「Yoast SEOってどう設定すればいいの?」
「信号機の色の意味がわからない」
「無料版と有料版、どちらを使うべき?」
Yoast SEOは、WordPressで最も人気のあるSEOプラグインです。2008年のリリース以来、500万以上のサイトで使用されており、WordPressのSEO対策において定番中の定番と言えるプラグインです。
初心者にもわかりやすい「信号機システム」による評価や、充実したサポートドキュメントが特徴で、多くのWebサイト運営者に支持されています。
本記事では、Yoast SEOの使い方と設定方法を徹底解説します。インストールから初期設定、個別記事の最適化、スキーマ設定、可読性分析の活用まで、Yoast SEOを最大限に活用するための知識をお伝えします。
Yoast SEOとは
まず、Yoast SEOの基本的な概念を理解しましょう。
Yoast SEOの概要
Yoast SEOは、2008年にJoost de Valk氏によって開発されたWordPress用のSEOプラグインです。
開発元:Yoast BV(オランダ)
リリース:2008年
有効インストール数:500万以上
WordPress SEOプラグインのパイオニアとして、長年にわたり業界をリードしてきました。
Yoast SEOの特徴
特徴1:信号機システムとして、SEOの状態を緑・黄・赤の信号機で表示します。直感的にSEOの改善点がわかる仕組みになっています。
特徴2:実績と信頼性として、15年以上の歴史と500万以上のインストール実績があります。定期的なアップデートと充実したサポートがあります。
特徴3:初心者にやさしいとして、Yoast SEO Academyで無料の学習コンテンツを提供しています。詳細なドキュメントとヘルプが充実しています。
特徴4:可読性分析として、SEOだけでなく、文章の読みやすさも分析します。ユーザー体験の向上に役立つ機能を提供しています。
Yoast SEOの主な機能(無料版)
基本的なSEO機能として、タイトルタグ・メタディスクリプションの設定、XMLサイトマップの自動生成、構造化データ(スキーマ)の基本設定、パンくずリストの設定などがあります。
分析機能として、SEO分析(キーワード最適化のチェック)、可読性分析(文章の読みやすさチェック)、内部リンク提案(Premium版)などがあります。
技術的なSEO機能として、canonicalタグの設定、noindex設定、robots.txtの編集などがあります。
Yoast SEOのインストール方法
Yoast SEOのインストール方法を解説します。
プラグインのインストール
手順:
- WordPress管理画面にログイン
- 「プラグイン」→「新規追加」を選択
- 検索バーに「Yoast SEO」と入力
- 「Yoast SEO」を見つけて「今すぐインストール」をクリック
- インストール完了後、「有効化」をクリック
有効化後の確認
有効化すると、管理画面の左メニューに「Yoast SEO」(または「SEO」)が追加されます。
追加されるメニューとして、一般、検索での見え方、ソーシャル、ツールなどがあります。
初期設定ウィザードの使い方
Yoast SEOの初期設定ウィザードを解説します。
設定ウィザードの開始
「SEO」→「一般」→「初回SEO設定」からウィザードを開始できます。
ステップ1:SEOデータの最適化
Yoast SEOがサイトのSEOデータを分析・最適化します。
実行される処理として、既存のコンテンツの分析、インデックス可能なコンテンツの確認、技術的な問題の検出などがあります。
ステップ2:サイトの表現
サイトが組織を代表するか、個人を代表するかを選択します。
組織の場合として、組織名、ロゴ、ソーシャルプロフィールを設定します。
個人の場合として、名前、画像、ソーシャルプロフィールを設定します。
これらの情報は、構造化データとして出力されます。
ステップ3:ソーシャルプロフィール
SNSアカウントのURLを設定します。
設定可能なSNSとして、Facebook、Twitter(X)、Instagram、LinkedIn、YouTube、Pinterest、Wikipediaなどがあります。
ステップ4:個人設定
Yoastからのニュースレターやプロモーションの受信設定を行います。
ステップ5:完了
初期設定が完了します。詳細な設定は各メニューから行えます。
検索での見え方の設定
「検索での見え方」メニューの設定方法を解説します。
一般タブ
タイトルの区切りとして、タイトルタグで使用する区切り文字を選択します(|、-、»など)。
ホームページの設定として、トップページのタイトルとメタディスクリプションを設定します。
コンテンツタイプ
投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプごとに設定します。
