CVR改善がなぜ重要なのか
CVR(コンバージョン率)は、ランディングページに訪れたユーザーのうち、実際にコンバージョン(購入、問い合わせ、登録など)に至った割合を示す指標です。この数値を改善することは、広告運用において最も費用対効果の高い施策の1つです。
CVR改善の重要性を、具体的な数字で見てみましょう。
CVR改善のインパクト(シミュレーション)
月間広告費:100万円
クリック単価(CPC):100円
月間クリック数:10,000回
CVR 1%の場合:コンバージョン数 = 100件(CPA = 10,000円)
CVR 2%の場合:コンバージョン数 = 200件(CPA = 5,000円)
CVR 3%の場合:コンバージョン数 = 300件(CPA = 3,333円)
CVRを1%から2%に改善するだけで、同じ広告費でコンバージョン数が2倍になります。CPAは半分に下がります。広告のクリック数を増やすには追加の予算が必要ですが、CVRの改善は既存のトラフィックから得られる成果を最大化できるのです。
本記事では、LPのCVRを改善するための具体的なチェックリストを、カテゴリ別に詳しく解説します。広告用LPの作り方と構成の基本と合わせて参考にしてください。
CVR改善の前に確認すべきこと
具体的な改善施策に入る前に、まず現状を正しく把握することが重要です。
現状のCVRを正確に把握する
計測の確認
・コンバージョンタグが正しく設置されているか
・重複カウントが発生していないか
・サンキューページだけでなく、目的のアクションを正確に計測できているか
CVRの計算式
CVR(%) = コンバージョン数 ÷ セッション数(またはクリック数) × 100
業種別CVRの目安
・ECサイト(購入):1%〜3%
・リード獲得(BtoB):2%〜5%
・資料請求/ホワイトペーパー:5%〜15%
・メルマガ登録:10%〜20%
・無料トライアル登録:5%〜15%
・セミナー申し込み:3%〜10%
※業種、商材、価格帯、ターゲットによって大きく異なります
ボトルネックを特定する
CVRが低い原因は様々です。闇雲に改善するのではなく、どこに問題があるかを特定しましょう。
確認すべきデータ
・直帰率:LPに来てすぐ離脱している割合
・スクロール率:ページをどこまで読んでいるか
・滞在時間:ページにどれくらいいるか
・ヒートマップ:どこがクリック/タップされているか
・フォーム離脱率:フォームのどの項目で離脱しているか
問題の切り分け
・直帰率が高い → ファーストビューに問題
・スクロールされていない → ファーストビュー以降の構成に問題
・CTAまでスクロールされているがクリックされない → CTAに問題
・フォームで離脱している → フォームに問題
分析ツールの活用
Google Analytics(GA4)
・セッション数、直帰率、滞在時間
・デバイス別、流入元別の分析
・コンバージョンパスの分析
ヒートマップツール
・Clarity(Microsoft、無料)
・Hotjar
・Ptengine
・User Heat(無料)
セッション録画
・実際のユーザー行動を動画で確認
・離脱ポイントを具体的に把握
ファーストビュー改善チェックリスト

ファーストビュー(FV)は、ユーザーがLPに訪れて最初に目にする領域です。ここで興味を引けなければ、すぐに離脱されてしまいます。
キャッチコピーのチェック
□ 広告のメッセージと一致しているか
□ ユーザーのベネフィット(得られる価値)が明確か
□ 3秒以内に理解できるシンプルさか
□ ターゲットユーザーに響く言葉を使っているか
□ 具体的な数字が入っているか(可能であれば)
□ 差別化ポイントが伝わるか
改善例
Before:「高品質な美容液をお届けします」
After:「たった2週間で実感。シミが気にならなくなる美容液」
Before:「業務効率化ツール」
After:「経理業務を80%削減。月100時間の残業をゼロに」
メインビジュアルのチェック
□ 商品/サービスの価値が視覚的に伝わるか
□ 高品質な画像を使用しているか
□ ターゲットユーザーに近い人物が使われているか
□ 使用シーン/ビフォーアフターがイメージできるか
□ 広告で使用した画像との一貫性があるか
□ 画像がキャッチコピーを邪魔していないか
改善ポイント
・商品単体よりも使用シーンの方が効果的な場合が多い
・人物の視線をCTAに向けると誘導効果がある
・ストックフォトよりオリジナル写真の方が信頼性が高い
サブキャッチコピーのチェック
□ キャッチコピーを補足する情報になっているか
