Web制作

葬儀社・家族葬のホームページ制作|悲しみの中にいる遺族が見やすく、相談しやすい優しいデザイン

「深夜の問い合わせ電話が減ってきている…」
「ネットで検索すると、大手紹介サイトばかりが出てきて自社が埋もれてしまう…」

葬儀業界のWeb集客は、非常に特殊で繊細です。なぜなら、お客様(ご遺族)は「大切な人を失った直後」という、極限の精神状態で検索をしているからです。

そんな時に、派手な広告バナーや「激安!今なら半額!」といった安売り文句を見たらどう思うでしょうか?
きっと「不謹慎だ」「信頼できない」と感じて、すぐにサイトを閉じてしまうでしょう。

この記事でわかること

  • ✅ 緊急時の遺族が「3秒」でチェックしている情報の正体
  • ✅ 悲しみの中にいる人に響く「色」と「フォント」の選び方
  • ✅ 【事例】「事前相談」の予約数を3倍にした葬儀社のWeb施策
  • ✅ 大手紹介サイト(仲介業者)に頼らず自社集客するコツ

この記事では、ご遺族の心に寄り添い、「ここでなら安心して見送れる」と選ばれるためのホームページ戦略を解説します。

深夜の病院で検索する「遺族の心理」を知る

葬儀社を探すシチュエーションの多くは、病院で危篤を告げられた時や、亡くなった直後の深夜です。
この時、ご遺族(喪主様)の頭の中はパニック状態です。

ご遺族の切迫した状況

  • 🚑 「病院から『早く搬送先を決めて』と急かされている」
  • 🚑 「何をすればいいか全くわからない」
  • 🚑 「高額な請求をされたらどうしよう(でもお金の話はしづらい)」

この状況で求められるのは、美しいデザインではなく、「今すぐ電話がつながる安心感」「追加料金がかからない明朗さ」です。

「優しさ」と「見やすさ」を両立するデザインの鉄則

葬儀社のホームページは、老若男女、特に高齢の方がスマホで見ることを前提に作る必要があります。

デザイン要素 具体的なポイント
① 配色
(カラー)
「紫(高貴・厳粛)」「紺(誠実)」「白(清潔)」をベースにします。派手な赤や黄色は避け、アクセントには落ち着いたゴールドやベージュを使うと高級感が出ます。
② フォント
(文字)
明朝体は美しいですが、スマホでは線が細すぎて読みにくい場合があります。「読みやすさ重視のゴシック体」を使い、行間を広めに取るのがユニバーサルデザインの基本です。
③ 電話ボタン
(命綱)
画面の下に常に固定表示させます。ボタンには「24時間365日対応」「深夜・早朝でもつながります」と添えるだけで、タップ率(電話をかける率)が数倍変わります。
④ 写真選び
(雰囲気)
祭壇の写真だけでなく、「スタッフが手を合わせている姿」や「相談員が優しく話を聞いている姿」を載せます。人は「人」を見て安心するからです。

信頼を勝ち取る「総額表示」の重要性

葬儀業界の悪しき習慣である「追加料金トラブル」。
これを払拭するために、Web上では徹底的に「総額」にこだわりましょう。

「プランに含まれるもの」と「含まれないもの」を分ける

「〇〇プラン 30万円」と書いてあっても、ドライアイスや搬送費が別だと結局高くなります。

  • プラン内:祭壇、棺、骨壺、ドライアイス(3日分)、搬送(10kmまで)
  • ⚠️ 別途費用(変動費):お布施、火葬料、返礼品、飲食代

このように、「何が別にかかるのか」を正直に書くことで、「この会社は嘘をつかない」という強力な信頼が生まれます。

【事例】「事前相談」の強化で施行数UPしたM葬儀社

「亡くなってから探す」のではなく「生前に決めておく」ニーズを取り込み、安定経営に成功した事例です。

M葬儀社(地域密着・家族葬メイン)の事例

【悩み】
大手の葬儀紹介サイト(仲介業者)経由の依頼が増え、紹介手数料(30%程度)の支払いが経営を圧迫していた。自社で集客したかった。

【実施したWeb施策】
緊急集客だけでなく、「終活」に関心がある層に向けたコンテンツを強化。

  • 「事前相談」の特典を用意:「Webから事前会員登録すると葬儀費用5万円割引」というオファーでリストを獲得。
  • 「お葬式の流れ」マンガを掲載:文字を読むのが辛い人でも、絵で見てわかるように「危篤〜葬儀終了まで」を解説。
  • ホール見学会の告知:「実際の祭壇を見てみませんか?」と、気軽に来館できるイベント情報を発信。

