SNS/広告運用

広告バナーのデザイン基本と作成ツール【クリックされるバナーの作り方】

広告バナーデザインの重要性

Web広告において、バナーデザインはユーザーの注目を集め、クリックを促す最も重要な要素の1つです。どれだけ精緻なターゲティングを設定しても、バナーがユーザーの目を引かなければ、広告は素通りされてしまいます。

広告バナーデザインが重要な理由は、主に以下の4点です。

1. 第一印象を決める
バナー広告は、ユーザーがあなたのブランドや商品に接触する最初のタッチポイントとなることが多いです。魅力的なバナーは、良い第一印象を与え、その後のコンバージョンにつながります。

2. CTR(クリック率)に直結する
同じターゲティング、同じ予算でも、バナーデザインによってCTRは数倍変わることがあります。CTRが上がれば、同じ予算でより多くのトラフィックを獲得できます。

3. 瞬時に判断される
ユーザーがバナーを見る時間は、わずか1〜2秒程度と言われています。この短い時間で興味を引き、クリックさせるには、効果的なデザインが不可欠です。

4. ブランドイメージを形成する
バナー広告は、ブランドの世界観やイメージを伝える役割も担っています。一貫性のあるデザインは、ブランド認知と信頼の向上につながります。

本記事では、クリックされるバナーの作り方を、デザインの基本原則から具体的な作成ツールまで詳しく解説します。SNS広告のクリエイティブ制作の基本と合わせて参考にしてください。

広告バナーの基本構成要素

効果的な広告バナーは、いくつかの基本要素で構成されています。それぞれの役割を理解しましょう。

キャッチコピー(ヘッドライン)

バナーの中で最も重要なテキスト要素です。ユーザーの注目を集め、興味を引く役割を担います。

役割
・ユーザーの目を引く
・商品/サービスの価値を伝える
・クリックへの動機付け

効果的なキャッチコピーの特徴
・短く簡潔(10〜15文字程度)
・ベネフィット(ユーザーにとっての価値)を訴求
・具体的な数字を含む
・ターゲットに響く言葉を使う

サブコピー(説明文)

キャッチコピーを補足する追加情報です。必須ではありませんが、あると説得力が増します。

役割
・キャッチコピーの補足説明
・より具体的な情報の提供
・特典や条件の提示

注意点
・長すぎると読まれない
・キャッチコピーより目立たせない
・省略しても意味が通じる内容に

ビジュアル(画像・イラスト)

バナーの視覚的な中心となる要素です。ユーザーの目を引き、メッセージを視覚的に伝えます。

役割
・注目を集める
・商品/サービスを視覚的に伝える
・感情的な訴求
・ブランドイメージの表現

ビジュアルの種類
・商品画像
・人物写真
・イラスト
・アイコン
・背景画像

CTA(コールトゥアクション)

ユーザーに次のアクションを促すボタンやテキストです。

役割
・クリックを促す
・次のアクションを明確にする

効果的なCTAの例
・「詳しくはこちら」
・「今すぐチェック」
・「無料で試す」
・「〇〇%OFFで購入」

ロゴ

ブランドを識別するためのロゴマークです。

役割
・ブランドの識別
・信頼性の向上
・認知の強化

配置のポイント
・目立ちすぎない位置に
・右下または左下が一般的
・小さすぎて見えないのはNG

オファー情報

割引、特典、期間限定などの訴求要素です。

役割
・行動への動機付け
・緊急性の創出
・お得感の訴求


・「50%OFF」
・「送料無料」
・「今だけ」
・「先着100名」

クリックされるバナーのデザイン原則

効果的なバナーを作るための基本的なデザイン原則を解説します。

原則1:視認性を確保する

バナーは一瞬で見られるものです。視認性が低いと、メッセージが伝わりません。

視認性を高めるポイント

・テキストと背景のコントラストを十分に確保
・フォントは読みやすいものを選ぶ
・文字サイズは小さすぎない(目安:12px以上)
・情報を詰め込みすぎない
・重要な要素に視線が行くよう設計