□ より具体的な情報を提供しているか
□ 読みやすい長さか(2〜3行程度)
ファーストビュー内CTAのチェック
□ ファーストビュー内にCTAボタンがあるか
□ CTAボタンが目立っているか
□ ボタンのテキストが具体的か
□ スクロールしなくても見える位置か(特にモバイル)
信頼性要素のチェック
□ 実績数字(「累計10万人利用」など)が入っているか
□ 受賞歴やメディア掲載があれば表示しているか
□ 評価(★4.8など)を表示しているか
□ 認定バッジや資格があれば表示しているか
ファーストビュー改善の優先度
ファーストビューは最も重要なエリアです。改善の優先度は以下の順です。
1. キャッチコピー(最重要)
2. CTA(ボタンの有無と視認性)
3. メインビジュアル
4. 信頼性要素
5. サブキャッチコピー
コピーライティング改善チェックリスト
LP全体のコピー(文章)の品質は、CVRに大きな影響を与えます。
ヘッドライン(見出し)のチェック
□ 各セクションの見出しが内容を的確に表しているか
□ スクロールしながら見出しだけで内容が把握できるか
□ ベネフィットが伝わる見出しになっているか
□ 読み手の興味を引く言葉を使っているか
効果的な見出しの型
・「〇〇する方法」(ハウツー型)
・「なぜ〇〇なのか」(理由型)
・「〇〇でこんなお悩みありませんか?」(問題提起型)
・「〇〇が選ばれる3つの理由」(リスト型)
・「たった〇〇で△△を実現」(簡単さ訴求型)
本文のチェック
□ 短い段落で構成されているか(3〜4行程度)
□ 専門用語を使いすぎていないか
□ 機能ではなくベネフィットを伝えているか
□ 具体的な数字を使っているか
□ 読みやすいフォントサイズか(16px以上推奨)
□ 重要なポイントは太字やマーカーで強調しているか
機能 vs ベネフィットの例
機能:「24時間対応のチャットサポート」
ベネフィット:「困ったときにすぐ解決。深夜でも安心のサポート体制」
機能:「100GBのクラウドストレージ」
ベネフィット:「大切な思い出を10万枚以上保存。スマホの容量不足を解消」
問題提起・共感パートのチェック
□ ターゲットユーザーの悩みを具体的に言語化しているか
□ 「あるある」と共感を得られる内容か
□ ユーザーが使う言葉で表現しているか
□ 問題の深刻さが伝わるか
効果的な問題提起の例
「こんなお悩みありませんか?」
・毎月の請求書作成に丸一日かかっている
・請求漏れや計算ミスが頻発している
・支払い遅延の催促に時間を取られている
・月末になると残業が続いてしまう
解決策提示パートのチェック
□ 問題に対する解決策として自然につながっているか
□ なぜ解決できるのかの理由が明確か
□ 他の選択肢との違いが伝わるか
□ 具体的な仕組みや方法が説明されているか
ストーリー/文脈のチェック
□ ページ全体に一貫したストーリーがあるか
□ 上から順に読んで自然な流れか
□ 各セクションのつながりがスムーズか
□ 結論(CTA)に向かって論理が構築されているか
CTA改善チェックリスト
CTA(Call To Action)は、ユーザーにアクションを促す最重要要素です。
CTAボタンのデザインチェック
□ ページ内で最も目立つ色を使っているか
□ 十分な大きさがあるか(タップしやすいサイズ)
□ ボタンであることが一目でわかるか
□ ホバー時のエフェクト(PC)があるか
□ 周囲に十分な余白があるか
□ 複数のCTAが同じデザインで統一されているか
CTAボタンサイズの目安
・最小:44px × 44px(Appleのガイドライン)
・推奨:横幅200px以上、高さ50px以上
・モバイルでは画面幅の80%程度もあり
CTAボタンのテキストチェック
□ 具体的なアクションを示しているか
□ ユーザーが得られる価値が伝わるか
□ 一人称(「私の〜」「〜を手に入れる」)を検討したか
□ 曖昧な表現(「送信」「こちら」)を避けているか
CTAテキストの改善例
×「送信」
○「無料で資料を受け取る」
×「詳細はこちら」
○「今すぐ料金プランを見る」
×「申し込む」
○「30日間無料で試してみる」
×「購入」
○「今すぐカートに入れる」
CTAの配置チェック
□ ファーストビューにCTAがあるか
□ ページの中間部分にCTAがあるか
□ ページの最下部にCTAがあるか
□ スクロールに追従する固定CTAを検討したか
□ 各セクションの区切りにCTAを配置しているか
CTA配置の目安
・短いLP:2〜3箇所
・中程度のLP:4〜6箇所
