SNS/広告運用

美容室・サロンの広告運用戦略【新規集客とリピート促進】

美容室・サロンにWeb広告が必要な理由

美容室やサロンの集客において、Web広告は非常に効果的な手段です。ホットペッパービューティーなどのポータルサイトに加えて、自社でWeb広告を運用することで、より効率的かつ継続的な集客が可能になります。

美容室・サロンがWeb広告を活用すべき理由は、主に以下の5点です。

1. 顧客獲得単価を下げられる可能性
ポータルサイト経由の予約は、手数料やクーポン値引きがかかります。自社でWeb広告を運用し、直接予約を獲得できれば、長期的に顧客獲得コストを下げられる可能性があります。

2. 理想のお客様にピンポイントでアプローチ
Web広告では、年齢、性別、興味関心、エリアなど、細かいターゲティングが可能です。「30代女性」「オーガニックに興味がある」「〇〇駅周辺に住んでいる」など、理想のお客様に絞ってアプローチできます。

3. ビジュアルで魅力を伝えやすい
美容業界は、ヘアスタイルやネイル、エステの施術結果など、ビジュアルで魅力を伝えやすい業界です。InstagramやYouTubeなどの視覚的なプラットフォームとの相性が抜群です。

4. ブランディングができる
ポータルサイトでは、多くの競合と横並びで表示されます。自社広告であれば、サロンの世界観やこだわりを自由に表現でき、ブランディングにつなげられます。

5. リピーター育成に活用できる
LINE広告やリターゲティング広告を活用することで、一度来店したお客様との関係を継続し、リピートを促進できます。

本記事では、美容室・サロンのWeb広告運用について、媒体選びから具体的な運用方法まで詳しく解説します。Web広告とは?種類と特徴を徹底比較と合わせて参考にしてください。

美容室・サロンに効果的な広告媒体

美容室・サロンの集客に効果的な広告媒体を、それぞれの特徴とともに解説します。

Instagram広告

美容業界と最も相性の良い広告媒体です。

特徴
・ビジュアル重視のプラットフォーム
・20代〜40代女性のユーザーが多い
・フィード、ストーリーズ、リールなど多様な配置
・ハッシュタグ文化でトレンドを把握しやすい

美容室・サロンでの活用ポイント
・ビフォーアフターの写真で効果を訴求
・スタイリストの技術をアピール
・サロンの雰囲気や世界観を伝える
・ストーリーズ広告でキャンペーンを告知

効果的なケース
・おしゃれなサロン、トレンドを意識した店舗
・ネイル、まつエク、エステなど女性向けサービス
・新規オープンやリニューアルの告知

Instagram広告の詳細については、Instagram広告のクリエイティブ作成術を参照してください。

Google検索広告

「今すぐ予約したい」という顕在層にアプローチできます。

特徴
・検索キーワードに連動して表示
・予約意欲の高いユーザーにリーチ
・クリック課金で無駄が少ない

美容室・サロンでの活用ポイント
・「地域名 + 美容室」「地域名 + ネイルサロン」などで出稿
・「カラー 得意 美容室」「縮毛矯正 上手い」などの特徴キーワードも狙う
・店舗周辺エリアに絞って配信

効果的なケース
・すぐに予約を獲得したい
・特定の施術やサービスをアピールしたい
・競合が多いエリアで差別化したい

Google広告の詳細については、Google広告とは?仕組みと始め方完全ガイドを参照してください。

Googleマップ広告(ローカル検索広告)