設定項目として、検索結果に表示するか(noindex設定)、SEOタイトルのテンプレート、メタディスクリプションのテンプレート、スキーマの設定などがあります。
テンプレート変数:
%%title%% – 投稿タイトル
%%sitename%% – サイト名
%%sep%% – 区切り文字
%%page%% – ページ番号
%%excerpt%% – 抜粋
%%date%% – 公開日
例:
%%title%% %%sep%% %%sitename%%
→ 記事タイトル | サイト名
タクソノミー
カテゴリ、タグ、カスタムタクソノミーの設定を行います。
設定項目として、検索結果に表示するか、タイトル・メタディスクリプションのテンプレートなどがあります。
推奨設定として、カテゴリはインデックスを推奨、タグは記事数が少ない場合はnoindexを検討などがあります。
アーカイブ
著者アーカイブ、日付アーカイブの設定を行います。
著者アーカイブとして、単一著者のブログでは無効化またはnoindexを推奨、複数著者のサイトでは有効化を検討します。
日付アーカイブとして、通常はnoindexを推奨します。カテゴリやタグで十分なことが多いためです。
パンくずリスト
パンくずリストの設定を行います。
設定項目として、パンくずリストの有効化、区切り文字、ホームページのテキスト、投稿のパンくずの設定などがあります。
表示方法として、テーマに以下のコードを追加する必要があります。
<?php
if ( function_exists(‘yoast_breadcrumb’) ) {
yoast_breadcrumb( ‘<p id=”breadcrumbs”>’,'</p>’ );
}
?>
RSSフィード
RSSフィードにコンテンツを追加する設定です。
活用方法として、著作権表示の追加、サイトへのリンク追加(スクレイピング対策)などがあります。
ソーシャル設定
SNSシェア時の表示設定を解説します。
Facebookの設定
Open Graphメタデータとして、Facebookでシェアされた際の表示を制御します。
設定項目として、デフォルトの画像、Facebook管理者ID、Facebookページなどがあります。
X(Twitter)の設定
Twitterカードとして、Twitterでシェアされた際の表示を制御します。
カードタイプとして、Summary(小さい画像)、Summary with large image(大きい画像)から選択できます。
個別記事でのソーシャル設定
記事編集画面で、Facebook・Twitter用の個別設定が可能です。
設定可能な項目として、SNS用のタイトル、SNS用の説明文、SNS用の画像などがあります。
個別記事・ページのSEO設定
記事や固定ページごとのSEO設定方法を解説します。
Yoast SEOメタボックス
記事編集画面の下部(またはサイドバー)にYoast SEOのメタボックスが表示されます。
タブ構成として、SEO(SEO分析)、可読性(文章の読みやすさ)、スキーマ(構造化データ)、ソーシャル(SNS設定)などがあります。
フォーカスキーフレーズの設定
ターゲットとするキーワード(キーフレーズ)を設定します。
設定方法:
- 「フォーカスキーフレーズ」欄にキーワードを入力
- 無料版では1つのキーフレーズのみ設定可能
分析される項目として、キーフレーズがタイトルに含まれているか、キーフレーズがメタディスクリプションに含まれているか、キーフレーズがURLに含まれているか、キーフレーズが見出しに含まれているか、キーフレーズの密度、キーフレーズが導入部に含まれているかなどがあります。
SEO分析の信号機システム
Yoast SEOは、SEOの状態を信号機の色で表示します。
緑(Good):問題なし、最適化されている
オレンジ(OK):改善の余地あり
赤(Problems):問題あり、修正が必要
注意:すべて緑にする必要はありません。あくまで目安として参考にしてください。
スニペットプレビュー
検索結果での表示をプレビューできます。
編集可能な項目として、SEOタイトル、スラッグ(URL)、メタディスクリプションなどがあります。
プレビュー切り替え:モバイル表示とデスクトップ表示を切り替えて確認できます。
詳細設定
「詳細設定」では、以下の設定が可能です。
検索エンジンにこのページを表示しない:noindexを設定
検索エンジンにこのページのリンクをたどらせない:nofollowを設定
正規URL:canonicalタグを手動で指定
パンくずリストのタイトル:パンくずリストでの表示名を指定
可読性分析機能
Yoast SEOの特徴的な機能である可読性分析を解説します。
可読性分析とは
可読性分析は、文章の読みやすさを分析する機能です。