・長いLP:7箇所以上
CTA周辺のチェック
□ CTAの直前に背中を押すコピーがあるか
□ 特典やオファーが明記されているか
□ 緊急性/限定性が伝わるか(期間限定、残り○個など)
□ リスクリバーサル(返金保証など)が近くにあるか
□ マイクロコピー(「営業電話はしません」など)があるか
効果的なCTA周辺コピーの例
・「今だけ初月無料!」
・「30日間返金保証つき」
・「営業電話は一切いたしません」
・「3分で完了します」
・「クレジットカード不要」
フォーム改善チェックリスト
フォームは、コンバージョンの最終関門です。ここでの離脱を最小限に抑えることが重要です。
入力項目のチェック
□ 本当に必要な項目だけに絞られているか
□ 必須項目と任意項目が明確か
□ 項目数を減らす余地はないか
□ 自由入力を選択式に変えられないか
削減を検討すべき項目
・電話番号(メールだけでOKか)
・住所(購入時に取得でOKか)
・会社名(個人向けなら不要か)
・部署名・役職(本当に必要か)
・詳細な属性情報(後から取得できないか)
項目数の目安
・最小:メールアドレスのみ(1項目)
・推奨:3〜5項目
・最大:7項目程度(それ以上は要検討)
入力しやすさのチェック
□ プレースホルダー(入力例)が表示されているか
□ 入力形式のヒントがあるか(例:000-0000-0000)
□ 適切な入力タイプが設定されているか(email、tel、numberなど)
□ 自動補完(autocomplete)が有効か
□ エラーメッセージがわかりやすいか
□ リアルタイムバリデーションがあるか
□ 入力欄の高さは十分か(タップしやすいか)
input type の最適化
・メールアドレス:type=”email”
・電話番号:type=”tel”
・数字:type=”number”
・URL:type=”url”
・日付:type=”date”
フォームのデザインチェック
□ フォームが見やすくまとまっているか
□ 入力欄の幅は適切か
□ ラベルが入力欄の上または左に配置されているか
□ 送信ボタンが目立っているか
□ 進捗が表示されているか(複数ステップの場合)
フォーム周辺のチェック
□ フォームの目的/価値が明記されているか
□ 入力にかかる時間が示されているか(「30秒で完了」など)
□ プライバシーポリシーへのリンクがあるか
□ 個人情報の取り扱いについて安心感を与えているか
□ フォーム送信後の流れが説明されているか
フォーム最適化のテクニック
ステップフォーム(複数ステップ)
項目が多い場合、複数ページに分割することで心理的ハードルを下げられます。
・最初は簡単な項目から
・進捗バーを表示
・各ステップで「次へ」のハードルを低く
入力アシスト
・郵便番号から住所自動入力
・ふりがな自動入力
・カレンダーピッカー
離脱防止
・入力途中で離脱しようとした際のポップアップ
・入力内容の一時保存
信頼性・安心感向上チェックリスト
ユーザーは初めて訪れたLPに対して警戒心を持っています。信頼性を高める要素を適切に配置しましょう。
社会的証明のチェック
□ お客様の声/レビューが掲載されているか
□ お客様の声に写真や実名があるか
□ ターゲットユーザーに近い人の声があるか
□ 具体的な数字や成果が含まれているか
□ ネガティブな点も含まれているか(信憑性向上)
□ 導入企業/利用者のロゴがあるか
□ 導入事例が掲載されているか
□ 第三者評価(星評価など)が表示されているか
効果的なお客様の声の例
「導入前は月末の請求業務に3日かかっていましたが、今では2時間で終わります。年間で計算すると100時間以上の削減になりました。」
株式会社〇〇 経理部 山田様(写真付き)
実績・権威のチェック
□ 累計利用者数/導入企業数が表示されているか
□ 業界シェアや順位があれば表示しているか
□ 受賞歴があれば表示しているか
□ メディア掲載実績があれば表示しているか
□ 資格や認定があれば表示しているか
□ 専門家の監修/推薦があれば表示しているか
実績数字の表示例
・「累計導入企業10,000社突破」
・「顧客満足度98.5%」
・「リピート率92%」
・「業界シェアNo.1」
・「〇〇アワード3年連続受賞」
安心感を与える要素のチェック
□ 返金保証/返品保証が明記されているか
□ キャンセルポリシーが明確か
□ サポート体制が説明されているか
□ 会社情報が掲載されているか
□ 特定商取引法に基づく表記があるか
□ プライバシーポリシーがあるか
□ SSL(https)が導入されているか
