なぜランディングページが広告成果を左右するのか
Web広告の成果は、広告クリエイティブだけでは決まりません。広告をクリックしたユーザーが最初に目にする「ランディングページ(LP)」の品質が、コンバージョン率を大きく左右します。
どれだけ魅力的な広告でユーザーを集めても、LPで離脱されてしまえば、広告費は無駄になってしまいます。逆に、優れたLPがあれば、同じ広告費でもより多くのコンバージョンを獲得できます。
ランディングページが広告成果に与える影響は、主に以下の4点です。
1. コンバージョン率(CVR)への直接的な影響
LPの品質は、CVRに直接影響します。CVRが1%から2%に改善すれば、同じ広告費で2倍のコンバージョンを獲得できます。これは広告クリエイティブの改善よりも大きなインパクトを持つことも少なくありません。
2. 広告の品質スコアへの影響
Google広告などでは、LPの品質が広告の品質スコアに影響します。品質スコアが高いと、より低い入札単価でも上位に表示されやすくなり、CPCの削減につながります。
3. ユーザー体験の完結点
広告で興味を持ったユーザーが、最終的に行動を起こす場所がLPです。広告で約束した価値を、LPで実現できなければ、ユーザーは離脱してしまいます。
4. 信頼性の構築
初めてブランドに接触するユーザーにとって、LPはブランドの第一印象を決める場所です。信頼感のあるLPは、コンバージョンへのハードルを下げます。
本記事では、広告用LPの作り方と構成の基本から、コンバージョン率を高める具体的なテクニックまで詳しく解説します。広告とLPの一貫性を高める方法と合わせて参考にしてください。
LPとは何か?ホームページとの違い
まずは、ランディングページの基本的な概念を理解しましょう。
ランディングページの定義
ランディングページ(LP)とは、広告やメールなどからユーザーが最初に「着地(ランディング)」するページのことです。広義には、ユーザーが最初にアクセスするページすべてを指しますが、一般的には「特定の目的(コンバージョン)を達成するために設計された1ページ完結型のページ」を意味します。
通常のウェブサイト(ホームページ)との違い
通常のウェブサイト
・複数のページで構成
・様々な情報を網羅的に提供
・複数の目的(情報提供、ブランディング、採用など)
・グローバルナビゲーションで回遊を促す
・様々な流入経路からのアクセスを想定
ランディングページ
・基本的に1ページで完結
・特定の商品・サービスに特化
・1つの目的(コンバージョン)に集中
・ナビゲーションは最小限(離脱を防ぐ)
・特定の広告からの流入を想定
LPの種類
商品販売LP
ECサイトの商品購入を目的としたLP。商品の魅力、使い方、レビューなどを訴求し、購入ボタンへ誘導します。
リード獲得LP
問い合わせ、資料請求、無料相談などの見込み客情報の獲得を目的としたLP。BtoBサービスや高額商材でよく使われます。
会員登録LP
サービスへの会員登録、無料トライアル開始を目的としたLP。SaaSやアプリでよく使われます。
イベント集客LP
セミナー、ウェビナー、展示会などへの参加申し込みを目的としたLP。
アプリダウンロードLP
アプリのインストールを促すLP。アプリストアへの誘導が主な目的です。
成果を出すLPの設計思想
効果的なLPを作るためには、根本的な設計思想を理解することが重要です。
ユーザーファーストの原則
LPは「売りたいもの」ではなく「ユーザーが求めているもの」を中心に設計します。
ユーザーの課題を理解する
・ユーザーはどんな悩みや課題を持っているのか
・なぜその広告をクリックしたのか
・何を期待してLPに訪れたのか
ユーザーの疑問に答える
・この商品/サービスは何か
・自分にとってどんなメリットがあるか
・なぜこの会社/ブランドを信頼できるか
・いくらかかるのか
・どうやって申し込むのか
1ページ1ゴールの原則
LPでは、ユーザーに取ってほしいアクション(ゴール)を1つに絞ります。複数の選択肢を与えると、ユーザーは迷って離脱してしまいます。
NG例
・「購入はこちら」「資料請求はこちら」「お問い合わせはこちら」が並んでいる
・複数の商品への誘導がある
・会社概要や採用情報へのリンクがある
OK例
・「今すぐ購入する」という1つのCTAに集中
・すべての要素がそのCTAに向かって設計されている
広告との一貫性の原則