地図検索でサロンを探しているユーザーにアプローチします。

特徴
・Googleマップの検索結果に広告を表示
・Googleビジネスプロフィールと連携
・店舗の位置、口コミ、写真などが表示される

美容室・サロンでの活用ポイント
・Googleビジネスプロフィールを充実させる
・口コミを積極的に集める
・施術写真を豊富に掲載

LINE広告

幅広い層へのリーチと、リピーター育成に効果的です。

特徴
・国内最大のユーザー数
・幅広い年齢層
・LINE公式アカウントとの連携

美容室・サロンでの活用ポイント
・友だち追加広告でLINE公式アカウントの友だちを獲得
・友だちにキャンペーンや空席情報を配信
・LINE予約との連携

効果的なケース
・リピーター育成を強化したい
・LINEでの予約受付を推進したい
・幅広い年齢層をターゲットにしたい

LINE広告の詳細については、LINE広告の特徴と始め方を参照してください。

Facebook広告

Instagramと同じMeta広告として一括運用できます。

特徴
・30代以上のユーザーが多い
・詳細なターゲティングが可能
・InstagramとFacebookに同時配信可能

美容室・サロンでの活用ポイント
・大人世代向けのサロンに効果的
・エステや育毛など年齢層が高いサービス向け

TikTok広告

若年層へのアプローチと、バズの可能性があります。

特徴
・10代〜20代が中心
・拡散力が高い
・エンターテインメント性が重要

美容室・サロンでの活用ポイント
・ビフォーアフターの変身動画
・施術のタイムラプス
・スタイリストの日常

TikTok広告の詳細については、TikTok広告の可能性と始め方を参照してください。

YouTube広告

動画でサロンの魅力を詳しく伝えられます。

特徴
・長尺の動画も配信可能
・ハウツー系コンテンツとの相性が良い
・ブランディングに効果的

美容室・サロンでの活用ポイント
・サロンの紹介動画
・施術の流れを紹介
・スタイリストのインタビュー

YouTube広告の詳細については、YouTube広告の種類と活用法を参照してください。

業態別の広告媒体の選び方

美容業界には様々な業態があります。それぞれに適した広告媒体を解説します。

美容室・ヘアサロン

おすすめ媒体(優先度順)
1. Instagram広告
2. Google検索広告
3. LINE広告

理由
・ヘアスタイルは写真で魅力が伝わりやすい
・「地域名 + 美容室」で検索するユーザーが多い
・リピート率が重要な業態なのでLINE活用が効果的

訴求ポイント
・スタイリストの技術、得意なスタイル
・カット、カラー、パーマなどの得意分野
・サロンの雰囲気(落ち着き、トレンド感など)
・立地の良さ、営業時間

ネイルサロン

おすすめ媒体(優先度順)
1. Instagram広告
2. Google検索広告
3. TikTok広告

理由
・ネイルデザインはInstagramとの相性が抜群
・トレンドに敏感な若い女性が多いターゲット
・デザインギャラリーとして機能

訴求ポイント
・デザインの豊富さ、技術力
・トレンドデザイン
・価格(定額制、アートし放題など)
・持ちの良さ、丁寧な施術

まつエク・アイラッシュサロン

おすすめ媒体(優先度順)
1. Instagram広告
2. Google検索広告
3. LINE広告

理由
・目元のビフォーアフターは視覚的インパクトが大きい
・リピートサイクルが短いためLINE活用が効果的

訴求ポイント
・自然な仕上がり or ボリューム感
・持ちの良さ
・施術時間の短さ
・使用商材の品質

エステサロン

おすすめ媒体(優先度順)
1. Google検索広告
2. Instagram広告
3. Facebook広告

理由
・「痩身」「フェイシャル」などの検索ニーズが高い
・年齢層が比較的高いためFacebook広告も効果的
・悩み解決型のアプローチが有効

訴求ポイント
・ビフォーアフター(体型、肌質)
・使用機器、技術
・体験コースの価格
・個室、プライバシー

脱毛サロン

おすすめ媒体(優先度順)
1. Google検索広告
2. Instagram広告
3. YouTube広告

理由
・「VIO脱毛」「全身脱毛」など検索ニーズが明確
・比較検討されることが多いため、詳細な情報提供が重要

訴求ポイント
・価格(総額、月額)
・痛みの少なさ
・効果、必要回数
・使用機器

リラクゼーション・マッサージ

おすすめ媒体(優先度順)
1. Google検索広告
2. Googleマップ広告
3. LINE広告

理由
・「今すぐ行きたい」という即時ニーズが多い
・「近くのマッサージ」で地図検索するユーザーが多い

訴求ポイント
・施術の種類、得意分野
・価格、時間
・夜遅くまで営業、当日OK
・スタッフの技術

美容室・サロンのターゲティング設定

美容室・サロンの広告で効果的なターゲティング設定を解説します。

エリアターゲティング

美容業界では、エリアターゲティングが非常に重要です。

設定の目安

・都心部の美容室:半径1km〜3km
・郊外の美容室:半径3km〜5km
・車社会のエリア:半径5km〜10km
・専門性の高いサロン:半径10km〜広域

エリア設定のポイント

・通勤・通学経路も考慮(駅周辺を含める)
・競合状況に応じて調整
・最初は狭めに設定し、徐々に広げる

デモグラフィックターゲティング

年齢、性別によるターゲティングです。

設定例

・おしゃれな美容室:20代〜30代女性
・ファミリー向けサロン:30代〜40代
・白髪染め専門:40代〜60代
・メンズサロン:20代〜40代男性
・ネイルサロン:20代〜40代女性
・エステサロン:30代〜50代女性

