Web制作

不用品回収・遺品整理のホームページ制作|怪しい業者と思われないための「料金体系」の透明化

「チラシを撒いても、『怪しい』と思われて捨てられている気がする…」
「電話が鳴っても、『見積もり無料ですよね?あとで高くなりませんか?』と警戒されている…」

不用品回収や遺品整理の業界は、一部の悪質業者による「高額請求」や「不法投棄」のニュースの影響で、お客様の警戒心が異常に高い状態にあります。

そのため、ただ「安いです!」「積み放題!」と派手にアピールするだけのホームページは、かえって「裏で高額な追加料金を取られるのではないか?」という恐怖を与えてしまいます。

この記事でわかること

  • ✅ お客様が「この業者はヤバい」と判断して離脱するポイント
  • ✅ 信頼を勝ち取る「パック料金」と「追加料金」の正しい書き方
  • ✅ 【事例】スタッフの「清潔感」を発信して女性客が急増した業者
  • ✅ 違法業者と間違われないための「許認可」の見せ方

この記事では、真面目に営業している業者様が損をしないよう、「正しさ」と「安さ」を両立して伝えるWeb戦略をプロが解説します。

なぜ「料金」を書くだけでは信用されないのか?

「軽トラ積み放題 15,000円〜」
多くの業者がこう書いていますが、お客様の頭の中には「?」と「不安」が渦巻いています。

お客様の心の声(疑念)

  • 😰 「作業員の人件費は別なんじゃないの?」
  • 😰 「リサイクル家電は別料金で、結局高くつくんじゃないの?」
  • 😰 「2階からの搬出だと追加料金を取られるんじゃ…」

つまり、単に「最安値」を載せるのではなく、「何が含まれていて、何が含まれていないか(別料金か)」を小学生でもわかるように明記することが、信頼獲得の第一歩です。

「怪しい」を払拭する料金表示の改善テクニック

曖昧さをなくし、ガラス張りの料金体系に見せるための比較表をご覧ください。

項目 怪しまれる表記(NG) 信頼される表記(OK)
パック料金 「軽トラパック 10,000円〜」
(※「〜」だけで詳細がない)
「軽トラパック 15,000円」
【コミコミ内容】車両費、作業員1名、出張費、梱包作業費
追加料金 記載なし。
(当日請求されるパターン)
「以下の場合のみ追加費用がかかります」
・リサイクル家電(冷蔵庫など)
・階段作業(2階以上エレベーターなし)
積載量
イメージ
トラックのイラストのみ。 実際に積んだ写真を掲載。
「シングルベッド、冷蔵庫、段ボール10箱でこれくらいです」と解説。
見積もり 「お電話ください」のみ。 「LINEで写真を送れば即見積もり」
訪問なしで概算が出せることを強調。

遺品整理は「安さ」よりも「心」で選ばれる

不用品回収は「安さとスピード」勝負ですが、遺品整理は別物です。
遺族は「大切な親の荷物を、ゴミのように扱われたくない」と思っています。

1. スタッフの「清潔感」と「笑顔」

金髪にピアスの作業員がタバコを吸っている写真…論外です。
「制服を着て、靴下を履き替えて入室する」といったマナーや、優しそうなスタッフの笑顔の写真は、料金以上に選ばれる理由になります。

2. 「供養」や「貴重品探索」のアピール

「仏壇や人形はお焚き上げ供養します」「権利書や現金などの貴重品は必ず仕分けてお渡しします」と明記しましょう。
単なる片付け屋ではなく、「遺族に寄り添うパートナー」としての姿勢を見せます。

3. 許認可証の提示(コンプライアンス)

無許可業者は論外です。以下の番号を必ずフッター(サイト下部)や会社概要に入れましょう。

  • 古物商許可番号:買取を行う場合に必須。
  • 一般廃棄物収集運搬業許可(または提携):家庭ごみを捨てるのに必須。自社で持っていない場合は「提携業者が処分します」と明記しないと違法になります。
  • 遺品整理士認定:あれば信頼度が大幅にアップします。

【事例】「女性専用パック」で問い合わせが倍増したH社

「男性スタッフが部屋に入るのが怖い」という一人暮らし女性のニーズを掴み、Webで差別化に成功した事例です。

H社(不用品回収業・都市部)の事例

【悩み】
価格競争が激しく、チラシの反応率は0.01%以下。相見積もりで「他社より1,000円高い」と言われて断られることが多かった。

【実施したWeb施策】
ターゲットを「価格重視」から「安心重視」の女性や高齢者に変更。

  • 「レディースパック」の新設:「女性スタッフ同行可能」「衣類などのデリケートな荷物は女性が梱包」とアピール。
  • 「トラックへの積載動画」を公開:テトリスのように隙間なくきれいに積む技術を動画で見せ、「だから他社より多く積めます」と証明。
  • 「創業30年の実績」を強調:「地域で一番長くやっています=逃げも隠れもしません」というメッセージで安心感を醸成。

【結果】
「少し高くても、変な人が来ない方がいい」という女性客からの依頼が急増。
相見積もりになっても「HPの感じが一番良かったから」と選ばれるようになり、成約率が30%から70%へ改善しました。

信頼度チェック!不用品回収HP必須コンテンツリスト30

お客様が「ここなら大丈夫」と確信するために必要な情報を網羅しましょう。

会社への信頼性・許認可

□ 会社概要・代表挨拶
□ スタッフ顔写真
□ 古物商許可番号
□ 廃棄物収集運搬業許可
□ 遺品整理士の有無
□ 損害賠償保険の加入
□ 個人情報保護方針
□ 所在地(Googleマップ)

料金・サービス詳細

□ パック料金表(詳細)
□ 単品回収料金リスト
□ 追加料金の条件明記
□ リサイクル家電料金
□ 買取対応ジャンル
□ 対応エリアマップ
□ 作業事例(ビフォーアフター)
□ 積載量の目安写真

アクション誘導・その他

□ LINE見積もりボタン
□ 電話番号(タップ発信)
□ 即日対応の可否
□ 夜間・早朝対応
□ お客様の声(手書き等)
□ よくある質問

不用品回収HP制作のよくある質問(FAQ)

業者様からよくいただく、Web集客の悩みにお答えします。

Q1. ゴミ屋敷の写真を載せても引かれませんか?

載せるべきです。ただし、「汚いまま」ではなく「こんなに綺麗になりました!」というビフォーアフターとして載せましょう。ゴミ屋敷に悩むお客様は「怒られないか」「断られないか」と不安なので、「どんな状態でもプロとして対応します」というメッセージになります。

Q2. 料金を詳しく載せると、他社に安く真似されませんか?

真似されるリスクよりも、お客様からの信頼を得るメリットの方が大きいです。価格だけで選ぶ客層はクレームにもなりやすいため、適正価格を明示して「納得してくれるお客様」を集める方が、経営は安定します。

Q3. LINE見積もりは導入すべきですか?

必須です。電話をするのが面倒、または怖いという層を取り込めます。写真を送ってもらえば現地の状況もわかるため、当日のトラブル(思ったより荷物が多い等)も防げます。

Q4. 「積み放題」という言葉は使わない方がいいですか?

使っても大丈夫ですが、「※規定量を超えた場合は別途」などの注釈が必要です。最近は「〇〇パック」や「〇〇プラン」という言い方の方が、スマートで誤解を招きにくい傾向にあります。

「正直な業者」が勝つためのWeb戦略

悪徳業者は、ホームページの内容が薄く、会社概要を隠したがります。
だからこそ、情報をオープンにし、スタッフの顔を出すだけで、圧倒的な差別化になります。

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