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幼稚園・保育園のホームページ制作|保護者が入園前にチェックする「園の雰囲気」の発信

「近隣に新しい園ができて、園児が集まりにくくなった…」
「見学会に来てくれる人が減っている気がする…」

少子化が進む今、幼稚園・保育園も「選ばれる時代」に突入しました。保護者は入園先を決める際、必ずスマホで検索し、複数の園を比較検討しています。

そこで保護者が一番知りたいのは、教育方針や延長保育の時間だけではありません。
「うちの子が毎日笑顔で通えそうか?」という、目に見えない「園の雰囲気」です。

この記事でわかること

  • ✅ 保護者が見学申し込みを決める「3つのチェックポイント」
  • ✅ 子供の自然な笑顔を引き出す写真撮影のコツ
  • ✅ 【事例】ブログ発信で定員割れを脱出した幼稚園の話
  • ✅ 保育士不足も解消?求職者が応募したくなるサイト構成

この記事では、保護者に安心感を与え、先生方の負担も減らす「愛される園のホームページ」の作り方をプロが解説します。

保護者が入園前にチェックする「3つのリアル」

きれいなパンフレットや、文字だけの「教育目標」では伝わらない情報があります。お母さん・お父さんは、画面の向こう側の「リアル」を見ています。

1. 子供たちの表情(作り笑顔じゃないか?)

整列してピースしている記念写真よりも、「泥んこになって遊んでいる姿」「給食を大きな口で食べている瞬間」が見られています。「ここなら、うちの子もこんな風に楽しめそうだ」と想像させることが重要です。

2. 先生同士の空気感(人間関係)

保護者は非常に敏感です。「先生たちが疲れていないか」「ピリピリしていないか」を無意識にチェックしています。
ホームページに載っているスタッフ紹介写真が、証明写真のような真顔だと「怖そう」と思われてしまいます。自然な笑顔のスナップ写真がベストです。

3. 安全・衛生管理の「証拠」

言葉で「安全第一」と書くより、「角にクッションガードがついた家具」「清潔なトイレ・手洗い場」の写真が1枚あるだけで、説得力が段違いに増します。

「園の雰囲気」が伝わるコンテンツ作成のコツ

では、具体的にどのようなコンテンツを載せれば良いのでしょうか。保護者の心を掴む鉄板コンテンツをご紹介します。

コンテンツ 保護者に響く見せ方のポイント
① 1日の流れ
(タイムスケジュール)
「登園→自由遊び→給食」という文字だけでなく、時計のイラストと写真をセットで掲載します。「お昼寝布団は持参?レンタル?」などの細かい疑問にも答えると親切です。
② 年間行事
(イベント)
運動会や発表会だけでなく、「お芋掘り」「プール開き」「クリスマス会」など、季節ごとのワクワク感を写真で伝えます。保護者の参加頻度(負担)も気にされるポイントです。
③ 給食・お弁当
(食育)
手作り給食なら「調理室の様子」や「アレルギー対応」を詳しく。「週に1回はお弁当」なら、その方針(親子のコミュニケーション等)も伝えましょう。
④ 園長挨拶
(教育方針)
難しい教育理論よりも、「どんな子に育ってほしいか」を園長先生自身の言葉で語りかけてください。堅苦しいスーツ姿より、エプロン姿の写真のほうが好感度が高い傾向にあります。
⑤ 入園案内
(募集要項)
募集人数、願書配布日、費用(入園金・制服代・バス代)を明確に。特に「隠れコスト」がないかを気にする保護者は多いので、正直に書くことが信頼につながります。

【事例】定員割れからキャンセル待ちへ!A幼稚園の逆転劇

「ホームページなんて、どこも一緒でしょ?」と思っていませんか?
情報発信を変えるだけで、園の運命が変わった実例があります。

A幼稚園(私立・定員120名)の事例

【悩み】
少子化の影響で定員割れが続き、バスの運行ルート縮小も検討していた。「厳しい先生が多い」という古い口コミがネットに残っており、イメージ払拭に苦戦。

【実施したWeb施策】
リニューアルを機に、以下の発信を開始。

  • 「先生の紹介ページ」を刷新:「趣味はキャンプです」「実は虫が苦手です」など、先生の人間味が出るプロフィールを掲載。
  • ブログで「プロセス」を見せる:運動会本番だけでなく、練習で転んでも頑張る子供たちの姿や、衣装を作る先生の裏側を発信。
  • 「預かり保育」の充実をアピール:働くママ向けに、18時まで延長可能であることをTOPページで大きく強調。

【結果】
ブログを見た保護者から「先生たちの温かさが伝わった」「ここなら安心して預けられる」と共感を呼び、見学者が倍増。
翌年度の入園願書受付日には行列ができ、定員オーバーでキャンセル待ちが出る人気園へと生まれ変わりました。

信頼度アップ!園HP必須コンテンツチェックリスト30

保護者が「知りたい!」と思っている情報はこれだけあります。
漏れがないかチェックしてみましょう。

基本情報・方針

□ 園の名前・所在地
□ 電話番号・FAX
□ 園長名・挨拶
□ 教育・保育目標
□ 開園時間・休園日
□ 定員・クラス編成
□ アクセス・駐車場
□ セキュリティ体制

園生活・サービス

□ 1日の流れ
□ 年間行事予定表
□ 給食・お弁当について
□ アレルギー対応
□ 制服・体操服の紹介
□ 預かり保育(延長)
□ 通園バスルート
□ 課外教室(習い事)

入園・採用・その他

□ 募集要項(願書)
□ 費用一覧(入園金等)
□ 見学会・説明会日程
□ よくある質問
□ 園だより(ブログ)
□ 採用情報(求人)
□ 第三者評価の結果
□ 災害時の対応マニュアル

幼稚園・保育園HP制作のよくある質問(FAQ)

園長先生が気にされる「リスク管理」や「運用」についての疑問にお答えします。

Q1. 子供の写真を載せるのが心配です。プライバシーはどう守ればいいですか?

近年は特に配慮が必要です。基本的には「入園時にWeb掲載の承諾書をもらう」のが必須です。また、一般公開のブログには「顔が特定できない写真(後ろ姿や遠景)」を使い、顔がはっきり写る写真は「保護者専用のパスワード付きページ」でのみ公開する、という使い分けが推奨されています。

Q2. 先生たちが忙しくて、ホームページの更新まで手が回りません。

無理に毎日更新する必要はありません。重要なのは「情報が古くないこと」です。2年前の行事予定が載ったままだと不信感を与えます。スマホからLINE感覚で投稿できるシステムを導入したり、更新作業を制作会社に外注(丸投げ)できるサービスを選ぶのが賢い選択です。

Q3. 保育士の求人もホームページで募集できますか?

非常に効果的です。求職者は給与以上に「人間関係」や「園の方針」を見ています。「先輩インタビュー」や「1日の仕事の流れ」を載せることで、ミスマッチの少ない良い人材が集まりやすくなります。

保護者に「選ばれる園」になるためのWeb戦略

ホームページは、まだ見ぬ保護者や子供たちへの「招待状」です。
園の魅力や温かさを正しく伝えることで、園児募集の苦労は激減します。

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そんな園長先生を、OmniWebがサポートします。

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