広告で伝えたメッセージと、LPの内容が一致している必要があります。広告で興味を持った内容がLPで見つからないと、ユーザーは「期待と違う」と感じて離脱します。
一貫性を保つべき要素
・メインメッセージ/キャッチコピー
・ビジュアル(画像、色使い)
・オファー(特典、価格)
・トーン&マナー
詳しくは広告とLPの一貫性を高める方法を参照してください。
信頼性構築の原則
ユーザーは初めて訪れたLPに対して、本能的に警戒心を持っています。信頼性を構築する要素を適切に配置することで、コンバージョンへのハードルを下げます。
信頼性を高める要素
・お客様の声/レビュー
・導入実績/事例
・メディア掲載
・受賞歴/認定
・会社情報
・返金保証/サポート体制
LPの基本構成パターン
効果的なLPには、一定の構成パターンがあります。基本的な流れを理解しましょう。
ファーストビュー(FV)
ユーザーがLPにアクセスして、スクロールせずに見える範囲です。LPの中で最も重要なエリアであり、ここで興味を引けなければ、ユーザーは即座に離脱します。
ファーストビューに含めるべき要素
・キャッチコピー(メインメッセージ)
・サブキャッチコピー(補足説明)
・メインビジュアル(商品画像、イメージ画像)
・CTA(行動喚起ボタン)
・信頼性要素(実績、評価など)
ファーストビューのポイント
・3秒以内に「何のページか」「自分に関係あるか」を伝える
・広告で訴求した内容がすぐに見つかる
・ユーザーのベネフィットを明確に
・CTAボタンを目立つ位置に配置
問題提起・共感
ユーザーが抱えている悩みや課題を言語化し、「わかってもらえている」という共感を生み出します。
効果的な問題提起の例
「こんなお悩みありませんか?」
・〇〇で困っている
・〇〇がうまくいかない
・〇〇に時間がかかりすぎる
ポイント
・ターゲットユーザーが実際に感じている悩みを具体的に
・専門用語ではなく、ユーザーが使う言葉で
・「そうそう、それ!」と思ってもらえる表現
解決策の提示
提起した問題に対して、この商品/サービスがどのように解決するかを説明します。
効果的な解決策提示
「〇〇なら、その悩みを解決できます」
・〇〇という特徴で、△△を実現
・〇〇だから、△△の心配がない
・〇〇によって、△△が可能に
ポイント
・機能ではなくベネフィット(ユーザーにとっての価値)を伝える
・「だから何が嬉しいのか」まで踏み込む
・具体的な数字があれば説得力が増す
商品/サービス詳細
商品やサービスの具体的な内容、特徴、仕様などを説明します。
含めるべき情報
・商品/サービスの概要
・特徴や強み(3つ程度に絞る)
・具体的な機能や内容
・他社との違い
・価格/料金プラン
ポイント
・写真やイラストで視覚的に伝える
・箇条書きやアイコンで読みやすく
・専門用語は避けるか、説明を加える
社会的証明
第三者からの評価や実績を示すことで、信頼性と説得力を高めます。
効果的な社会的証明の例
・お客様の声/レビュー(写真付きだとより効果的)
・導入企業ロゴ
・導入事例/成功事例
・メディア掲載実績
・受賞歴/認定
・数字で示す実績(「累計〇〇人が利用」「満足度〇〇%」など)
ポイント
・具体的で信憑性のある内容
・ターゲットユーザーに近い人の声
・数字を積極的に活用
・許可を得た上で実名・実写を使用
よくある質問(FAQ)
ユーザーが抱きやすい疑問や不安を事前に解消します。
含めるべき質問例
・価格/料金について
・申し込み方法/流れ
・解約/キャンセルについて
・サポート体制
・他社との違い
・効果が出るまでの期間
ポイント
・実際によく寄せられる質問を掲載
・不安を解消する回答
・アコーディオン形式で省スペース化
CTA(行動喚起)
ユーザーに最終的なアクションを促すエリアです。LPの中で最も重要な要素の1つです。
CTAに含める要素
・CTAボタン(目立つデザイン)
・CTAボタンのテキスト(具体的なアクション)
・特典やオファーの再確認
・緊急性/限定性(期間限定、数量限定など)
・不安解消要素(返金保証、いつでも解約OKなど)
ポイント
・ページ内に複数回CTAを配置(FV、中間、最下部)
・ボタンは他の要素と明確に区別
・クリック後の流れを明示(「ボタンを押すと入力フォームへ進みます」など)
クロージング
最後の一押しで、迷っているユーザーの背中を押します。
効果的なクロージング要素
・最終的なベネフィットの強調
・限定性/緊急性の訴求
・リスクリバーサル(返金保証など)
・行動しないことのデメリット
・追伸(P.S.)