分析の目的として、ユーザーが読みやすい文章を作成する、離脱率を下げる、エンゲージメントを向上させるなどがあります。
分析される項目
Flesch Reading Easeとして、文章の読みやすさスコア(日本語では参考程度)を表示します。
段落の長さとして、長すぎる段落がないかチェックします。
文の長さとして、長すぎる文がないかチェックします。
連続した文として、同じ単語で始まる連続した文がないかチェックします。
小見出しの分布として、長いテキストブロックに小見出しがあるかチェックします。
受動態として、受動態の使用が多すぎないかチェックします。
遷移語として、文章のつながりを示す語(接続詞など)が使用されているかチェックします。
日本語での注意点
可読性分析は、主に英語向けに設計されています。
注意点として、Flesch Reading Easeは日本語では正確に機能しない、一部の分析項目は参考程度に、文の長さや段落の長さは参考になるなどがあります。
スキーマ設定
構造化データの設定方法を解説します。
Yoast SEOのスキーマ機能
Yoast SEOは、自動的に基本的なスキーマを出力します。
自動出力されるスキーマとして、Organization / Person(サイト情報)、WebSite(サイト構造)、WebPage(ページ情報)、Article / BlogPosting(記事情報)、BreadcrumbList(パンくずリスト)などがあります。
コンテンツタイプ別のスキーマ設定
「検索での見え方」→「コンテンツタイプ」で、デフォルトのスキーマタイプを設定できます。
選択可能なスキーマタイプとして、Article、NewsArticle、Blog Post、WebPage、ItemPageなどがあります。
個別記事でのスキーマ設定
記事編集画面の「スキーマ」タブで、個別にスキーマを設定できます。
設定項目として、ページタイプ(WebPage、ItemPage、AboutPage、FAQPage、etc.)、記事タイプ(Article、NewsArticle、BlogPosting、etc.)などがあります。
FAQスキーマ(Premium版)
Premium版では、FAQブロックを使用してFAQスキーマを簡単に追加できます。
無料版での代替として、FAQスキーマを追加するには、別途プラグインを使用するか、手動でJSONを追加する必要があります。
XMLサイトマップ
XMLサイトマップの設定方法を解説します。
サイトマップの有効化
Yoast SEOは、デフォルトでXMLサイトマップを自動生成します。
サイトマップのURL:
https://example.com/sitemap_index.xml
サイトマップの確認
「SEO」→「一般」→「機能」タブで、XMLサイトマップの状態を確認できます。
サイトマップを見るリンクから、生成されたサイトマップを確認できます。
含めるコンテンツの設定
「検索での見え方」で、各コンテンツタイプのインデックス設定を変更すると、サイトマップにも反映されます。
noindexに設定したコンテンツは、サイトマップにも含まれません。
サーチコンソールへの送信
生成されたサイトマップは、Googleサーチコンソールに送信してください。
ツールの活用
Yoast SEOの各種ツールを解説します。
インポートとエクスポート
「SEO」→「ツール」→「インポートとエクスポート」で設定の移行が可能です。
機能として、Yoast SEO設定のエクスポート、他サイトへのインポート、他のSEOプラグインからのインポートなどがあります。
ファイルエディター
「SEO」→「ツール」→「ファイルエディター」で、robots.txtと.htaccessを編集できます。
robots.txtとして、robots.txtの内容を直接編集できます。
.htaccessとして、.htaccessファイルを直接編集できます(上級者向け)。
一括編集
「SEO」→「ツール」→「一括編集」で、複数のページのタイトルやメタディスクリプションを一括で編集できます。
編集可能な項目として、タイトル、メタディスクリプションなどがあります。
テキストリンクカウンター
投稿一覧で、各記事の内部リンク数を確認できます。
表示される情報として、記事への内部リンク数、記事からの内部リンク数などがあります。
連携機能
Yoast SEOの連携機能を解説します。
Googleサーチコンソール連携
Googleサーチコンソールと連携する方法です。
設定方法:
- 「SEO」→「一般」→「ウェブマスターツール」を開く
- 「Google認証コード」を入力
- サーチコンソールから取得した認証コードを貼り付け
Semrush連携
Semrushと連携して、キーワードデータを取得できます(一部機能はPremium版)。