よくあるNG例
・背景画像と文字が重なって読みにくい
・文字が小さすぎて読めない
・情報が多すぎてごちゃごちゃしている

原則2:シンプルに保つ

バナーはわずか1〜2秒で判断されます。複雑なデザインは伝わりません。

シンプルに保つポイント

・伝えるメッセージは1つに絞る
・使う色は3色程度まで
・フォントは1〜2種類まで
・不要な装飾は省く
・余白(ホワイトスペース)を活用

情報の優先順位
1. キャッチコピー(最も目立たせる)
2. ビジュアル
3. CTA
4. オファー情報
5. ロゴ

原則3:ターゲットに響くデザイン

バナーのデザインは、ターゲットユーザーに合わせて設計する必要があります。

ターゲット別のデザイン傾向

・若年層(10代〜20代):カラフル、ポップ、トレンド感
・ビジネス層:シンプル、洗練、信頼感
・女性向け:柔らかい色合い、上品、きれいめ
・男性向け:クール、力強い、機能的
・高齢層:落ち着いた色、大きな文字、シンプル

ペルソナを意識する
・ターゲットが好みそうなビジュアルを選ぶ
・ターゲットが使う言葉でコピーを書く
・ターゲットの課題や欲求に訴求

原則4:ブランドの一貫性を保つ

バナーは、ブランド全体のイメージと一貫性を持たせることが重要です。

一貫性を保つポイント

・ブランドカラーを使用
・ロゴを適切に配置
・フォントはブランドガイドラインに従う
・トーン&マナーを統一
・LPとの一貫性も確保

広告とLPの一貫性については、広告とLPの一貫性を高める方法を参照してください。

原則5:CTAを明確にする

ユーザーに何をしてほしいかを明確に示します。

CTAを目立たせるポイント

・ボタン形状にする
・他の要素と異なる色を使う
・適切なサイズ(大きすぎず小さすぎず)
・クリックできることが分かるデザイン

効果的なCTAテキスト

×「クリック」「こちら」(曖昧)
○「今すぐ申し込む」「詳細を見る」「無料で始める」(具体的)

キャッチコピーの書き方

キャッチコピーはバナーの成否を決める最重要要素です。効果的な書き方を解説します。

キャッチコピーの基本ルール

短くする
・10〜15文字程度が理想
・長くても20文字以内
・一目で読める長さに

ベネフィットを訴求する
・「何ができるか」ではなく「ユーザーにとって何が嬉しいか」
・機能よりも価値を伝える

具体的にする
・数字を使う
・曖昧な表現を避ける
・具体的なイメージが湧く言葉を使う

効果的なキャッチコピーのパターン

パターン1:数字を使う

・「3日で実感」
・「売上150%UP」
・「たった5分で完了」
・「10万人が選んだ」

数字は具体性と信頼性を高め、目を引きやすいです。

パターン2:問いかける

・「まだ〇〇で消耗してる?」
・「〇〇でお困りではありませんか?」
・「なぜ〇〇は△△なのか?」

問いかけは、ユーザーの共感を得やすく、続きを読みたくなります。

パターン3:限定性・緊急性を出す

・「今だけ50%OFF」
・「本日限定」
・「残りわずか」
・「先着100名様」

限定性や緊急性は、行動への動機付けを強めます。

パターン4:ターゲットを明示する

・「初心者でも安心」
・「忙しいあなたへ」
・「30代からの〇〇」
・「経営者必見」

ターゲットを明示することで、「自分のことだ」と感じてもらえます。

パターン5:ビフォーアフターを示す

・「〇〇から△△へ」
・「もう〇〇しない」
・「〇〇を△△に変える」

変化を示すことで、商品/サービスの価値が伝わります。

NGなキャッチコピー

避けるべき表現

・抽象的すぎる(「最高の品質」「素晴らしい体験」)
・長すぎる(一目で読めない)
・専門用語が多い(ターゲットが理解できない)
・誇大表現(「絶対」「必ず」「100%」)
・ネガティブすぎる表現