コンバージョン率を高めるデザインのコツ
LPのデザインは、見た目の美しさだけでなく、コンバージョン率に直結します。
視線誘導の設計
ユーザーの視線を意図的にコントロールし、最終的にCTAボタンに導きます。
Z型/F型の視線パターン
ユーザーはウェブページを「Z」または「F」の形に見る傾向があります。重要な情報をこの視線の流れに沿って配置します。
視線誘導のテクニック
・人物の視線や指差しをCTAに向ける
・矢印やラインでCTAに誘導
・余白を使ってCTAを強調
・コントラストでCTAを目立たせる
CTAボタンの最適化
CTAボタンのデザインは、コンバージョン率に大きな影響を与えます。
サイズ
・タップしやすい大きさ(44px×44px以上)
・周囲の要素より大きく
・ただし大きすぎると広告感が強くなる
色
・ページ内で最も目立つ色
・ブランドカラーを活かしつつ、コントラストを確保
・緑やオレンジが効果的という説もあるが、テストで検証
テキスト
・具体的なアクションを示す(「購入する」「無料で試す」など)
・ベネフィットを含める(「今すぐ〇〇を手に入れる」)
・一人称を使う(「私の〇〇を始める」)
配置
・ファーストビューに必ず配置
・ページ内に複数回配置
・セクションの区切りごとに配置
読みやすさの確保
LPは読まれなければ意味がありません。読みやすさを確保するための工夫が必要です。
フォント
・読みやすいフォントを選択
・本文は16px以上
・行間は1.5〜1.8程度
・1行あたり40文字程度が読みやすい
構成
・見出しで内容を区切る
・短い段落で構成(3〜4行程度)
・箇条書きを活用
・重要なポイントは太字やマーカー
コントラスト
・背景と文字のコントラストを十分に確保
・白背景に黒文字が基本
・アクセシビリティにも配慮
モバイルファースト
SNS広告からの流入は、ほとんどがスマートフォンからです。モバイルでの表示を最優先に設計しましょう。
モバイル最適化のポイント
・タップしやすいボタンサイズ
・スクロールしやすい構成
・画像の軽量化(読み込み速度)
・フォームの入力しやすさ
・ファーストビューにCTAを収める
信頼性を高めるデザイン要素
プロフェッショナルな印象
・整ったレイアウト
・高品質な画像
・統一感のあるデザイン
安心感を与える要素
・SSL証明書(https)
・プライバシーポリシー
・会社情報
・連絡先情報
・セキュリティバッジ
フォーム設計のベストプラクティス
コンバージョンポイントとなるフォームの設計は、CVRに直結します。
入力項目の最小化
入力項目が1つ増えるごとに、離脱率が上がると言われています。本当に必要な項目だけに絞りましょう。
必須項目の見直し
・名前は必要か(ニックネームでOKか)
・電話番号は必要か(メールだけで十分か)
・住所は必要か(購入時に取得でOKか)
・詳細な属性情報は必要か
ステップの分割
項目が多い場合は、複数ステップに分割することで心理的ハードルを下げられます(ステップフォーム)。
入力しやすさの工夫
プレースホルダーの活用
入力欄に例を表示して、何を入力すべきか明確に。
入力形式の指定
・メールアドレス欄:type=”email”
・電話番号欄:type=”tel”
・数字欄:type=”number”
スマホで適切なキーボードが表示される。
自動補完の活用
autocomplete属性を適切に設定。
リアルタイムバリデーション
入力エラーをリアルタイムで表示し、送信後のエラーを防ぐ。
フォーム周辺の設計
フォーム直前のコピー
フォームの直前に、入力を後押しするコピーを配置。
例:「30秒で完了」「無料でお申し込み」
マイクロコピー
入力欄の近くに、入力を促す小さなテキストを配置。
例:「※営業電話は一切いたしません」
進捗表示
複数ステップのフォームでは、進捗バーを表示。
送信ボタンのテキスト
「送信」ではなく、具体的なアクションを示す。
例:「無料で資料を受け取る」「今すぐ登録する」
業種別LPの構成ポイント
業種や商材によって、効果的なLPの構成は異なります。
EC・通販LP
重視すべき要素
・商品の魅力(写真、動画)
・使用シーン/ビフォーアフター
・お客様の声/レビュー
・価格とお得感(割引、セット、送料)
・返品/保証ポリシー
構成例
