告経由の売上
・ROAS(広告費用対効果)
・LTV(顧客生涯価値)
自費診療のROAS
自費診療は単価が高いため、ROASが非常に高くなりやすいです。
計算例(シミ取り)
・広告費:20万円/月
・カウンセリング予約数:40件
・予約獲得単価:5,000円
・来院数:32件(来院率80%)
・治療決定数:20件(成約率62.5%)
・平均治療単価:5万円
・広告経由の売上:100万円
・ROAS:500%
コンバージョン計測の設定
計測すべきコンバージョン
・Web予約完了
・電話発信(通話コンバージョン)
・LINE友だち追加
・予約ページ閲覧(マイクロコンバージョン)
コンバージョン計測の詳細については、Meta広告のピクセル設定とコンバージョン計測を参照してください。
改善のPDCAサイクル
週次で確認すること
・予算消化状況
・クリック数、CTR、CPC
・予約数、電話発信数
・キーワード/メニュー別の効果
月次で確認すること
・月間の成果まとめ
・治療別の予約数、成約率
・売上への貢献
・翌月の予算/施策検討
改善アクション例
・効果の高いメニュー/キーワードに予算を集中
・効果の低い広告を停止
・クリエイティブのABテスト
・季節に合わせた訴求の変更
・口コミ獲得の強化
効果測定の詳細については、SNS広告の効果測定と改善方法を参照してください。
皮膚科・美容皮膚科広告の成功事例
皮膚科・美容皮膚科のWeb広告活用事例を紹介します。
事例1:美容皮膚科(Google検索広告 + Instagram広告)
課題
シミ取り治療の患者を増やしたいが、競合が多く集患に苦戦していた。
施策
・「シミ取り 〇〇」「シミ レーザー 〇〇」で検索広告
・Instagram広告でビフォーアフター(ガイドライン準拠)を訴求
・30代〜50代女性をターゲット
・「無料カウンセリング」「最新レーザー導入」を訴求
結果
・月間カウンセリング予約数:50件
・予約獲得単価:4,000円
・成約率:55%
・月間治療決定数:27件
・シミ取り患者が2倍に増加
事例2:医療脱毛クリニック(Google検索広告 + TikTok広告)
課題
若年層の医療脱毛患者を獲得したい。
施策
・「医療脱毛 〇〇」「全身脱毛 医療 〇〇」で検索広告
・TikTok広告で若年層にリーチ
・18歳〜35歳女性をターゲット
・「エステ脱毛との違い」「永久脱毛」を訴求
結果
・月間カウンセリング予約数:80件
・予約獲得単価:3,500円
・成約率:45%
・20代の患者比率が大幅に増加
・医療脱毛の売上が前年比150%
事例3:一般皮膚科+美容皮膚科(Googleマップ広告 + LINE連携)
課題
一般皮膚科の患者を美容皮膚科にも誘導したい。
施策
・Googleビジネスプロフィールを充実させ、口コミ獲得を強化
・Googleマップ広告でクリニック周辺3kmに配信
・LINE公式アカウントで一般皮膚科患者に美容メニューを案内
・ニキビ治療患者にニキビ跡治療を提案
結果
・Googleマップでの表示回数:月2万回
・電話発信/ルート案内:月150件
・LINE友だち:6ヶ月で1,500人獲得
・一般皮膚科患者の30%が美容メニューも利用
・自費診療の売上が2倍に増加
まとめ:皮膚科・美容皮膚科のWeb広告で自費メニューの集患を増やす

皮膚科・美容皮膚科の広告運用戦略について詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。
【医療広告ガイドラインの遵守】
・禁止表現を避ける(比較優良、誇大、効果保証など)
・自費診療は費用、期間、リスクを記載
・ビフォーアフターは詳細な説明が必須
【効果的な広告媒体】
・Google検索広告:肌の悩みを持つ患者にリーチ
・Instagram広告:美容皮膚科と最も相性が良い
・Googleマップ広告:「近くの皮膚科」検索に対応
・LINE広告:友だち獲得から継続治療の促進
【メニュー別の戦略】
・シミ取り:30代以上女性、秋冬に需要増
・医療脱毛:若年層、春夏前に需要増
・ニキビ治療:若年層、保険と自費の両方を訴求
・美容注射:30代以上、ダウンタイムの少なさを訴求
【カウンセリングから治療への導線】
・無料カウンセリングで来院してもらう
・悩みをヒアリングし、最適な治療を提案
・リスクも正直に説明し、信頼を獲得
【効果測定】
・予約数、予約獲得単価を主要指標に
・成約率(カウンセリング→治療決定)を重視
・自費診療はROASが高くなりやすい
皮膚科・美容皮膚科のWeb広告は、自費診療の単価が高いため、費用対効果が合いやすい業種です。医療広告ガイドラインを遵守しながら、患者の悩みに寄り添った訴求で、安定した集患を実現しましょう。
クリニック・医療機関の広告運用についてはクリニック・医療機関の広告運用、歯科医院の広告運用については歯科医院の広告運用戦略、Web広告の基本についてはWeb広告とは?種類と特徴を徹底比較もあわせてご覧ください。