Zapier連携(Premium版)
Premium版では、Zapierと連携して自動化が可能です。
Yoast SEO Premium版の機能
Premium版(有料版)で追加される機能を紹介します。
追加されるキーワード機能
複数のフォーカスキーフレーズとして、無料版は1つ、Premium版は複数設定可能です。
関連キーフレーズとして、関連するキーワードでの最適化をチェックできます。
同義語として、キーフレーズの同義語を設定して分析できます。
リダイレクト機能
リダイレクトの管理機能が追加されます。
機能として、リダイレクトの作成・編集・削除、正規表現によるリダイレクト、リダイレクトの一括インポート、404エラー時の自動リダイレクト提案などがあります。
内部リンク提案
記事編集時に、関連する内部リンクの候補を提案します。
機能として、コンテンツに基づいた関連記事の提案、リンクのワンクリック挿入などがあります。
ソーシャルプレビュー
Facebook・Twitterでシェアした際の表示を、より詳細にプレビューできます。
コーナーストーンコンテンツ
サイトの重要なコンテンツを「コーナーストーン」として設定し、特別な最適化を行います。
孤立コンテンツフィルター
内部リンクがほとんどない「孤立したコンテンツ」を発見できます。
サポートとアップデート
Premium版のサポートとして、24時間365日のメールサポート、1年間のアップデート保証などがあります。
Premium版の価格
価格(参考)として、1サイト:$99/年(約15,000円)などがあります。
Rank Mathとの比較
Rank MathとYoast SEOを比較します。
機能比較(無料版)
フォーカスキーワードとして、Yoast SEOは1つ、Rank Mathは5つまで設定可能です。
リダイレクトとして、Yoast SEOは有料版のみ、Rank Mathは無料で対応しています。
スキーマとして、Yoast SEOは基本のみ、Rank Mathは多数のスキーマタイプに対応しています。
404モニターとして、Yoast SEOは非対応、Rank Mathは対応しています。
可読性分析として、Yoast SEOは対応、Rank Mathも対応しています。
Google連携として、Yoast SEOは認証コードのみ、Rank Mathはデータ表示も対応しています。
内部リンクカウントとして、Yoast SEOは対応、Rank Mathも対応しています。
どちらを選ぶべきか
Yoast SEOがおすすめの場合として、長年の実績と安定性を重視、シンプルで使いやすいUIを好む、充実したサポートドキュメントを活用したい、Yoast SEO Academyで学習したいなどがあります。
Rank Mathがおすすめの場合として、無料で多くの機能を使いたい、リダイレクト機能が必要、複数のキーワードを設定したい、詳細なスキーマ設定を行いたいなどがあります。
Rank Mathからの移行
Rank MathからYoast SEOへの移行も可能です。
移行手順:
- Yoast SEOをインストール・有効化
- 「SEO」→「ツール」→「インポートとエクスポート」を開く
- 「他のSEOプラグインからインポート」を選択
- Rank Mathを選択してインポート
よくある問題と対処法
Yoast SEOでよくある問題と対処法を解説します。
問題1:信号機がすべて緑にならない
対処法:すべて緑にする必要はありません。
信号機はあくまで目安です。ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成することが最も重要です。無理にキーワードを詰め込むのは逆効果になる場合があります。
問題2:サイトマップが生成されない
対処法として、パーマリンク設定を再保存(「設定」→「パーマリンク」→「変更を保存」)、XMLサイトマップ機能が有効か確認、他のサイトマッププラグインとの競合を確認などがあります。
問題3:メタディスクリプションが反映されない
原因として、キャッシュの問題、Googleが独自にメタディスクリプションを生成、テーマやプラグインとの競合などがあります。
対処法として、キャッシュをクリア、サーチコンソールでURL検査、ソースコードを確認などがあります。
問題4:パンくずリストが表示されない
対処法として、テーマにパンくずリストのコードを追加、パンくずリスト機能が有効か確認、テーマとの互換性を確認などがあります。
問題5:他のプラグインとの競合
対処法として、他のSEOプラグインを無効化、キャッシュプラグインのキャッシュをクリア、テーマの競合を確認などがあります。
Yoast SEOに関するよくある質問(FAQ)
Yoast SEOに関するよくある質問にお答えします。
Q1. Yoast SEOは本当に無料ですか?