1. FV:商品画像+キャッチコピー+価格+CTA
2. 悩み/課題の提起
3. 商品による解決策
4. 商品の特徴(3つ程度)
5. 使い方/使用シーン
6. お客様の声(複数)
7. 価格/セット内容
8. 返金保証/サポート
9. FAQ
10. CTA
ECサイトの広告運用については、ECサイトの広告運用戦略も参照してください。
BtoB・サービスLP
重視すべき要素
・サービスの概要と価値提案
・導入企業/導入事例
・機能や特徴の詳細
・料金体系
・サポート体制
・セキュリティ/信頼性
構成例
1. FV:サービス名+価値提案+CTA
2. 課題の提起
3. サービスによる解決策
4. 機能/特徴(詳細)
5. 導入企業ロゴ
6. 導入事例(2〜3件)
7. 料金プラン
8. 導入の流れ
9. FAQ
10. CTA(無料相談、資料請求など)
BtoBの広告運用については、BtoBビジネスの広告運用戦略も参照してください。
リード獲得LP(セミナー・資料請求)
重視すべき要素
・得られる価値/学べること
・講師/専門家の紹介
・参加者の声
・申し込みのハードルの低さ(無料、簡単)
構成例
1. FV:タイトル+得られる価値+CTA
2. こんな方におすすめ
3. セミナー/資料の内容
4. 講師紹介
5. 参加者の声
6. 開催概要/資料概要
7. CTA(フォーム)
店舗集客LP
重視すべき要素
・店舗の魅力(写真)
・メニュー/サービス内容
・お客様の声
・アクセス/営業時間
・予約のしやすさ
構成例
1. FV:店舗の魅力+キャッチコピー+CTA
2. 店舗の特徴/こだわり
3. メニュー/サービス紹介
4. スタッフ紹介
5. お客様の声
6. 店舗情報/アクセス
7. CTA(予約ボタン)
飲食店の広告運用については飲食店の広告運用戦略、美容室については美容室・サロンの広告運用戦略も参照してください。
LP改善のためのABテスト
LPの効果を最大化するには、ABテストによる継続的な改善が欠かせません。
ABテストとは
ABテストとは、2つ(以上)のバージョンを同時に配信し、どちらがより効果的かをデータで検証する手法です。
メリット
・データに基づいた意思決定ができる
・リスクを抑えながら改善できる
・「勘」ではなく「事実」で判断できる
テストすべき要素
優先度が高い要素
・ファーストビューのキャッチコピー
・CTAボタンのテキスト/色/配置
・メインビジュアル
・オファー内容(価格、特典)
・フォームの項目数
優先度が中程度の要素
・セクションの順序
・社会的証明の内容/配置
・ページの長さ
・色使い/デザイン
ABテストの進め方
1. 仮説を立てる
「〇〇を△△に変更すれば、CVRが上がるのではないか」という仮説を持ってテストを設計します。
2. 1回のテストで変更は1つだけ
複数の要素を同時に変更すると、何が効果に影響したか判断できません。
3. 十分なサンプルサイズを確保
統計的に有意な結果を得るために、十分なトラフィックとコンバージョン数が必要です。目安として、各バージョンで最低100CV以上を目指します。
4. 同期間で比較
曜日や時間帯の影響を排除するため、AとBを同じ期間で配信します。
5. 結果を分析し、次のテストへ
勝者が決まったら採用し、次の仮説を検証します。
ABテストの詳細については、ABテストの設計と実践方法を参照してください。
ABテストツール
Google Optimize(サービス終了済み、後継はGoogle Analyticsの機能)
・無料で使える
・Google Analyticsと連携
Optimizely
・本格的なABテストプラットフォーム
・大規模サイト向け
VWO
・ABテスト、ヒートマップ、セッション録画
・中小企業にも使いやすい
広告プラットフォームの機能
・Google広告、Meta広告などで、複数のLPを設定してテスト可能
LP制作のツールとプラットフォーム
LPを制作するための主なツールとプラットフォームを紹介します。
ノーコードLPビルダー
ペライチ
・日本製のLP作成ツール
・テンプレートが豊富
・初心者でも使いやすい
・無料プランあり
STUDIO
・デザイン自由度が高い
・日本製で日本語サポート
・無料プランあり
Wix
・世界的に人気のウェブサイトビルダー