□ セキュリティバッジがあるか(決済がある場合)
リスクリバーサルの例
・「30日間全額返金保証」
・「効果がなければ全額返金」
・「いつでもキャンセルOK」
・「解約縛りなし」
・「初月無料、いつでも解約可能」
FAQのチェック
□ ユーザーが抱きやすい疑問に答えているか
□ 購入/申し込みの障壁となる不安を解消しているか
□ 価格や料金に関するFAQがあるか
□ 解約やキャンセルに関するFAQがあるか
□ サポートに関するFAQがあるか
□ 回答が簡潔でわかりやすいか
ページパフォーマンス改善チェックリスト
ページの読み込み速度は、CVRに直接影響します。特にモバイルでは重要です。
ページ速度のチェック
□ PageSpeed Insightsでスコアを確認したか
□ モバイルスコアが70以上あるか
□ LCP(Largest Contentful Paint)が2.5秒以内か
□ FID(First Input Delay)が100ms以内か
□ CLS(Cumulative Layout Shift)が0.1以内か
速度改善の影響
Googleの調査によると:
・表示速度が1秒から3秒になると、直帰率が32%増加
・表示速度が1秒から5秒になると、直帰率が90%増加
・表示速度が1秒から10秒になると、直帰率が123%増加
画像最適化のチェック
□ 画像を圧縮しているか
□ 適切なファイル形式を使っているか(WebP推奨)
□ 表示サイズに合った画像サイズか(必要以上に大きくないか)
□ 遅延読み込み(lazy loading)を実装しているか
□ 次世代フォーマット(WebP、AVIF)を検討したか
画像圧縮ツール
・TinyPNG(https://tinypng.com/)
・Squoosh(https://squoosh.app/)
・ImageOptim(Mac)
コード最適化のチェック
□ 使用していないCSS/JavaScriptを削除しているか
□ CSS/JavaScriptを圧縮(minify)しているか
□ レンダリングをブロックするリソースを最適化しているか
□ 外部スクリプトの読み込みを最適化しているか
□ ブラウザキャッシュを活用しているか
サーバー/ホスティングのチェック
□ サーバーの応答速度は十分か(TTFB)
□ CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用しているか
□ HTTP/2またはHTTP/3に対応しているか
□ Gzip圧縮が有効か
モバイル最適化チェックリスト
SNS広告からの流入の大半はモバイルです。モバイル体験の最適化は必須です。
レスポンシブデザインのチェック
□ スマートフォンで正しく表示されるか
□ テキストが読みやすいサイズか(16px以上)
□ 横スクロールが発生していないか
□ 画像がはみ出していないか
□ レイアウトが崩れていないか
タップ操作のチェック
□ ボタンがタップしやすいサイズか(44px×44px以上)
□ タップ可能な要素間に十分な間隔があるか
□ 入力欄がタップしやすいか
□ リンクがタップしやすいか(テキストリンクは特に注意)
モバイルUXのチェック
□ ファーストビューにCTAが収まっているか
□ スクロール量が適切か(長すぎないか)
□ 固定ヘッダー/フッターが邪魔になっていないか
□ ポップアップが閉じやすいか
□ 電話番号がタップで発信できるか(tel:リンク)
モバイルフォームのチェック
□ キーボードタイプが適切か(数字キーボード、メールキーボードなど)
□ オートコンプリートが機能するか
□ 入力時にレイアウトが崩れないか
□ 送信ボタンがキーボードに隠れていないか
心理的トリガー活用チェックリスト
人間の心理を理解し、適切に活用することでCVRを向上させることができます。
緊急性・限定性のチェック
□ 期間限定のオファーがあるか
□ 数量限定の要素があるか
□ カウントダウンタイマーを検討したか
□ 「残りわずか」などの表示を検討したか
□ 早期申込特典を検討したか
緊急性・限定性の例
・「本日24時まで!」
・「先着100名様限定」
・「残り3席」
・「今だけ50%OFF」
・「24時間限定セール」
注意点
・嘘の緊急性は逆効果(信頼を失う)
・常に「期間限定」を謳っていると効果が薄れる
・本当の限定にする
社会的証明(ソーシャルプルーフ)のチェック
□ 「〇〇人が利用」などの数字があるか
□ 「人気No.1」「売上No.1」などのランキングがあるか
□ お客様の声が掲載されているか