配色とカラーデザイン

色は感情に直接訴えかけ、バナーの印象を大きく左右します。

色が与える印象


・印象:情熱、エネルギー、緊急性、食欲
・用途:セール、限定オファー、飲食店
・注意:使いすぎると攻撃的になる


・印象:信頼、安心、知性、クリーン
・用途:BtoB、金融、IT、医療
・注意:冷たい印象になることも


・印象:自然、健康、安心、成長
・用途:健康食品、環境関連、金融

黄色
・印象:明るさ、楽しさ、注目、警告
・用途:注目を集めたい要素、キッズ向け
・注意:読みにくくなることがある

オレンジ
・印象:親しみ、活力、暖かさ
・用途:CTAボタン、カジュアルなブランド

ピンク
・印象:女性らしさ、可愛さ、ロマンチック
・用途:女性向け商品、美容関連


・印象:高級感、神秘的、創造性
・用途:高級ブランド、美容、スピリチュアル


・印象:高級感、モダン、力強さ
・用途:高級ブランド、ファッション


・印象:清潔、シンプル、洗練
・用途:背景、ミニマルデザイン

効果的な配色のルール

色数は3色まで
・メインカラー:60%(背景など)
・サブカラー:30%(補助的な要素)
・アクセントカラー:10%(CTAなど注目させたい要素)

コントラストを確保
・背景とテキストの色は十分なコントラストを
・CTAボタンは他の要素と差別化

ブランドカラーを活用
・ブランドの識別色を基調に
・ブランドガイドラインに従う

CTAボタンの色

CTAボタンは、ページ内で最も目立つ色を使うのが基本です。

よく使われる色
・オレンジ:親しみやすく、行動を促す
・緑:「進む」「OK」のイメージ
・赤:緊急性、注目
・青:信頼感

重要なのは周囲とのコントラスト
どの色が効果的かは、バナー全体の配色によります。周囲と明確に区別できることが重要です。

フォントとタイポグラフィ

フォントの選び方や使い方も、バナーの印象を大きく左右します。

フォント選びの基本

読みやすさを最優先
・装飾的なフォントは見出しに限定
・本文は読みやすいフォントを使用
・小さいサイズでも読めるかを確認

フォントが与える印象

・ゴシック体:モダン、カジュアル、力強い
・明朝体:伝統的、上品、知的
・丸ゴシック:親しみやすい、柔らかい
・手書き風:カジュアル、親近感

フォント数は最小限に
・基本は1〜2種類まで
・同じフォントファミリー内で太さを変えるのが安全

テキストのレイアウト

階層をつける
・キャッチコピー:最も大きく、太く
・サブコピー:キャッチコピーより小さく
・CTAテキスト:適度なサイズで読みやすく

余白を確保
・文字の周りに十分な余白を
・行間も適切に(狭すぎると読みにくい)

文字の配置
・重要な文字は中央または左揃え
・バナーの形状に合わせて配置

文字サイズの目安

バナーサイズによって適切な文字サイズは異なりますが、目安として:

・キャッチコピー:バナー高さの15〜25%程度
・サブコピー:キャッチコピーの50〜70%程度
・CTA:読みやすいサイズ(12〜14px以上)

重要なのは、実際のバナーサイズで確認することです。

バナーサイズと配置

広告プラットフォームによって、推奨されるバナーサイズは異なります。

Google ディスプレイ広告のサイズ

よく使われるサイズ

・300×250px(ミディアムレクタングル)★最も一般的
・336×280px(ラージレクタングル)
・728×90px(リーダーボード)
・300×600px(ハーフページ)
・320×50px(モバイルバナー)
・320×100px(ラージモバイルバナー)

レスポンシブディスプレイ広告
Googleの推奨は、レスポンシブディスプレイ広告です。複数のアセット(画像、テキスト、ロゴ)をアップロードすると、自動的に最適な組み合わせで表示されます。

推奨アセット:
・横長画像(1.91:1):1200×628px以上
・スクエア画像(1:1):1200×1200px以上
・ロゴ:1200×1200px以上

Meta広告(Facebook/Instagram)のサイズ

フィード広告
・推奨:1080×1080px(1:1)
・縦長:1080×1350px(4:5)

ストーリーズ広告
・推奨:1080×1920px(9:16)

詳細はSNS広告のクリエイティブ制作の基本を参照してください。

LINE広告のサイズ

・Card:1200×628px(1.91:1)
・Square:1080×1080px(1:1)
・Vertical:1080×1920px(9:16)

Yahoo!広告のサイズ

・300×250px
・336×280px
・728×90px
・160×600px
・320×50px(スマートフォン)
・320×100px(スマートフォン)