・テンプレートが豊富
・無料プランあり
Unbounce
・LP特化のビルダー
・ABテスト機能内蔵
・海外製だが高機能
Instapage
・LP特化のビルダー
・広告連携が充実
・海外製
WordPressでのLP制作
WordPressを使っている場合、LP用のテーマやプラグインを活用できます。
LP向けテーマ
・Lightning(無料)
・SWELL(有料)
・AFFINGER(有料)
LP向けプラグイン
・Elementor
・Beaver Builder
・Divi Builder
デザインツール
デザイナーが制作する場合のツール。
Figma
・チームでの共同作業に強い
・無料で使える
・プロトタイプ作成も可能
Adobe XD
・Adobe製のUIデザインツール
・プロトタイプ作成も可能
Sketch
・Mac専用のUIデザインツール
・UIデザインの定番
LP制作・運用でよくある失敗と対策
最後に、LP制作・運用でよくある失敗パターンと、その対策を紹介します。
失敗1:広告との不一致
問題
広告で訴求した内容がLPで見つからない。ユーザーは「期待と違う」と感じて離脱。
対策
・広告のキャッチコピーをLPのFVにも入れる
・広告で使った画像をLPでも使用
・広告で約束した特典をすぐに確認できるように
・広告ごとにLPを出し分ける(可能であれば)
失敗2:情報を詰め込みすぎ
問題
伝えたいことが多すぎて、何が重要かわからない。ユーザーは読む気を失って離脱。
対策
・メッセージを1つに絞る
・情報に優先順位をつける
・不要な要素は削除
・スクロールしやすい構成に
失敗3:CTAが弱い/見つからない
問題
CTAボタンが目立たない、または配置が悪くて見つけられない。
対策
・CTAボタンを目立つ色/サイズに
・ページ内に複数回配置
・CTAのテキストを具体的に
・CTAの近くに背中を押すコピーを配置
失敗4:読み込み速度が遅い
問題
ページの読み込みに時間がかかり、ユーザーが待てずに離脱。特にモバイルで顕著。
対策
・画像を最適化(圧縮、適切なサイズ)
・不要なスクリプトを削除
・CDNの利用
・PageSpeed Insightsでチェック
失敗5:フォームの入力項目が多すぎる
問題
入力項目が多すぎて、途中で離脱される。
対策
・本当に必要な項目だけに絞る
・ステップフォームで心理的ハードルを下げる
・自動入力を活用
・「30秒で完了」など簡単さをアピール
失敗6:モバイル対応ができていない
問題
PCでは見やすいが、スマホでは文字が小さい、ボタンがタップしにくい。
対策
・モバイルファーストで設計
・スマホ実機でチェック
・タップしやすいボタンサイズ
・読みやすいフォントサイズ
失敗7:作って終わり(改善しない)
問題
LPを作成したら満足してしまい、その後の改善を行わない。
対策
・定期的にデータを確認
・ABテストで継続的に改善
・ヒートマップでユーザー行動を分析
・PDCAサイクルを回す
まとめ:成果を出すLPは継続的な改善から生まれる
広告用LPの作り方と構成の基本について詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。
【LP設計の基本原則】
・ユーザーファーストで設計
・1ページ1ゴール
・広告との一貫性を保つ
・信頼性を構築する
【基本構成】
・ファーストビュー(最重要)
・問題提起・共感
・解決策の提示
・商品/サービス詳細
・社会的証明
・FAQ
・CTA(複数回配置)
・クロージング
【コンバージョン率を高めるコツ】
・視線誘導を設計する
・CTAボタンを最適化する
・読みやすさを確保する
・モバイルファーストで設計する
・フォームの入力項目を最小化する
【継続的な改善】
・ABテストで仮説を検証
・データに基づいて改善
・PDCAサイクルを回す
優れたLPは一度で完成するものではありません。データを見ながら、仮説を立て、テストを繰り返すことで、徐々にコンバージョン率を高めていくことができます。広告とLPを一体として捉え、継続的な改善に取り組みましょう。
広告とLPの一貫性については広告とLPの一貫性を高める方法、ABテストについてはABテストの設計と実践方法、広告運用全般についてはWeb広告とは?種類と特徴を徹底比較もあわせてご覧ください。