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民泊・ゲストハウスのホームページ制作|Airbnb手数料を回避!外国人観光客にも伝わる多言語対応

「AirbnbやBooking.com経由の予約ばかりで、毎月15%以上の手数料が引かれている…」
「長期滞在の外国人ゲストを増やしたいけど、どうやってアプローチすればいいかわからない…」

インバウンド需要が完全復活した今、民泊やゲストハウスは繁忙期を迎えています。しかし、多くのオーナー様が「売上は上がったのに、手数料のせいで利益が増えない」というジレンマを抱えています。

この状況を打破する唯一の方法は、「公式サイト(自社HP)」を持ち、そこからの「直予約(ダイレクトブッキング)」比率を高めることです。

この記事でわかること

  • ✅ 月間10万円以上の手数料を節約する「直販誘導」のテクニック
  • ✅ 英語が苦手でもOK!外国人が安心して予約できるサイト構成
  • ✅ 【事例】「デジタルノマド」に特化して、1ヶ月単位の連泊を獲得した宿
  • ✅ 鍵の受け渡しやゴミ出しルールをWebで伝えてトラブル回避する方法

この記事では、OTAを「広告」として賢く使いながら、最終的に「手数料ゼロの自社予約」へ誘導するWeb戦略をプロが解説します。

脱・OTA依存!「直予約」へ誘導する勝利の方程式

Airbnbなどのプラットフォームは集客力が強大です。これを完全に切る必要はありません。
重要なのは、「2回目以降(リピーター)」や「長期滞在者」を自社サイトに引き込むことです。

比較項目 OTA経由
(Airbnb等)
公式サイト経由
(直予約)
手数料 15%前後
(ゲスト側も手数料負担あり)
0円
(決済手数料のみ3%程度)
顧客リスト プラットフォームが保有。
直接メルマガ等は送れない。
自社の資産になる。
リピート販促が可能。
価格競争 激しい。
近隣の安い宿と比較される。
比較されない。
宿のファンが指名で見に来る。

OTAの手数料(15%)分を、公式サイトでは「ベストレート(最安値)」として還元しましょう。
ゲストにとっても「公式サイトで予約した方が安い」という明確なメリットがあれば、必ずそちらを選びます。

外国人が安心して予約できる「多言語サイト」の作り方

「英語が話せないから怖い…」と臆する必要はありません。
Webサイト上で情報を完璧に網羅しておけば、対面での会話は最小限で済みます。

1. 自動翻訳ではなく「シンプルな英語」で書く

Google翻訳の直訳は不自然になりがちです。凝った日本語を訳すのではなく、「Price」「Access」「Room」「Free Wi-Fi」といった、世界共通の単語とアイコン(ピクトグラム)を多用しましょう。
視覚的に伝わることが最も重要です。

2. 「駅からのアクセス」を動画で載せる

外国人ゲストが一番不安なのは「宿にたどり着けるか」です。
最寄り駅の改札から宿の入り口までの道のりを、GoProやスマホで撮影したノーカット動画(早送り)にしてYouTubeに上げ、HPに埋め込みましょう。言葉での説明よりも100倍伝わります。

3. Wi-Fi速度の「実測値」をスクショで貼る

欧米からの旅行者やデジタルノマドにとって、ネット環境は命です。
「Fast Wi-Fi」と書くだけでなく、スピードテストの結果画面(Download 200Mbps等)を画像で貼ることで、プロフェッショナルな信頼を獲得できます。

【事例】「長期滞在」に特化して稼働率90%超え!古民家ゲストハウス

観光地のど真ん中ではない立地を逆手に取り、Web発信で「暮らすように旅する」層を取り込んだ事例です。

ゲストハウスK(築60年リノベ・個室3部屋)の事例

【悩み】
Airbnb経由の1〜2泊の短期客が多く、清掃コストと対応の手間がかさむ割に利益が薄かった。もっと長く泊まってくれる人を集めたかった。

【実施したWeb施策】
ホームページを「長期滞在・ワーケーション専用」としてリニューアル。

  • 「Weekly/Monthly割引」の明記:「7泊以上で20%OFF、30泊以上で40%OFF」という長期優遇プランをトップに掲載。
  • 「周辺の生活情報」を英語で発信:観光名所ではなく、「24Hスーパー」「コインランドリー」「おすすめのローカル居酒屋」をマップ化して紹介。
  • ワークスペースの充実:部屋ごとのデスクの広さや、エルゴヒューマンの椅子を導入した写真を掲載し、仕事ができる環境をアピール。