サイズ別デザインのポイント

小さいサイズ(300×250px以下)
・情報を絞る(キャッチコピー、ビジュアル、CTAのみ)
・文字を大きめに
・シンプルなレイアウト

横長サイズ(728×90pxなど)
・左から右への視線の流れを意識
・要素を横に並べる
・文字の高さに制限があるので注意

縦長サイズ(160×600px、300×600pxなど)
・上から下への視線の流れを意識
・要素を縦に配置
・スクロールで見切れる可能性を考慮

バナー作成ツールの紹介

バナーを作成するためのツールを紹介します。デザイナーでなくても使えるツールが多くあります。

無料ツール

Canva(キャンバ)

最も人気のある無料デザインツールです。

特徴:
・直感的な操作で誰でも使える
・広告バナー用のテンプレートが豊富
・豊富な無料素材(写真、イラスト、アイコン)
・ブラウザ上で動作(インストール不要)
・スマホアプリもあり
・チームでの共同編集が可能

有料版(Canva Pro):
・より多くの素材やテンプレート
・背景削除機能
・ブランドキットの設定

おすすめの対象:初心者、スピード重視の方、予算が限られている方

Adobe Express(旧Spark)

Adobeが提供する無料デザインツールです。

特徴:
・テンプレートを使って簡単に作成
・Adobe Stockの素材が使える
・ブラウザ上で動作
・Adobe Creative Cloudとの連携

おすすめの対象:Adobeツールに慣れている方

Figma(フィグマ)

本格的なUIデザインツールですが、バナー作成にも使えます。

特徴:
・プロ向けの高機能ツール
・無料で基本機能が使える
・チームでの共同編集に強い
・デザインシステムの構築に適している

おすすめの対象:デザインに慣れている方、チームで作業する方

GIMP(ギンプ)

オープンソースの画像編集ソフトです。

特徴:
・Photoshopに近い機能
・完全無料
・学習コストがやや高い

おすすめの対象:Photoshopの代替を探している方

有料ツール

Adobe Photoshop(フォトショップ)

プロ向けの画像編集ソフトの定番です。

特徴:
・最高峰の画像編集機能
・あらゆる表現が可能
・プロのデザイナーが使用
・学習コストが高い

料金:月額約2,480円〜(Creative Cloud)

おすすめの対象:プロのデザイナー、本格的なデザインを行いたい方

Adobe Illustrator(イラストレーター)

ベクターグラフィックスの編集ソフトです。

特徴:
・ロゴやイラスト作成に最適
・拡大しても劣化しない
・印刷物にも対応
・学習コストが高い

料金:月額約2,480円〜(Creative Cloud)

Sketch(スケッチ)

Mac専用のUIデザインツールです。

特徴:
・UIデザインに特化
・シンボルやコンポーネント機能
・プラグインが豊富

料金:年額$99

AIを活用したツール

Canva AI機能
・AI画像生成
・背景削除
・デザイン提案

Adobe Firefly
・AI画像生成
・Photoshop/Illustratorとの連携

Midjourney / DALL-E
・AI画像生成
・バナー用の画像素材作成に活用

ツール選びのポイント

初心者
→ Canva(無料版)から始める

予算あり、本格的に
→ Adobe Creative Cloud(Photoshop + Illustrator)

チームでの共同作業
→ Figma または Canva(チーム版)

スピード重視
→ Canva(テンプレート活用)

バナー作成のワークフロー

効率的にバナーを作成するためのワークフローを解説します。

Step1:目的とターゲットを明確にする

確認事項

・広告の目的は何か(認知、クリック、コンバージョン)
・ターゲットは誰か
・何を訴求するか
・どのプラットフォームで配信するか
・どのサイズが必要か

Step2:ラフスケッチを描く

いきなりツールで作り始めるのではなく、まずは手書きでラフスケッチを描きます。

ラフスケッチで決めること

・要素の配置(キャッチコピー、ビジュアル、CTAなど)
・情報の優先順位
・全体の構成

Step3:素材を準備する

必要な素材

・商品/サービスの画像
・ロゴ
・キャッチコピー、サブコピーのテキスト
・CTAのテキスト
・オファー情報

画像素材の調達先

・自社で撮影
・プロのカメラマンに依頼
・ストックフォトサービス(Shutterstock、Adobe Stock、PIXTAなど)
・無料素材サイト(Unsplash、Pexelsなど)