興味関心ターゲティング

SNS広告では、ユーザーの興味関心に基づいたターゲティングが可能です。

美容室・サロンで効果的な興味関心

・美容、ヘアケア、ヘアスタイル
・ファッション、コスメ
・ネイル、まつエク
・スキンケア、エステ
・オーガニック、ナチュラル
・結婚式、ブライダル

組み合わせ例

・オーガニックサロン:「オーガニック」「自然派」「エシカル」に興味
・ブライダルヘア:「結婚」「ウェディング」に興味
・メンズサロン:「メンズファッション」「身だしなみ」に興味

類似オーディエンス

既存顧客に似たユーザーをターゲティングします。

活用方法

・顧客リスト(メールアドレスや電話番号)をアップロード
・Web予約したユーザーの類似を作成
・Instagramでエンゲージメントしたユーザーの類似を作成

リターゲティング

一度接触したユーザーに再度アプローチします。

美容室・サロンでの活用

・サイトを訪問したが予約しなかったユーザー
・メニューページを見たユーザー
・SNSで投稿に反応したユーザー

美容室・サロンの広告クリエイティブ

美容業界の広告で成果を出すためのクリエイティブ制作のポイントを解説します。

写真撮影のポイント

ヘアスタイル写真

・自然光で撮影(窓際がベスト)
・背景はシンプルに(白、グレーなど)
・正面、横、後ろの複数アングル
・モデルの表情も重要
・ツヤ感、透明感が伝わるように

ビフォーアフター写真

・同じ角度、同じ距離で撮影
・同じ照明条件で撮影
・お客様の許可を必ず取る
・加工しすぎない(信頼を損なう)

サロン内観・外観

・清潔感、おしゃれな雰囲気が伝わる
・スタッフの笑顔
・施術中のシーン

ネイル写真

・手元のアップ(指先がきれいに見える角度)
・背景はシンプルに
・自然光で撮影
・小物を添えておしゃれに

動画制作のポイント

効果的な動画パターン

・ビフォーアフター変身動画
・施術のタイムラプス
・カット/カラーのテクニック紹介
・サロンツアー
・スタイリスト紹介

動画制作のコツ

・最初の1〜3秒でインパクト(ビフォーアフターなら「After」から見せる)
・縦型動画を用意(ストーリーズ、リール、TikTok用)
・BGMでおしゃれな雰囲気を演出
・15〜30秒程度の短尺がおすすめ

動画広告の詳細については、動画広告の制作ポイントとフォーマットを参照してください。

広告コピーのポイント

効果的なキャッチコピーの例

・「髪質改善で-5歳の艶髪へ」
・「渋谷駅徒歩3分。大人のためのプライベートサロン」
・「あなたに似合うカラーを見つけます」
・「初回限定50%OFF!今だけのチャンス」
・「予約が取れないネイリストの技術をあなたに」

含めるべき情報

・サロンの強み、特徴
・価格やお得な情報
・アクセスの良さ
・予約への導線

訴求軸のバリエーション

・技術訴求:「〇〇年のキャリア」「〇〇資格保有」
・価格訴求:「カット3,300円〜」「初回50%OFF」
・悩み解決訴求:「くせ毛でお悩みの方へ」「パサつき髪を艶髪に」
・雰囲気訴求:「完全個室」「隠れ家サロン」
・トレンド訴求:「今人気のインナーカラー」「〇〇で話題」

広告クリエイティブのNGパターン

避けるべき表現・内容

・過度な加工(実際と違いすぎる)
・暗い、不鮮明な写真
・情報を詰め込みすぎ
・スタッフの清潔感がない
・他店の悪口

予約につなげる導線設計

広告をクリックしたユーザーを、確実に予約につなげる導線を設計します。

広告のリンク先の選択肢

1. 自社ホームページ

メリット:
・自由にデザインできる
・ブランドの世界観を表現
・予約システムを直接設置

デメリット:
・制作の手間とコスト
・予約システムの導入が必要

2. ホットペッパービューティーなどのポータルサイト

メリット:
・予約システムが整っている
・口コミが掲載されている
・ユーザーが使い慣れている

デメリット:
・掲載料/手数料がかかる
・競合も表示される
・ブランディングしにくい

3. 予約専用LP

メリット:
・広告との一貫性を高められる
・予約に特化した設計ができる
・効果測定がしやすい

4. LINE公式アカウント

メリット:
・友だち追加後の継続的なアプローチ
・チャットで予約相談
・リピート促進に効果的

効果的なランディングページの構成

美容室・サロンLPに必要な要素

1. ファーストビュー
・魅力的なヘアスタイル/施術写真
・サロン名とキャッチコピー
・予約ボタン(電話/Web)