A. はい、基本機能は完全に無料で使用できます。
Premium版もありますが、多くのサイトでは無料版で十分なSEO対策が可能です。
Q2. SEOスコアが低いと順位に影響しますか?
A. Yoast SEOのスコアは、Googleの順位に直接影響しません。
スコアはあくまで目安であり、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成することが最も重要です。
Q3. 可読性分析は日本語でも有効ですか?
A. 一部の分析項目は日本語でも参考になりますが、完全には対応していません。
文の長さや段落の長さなどは参考になりますが、Flesch Reading Easeなどは日本語では正確に機能しません。
Q4. Rank Mathと併用できますか?
A. 併用は推奨されません。
同じ機能を持つプラグインを複数使用すると、競合が発生する可能性があります。どちらか一方を選択してください。
Q5. WooCommerceと連携できますか?
A. はい、Yoast SEOはWooCommerceと連携できます。
さらに詳細な連携機能が必要な場合は、「Yoast WooCommerce SEO」プラグイン(有料)も提供されています。
Q6. 複数のキーワードを設定したい場合は?
A. 無料版では1つのキーワードのみ設定可能です。
複数のキーワードを設定したい場合は、Premium版へのアップグレードを検討してください。
Q7. 設定をバックアップできますか?
A. はい、「SEO」→「ツール」→「インポートとエクスポート」から設定をエクスポートできます。
別のサイトに設定を移行したい場合にも便利です。
まとめ:Yoast SEOでWordPressのSEOを効率化しよう
本記事では、Yoast SEOの使い方と設定方法について解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。
Yoast SEOの特徴
長年の実績と500万以上のインストール数、信号機システムによる直感的なSEO分析、可読性分析でコンテンツ品質を向上、充実したサポートとドキュメントなどが特徴です。
初期設定のポイント
初期設定ウィザードで基本設定、検索での見え方の設定(タイトル・メタ)、ソーシャル設定(OGP・Twitterカード)、サイトマップの確認と送信などを行いましょう。
日常的な活用
記事ごとのSEO設定(フォーカスキーフレーズ、メタ)、可読性分析で文章を改善、スニペットプレビューで検索結果を確認、内部リンクカウントで内部リンクを最適化などを行いましょう。
Yoast SEOは、テクニカルSEOからコンテンツSEOまで幅広くサポートする定番プラグインです。本記事で紹介した設定を参考に、サイトのSEOパフォーマンスを向上させてください。
関連記事として、Rank Math SEOの使い方、Googleサーチコンソールの使い方、構造化データの設定方法も合わせてご覧ください。
Yoast SEOの高度な活用法
Yoast SEOのより高度な活用法を紹介します。
テンプレート変数の高度な活用
タイトルやメタディスクリプションで使用できる変数を効果的に活用します。
利用可能な変数として、%%title%%(投稿タイトル)、%%sitename%%(サイト名)、%%sep%%(区切り文字)、%%excerpt%%(抜粋)、%%date%%(公開日)、%%modified%%(更新日)、%%category%%(カテゴリ名)、%%tag%%(タグ名)、%%term_title%%(タクソノミーのタイトル)、%%searchphrase%%(検索キーワード)、%%page%%(ページ番号)、%%pagetotal%%(総ページ数)、%%pagenumber%%(現在のページ番号)、%%currentyear%%(現在の年)、%%currentdate%%(現在の日付)などがあります。
活用例:
投稿タイトル:%%title%% %%sep%% %%sitename%%
カテゴリページ:%%term_title%% の記事一覧 %%page%% %%sep%% %%sitename%%
日付アーカイブ:%%date%% の記事 %%sep%% %%sitename%%
コーナーストーンコンテンツの活用
サイトの重要なコンテンツを「コーナーストーン」として設定する方法です。
コーナーストーンとはとして、サイトの最も重要で包括的なコンテンツ、他の記事からリンクを集める「柱」となる記事、検索エンジンに「これが重要」と伝える役割などがあります。
設定方法:
- 記事編集画面でYoast SEOメタボックスを開く
- 「詳細設定」タブを選択
- 「コーナーストーンコンテンツとして扱う」をオンに
効果として、より厳格なSEO分析が適用される、内部リンク提案(Premium版)でコーナーストーンへのリンクが優先されるなどがあります。
フィルターとアクションフック
開発者向けに、Yoast SEOの動作をカスタマイズするフックが提供されています。
タイトルをカスタマイズする例:
add_filter(‘wpseo_title’, ‘custom_seo_title’);
function custom_seo_title($title) {
if (is_category()) {
return ‘カスタムタイトル | ‘ . get_bloginfo(‘name’);
}
return $title;
}
メタディスクリプションをカスタマイズする例:
add_filter(‘wpseo_metadesc’, ‘custom_meta_description’);
function custom_meta_description($description) {
if (is_front_page()) {
return ‘カスタムメタディスクリプション’;
}
return $description;
}
REST APIの活用
Yoast SEOは、WordPress REST APIを通じてSEOデータにアクセスできます。
活用例として、ヘッドレスCMSでのSEOデータ取得、カスタムアプリケーションでの活用、外部ツールとの連携などがあります。
Yoast SEOのトラブルシューティング詳細
Yoast SEOで発生しやすい問題と詳細な解決方法を解説します。
問題:スキーマが正しく出力されない
症状:リッチリザルトテストで構造化データが検出されない。
原因と対処として、テーマやプラグインとの競合を確認、キャッシュをクリア、「検索での見え方」でスキーマ設定を確認、ソースコードでJSON-LDが出力されているか確認などがあります。
問題:OGP画像が表示されない
症状:FacebookやTwitterでシェアしても画像が表示されない。
原因と対処として、アイキャッチ画像が設定されているか確認、デフォルトのソーシャル画像を設定、Facebook Sharing Debuggerでキャッシュをクリア、画像サイズが適切か確認(最小1200×630px推奨)などがあります。
問題:インデックス設定が反映されない
症状:noindexに設定したページがGoogleにインデックスされている。
原因と対処として、設定変更後にGoogleがまだ再クロールしていない、サーチコンソールでURL検査を実行、robots.txtで確認、キャッシュの影響を確認などがあります。
問題:パフォーマンスの低下
症状:Yoast SEOを有効化するとサイトが遅くなる。
原因と対処として、SEO分析をバックグラウンドで実行する設定を確認、使用していない機能を無効化、キャッシュプラグインとの併用、データベースの最適化などがあります。
Yoast SEOの設定チェックリスト
Yoast SEOの設定チェックリストをまとめます。
初期設定チェック
初期設定ウィザードを完了しているか確認してください。サイトの組織/個人情報を設定しているか確認してください。ソーシャルプロフィールを設定しているか確認してください。ウェブマスターツールの認証を完了しているか確認してください。
検索での見え方チェック
タイトルの区切り文字を設定しているか確認してください。各コンテンツタイプのタイトル・メタテンプレートを設定しているか確認してください。適切なnoindex設定を行っているか確認してください。デフォルトスキーマを設定しているか確認してください。
サイトマップチェック
XMLサイトマップが正しく生成されているか確認してください。サーチコンソールにサイトマップを送信しているか確認してください。不要なコンテンツがサイトマップに含まれていないか確認してください。
個別記事チェック
フォーカスキーフレーズを設定しているか確認してください。SEOタイトルを最適化しているか確認してください。メタディスクリプションを設定しているか確認してください。アイキャッチ画像を設定しているか確認してください。
業種別のYoast SEO設定例
業種ごとのYoast SEO設定例を紹介します。
ブログ・メディアサイト
推奨設定として、デフォルトスキーマはArticleまたはBlogPosting、著者情報の表示を有効化、日付アーカイブはnoindex、タグページは記事数が少ない場合noindex、パンくずリストを有効化などがあります。