□ SNSのフォロワー数やいいね数を表示しているか
□ 「今〇〇人が閲覧中」などのリアルタイム情報を検討したか
損失回避のチェック
人は「得をすること」よりも「損をすること」を避けようとする傾向があります。
□ 行動しないことのデメリットを伝えているか
□ 機会損失を示唆しているか
□ 「見逃すと損」というメッセージがあるか
損失回避の例
・「この機会を逃すと、次はいつになるかわかりません」
・「毎月〇〇円損し続けることになります」
・「今すぐ始めないと、競合に先を越されてしまいます」
権威性のチェック
□ 専門家の監修や推薦があるか
□ 業界での受賞歴があるか
□ メディア掲載実績があるか
□ 資格や認定を表示しているか
□ 代表者や専門家のプロフィールがあるか
返報性のチェック
人は何かを受け取ると、お返しをしたくなる傾向があります。
□ 無料の価値提供(資料、ツール、サンプル)があるか
□ 有益な情報を先に提供しているか
□ 無料トライアルや無料相談を提供しているか
広告との一貫性チェックリスト
広告とLPの一貫性は、CVRに大きく影響します。
メッセージの一貫性チェック
□ 広告のキャッチコピーがLPに含まれているか
□ 広告で訴求した価値がLPで説明されているか
□ 広告のトーン&マナーとLPが一致しているか
□ 広告で約束したオファー(特典、価格など)がLPにあるか
ビジュアルの一貫性チェック
□ 広告で使用した画像がLPでも使われているか
□ 色使いやデザインテイストが一致しているか
□ ブランドロゴが一貫しているか
ターゲットの一貫性チェック
□ 広告のターゲットとLPのターゲットが一致しているか
□ 広告ごとにLPを出し分けているか(必要に応じて)
□ ターゲットに合った言葉遣いになっているか
詳しくは広告とLPの一貫性を高める方法を参照してください。
CVR改善の優先順位と進め方
チェックリストの項目は多いですが、すべてを一度に改善する必要はありません。優先順位をつけて進めましょう。
改善の優先順位
優先度:高(すぐに取り組むべき)
1. ファーストビュー(キャッチコピー、CTA)
2. ページ速度(特にモバイル)
3. フォームの項目数削減
4. CTAボタンの視認性と配置
5. 広告との一貫性
優先度:中(余裕があれば取り組む)
6. お客様の声/社会的証明の追加
7. コピーライティングの改善
8. 信頼性要素の追加
9. モバイル最適化の細部
10. FAQの追加/改善
優先度:低(他が完了してから)
11. デザインの細部調整
12. 追加コンテンツの作成
13. 高度な機能の実装
改善の進め方
1. 現状分析
・CVR、直帰率、滞在時間などを確認
・ヒートマップでユーザー行動を分析
・ボトルネックを特定
2. 仮説立案
・「〇〇を改善すればCVRが上がる」という仮説を立てる
・優先度の高いものから取り組む
3. ABテスト
・変更前後で比較
・統計的に有意な差が出るまで実施
・1回のテストで変更は1箇所
4. 結果分析と次のサイクル
・効果があった施策を採用
・次の仮説を検証
・継続的に改善を繰り返す
ABテストの詳細については、ABテストの設計と実践方法を参照してください。
まとめ:CVR改善チェックリスト総括

LPのCVR改善チェックリストについて詳しく解説してきました。最後に、カテゴリ別の重要ポイントをまとめます。
【ファーストビュー】
・キャッチコピーでベネフィットを明確に
・広告との一貫性を保つ
・CTAをファーストビュー内に配置
・信頼性要素を入れる
【コピーライティング】
・機能ではなくベネフィットを伝える
・具体的な数字を使う
・短い段落で読みやすく
・ストーリーの流れを意識
【CTA】
・目立つデザインにする
・具体的なテキストを使う
・ページ内に複数配置
・背中を押すコピーを添える
【フォーム】
・項目数を最小限に
・入力しやすさを工夫
・マイクロコピーで安心感を
【信頼性】
・お客様の声を掲載
・実績数字を表示
・返金保証などリスクリバーサル
・会社情報を明記
【パフォーマンス】
・ページ速度を最適化
・画像を圧縮
・モバイルを最優先
CVR改善は、一度で完了するものではありません。データを見ながら、仮説を立て、テストを繰り返すことで、徐々に成果を高めていくことができます。このチェックリストを活用して、継続的な改善に取り組んでください。
LP作成の基本については広告用LPの作り方と構成の基本、広告との連携については広告とLPの一貫性を高める方法、ABテストについてはABテストの設計と実践方法もあわせてご覧ください。