2. サロンの特徴・強み
・得意な施術、こだわり
・使用する商材、技術
・サロンのコンセプト

3. スタイル/メニュー紹介
・人気のスタイル写真
・メニューと価格
・施術の流れ

4. スタイリスト/スタッフ紹介
・顔写真と自己紹介
・得意な施術
・資格、経歴

5. 口コミ/お客様の声
・実際のお客様の声
・ビフォーアフター事例

6. サロン情報
・住所、地図
・営業時間、定休日
・電話番号
・アクセス(駅からの道順)

7. 予約への導線
・Web予約フォーム/ボタン
・電話予約ボタン
・初回特典の案内

LP作成の詳細については、広告用LPの作り方と構成の基本を参照してください。

予約システムの選択肢

主な予約システム

・リザービア
・SALON BOARD(ホットペッパービューティー)
・Square 予約
・STORES 予約
・LINE公式アカウント予約

選ぶポイント

・料金体系(月額制 or 成果報酬)
・使いやすさ
・他ツールとの連携
・顧客管理機能

リピート促進のための広告活用

美容業界では、リピーターの確保が売上安定の鍵です。広告を活用したリピート促進策を解説します。

LINE公式アカウントの活用

友だち獲得から来店までの流れ

1. LINE広告で友だち追加を促す
2. 友だち追加時に初回クーポンを配布
3. 定期的にメッセージでお知らせ
4. 予約リマインド、来店後のフォロー
5. 次回予約の促進

効果的なメッセージ例

・新メニュー/キャンペーンの告知
・季節に合わせたヘアケア情報
・空き状況のお知らせ
・誕生日クーポン
・来店後〇ヶ月経過のリマインド

配信のポイント

・配信頻度は週1〜月2回程度(多すぎるとブロックされる)
・有益な情報とセールスのバランス
・リッチメッセージで視覚的に訴求

LINE公式アカウントの詳細については、LINE広告の友だち追加広告で顧客リストを構築する方法を参照してください。

リターゲティング広告の活用

リターゲティングのシナリオ

・サイト訪問者へのリターゲティング
→「お探しのスタイル、見つかりましたか?」

・来店から〇ヶ月経過した顧客
→「そろそろカットの時期ではありませんか?」

・カラーをした顧客
→「カラーの色落ち、気になりませんか?」

実装方法

・顧客リストをFacebook/Google広告にアップロード
・Metaピクセル/Google広告タグを設置
・来店後〇日経過でセグメントを作成

メールマーケティングとの連携

メールアドレスを取得している場合、メールでのフォローも効果的です。

活用例

・来店後のサンキューメール
・次回予約のリマインドメール
・誕生日/記念日メール
・季節のキャンペーン案内

広告運用の実践テクニック

美容室・サロンの広告運用で使える実践的なテクニックを紹介します。

季節・イベントに合わせた運用

年間の主要イベント

・1月:成人式(ヘアセット)
・2月:バレンタイン(デート前)
・3月:卒業式、歓送迎会シーズン
・4月:新生活、入学式
・5月:GW、母の日
・6月:ジューンブライド、梅雨対策
・7月〜8月:夏のイメチェン、浴衣・水着対策
・9月:秋のヘアチェンジ
・10月:ハロウィン
・11月:七五三
・12月:クリスマス、年末年始

イベント対応のポイント

・2〜4週間前から広告を強化
・イベント専用のクリエイティブを用意
・限定メニューやキャンペーンを設定

空き状況に応じた運用

予約が少ない時

・広告予算を増額
・当日/直近の空き枠を告知
・直前割引の実施

予約が埋まっている時

・広告を抑制して無駄な費用を削減
・または、翌月以降の予約を促す

スタイリスト/メニュー別の広告

スタイリスト別の広告

・人気スタイリストの指名を増やす
・新人スタイリストの集客を強化
・それぞれの得意分野をアピール

メニュー別の広告

・髪質改善、縮毛矯正など専門性の高いメニュー
・新メニューの認知拡大
・単価の高いメニューの集客

競合対策

差別化のポイント

・技術(〇〇専門、〇〇年のキャリア)
・価格(コスパの良さ、明朗会計)
・雰囲気(完全個室、リラックス空間)
・立地(駅近、駐車場完備)
・サービス(ドリンクサービス、キッズスペース)
・使用商材(オーガニック、特定ブランド)