ECサイト
推奨設定として、商品ページのスキーマはProduct、WooCommerce連携を活用、カテゴリページはインデックス、フィルター・ソートページへの対応(パラメータ対策)、レビューの構造化データを検討などがあります。
コーポレートサイト
推奨設定として、組織情報を正確に設定、Organizationスキーマを出力、サービスページに適切なスキーマを設定、お問い合わせページの最適化、ニュースリリースにNewsArticleスキーマを検討などがあります。
ローカルビジネス
推奨設定として、Yoast Local SEOプラグイン(有料)の導入を検討、LocalBusinessスキーマを設定、NAP情報(名前、住所、電話番号)を正確に、営業時間の構造化データ、Googleマイビジネスとの連携などがあります。
Yoast SEOアドオンプラグイン
Yoast SEOの拡張プラグインを紹介します。
Yoast SEO Premium
最も基本的な有料アドオンで、リダイレクト、複数キーワード、内部リンク提案などの機能が追加されます。
Yoast Local SEO
ローカルビジネス向けの拡張プラグインです。
機能として、LocalBusinessスキーマの詳細設定、複数店舗対応、営業時間の設定、地図の埋め込み、店舗検索機能などがあります。
Yoast Video SEO
動画コンテンツのSEO最適化プラグインです。
機能として、VideoObjectスキーマの出力、動画サイトマップの生成、YouTube、Vimeoなどの対応などがあります。
Yoast News SEO
ニュースサイト向けの拡張プラグインです。
機能として、Google News向けの最適化、NewsArticleスキーマ、ニュースサイトマップの生成などがあります。
Yoast WooCommerce SEO
WooCommerceサイト向けの拡張プラグインです。
機能として、商品のスキーマ詳細設定、商品サイトマップ、パンくずリストのカスタマイズなどがあります。
Yoast SEOに関する追加FAQ
Yoast SEOに関する追加の質問にお答えします。
Q. マルチサイトに対応していますか?
A. はい、WordPressマルチサイトに対応しています。
ネットワーク全体で設定を管理することも、サイトごとに個別設定することも可能です。
Q. Yoast SEOのデータはどこに保存されますか?
A. WordPressのデータベース(wp_postmetaテーブルなど)に保存されます。
プラグインを削除する際は、データを残すか削除するかを選択できます。
Q. 古い投稿にも設定が適用されますか?
A. テンプレート設定は既存の投稿にも適用されます。
ただし、個別に設定したタイトルやメタディスクリプションは上書きされません。
Q. Gutenbergエディタに対応していますか?
A. はい、Gutenberg(ブロックエディタ)に完全対応しています。
クラシックエディタでも使用可能で、どちらのエディタでも同じ機能が利用できます。
Q. Yoast SEO Academyとは?
A. Yoastが提供する無料・有料のSEO学習プラットフォームです。
SEOの基礎から高度なテクニックまで、体系的に学ぶことができます。無料コースも多数提供されています。
まとめ:Yoast SEOでWordPressのSEOを効率化しよう
本記事では、Yoast SEOの使い方と設定方法について徹底解説しました。
Yoast SEOの特徴
長年の実績と500万以上のインストール数、信号機システムによる直感的なSEO分析、可読性分析でコンテンツ品質を向上、充実したサポートとドキュメントなどが特徴です。
初期設定のポイント
初期設定ウィザードで基本設定、検索での見え方の設定(タイトル・メタ)、ソーシャル設定(OGP・Twitterカード)、サイトマップの確認と送信などを行いましょう。
日常的な活用
記事ごとのSEO設定(フォーカスキーフレーズ、メタ)、可読性分析で文章を改善、スニペットプレビューで検索結果を確認、内部リンクカウントで内部リンクを最適化などを行いましょう。
Yoast SEOは、テクニカルSEOからコンテンツSEOまで幅広くサポートする定番プラグインです。本記事で紹介した設定を参考に、サイトのSEOパフォーマンスを向上させてください。
関連記事として、Rank Math SEOの使い方、Googleサーチコンソールの使い方、構造化データの設定方法も合わせてご覧ください。