【結果】
欧米のエンジニアやライターなど「デジタルノマド」からの直接予約が殺到。
平均滞在日数が2泊から14泊に伸び、清掃回数が激減。売上は変わらず、利益率と自分の時間が大幅に増えました。

外国人予約を逃さない!民泊HP必須コンテンツ30

言語の壁を超えて「ここに泊まりたい!」と思わせるために、ビジュアル重視で情報を網羅しましょう。

客室・設備(Rooms & Facilities)

□ 部屋の広さ(㎡/畳)
□ ベッドサイズと数
□ Wi-Fi速度(証拠画像)
□ キッチン・調理器具
□ バス・トイレ(温水洗浄)
□ 洗濯機・乾燥機の有無
□ アメニティ一覧
□ 防音性・遮光カーテン

予約・ハウスルール(Booking & Rules)

□ 宿泊料金・清掃費
□ 空室カレンダー
□ チェックイン/アウト時間
□ 鍵の受け渡し方法(重要)
□ 喫煙・禁煙ルール
□ パーティー・騒音禁止
□ ゴミ出しルール
□ キャンセルポリシー

アクセス・周辺(Location)

□ Googleマップ埋め込み
□ 最寄り駅からの動画
□ コンビニ・スーパー情報
□ おすすめ飲食店マップ
□ オーナー紹介(英語)
□ WhatsApp/LINE連絡先

民泊HP制作のよくある質問(FAQ)

オーナー様からよくいただく、運用上の疑問にお答えします。

Q1. Airbnbと自社サイトで「ダブルブッキング」しませんか?

iCal(カレンダー連携機能)を使えば防げます。Airbnb、Booking.com、そして自社サイトの予約カレンダーを同期させることで、どこかで予約が入れば他は自動的に「満室」になります。OmniWebではこの設定サポートも可能です。

Q2. 英語サイトを別で作る必要がありますか?

別サイトを作る必要はありません。1つのサイト内に「言語切り替えボタン」を設置するか、日本語の下に英語を併記するスタイルがおすすめです。Google翻訳プラグインを導入するだけでも、最低限の多言語対応は可能です。

Q3. 決済はどうすればいいですか?

「Stripe」や「Square」などのクレジットカード決済リンクを予約完了メールで送るのが一般的です。これなら事前決済が可能で、ノーショー(無断キャンセル)のリスクも防げます。

Q4. ハウスマニュアルは紙で置くべきですか?

紙も必要ですが、紛失や汚れのリスクがあります。ホームページ内に「宿泊者専用ページ(パスワード付き)」を作り、そこにエアコンのリモコン操作やゴミ出しルールを動画や写真で載せておくのがスマートです。QRコードを部屋に貼っておけば、ゲストはスマホでいつでも確認できます。

世界中のゲストに、あなたの宿の魅力を。

OTAの中では、あなたの宿は「価格」と「スペック」でしか比較されません。
しかし、自社サイトなら、あなたの「おもてなしの心」や「宿のストーリー」を存分に伝えることができます。

「手数料を減らして、その分ゲストに還元したい」
そんなオーナー様の経営改善を、OmniWebがサポートします。

OmniWebなら月額4,000円で
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🌏 インバウンド対応デザイン

外国人が直感的に操作できる、シンプルでビジュアル重視のデザインをご用意。

📅 カレンダー連携もサポート

Airbnb等のカレンダーとの同期設定もアドバイス。ダブルブッキングの不安を解消します。

🗺 周辺ガイドマップ作成

Googleマップを活用し、近隣のおすすめスポットを紹介するページも作成可能。

💰 1泊分の宿泊費で元が取れる

月額4,000円。OTAの手数料を考えれば、月に1組直予約が入るだけで黒字化します。

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