効果測定と改善

広告の効果を測定し、継続的に改善していく方法を解説します。

美容室・サロンで見るべき指標

主要指標

・予約数/来店数
・予約獲得単価(CPA)
・新規顧客獲得数
・リピート率

中間指標

・クリック数、CTR、CPC
・サイト訪問数
・電話発信数
・LINE友だち追加数

LTV(顧客生涯価値)を意識する

美容業界ではリピートが重要なため、1回の来店だけでなくLTVで評価することが大切です。

例:
・平均客単価:8,000円
・年間来店回数:4回
・継続年数:3年
・LTV = 8,000円 × 4回 × 3年 = 96,000円

LTVが96,000円であれば、新規獲得に5,000〜10,000円かけても十分にペイする計算になります。

コンバージョン計測の設定

計測すべきコンバージョン

・Web予約の完了
・電話発信
・LINE友だち追加
・メニューページの閲覧(マイクロコンバージョン)

計測の課題と対策

・ポータルサイト経由の予約は直接計測が難しい
→ クーポンコードで広告経由を識別
→ 来店時に「何を見て来店されましたか」とヒアリング

コンバージョン計測の詳細については、Meta広告のピクセル設定とコンバージョン計測を参照してください。

改善のPDCAサイクル

週次で確認すること

・予算消化状況
・クリック数、CTR、CPC
・予約数、CPA
・異常値がないか

月次で確認すること

・月間の成果まとめ
・クリエイティブごとの効果分析
・ターゲティングの効果分析
・翌月の予算/施策検討

改善アクション例

・効果の高いクリエイティブに予算を集中
・効果の低いターゲティングを停止
・新しいクリエイティブをテスト
・季節に合わせたキャンペーンを企画

効果測定の詳細については、SNS広告の効果測定と改善方法を参照してください。

美容室・サロン広告の成功事例

美容室・サロンのWeb広告活用事例を紹介します。

事例1:美容室(Instagram広告 + LINE広告)

課題
ホットペッパービューティー経由の集客が中心で、手数料コストがかさんでいた。自社集客を強化したい。

施策
・Instagram広告で髪質改善メニューのビフォーアフター動画を配信
・LINE広告で友だち追加を促進
・LINE友だちには定期的にキャンペーン情報を配信

結果
・Instagram広告経由の予約:月20件
・予約獲得単価(CPA):2,500円
・LINE友だち:6ヶ月で1,500人獲得
・友だち追加単価:150円
・リピート率が15%向上

事例2:ネイルサロン(Instagram広告)

課題
新規オープンしたばかりで認知がない。まずは知ってもらい、来店を増やしたい。

施策
・デザインギャラリー形式のInstagram広告を配信
・初回限定50%OFFのキャンペーンを実施
・ストーリーズ広告で「予約枠残りわずか」と緊急性を訴求

結果
・オープン1ヶ月目から予約が安定
・Instagram広告経由の予約:月30件
・予約獲得単価(CPA):1,800円
・Instagramフォロワー:3ヶ月で2,000人増加

事例3:エステサロン(Google検索広告)

課題
「痩身」「フェイシャル」などの検索で上位表示されず、集客が伸び悩んでいた。

施策
・「地域名 + エステ」「地域名 + 痩身」などでGoogle検索広告を出稿
・体験コースの価格を明示した広告文
・予約専用LPを作成し、体験コースへの導線を強化

結果
・月間予約数が2倍に増加
・体験コース予約のCPA:4,000円
・体験からの本コース契約率:40%

まとめ:美容室・サロンのWeb広告で新規集客とリピート促進

美容室・サロンの広告運用戦略について詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。

【効果的な広告媒体】
・Instagram広告:ビジュアルで魅力を訴求(最優先)
・Google検索広告:予約意欲の高い顕在層を獲得
・LINE広告:友だち獲得からリピート促進まで
・業態に合わせて媒体を選択

【ターゲティングのポイント】
・エリアターゲティングが重要
・年齢、性別でターゲットを絞る
・興味関心でさらに精度を高める

【クリエイティブのポイント】
・ビフォーアフターで効果を訴求
・自然光で美しく撮影
・動画で臨場感を伝える
・スタイリストの技術をアピール

【リピート促進】
・LINE公式アカウントを活用
・定期的なメッセージで関係を維持
・リターゲティング広告で再来店を促す

【効果測定】
・LTV(顧客生涯価値)を意識
・予約数、CPAを主要指標に
・PDCAで継続的に改善

美容室・サロンのWeb広告は、ポータルサイトに頼りすぎない自社集客を実現するための強力な手段です。Instagram広告でブランドの世界観を伝え、LINE公式アカウントでリピーターを育成する、この組み合わせが特に効果的です。

Web広告の基本についてはWeb広告とは?種類と特徴を徹底比較、Instagram広告についてはInstagram広告のクリエイティブ作成術、LINE広告についてはLINE広告の特徴と始め方もあわせてご覧ください。

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