Step4:デザインツールで作成

作成のポイント

・まずは1サイズで完成させる
・デザイン原則を意識
・複数パターンを作成

Step5:レビューと修正

チェックポイント

・視認性は十分か
・メッセージは伝わるか
・CTAは目立っているか
・ブランドガイドラインに沿っているか
・各サイズで問題ないか
・誤字脱字はないか

Step6:他のサイズに展開

1サイズが完成したら、他のサイズに展開します。

展開時の注意点

・単純なリサイズではなく、サイズに合わせて再レイアウト
・小さいサイズでは情報を削る
・各サイズで視認性を確認

Step7:ABテスト用のバリエーション作成

効果検証のために、複数のバリエーションを作成します。

テストする要素の例

・キャッチコピーの違い
・ビジュアルの違い
・CTAの違い
・配色の違い

ABテストについては、ABテストの設計と実践方法を参照してください。

バナーデザインでよくある失敗と対策

バナーデザインでよくある失敗パターンと、その対策を紹介します。

失敗1:情報を詰め込みすぎ

問題
伝えたいことが多すぎて、何が言いたいのかわからないバナーになる。

対策
・伝えるメッセージは1つに絞る
・優先順位をつけて、低いものは削る
・詳細はLPで伝える

失敗2:テキストが読めない

問題
文字が小さすぎる、背景との コントラストが低い、フォントが読みにくいなどで、テキストが読めない。

対策
・文字サイズを大きくする
・背景とのコントラストを確保
・読みやすいフォントを選ぶ
・テキストに背景色や影をつける

失敗3:CTAが目立たない

問題
CTAボタンが他の要素に埋もれて、クリックされない。

対策
・CTAを目立つ色にする
・ボタン形状にする
・十分なサイズを確保
・周囲に余白を設ける

失敗4:ブランドとの不一致

問題
バナーのデザインがブランドイメージやLPと一致しておらず、ユーザーが混乱する。

対策
・ブランドガイドラインに従う
・LPと同じビジュアルを使用
・色使いやフォントを統一

失敗5:ターゲットに響かないデザイン

問題
デザインがターゲットの好みや期待と合っていない。

対策
・ターゲットのペルソナを明確にする
・ターゲットに近い人物のビジュアルを使う
・ターゲットが使う言葉でコピーを書く
・複数パターンをテストする

失敗6:静的すぎる(動きがない)

問題
静止画バナーが多い中、目立たず埋もれてしまう。

対策
・GIFアニメーションを検討
・動画広告を検討
・静止画でも「動き」を感じさせるデザイン

バナーのABテストと改善

バナーの効果を最大化するには、ABテストによる継続的な改善が欠かせません。

テストすべき要素

優先度:高

・キャッチコピー
・メインビジュアル
・CTAのテキスト/色

優先度:中

・配色
・レイアウト
・オファー内容
・人物の有無

優先度:低

・フォント
・ロゴの配置
・細かい装飾

テストの進め方

・1回のテストで変更する要素は1つ
・十分なデータが集まるまで待つ
・統計的有意性を確認してから判断
・勝者を採用し、次の要素をテスト

効果測定の指標

・CTR(クリック率):バナーの訴求力を示す
・CVR(コンバージョン率):クリック後の成果を示す
・CPA(獲得単価):最終的な費用対効果を示す

まとめ:クリックされるバナーを作るために

広告バナーのデザイン基本と作成ツールについて詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。

【バナーの基本構成】
・キャッチコピー(最重要)
・ビジュアル
・CTA
・オファー情報
・ロゴ

【デザイン原則】
・視認性を確保する
・シンプルに保つ
・ターゲットに響くデザイン
・ブランドの一貫性
・CTAを明確に

【キャッチコピーのコツ】
・短く簡潔に(10〜15文字)
・ベネフィットを訴求
・具体的な数字を使う
・ターゲットに響く言葉で

【配色のポイント】
・色数は3色まで
・コントラストを確保
・CTAは最も目立つ色に

【おすすめツール】
・初心者:Canva(無料)
・本格的:Adobe Photoshop/Illustrator
・チーム作業:Figma

効果的なバナーは、一度で完成するものではありません。ABテストを繰り返し、データに基づいて改善を続けることで、クリック率の高いバナーを作り上げることができます。

SNS広告のクリエイティブについてはSNS広告のクリエイティブ制作の基本、広告とLPの連携については広告とLPの一貫性を高める方法、ABテストについてはABテストの設計と実践方法もあわせてご覧ください。

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