【結果】
「いざという時はMさんにお願いしようと決めていた」という事前相談者が増加。
紹介サイト経由の依頼を減らし、利益率の高い「自社施行」が全体の7割を超えるようになりました。

緊急時に選ばれる!葬儀社HP必須コンテンツ30

ご遺族がパニックにならず、スムーズに相談できるように、以下の情報を網羅しましょう。

緊急対応・安心感(FVエリア)

□ 「お急ぎの方へ」ボタン
□ 24時間365日対応の明記
□ 最短到着時間(病院へのお迎え)
□ フリーダイヤル番号
□ 対応エリアマップ
□ 代表者・スタッフの顔写真
□ 「深夜でも遠慮なく」の一言
□ 霊安室の有無

プラン・費用・流れ

□ 直葬(火葬式)プラン
□ 一日葬プラン
□ 家族葬プラン
□ 一般葬プラン
□ プランに含まれるもの詳細
□ 別途かかる費用の目安
□ 危篤から葬儀後の流れ
□ 支払い方法(カード/ローン)

会社情報・事前相談

□ 自社ホールの写真・地図
□ 駐車場情報
□ 会社概要・創業年数
□ 事前相談・会員制度
□ 資料請求フォーム
□ お客様の声・アンケート
□ 供花・供物の注文
□ よくある質問

葬儀社のWeb制作に関するQ&A

葬儀社様からよくいただく質問にお答えします。

Q1. 「葬儀 〇〇市」で検索しても、大手の紹介サイトばかりで勝てません。

「葬儀」単体ワードで勝つのは難しいですが、「家族葬 〇〇市」「直葬 〇〇市」などのロングテールキーワードなら勝機があります。また、Googleマップ(MEO)対策を強化することで、紹介サイトよりも上に自社を表示させることが可能です。

Q2. 実際の葬儀の写真を載せてもいいですか?

ご遺族の許可があれば掲載すべきです。特に「祭壇の花のボリューム感」は一番気にするポイントです。「このプランだとこのくらいの祭壇になります」という事例写真は、言葉以上の説明になります。もちろん、お顔への配慮(ぼかし等)は必須です。

Q3. 葬儀後のアフターサポートも載せるべきですか?

はい、差別化になります。葬儀が終わった後も、相続、お墓、仏壇、四十九日法要など、遺族の悩みは尽きません。「葬儀後も専任スタッフがサポートします」と書くことで、選ばれる理由になります。

Q4. LINEで相談を受けるのは失礼にあたりませんか?

今はむしろ推奨されています。「電話で話す気力がない」「家族グループで情報を共有したい」というニーズがあるため、LINE公式アカウントでの相談窓口は喜ばれます。事前相談のハードルを下げる効果も高いです。

最後のお別れを、最高のおもてなしで。

葬儀社の仕事は「究極のサービス業」です。
そのホスピタリティを、ホームページという入り口でも表現できれば、きっとご遺族の心に届きます。

「悲しみの中にいる方に、少しでも安心を届けたい」
そんな葬儀社様の想いを、OmniWebが形にします。

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「心に寄り添うサイト」を構築

🕊 落ち着きのあるデザイン

ご遺族の心理的負担にならない、優しく見やすい配色とレイアウトをご提案。

📞 追従型ボタンを標準装備

緊急時に迷わず電話できるボタン配置で、深夜の相談も逃しません。

📍 Googleマップ連携

「近くの葬儀社」で検索された時に上位表示されるよう、MEO対策もサポート。

💰 紹介手数料ゼロへ

自社サイトを育てることで、仲介業者に払っていた高額な手数料を削減できます。

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Web集客のプロが、信頼の輪を広げるお手伝いをいたします。

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